お城の余韻を楽しむ

秋の思い出といえば、

幼稚園児だった頃に行ったお芋掘り。

当時、「おおきな おおきな おいも」という絵本が好きだった。

あと、ウクライナ民話の絵本「てぶくろ」。

1年前の10月中旬に行ったKasteel De Haar デ・ハール城。　そのお話には続きがある。

お城を去ったあと、まっすぐに家路につかなかったのだ。

Haarzuilens ハール・ザウレンスに寄った。　それはすぐ近く、お城の東1kmくらいにあるところ。

そう、お城の大庭園を造るために、教会を残してあとは移動したというあの村。

8年前にデ・ハール城に行った日も、帰りに寄ったんだったな。

で、そこで、お茶する。　これは、Kamoさんオーダーのショコメル。　

チョコレートミルク、いわゆるココアみたいなもの。　生クリームたっぷり付きにするのが美味しい。

私は左に見えてるトニックウォーター。　運ばれてくると、たいてい逆に置かれる・・・。

一緒にパンケーキも頼んだ。　ここのは、具材が上に並ばず、生地の中に混ぜて焼かれるタイプ。

Kamoさんは、De Brink（村の緑地広場）。

ベーコン、ハム、チーズ、玉ねぎ、パプリカ、マッシュルームなどが入ってて・・・まるでお好み焼き風。

私のは、Hawaï（ハワイ）で、ハム、チーズ、パイナップル。

テーブル中央に置いてる黒い容器は、Stroop ストロープ（糖蜜）で、頭が青いのは粉砂糖。

おかず系のパンケーキにも、ストロープをかけると美味しい。

レストランのある広場の周りには、煉瓦造りのおしゃれな家がいっぱい。

前記事でも述べたデ・ハール城の再建を担当した建築家、

Pierre Cuypers ピエール・カウパースによって主に設計された村だからというのもあるのかな。

だんだんと日が傾いてきた。　広場の中央に見えるのは・・・

・・・手動で水が出るポンプ。　煉瓦作りで、てっぺんに街灯までついてる。　1951年に設置されたもの。

タイル部分に赤と白。　ハールザウレンスの村の紋章にも、円柱と菱形が。　

蛇口のところ。　タイルの鳥の絵も愛らしい。

日本のお風呂屋さんで蛇口のあるところをカランと言うのは、オランダ語かららしい。

オランダ語では kraan クラーン。　蛇口の他に、クレーンの意味もある。

17:45頃の陽の光。　右端に見えてる建物が・・・

・・・さっき食べていたレストラン。　その名も 't Wapen van Haarzuylen ハールザウレンの紋章。

ここも赤と白が装飾に。

ちょうど、端の赤いクッションが見えてるテーブルのところに座っていた。

8年前もテラス席で食べた気がする・・・と、写真を見返してみれば、

その時は、Kamoさんがポテトフライ付きのクロケット（俵型のコロッケ）、

私はマッシュルームのパンケーキだった。

お城の余韻・・・そしてオランダの食文化を楽しんだ1年前と8年前。

やっぱり、我が家は食欲の秋だなぁ。

皆さんが好きだった絵本は、どんなの？

タグ：カフェ・レストラン

コメント 12

チョコレートミルクに山盛りの生クリームで
温まりそうです。
木々の黄色がきれいですね。
by luces (2015-11-16 08:03) 

ショコメルのてんこ盛りの生クリーム、スゴーイ！
これだけの量からしてお砂糖はほとんど使ってない生クリームかしら。
ときどきアイスのカフェオレを頼むと生クリームがついてることがあって、
ダンナさんに食べてもらってます、私は＾＾；。
香ばしそうに焼きあがったパンケーキ、おいしいんでしょうね♪。
ほんと、おかず系のはお好み焼みたい。
by ハリネズミ (2015-11-16 10:03) 

ウクライナ民話の絵本「てぶくろ」大好きです！
好きだったというか、今も好きな絵本がいっぱいあります＾＾
ブログのタイトル「小さなおうちとコトリの来る庭」も
バージニア・リー・バートンの絵本「ちいさいおうち」をイメージしています
　
今の時期には、「スノーマン」もいいですね～
by mitu (2015-11-16 11:29) 

お芋掘り 行きましたね〜
いつも その日は 茶粥にしてお芋入れてました（＾＾）

by (。・_・。)２ｋ (2015-11-16 11:48) 

山盛り生クリーム入りココアにクッキーを浸して食べると美味しいですよね～
おかず系のパンケーキ食べたいです♪
レンガの建物、好きです。
日本だと地震が心配で無理かもしれないけど・・・

子供の頃にどんな絵本を読んでたのかはほとんど覚えてないけど
マザーグースやグリムの童話はよく読んでました。
by miffy (2015-11-16 22:57) 

素敵な時間が流れていますね♪
私が好きだったのは、乗り物の絵本。
乳母車、自転車、電車、特急、新幹線、と少しずつ紹介される乗り物が早くなっていく絵本でした。
育ったところは新幹線がなかったので、とても憧れていました。
by めぎ (2015-11-17 06:34) 

カランの語源！そうだったんですね！勉強になりました。
手動ポンプの塔（？）が素敵*
ショコラメル！？すごい！！飲んで（食べて）みたい♪

絵本すべてが好きですが、小さな子どもに読み聞かせした時の
子ども達の反応を見るのが１番好きです♡
by momo (2015-11-17 09:04) 

逆に置かれる現象・・・♪身に覚えが・・・＼(^o^)／
お家素敵ですね～！！
こんなお家に住んでいたら毎日が楽しそうです。
他のものも可愛過ぎて心ときめいてしまいました。
あー、この田舎の住宅街から脱出したいです（切実）。
ツマ。
by kaname (2015-11-17 18:54) 

素敵な村ね
おかず風パンケーキ、おいしそう、ピザかお好み焼き
でも、蜜をかけていただくから、パンケーキかな
此方にもあればいいのにな、、
のんびりした雰囲気のなか、くつろげますね
by engrid (2015-11-17 22:21) 

→皆さま「お城の余韻を楽しむ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。子供の頃は、お城のお姫さまに憧れたりする子でもなく、買ってもらったおもちゃで一番のお気に入りはレゴでした＾＾；。絵本も多くは図書館で♪

→lucesさま
生クリーム無しにすると、なんだか寂しげで＾＾。ココア系には、生クリームやマシュマロが合いますよね〜。まだまだ見頃はこれからのようでしたが、緑と黄色の葉でどちらも楽しめました♪

→ハリネズミさま
生クリーム、そんなに甘くないかな・・・私でも平気だし。時には、林檎のタルトに生クリームと楽しんでます。・・・・それか、慣れちゃってマヒしたか＾＾。パンケーキ、お店によって具の入れ方も焼き具合も変わってきますね。私が好きなのは、森林公園にあるパンケーキで、具材は上に、ハム＆チーズ。カリカリ系です♪

→mituさま
あ、一緒、一緒♪　ウクライナ民話の絵本「てぶくろ」は、いいですよね〜。「ちいさいおうち」も読みました。お家がらみでいくと、「そらいろのたね」も面白かった。「スノーマン」の作者の絵本で「さむがりやのサンタ」も子供の頃読んで気になってて、働き出して最初に買った絵本がこれです＾＾；。

→ (。・_・。)２ｋさま
茶粥にお芋♪　絶品ですね〜＾＾。私の母は、天ぷらが多かったかな。あと甘く煮たもの。面倒くさがり屋の私は、ラップに包んでレンジでチンが多いです＾＾；。

→miffyさま
生クリーム乗っけたショコメル、私は真冬に飲むくらいかな。ケーキなどと一緒の時はWで甘いのは苦手なので珈琲が多いけど。オランダでもガスの採掘による地震が北部であって、レンガの建物にヒビが入ったりと問題が。マザーグースやグリムの童話を読んでらしたとは、すごい。私は未だにどれがクリムでどれがアンデルセンのか、混乱・・・＾＾；。

→めぎさま
乗り物の絵本とは目の付け所が違いますね〜。新幹線、乗ったのって大人になってからかもしれない・・・出張で＾＾；。日本も今では新幹線の路線の数も増えましたね〜。どんどん便利になって。日本に一時帰国する時、公共交通機関に乗るのもドキドキ。終点だったところから、さらに先に延びてたり、別のルートもできてたり・・・。

→momoさま
日本語の中にひっそりと見えるオランダ語、なかなか面白く＾＾。ショコメル、夏はアイスでも楽しめます♪読み聞かせ・・・私は母にしてもらえなくなり。あまりにも頻繁に質問するので。昔ってどのくらい前？おじいさんとおばあさんの名前は？あるところってどこ？って具合で＾＾；。その分、自分で読もうと早く文字を覚えたそうですが。

→kanameさまのツマさま
逆に置かれるの、以前記事に書かれてましたよね〜＾＾。こんなレンガ造りの家、素敵ですよね〜。でも、オランダの家、日本とは違って床下がないんです。地面に直接だから、冬は床からじわじわと冷え冷え・・・。床暖房があったら快適に暮らせそう♪

→engridさま
オランダには、他にポッフェルチェスという一口サイズのパンケーキみたいなのがあります。こっちは何も入ってなくて、上からバターと粉砂糖。焼く機械がたこ焼き機の浅いものみたいので親近感＾＾。お城の庭と近所の村、のんびりと楽しめた1日でした♪
by Inatimy (2015-11-20 20:36) 

ぐりとぐらのケーキシーンが大好きだったな。
by カエル (2015-12-23 12:19) 

→カエルさま
ぐりとぐらのケーキ、だれか焼いてくれないかしら♪　たまには、食べるだけがいいなぁ。
by Inatimy (2015-12-29 00:57)