階段と坂道 [オーレスン 2017 夏]
どこに続いてるんだろう。
行ってみたいけど、人様の家につながってたら・・・と思うと躊躇する。
7月上旬、夏休みに行ったノルウェーの街、Ålesund オーレスンでのお話。 番外編。
Kongens gate コンゲンス・ガーテ(直訳:王の門 王通り)というショッピング通りを歩いていた時、
お土産屋さんとカフェの店の間に面白い空間を見つけた。
お土産屋さんとカフェの店の間に面白い空間を見つけた。
鹿らしき像があり、木も生える花壇に、赤い電話ボックス。
電話ボックスはまだちゃんと使えるよう。 最近は数が減ってるから貴重だといえる。
電話ボックスはまだちゃんと使えるよう。 最近は数が減ってるから貴重だといえる。
その後ろには、曲線の踊り場のある階段。 パッと見、バルコニー付き風。
今歩いてる道と、一つ隣の通りとの間には、坂道だけでは済まされないほどのすごい高低差があるのだ。
その名はLihaugen リーハウゲンという丘。
その名はLihaugen リーハウゲンという丘。
昔はオーレスンの街にはもっとたくさんの丘があったけれど、だんだんと削られて平地化されたみたい。
ホテルの窓からも見えていたクレーン、
その工事中のショッピングセンターのあたりも昔は丘だったとか。
ホテルの窓からも見えていたクレーン、
その工事中のショッピングセンターのあたりも昔は丘だったとか。
Lihauggata リーハウグガータ通り、
地図を見て、他の道となんか表記の仕方が違うと気になってたんだけど、まさか階段だったとはね。
地図を見て、他の道となんか表記の仕方が違うと気になってたんだけど、まさか階段だったとはね。
旅の3日目、午前に続き、その日2度目のアクスラ山から下りてきた時、その階段を通ってみることに。
展望台から下りてきて、そのふもとの公園から、まっすぐに坂道を下ると、途中から階段になっていた。
ちゃんと名前が付いてて、Tusentrappa トゥーセントラッパ。 意味は千の階段。
できたのは1930年代後半だけど、それ以前にもここに階段があったよう。
できたのは1930年代後半だけど、それ以前にもここに階段があったよう。
その古い階段の時は、ごく普通の一直線に下りてくる急な階段で、かなり危険だったらしい。
それゆえ段数も多く感じて、千の階段という名で呼ばれたみたい。
それゆえ段数も多く感じて、千の階段という名で呼ばれたみたい。
現在の階段は53段だそうだけど、それを感じさせないのは、途中で踊り場もある構造だからかな。
コンゲンス・ガーテ通りの建物の隙間から海が見えたり、木を上から眺めたり。
右にあるのがお土産屋さん。 上着やフリースなど防寒具も売っている。
左側がカフェ。 見晴台を兼ねたような踊り場とその手すりの曲線がたまらなくいい。
途中、左にある建物の2階のドアにつながっていたり。
昔の階段だった時代、人々は大変だったろうな。
目の前にそびえ立つ階段だったら、上るのにうんざりするだろうし、
うっかり足を踏み外したら下まで転げ落ちそうな階段も、おっかない。
うっかり足を踏み外したら下まで転げ落ちそうな階段も、おっかない。
今では、外階段でもあり、バルコニー風でもあり、時折足を休めて風景をも楽しめる。
普通に階段を作るわけでなく、安全を考慮した上に、
こんなデザインに作り変えたのも、遊び心があっていいな。
こんなデザインに作り変えたのも、遊び心があっていいな。
どんなところか分かって、スッキリした^^。
頂いたコメントへの返事もやっと追いつきました^^。
手すりあっても少し怖そう階段
コンクリートの薄さもちょっと怖い(^^♪
電話ボックス赤なんですね
どこも無くなりつつあるので、使えなくても残してほしいかも。
by yokotee (2017-09-12 21:00)
なんとも瀟洒でおとぎの国のような
階段ですね
でも最近膝が弱っているので
生活するとなると大変そうです(;^ω^)
by 雉虎堂 (2017-09-12 21:20)
千の階段、高齢者には、きつそうですね。
by テリー (2017-09-12 22:35)
段差のある街は見ていると面白いけれど、
生活をするのには大変そうですね。
華奢な手摺がちょっと不安だけれど、見た目スッキリで良いですね。
赤い電話ボックスは、昔のCMを思い出して懐かしいです^^
by みち (2017-09-12 23:14)
こんばんは。
ああ、ほんとにヨーロッパってきれい!古いものを大事にする心がすばらしいですね。京都を大事にしなくてはね。
by coco030705 (2017-09-12 23:26)
これだけの階段、歳取ったら大変だろうな・・・と、エレベーター無しの我がアパート暮らしとちょっとシンパシーを感じます。
でも、うちのオンボロアパートと違って、ここはお洒落ですね~
by めぎ (2017-09-13 05:11)
面白いですね
本郷辺りの階段と違ってお洒落ですよね
by (。・_・。)2k (2017-09-13 11:16)
もう少しガッチリした手すりだったら登れます!
ハイ、私高所恐怖症です(^^;
by そら (2017-09-13 13:40)
長い階段の途中に広い踊り場があると気分的にもかなり違いそうです^^
しかしどこを切り取っても絵本の中の街みたい♪
by よしころん (2017-09-13 18:49)
曲線のある階段って魅力的ですね~
脇道ってついつい覗き込んじゃいます。
行き止まりで戻ってきたことも何度かあります(笑)
by miffy (2017-09-13 20:24)
これだけそびえ立っている階段を見ると
上るのに躊躇しますね。
上ってみるときれいな景色でほっとします
by luces (2017-09-14 08:37)
こういう階段見るとワクワクする
登ってよかったなぁっていう風景が見えること
期待してね(^^)/
by snow (2017-09-14 21:53)
曲線のデザインって好いですね~
そして、一本の大きな木の緑がとっても好いですね^^
by mitu (2017-09-15 00:32)
登りたくなる階段よね
上から眺めたり、どこかの二階に通じていたり
おみせがをのぞいたりと、楽しいですね
カーブも美しい、階段がアートね
by engrid (2017-09-15 01:08)
丘の多い街なんですね。やはり、あれば登りたくなる、上がどんなになっているのか? 確かめたくなるのが階段etc etc …ですよね 笑
おしゃれな階段、なるほどです。
函館や長崎も階段が多い街ですよね、共通点はおしゃれなところでしょうか? ^^
by moz (2017-09-15 06:46)
→皆さま「階段と坂道」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。普段の暮らしではどちらともほとんど縁がなく。たまにエレベーターが点検などで止まるので、階段使うと大変^^;。
→yokoteeさま
あ、ほんとだ、踊り場の床のコンクリート、すごく薄い〜^^;。そろそろ階段が出来てから90年か・・・欧州って築200年、300年以上の家が多いから感覚が麻痺してきますね・・・。公衆電話、一時帰国した際、なかなか見つからず困りました^^;。
→雉虎堂さま
この街にいる高齢者の方々って、普段の生活で鍛えられてるのかしら・・・。少し回り道すれば坂道はあるけれど、私、それすら息切れ^^;。
→テリーさま
高齢者だけでなく、私も一気にはきつかったかも・・・。でも少し回り道すれば、坂道が。
→みちさま
海の見えるに晴らしの良い家は憧れるけど、確かに段差が多いのは暮らすには大変そう^^;。住めば少しずつ鍛えられていくかしらねぇ。手摺も言われてみれば華奢かしら。普段、ガードレールもなく、運河にフェンスもない暮らしなので、すっかり感覚が鈍ってますね^^;。赤い電話ボックスのCM、チョコレートのですね〜。
→coco030705さま
築年数が100年単位な建物が多いので、この階段はまだまだ新しい方ですね^^。京都、背の高いマンションや駐車場が増えててびっくりでした・・・。
→めぎさま
我が家も引越し先の家探しの条件に、エレベーターが止まった場合に自分たちが階段を上れる高さの階まで、というのがあります。きっとこの先、徐々に下の階になるんだろうなぁ^^;。
→ (。・_・。)2kさま
「本郷辺りの階段」で検索かけて画像探して見ました。確かに・・・一直線に長い階段よりはおしゃれかも^^。
→そらさま
私も今まで割と教会の塔など登ってきましたが、高い所は怖くて、遠景は大丈夫でも、真下は見られない方です^^;。このくらいの階段だったら、まだなんとか。 手すり、日本に比べたら細いのかなぁ。
→よしころんさま
一直線の長い階段より、途中休める踊り場がある方が体力的にも気分的にも楽ですよね^^。ほんと、絵本の中みたいで、あちこち残したいと撮ってばかりでした〜。
→miffyさま
裏道、脇道、路地裏、横丁・・・魅力的ですよね〜^^。いつも恐々、ドキドキ、ハラハラ。あまりにも怪しい雰囲気のところは無理ですが・・・。
→lucesさま
まだ建物風な階段でいいかな。一直線の階段だったら上らずに回り道して坂道を選びます^^;。
→snowさま
地図で気になってたけど、最初、どこか私有地とか家につながってたらどうしようかと上らなかったんですよ^^;。上から、坂道の途中で階段になってて構造が分かった時はすっきり。いい設計ですよね、この階段♪
→mituさま
曲線のあるデザイン、和みますよね〜。そうそう、この木があるかないかでも雰囲気が変わってきますよね。なくてはならない感じ^^。
→engridさま
一見、建物風な階段、気なるものの、最初は躊躇って。でも上るよりは下りる方が楽そうだし、後で下りる機会があってよかったです^^。曲線の踊り場がとっても印象的なデザインでした。アートですよね〜。
→mozさま
昔はもっともっと丘だらけの街だったそうですよ^^。歩いてても角を曲がったらいきなり急な坂道というのが多かってです。長崎も坂が多かったなぁ・・・駅前の風景、斜面に家がたくさん並んでたの、インパクトありました♪ 尾道も小さな細い坂や階段がいっぱいで。
by Inatimy (2017-09-15 18:12)