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南アジアの料理と食後の散歩 [アルクマール 2015 夏]

オランダで異国の料理に舌鼓。

遠くのアジアに思いをはせる。

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2015年7月中旬、アムステルダムからへ列車で向かった街、アルクマールの話の続き。

ホテルにチェックインし、どこで夕飯を食べるか作戦会議した後、再び出かけた。

何軒か、付近の食べるところを見て回り、店先に掲示してあるメニューに目を通す。
ふたりの意見はすぐ一致。 結局、宿の真向かいのお店へ。

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ここは、インド&スリランカ料理のレストラン。 スリランカ料理はまだ食べたことがなかったので。

Kamoさんは、Raal Culampu と言う海老のカレーみたいなの。 ラールクランプ? 何て読むんだろ。
黄色いバスマティライス、これまたカレーみたいなインゲンのおかず付き。

手前にあるのは、私のオーダした海老Idiyappam Biriyani イディ・アーッパ(米麺)ビリヤニ。 
炒めたビーフンみたいなのを海老のカレーと食べる。 豆のおかずもついてた。 美味しかったな。

そう・・・ふたりとも海老が好き。

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あと、キャベツや人参のサラダみたいなのも付いていた。 飲み物はマンゴラッシーに。

奥に見えるお皿は、Kamoさんが盛り付けたもの。 なんて几帳面なんだろう・・・。

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食後も散歩。 東へと歩く。 だから、まだまだ日が高く明るい。 お店は18時には閉まってるけどね。

白いのは、山羊乳でできたチーズ。 奥の黒いコーティングは、さらに熟成が進んだもの。

ハチミツかけて、ルッコラ松の実とともにパンに挟んでたべるのがすごく美味。

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靴屋さんで見た派手な靴。 メタリックな青、緑、赤の靴。 ベルトと揃えるのがオシャレなんだろうな。

1734年創業のオランダの靴メーカー、Floris van Bommel フローリス・ファン・ボメル
日本が第8代将軍徳川吉宗が治める時代にできた靴のメーカーなんだなぁ・・・と調べてみたり。

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昔の魚市場だったあたりを超えたところで、小路を抜ける。 教会のそばにあった切妻屋根の家。 

1663の年号入り。 日本は江戸幕府が始まって60年経った頃。 今度は第4代将軍徳川家綱の時代。
鎖国中だったけれど、オランダは通商関係があったというのも興味深いところ。

窓に教会煉瓦の壁が映る。
Kapelkerk と言う教会だったかな。 直訳すると礼拝堂教会チャペル教会。 

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出てきた道をさらに東へと歩くと、窓辺で古いミシン多肉植物に擦り寄られてた。

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家の前、窓や玄関の上から覆うように茂ってる白いバラ。 

敷かれた煉瓦の隙間の狭い地面から生えてるのにすごい生命力。 ベンチでのんびりも心地いいだろうな。

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次の運河が見えてきたあたりで、窓辺にを発見。 

カメラのストラップをチラつかせて、しばし、遊んでもらう。

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道路脇、右の運河の方に出っ張っているのは、1622年に建てられた

Accijnstoren アクサインストーレン。 直訳は物品税の塔
ここで徴収された物品税は当時、街の重要な収入源だったそう。

・・・ちなみに1622年は、日本は第2代将軍徳川秀忠の頃。

この通りは、Bierkade ビールカーデ。 直訳は、ビール埠頭
昔、輸入ビールが陸揚げされてたところだったからきてる模様。 たくさん税金かかったのかなぁ。

この辺りで引き返そう。 進路を写真の左へとり、西へ。 

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何歩か歩いて、すぐに対岸に気になるものを見つけた。 街路樹の左右に一つずつ。

の方へ戻って、あっちの道へ。

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街路樹に見つけたのは、家の正面にあったGevelsteen ヘーフェルステーン。 

番地のなかった頃の家の目印

手に持ってる水差しみたいなのは、当時のビールのジョッキで。
縄で編まれたようなものは、ワラで編んだ養蜂箱を逆さにしたものらしい。

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街路樹に見つけたのは、小路。 ふとフェルメールの絵を思い出す。 この小路1676年だって。

オランダの画家、Johannes Vermeer ヨハネス・フェルメールは1632年のデルフト生まれ。
亡くなったのは、1675年12月15日・・・ということは、すごく惜しいすれ違い。 

あと2週間ほどで1676年だったのに・・・
って、デルフトアルクマールって地理的にもかなり離れてるし、全く関係がないのだけれど。

で、日本はというと、先の教会のそばの1663年切妻屋根の家と同じく、第4代将軍徳川家綱の時代。

・・・と、妙なところで歴史の流れを知る。

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さらに歩いて、脇道に咲いていたピンク色のガクアジサイ。 奥のは濃いピンクの普通の紫陽花

大きな鉢植えで、壁に沿って、背の高い木と交互に置かれていた。

昔の魚市場だったところまで戻ってきて、広場の方に向かうと・・・

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・・・切妻屋根煉瓦の建物にまた家の目印発見。 今度は緑の木の下に1607の年号。

下の階の壁には、顔だけに翼のついた天使としては2番目の地位のケルビム、その下に帆船
INT VERGULDE BOOT と文字が入ってた。 INTはわからないけど、あとの意味は金箔の船

そして、その頃、日本はもう第2代将軍徳川秀忠の頃。
初代将軍の徳川家康の在位は1603〜1605年の2年2ヶ月だそうな。 思ったより短い。

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19:30過ぎ、計量所の裏の通りを抜けて、宿に戻っていった。

ほんの1時間ほどの食後の散歩
我が家のって、つくづく歩いてばっかりだな。



オランダ国内旅行だけど、食べ物でスリランカまで旅したようなお徳感あり。
2日目へと続きます^^。


皆さんは、旅先で何食べるか、好み分かれる?

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コメント 12

mitu

鉢植えアジサイの使い方がステキですね
コガネムシみたいな靴はどんな人がはくのかな('_')
by mitu (2016-03-15 22:04) 

luces

歩く旅は小さな発見が沢山あって楽しいと思います。
by luces (2016-03-15 22:26) 

(。・_・。)2k

養蜂箱 昔は編んだ物だったんですね
勉強になります

by (。・_・。)2k (2016-03-16 11:02) 

ナツパパ

いつもいつも記事を拝見して思うのだけれども、ホント素敵な街並み!
ずっとこういう街並みの中で暮らしてきたのですよね。
景観を大事にしようとする心は、そういう中から生まれたのだろうなあ。
by ナツパパ (2016-03-16 11:56) 

ハリネズミ

エビはわが家でも人気の食材^^。
ぷりっぷりの歯ごたえが貯まりませんよねw。
いつもInatimyさんのブログで拝見する壁に這わせるように植えたバラ、
ほとんど土の部分が見えなくて、どうやって植えたんだろうって不思議。
小さな小枝を挿し木して育てたのかなぁ。
by ハリネズミ (2016-03-16 12:49) 

カエル

ミシンと多肉植物にうっとり。好きだわこういう異文化交流。
海老私も好き。
by カエル (2016-03-16 12:59) 

アールグレイ

スリランカ料理は、まだ私も食べたことがないです。
エビを使った料理は、辛めでも甘めでも、私も大好きです。
エビ自体の味がすごくいいですよね^^
ショーウィンドウのお靴もかっこいいですね。
狭いところで置物みたいな猫ちゃんも何てかわいいのでしょう。
レンガにそう白バラ、
素敵な景色をいっぱい楽しませてもらえました^^
by アールグレイ (2016-03-16 16:24) 

めぎ

美味しく感じるものを食べるのが一番ですね♪
それも、旅のときは何かと気も張っていますから、食べたいと思うものを食べればホッとして力も湧いてきますしね。
我々は旅先の地元のものを食べることが多いですけど、それはもともとそれを食べたくて(または飲みたくて!)そこへ向かうことが多いからかな。
次回の旅先も、お目当ては飲み物です。
by めぎ (2016-03-16 20:22) 

miffy

スリランカ料理は野菜たっぷりで美味しいですよね~
旅先で食べるのはその土地の名物が良いな~
観光客向けでなく地元の人がたくさんいるお店を選びます。
白バラの咲いているお家に見覚えがあるのは気のせいかな?
窓辺の猫ちゃん可愛いですね♪
by miffy (2016-03-17 21:44) 

engrid

お野菜がたくさん、ヘルシーな感じがするわね、スリランカ料理
お皿に盛り合わせ、カラフルでいいな、カレーは辛いのかしら?
ビックリなピカピカなお靴、どんな方が、どんな服装で履かれるのかしらね、興味津々、ディスプレーようでないのね、
建物がいろいろ、一緒にお散歩してる気持ちに、あじさいもセンス良い配置で、楽しいわ、白いバラは、モッコウバラみたい
by engrid (2016-03-18 00:43) 

TaekoLovesParis

靴屋さんに歩く人が映りこんで面白いと思ったら、猫の後ろにも景色が入りましたね。海老のカレー、私も大好き。
by TaekoLovesParis (2016-03-18 23:05) 

Inatimy

→皆さま「南アジアの料理と食後の散歩」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。スリランカ料理、ビーフンみたいな米麺にカレーを合わせるの、案外いけますね^^。給食のカレーうどんは苦手だったのになぁ・・・不思議。

→mituさま
遠い昔に日本から来たであろう紫陽花、今ではオランダのあちこちで見かけます^^。気候や風土にあってるのかも。我が家にも2鉢♪ ふふ、<コガネムシみたいな靴>、見事な表現。ぴったり。古い街並みのお店に斬新な靴・・・どんな人が履くんだろう^^。

→lucesさま
小さな街だと車が通れない道も多いので、安心して歩けますね^^。ぶらぶらと気に向くままに楽しめました♪

→(。・_・。)2kさま
ワラで編んだ養蜂箱、かっこいいですよ〜。植物園などでも見かけたことがありました。日本の「猫ちぐら」にも似てて興味深い対象♪

→ナツパパさま
煉瓦の耐久性や地震がほとんどないことも影響してるんでしょうね^^。郊外の方へ行けば、新しいデザインの高層住宅もありますが、バランスよく景観を保つ姿勢は見事ですよね。

→ハリネズミさま
海老のプリプリ感は幸せですよね^^。旅先では、やっぱり海老料理。家の前のバラ、不思議ですよね・・・売ってるバラの苗木ってポットは深さはあるけど親指と人差し指で円を作ったくらいのサイズだから、そのまま隙間に突っ込んで植えてるのかしら。それとも煉瓦をのけて土を入れて敷きなおしてる?想像、いろいろ膨らみますね〜^^;。

→カエルさま
日当たりのよさそうなショーウィンドーに古いミシンがいくつかと多肉。ちょっとした温室みたいで^^。海老、普段は小海老ばかりしか買ってないから、旅先では大きな海老を堪能♪

→アールグレイさま
海老の旨味はたまりませんよね^^。なんでも美味しく感じてしまう。ガラス越しにあるちょっとした世界が散歩途中の楽しみの一つで、ショーウィドーや窓の猫、ついつい目で追ってますね^^。旅先で見る、暮らしの中への植物の取り込み方も参考にさせてもらってます♪

→めぎさま
旅先では、家で自分が作らない料理を自然と求めてますね^^;。オランダ料理って家庭料理だから、外で食べる郷土料理みたいなのがなかなかないのも特徴。ゼーラント州は北のワッデン海ならムール貝ってなるんですが・・・。旅のおめあての飲み物、ポートワインだったんですね^^。

→miffyさま
スリランカも旅されてましたよね^^。ここのお店の方もスリランカ出身の料理人さんでした♪ 我が家も基本、その地の料理なんですが、なんせオランダ料理は家庭料理。郷土料理ってなかなかないんですよねぇ・・・。普段、家でも作ってるし。旅先の猫、一緒に遊んでくれる心優しい子でした^^。

→engridさま
スリランカ料理、とっても美味しかったです。野菜が多いのも嬉しいところ。カレーの辛さは好みによって調節してくれるのでありがたいです^^。ベルトに靴、驚くデザインと色ですよね〜。飾りでもなく、ちゃんと売ってるんですよ。これを履いてビシッと着こなせる人、すごいな。煉瓦の壁にバラ、って憧れます^^。今の我が家のベランダ、日当たり悪くって、バラには向かないみたい。

→TaekoLovesParisさま
ショーウィンドーや窓って、そのガラス越しのディスプレイや物の他に、映り込みも楽しめるので好きなんです^^。自分自身が撮った写真に入らないよう、細心の注意を払ってます♪ 海老ってどんなお料理でも美味しいですよね^^。
by Inatimy (2016-03-22 19:11) 

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