SSブログ

もう一度見ておこうと寄った [コペンハーゲン 2014 夏]

どうだったっけ・・・

どんなふうになったかな・・・

と、近所でもするようにふと寄ってみる。

何度も目にして愛着がわいてくる街の一角。

dmkjl5d7.jpg
話は再び7月に行ったデンマーク旅。 コペンハーゲン5日目は晴れ。

dmkjl5d1.jpg
まだ雲は多いものの、青空が見えてるのは気分がいい。

ホテルを出て、Nyhavn ニューハウンを撮る。 この赤い壁の建物が・・・

dmkjl5d2.jpg
・・・デンマークの童話作家H.C.アンデルセン(1805-1875)が住んだことがある家。

と、コペンハーゲンの旅話で紹介してたのだけど、
このプレートを、前回来た時に見逃していたので撮りたかったのだった。

dmkjl5d3.jpg
対岸にはアンデルセンも見たであろうカラフルな家並み。 カフェやレストラン。 

にも同じ角度で撮っている。
あの時はクリスマスの屋台が出ていて、カフェのパラソルが隠れていた。

dmkjl5d4.jpg
コペンハーゲン滞在中はずっと曇りや小雨で薄暗く、今回7月に来て、やっと5日目に青空となり。

このまま真っすぐ歩いて、
王様の新広場という名のKongens Nytorv コンゲンス・ニュートーゥへ。

そこは・・・

dmkjl5d5.jpg
・・・まだ引き続き工事中だった。 

微妙に道路閉鎖の場所も異なってて、工事の進行はしているみたい。
工事現場の見学展望台から、しばらく作業を眺める。

dmkjl5d6.jpg
工事現場の壁アートも新しく別のものに変わっていた。 

黒い小扉を開けるとカラフルな色。 そこに通りを行く人々が書いたメッセージが。

そして、最初の写真のHotel D'Angleterre ホテル・ダングレテールの横を抜けて、
ショッピング通りのストロイエを歩く。

dmkjl5d8.jpg
途中、デパートILLUM イルムの角を右へあがると、青銅の塔。

dmkjl5d9.jpg
ズームしてみると、あらよっ、って感じの人もいた。

dmkjl5d10.jpg
その先へ進むと、やがて見えて来たのが目的地、Rundetaarn ラウンド・タワー

にも来たのだけど、あいにくの雨に強風で、Kamoさんに傘をさしてもらって撮っていた。
だから、Kamoさんも撮りたかっただろうなと今回晴れた日を狙って再訪。
・・・あの時はカメラが濡れるのが嫌で仕舞ったままだったみたい。

dmkjl5d11.jpg
なだらかな坂道をぐるぐると螺旋状にあがっていく。 展望台まで7.5周+少しの階段。

ちょっとは近道かな、との内側寄りを歩いてみたり。 

dmkjl5d20.jpg
には改修中だった中心部分も公開されていた。 怖々とのぞき見る。

ラウンドタワーはもともと天文観測、学生対象の教会大学図書館の3つが備わった建築物。

1807年、英国コペンハーゲンを4日間爆撃したとき、
大学図書館の蔵書を袋詰めにして、の中心のこの空洞へ放り込んで守ったという。

dmkjl5d12.jpg
展望台からはコペンハーゲンがぐるりと一望できた。 白い骨組みは温室

dmkjl5d13.jpg
いい天気。 しかも暖かい。 

右の塔は、Sankt Petri kirke 聖ペテロ教会
四角い塔と緑の丸屋根のは、Vor Frue Kirke 聖母教会
左の時計台があるのは、Københavns Rådhus コペンハーゲン市庁舎

dmkjl5d14.jpg
左下に見える道を歩いてラウンドタワーにやって来た。 薄らと分かる青銅が、あらよっ、の人がいたところ。

右から順に見ていくと:

ストロイエの通りにあるHelligåndskirken 聖霊教会
その左奥、Christiansborg Slot クリスチャンスボー城

そして、その左に遠く小さく見えてる塔をズームすると・・・

dmkjl5d15.jpg
・・・クリスチャンハウンにある改修工事中のChristians kirke クリスチャン教会の塔。

そして、手前にBørsen 旧証券取引所。 4匹のドラゴンの尻尾のネジネジの塔

さらにその左側には・・・

dmkjl5d16.jpg
・・・ほぼ毎回登場してるかもしれない元・Sankt Nikolaj Kirke 聖ニコライ教会の塔

その左奥に小さく見えてるのが、
対岸のクリスチャンハウンにあるVor Frelsers Kirke 救世主教会

この前の日に上っただ。

フランスの作家 Jules Verne ジュール・ヴェルヌの物語、
"Voyage au centre de la Terre" 『地底旅行』の挿絵にも出て来たネジネジの塔

dmkjl5d17.jpg
曲線を描く柵の影がまた美しく。

風景写真にちらりと写り込むその柵は、かなり低そうで危なっかしく見えるけど・・・

dmkjl5d18.jpg
・・・実際は、その手前に背の高い柵がもう1つあるのだった。 

風景は隙間からレンズを出して撮影。 人は写ってないけど、本当はかなりの賑わい。

dmkjl5d19.jpg
だけじゃなく、オレンジ色の屋根のお家も可愛いので見逃せない。

心地よい日差し。 やっと、少しはらしく感じられるような気温。
しばし展望台で日光浴を堪能した後、下へ向かった。


コペンハーゲン5日目、どんな1日になるかしらね。

nice!(39)  コメント(14) 
共通テーマ:旅行

nice! 39

コメント 14

ぴーすけ君

屋根がAラインスカートっていうか、反っている姿がかわいいですね。
by ぴーすけ君 (2014-11-04 20:52) 

チョコローズ

どの写真も絵になって素敵ですが、個人的には5枚目の写真が好きです。
そのまま絵葉書にできそう。いや、絵画みたい。
本物を一度は目にしてみたい、あこがれの風景です。
by チョコローズ (2014-11-04 22:42) 

めぎ

図書館で爆撃に怯えながらも書物を守る人たちの様子が心に浮かびます。
そうやって守ったものをあとで回収して、あれはどこだっけ、あれは守れたんだったっけ・・・などというようなこともあったんだろうなあ。
いつまでも書物があるべき場所で読む人を待っていることができますように。
by めぎ (2014-11-05 01:47) 

ねこの手

ねじねじの塔も印象的でしたが、
今回のラウンドタワーもいいですね。
戦争時のお話も素敵です。
by ねこの手 (2014-11-05 05:55) 

ハリネズミ

「あらよっ」の人物像、おもしろいなぁ。
屋根の先端にこんな飾りをつけようと思いついた人のウィットに拍手^^。
どのお家の屋根にも見える煙突がうらやましく。
お部屋の中にはペチカもあるんでしょうね。
薪ストーブは手入れが大変と聞いてあきらめましたが、
イミテーションの煙突はうちもやっぱりつければよかったかなぁ・・・・。
1本30万円という見積りに断念しましたが^^;。
同じ街も季節や天候でまったく違う雰囲気を味わえますね♪。
by ハリネズミ (2014-11-05 10:13) 

ami

あらよっの像は、妖精?魔法使いかなー。
頭に角がありてに杖らしき物を持っているようにも。

建物の色合いも可愛らしいですね。
楽しく暮らせそう。
by ami (2014-11-05 11:07) 

engrid

この空洞に投げ込んで、大胆にして素晴らしい
でも取り出すの、大変だったろうな、なんて思ったり、、
オレンジ色の屋根も可愛らしいな
煙突が、いいよね、サンタさんが屋根をひょいひょいってね
by engrid (2014-11-05 17:04) 

母ちゃん

この辺りにはびっくりするほど高いビルは無いんですね。穏やかな雰囲気がいいですね~♪
by 母ちゃん (2014-11-05 20:27) 

ameya

カラフルでかわいくてほんと何度見ても見飽きない街ですね。
by ameya (2014-11-06 07:30) 

アールグレイ

アンデルセンの童話は,色々読んで身近に感じる外国の作家です。
生家となると,その家にm興味深いです。
カラフルな家並み、美しいですね。
ネジネジの塔のフェンスでしょうか
曲線がきれいで、映る影もいいですね^^
by アールグレイ (2014-11-06 18:38) 

miffy

ニューハウンのカラフルな街並みが青空に映えて綺麗ですね~
やっぱり晴れた天気の方が景色も美しく見えますね。
ラウンドタワーの中心部、いけないことだと思うけど、何か投げ込んでみたくなります。
by miffy (2014-11-06 23:26) 

ナツパパ

コペンハーゲンも平たい街なんですねえ。
塔に登ってここまで見晴らしが良いと、登り甲斐がありますね。
by ナツパパ (2014-11-07 20:19) 

けん

Inatimy さんって結構ヨーロッパに行かれてるのですか?
自分はフランスしか行ったことなくて、次はイタリアかスペインでと思ってしまいます。でも写真みてるとデンマークって良いところですね(^^
冬は激さむなのかな-?
by けん (2014-11-08 14:40) 

Inatimy

→皆さま「もう一度見ておこうと寄った」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。同じところでも楽しかったところは再度行っても面白いですね〜。知ってる場所という安心感もあって。季節も違うから、全く同じでもなく、ほどよく変化が^^。角度を変えてモノを見るのも新鮮。

→ぴーすけ君さま
直線じゃない、それだけでも雰囲気が違ってきますよね。Aライン・・・昔持ってたお気に入りのコートがそうだったなぁ・・・。

→チョコローズさま
どこ撮っても絵はがきや絵画のようなシーンになる街でした^^。オランダからほんの1時間のフライトで、似てるようでもまた違う趣のある国。 不思議な感覚で散歩してました。子供の頃にTVで見たチボリ公園が忘れられなくて、ずっと憧れだったコペンハーゲンだったのでした^^。

→めぎさま
ちょうど隣接の教会の上が大学図書館だったところで、今はショップがあり、企画展の開催される大きなフロア。そこに砲弾で穴のあいた書物も展示されてました。全部守りきれなかった悔しさもあったでしょうねぇ。電子ブックもある今の世の中ですが、本として残っていくものもずっと受け継がれていってほしいです^^。図書館の独特の匂い、好きなんです。

→ねこの手さま
上からの眺め、ぐるりと見渡せる開放感は爽快でした♪ 階段だと大変だなと思うところですが、滑らかなスロープで案外すんなり上まで^^。 夏の期間は天文観測もしてるようだし、ここから見上げる夜空もいいでしょうね〜。

→ハリネズミさま
「あらよっ」の像のバランス感覚、見事です。あの丸屋根の下もどうなってるのか気になるところ。煙突だったり換気口だったり、屋根についてるのっていいですよね〜^^。でも暖炉は案外煙突から風が吹き込んできてギリギリ使わない時期がツラいとか。蓋が閉まるようになってても。しっかし、イミテーションの煙突で1本30万円とは・・・。オランダではガソリンスタンドなどで薪売ってますが、日本だったらホームセンターかしら。

→amiさま
あらよっの像何なんでしょうね〜。どんな話に登場するのかしら。裸なのに靴下と翼の生えたヘルメット着用で、左手に銭袋みたいなのもって、右手には魔法の杖みたいなの・・・不思議です^^。

→engridさま
砲弾で穴の空いた本も展示されてました。全部は入りきれなかったか、間に合わなかったんでしょうね。何としてでも守りたい大学の貴重な書物だったんだろうな。すごく深い空洞でした。覗くの怖々・・・。煙突がいくつもある屋根ですが、サンタさんが入れそうな大きなものはなく、小さなプレゼントの箱くらいかしら^^;。

→母ちゃんさま
古い街の真ん中のエリアなので、高層ビルはちょっと離れたところにあるのかも。有名建築家がデザインした高層ホテルとかあったはず^^。

→amryaさま
屋根瓦が同じ色というのも統一感があっていい感じ。街を見渡した後、のんびり座って日に当たるのも心地よく^^。昔の王様が建てたラウンドタワー、現在も観光に一役かってます♪

→アールグレイさま
アンデルセン童話を読んだらもっともっとデンマークの良さが分かるでしょうね〜。まだちゃんと読んだことがなくて・・・^^;。ニューハウンはアンデルセンおおきに入りの場所のようで、紹介した場所の他にあと2カ所ほど住んだ家があるそうです。曲線の美しいフェンスはラウンドタワーのです^^。

→miffyさま
晴れた空の下で見るコペンハーゲンの街並は違いますね〜^^。帰る前に晴れて暖かくなってよかったです。やっと夏休みらしい感じに。ラウンドタワーの中心部、投げ込んでみたくなる心理を先読みしてか、ちゃんと透明のガラスか強化プラスチックの蓋がされてました^^。落ちないと分かっていてものぞき込むのは怖々・・・。 

→ナツパパさま
コペンハーゲンの地形も極端な凸凹はなかったです。オランダの平地に慣れた身としては、それも有り難く^^。ラウンドタワーも階段ではなく、なだらかな坂道だったのがヨカッタかな。ブラブラと歩いてるうちに上まで到達。ずっと最高気温が低く肌寒かったけど、この日は快適でした♪

→けんさま
旅行ではドイツが多いかな。ドイツの道路地図、目をつぶってページを開いて指差しした街を含むようにふたりでルートを決めて現地でレンタカー旅。他、オーストリア、スペイン、ポルトガル、チェコ、フランス、オランダ、ベルギー・・・などですが、旅行の他Kamoさんの仕事の都合で転々と住んでたり。私はついていってるだけなので、何の功績もないですが^^;。いつも休みは住んでるところの近場を日帰りで。ゆえ冬&夏デンマーク旅は10年近くぶりにふたりでする旅行だったという・・・。2013年冬のデンマークはそんなに寒くなかったですよ。我が家がコペンハーゲンを選んだ理由が、アムステルダムからフライト1時間あまりで行けて、空港から市内までメトロで15分という便利さ♪
by Inatimy (2014-11-10 17:47) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。