言葉と距離 [オーレスン 2017 夏]
あ・・・今日はお休みなんだ。
残念。
7月上旬、夏休みに行ったノルウェーの街、Ålesund オーレスンでのお話。 番外編。
店が閉まってて、誰もいないからこそ・・・
店が閉まってて、誰もいないからこそ・・・
正直に言うと、私は英会話が苦手だ。
どうしてもという必要に迫られて話すときは、
恐ろしいほどサバイバルな片言でしどろもどろになりながら、ありったけの言葉を探しつつ。
恐ろしいほどサバイバルな片言でしどろもどろになりながら、ありったけの言葉を探しつつ。
・・・ショーウィンドーが撮りやすかったりする。 バラの花の色、渋いな。
ここは、手作りガラスのお店。 ここで、葉っぱのフォルムの作品を1つ購入。
海外に住んでいるからといって英語が得意だとは限らない。 言語にも相性がある。
普段は努めてオランダ語を使うようにしているが、
初めてオランダに来た時の全く理解できなかった状態に比べるとかすかにマシになったものの、
これもなかなかうまくはいかない・・・。
初めてオランダに来た時の全く理解できなかった状態に比べるとかすかにマシになったものの、
これもなかなかうまくはいかない・・・。
お隣は花屋さんで、胡蝶蘭が元気に咲いていた。
言葉は数パーセントの聞き取り、あとの残りは状況判断と想像力で。
そう遠くないところに、私が狙ってた毛糸屋さん。 ここで2種類の毛糸を計8玉入手。
お店の人も親切で、ノルウェーの毛糸、ウール100%の毛糸がどの棚に並んでいるか教えてくれた。
オランダやベルギー以外の国では私よりはるかに英語が上手なKamoさんが主に言葉を使う係。
でも、任せっきりでは申し訳ないので、私は旅先の国の言葉を使う。
でも、任せっきりでは申し訳ないので、私は旅先の国の言葉を使う。
宿の近くにあった店は、ランプ屋さん。 真鍮っぽい。 一画には釣り道具もあった。
英語が公用語ならまだしも、そうじゃない国で、
世界の共通語として当然のように英語で話しかけたりするのはどうも気がひけるのだ。
世界の共通語として当然のように英語で話しかけたりするのはどうも気がひけるのだ。
以前もお話したことがあるように、私自身が日本で外国人にベラベラと英語で話しかけられ、
なんだ、英語も分からないのかという態度を取られたのがすごく嫌だったから。
なんだ、英語も分からないのかという態度を取られたのがすごく嫌だったから。
まぁ、世界の人があちこちに旅する今の時代、
観光客を受け入れる側の多くの人は英語だけじゃなく他の言語も堪能だったりするし、
そんなこと気にしないのかもしれないけれど・・・。
観光客を受け入れる側の多くの人は英語だけじゃなく他の言語も堪能だったりするし、
そんなこと気にしないのかもしれないけれど・・・。
組んだ竹をロープで結んで、上から吊り下げて。 S字フックでかけてあるのもアイデアものだな。
なので、今回の旅でもノルウェー語をメモっていった。
簡単な挨拶と10までの数字と、
メニューによく使われてる単語(これ重要、食べるのが好きな私にとっては)。
メニューによく使われてる単語(これ重要、食べるのが好きな私にとっては)。
青い建物の一番下の階に入っていたお肉屋さん。 大火災の年の1904年から続いてるみたい。
窓には牛、カモ、ウサギ・・・取り扱うお肉の種類も多いのかな。 バカンス中らしく閉まってた。
旅の言葉は最低3語、こんにちは、ありがとう、さようなら。
できれば、お願いしますもあったらいいかもしれない。
このくらいなら、なんとか覚えられる。
軒下にレコードが貼り付けてあったお店。
レコードやプレーヤーなどの音楽関係の機材やさんかと思ったら、いろんな雑貨が並んでる。
今回の旅でも、お店に入る時やスーパーのレジで、こんにちはのHei(ハイ)で始まり、
見せてもらったり何かしてもらった時には、ありがとうのTakk(タック)、
どうもありがとうのTusen Takk(トゥーセンタック)、
どうもありがとうのTusen Takk(トゥーセンタック)、
店を出る際、帰り際にさようならとHa det bra(ハーデブラ)で締め。
ショッピングモールの雑貨屋さん。 カフェオレボウルなのか、小ぶりな丼鉢なのか・・・。
この店で、トロピカルな風味のバリ・ナイトの茶葉を買った。
相手にも、外国から来た者がたどたどしくも現地の言葉を喋ろうとしてる、と映るのか場が和む。
そして私自身もその笑顔にホッとするのだ。 その国との距離がより縮まった気がする。
ユーゲントシュティール・センター(アールヌーボーの博物館)のショーウィンドー。
理髪店のサインポール模様に髭のオジさまが気になって。
Angry Norwegian というメーカーの髭のお手入れセットだったみたい。
オイル、ワックス、専用のクシ、ハサミなどなど・・・伸ばすと髪の毛同様、髭も大変なのね。
あちこちの国に引っ越して、下手くそな言葉で話す私は何度も聞き返されたり、
分からないと言われたり、からかわれたりもした。
分からないと言われたり、からかわれたりもした。
それもあってか、異国の言葉を話すときはドキドキするけど、
失敗しても割りとショック慣れしてきてるかもしれない^^;。
失敗しても割りとショック慣れしてきてるかもしれない^^;。
これで夏休みに行ったノルウェーの街オーレスンのお話は終わり。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました^^。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました^^。
安野みつまさ、谷内ろくろうさんの絵でしか、北欧みたことないです、いいなあ。
言葉は、外国では適当にやってます。
by KOME (2017-11-10 22:34)
正直に言うと、僕は日本語も苦手だ!
外国語なんてもっての外(^^♪
映り込み面白い絵になってますね
ちょっと撮ってみたい!!(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾
by yokotee (2017-11-11 00:35)
全部ガラス越しの写真!!楽しいです♪
色とりどりもわくわくします。
Inatimyさんのセンスがすてき。
今日仕事関係で台湾にお住まいだった日本人がお越しでしたが
中国語殆んど話せなくても10年住めました、とおっしゃっていました。
Inatimyさんの状況判断と想像力のように
言葉に頼らなくなったら色々な能力が目覚めそうですね!
それもいいかも・・・♡
ツマ。
by 竹口要 (2017-11-11 02:02)
いいですね!
その現地に溶け込もうっていう姿勢が
きっと相手に伝わるんじゃないかな(^^)/
コミュニュケーションだもんね
by snow (2017-11-11 06:31)
言葉が解らない方が、一生懸命気持ちを伝えようとお互いに努力するのかもですね^^きっと、Inatimyさんの気持ち伝わっていると思います
日本にいても、日本人同士なのに言葉も気持ちも通じないことも^^。
by mitu (2017-11-11 08:02)
ウインドウの中、楽しいですね〜
妹は毎年ベルギーに仕事で行くので
フラマン語?とかを話せるのかな?
フランス語も解るらしいし以前、
東京で外人に道を聞かれた時には
ペラペラ英語で説明してて私は隣で唖然と
してました・・私は日本語でも精一杯です・・
by oko (2017-11-11 08:21)
旅行記が終わると、とうとう夏が終わってしまった気がしますね・・・
でも、とっても素敵な夏の旅でしたね!
私が最近オーストリアによく行くのは、言葉を気にせず楽に旅ができるというのも大きいかも。
by めぎ (2017-11-11 08:26)
フォトジェニックな街ですね
素敵(^^)
by (。・_・。)2k (2017-11-11 09:22)
私は外国には行きませんが英語はせめて聞き取れるようになりたいんですよねぇ!
あと英字新聞なんかを読めるようになりたいなぁ(^^)
by そら (2017-11-11 18:55)
先日、外国の方に
路を尋ねられたので
片言の英語と日本語で説明したら、
「ありがとやっしたっ」と
元気にお礼を言われてなごみました(*'▽')
by 雉虎堂 (2017-11-11 21:22)
私もとりあえず挨拶とありがとう、これいくらですか?だけは
覚えていくようにしています。
発音が少々間違えていても自分の国の言葉で話しかけてくれると
うれしいみたいで少しだけ対応が違うような気がします。
後は笑顔さえあれば手ぶり身振りでなんとかなりますよね~
by miffy (2017-11-11 21:54)
とってもいいお話、
三つの言葉、日常でも大切ですもの、自然にいえたらいいな
笑顔で、、
ランプのお店、素敵、、張り付いてみてしまいそう
ガラスの葉のフォルムは、何色なのかな、、
by engrid (2017-11-12 00:34)
ノルウェー語って初めてききました。何語の系統なのかしらね。
前にポルトガルに旅行に行った時、高校で仲良しだった友達と一緒だったら、朝、いきなり「ボンディア」、「えっ?」「ポルトガル語でおはよう、よ」
お互いに覚えたポルトガル語を使ってみては、くっくと笑ってました。
だって、こんにちは、が「オーラ」なんですもの。笑っちゃう。
by TaekoLovesParis (2017-11-12 21:27)
わー♡ 映り込みのショーウィンドウシリーズ、
どれも絵葉書にしたいぐらい素敵♡
スケートの選手が日本のインタビューに答えてる時、
挨拶の二言三言に覚えたての日本語話してるの見ると
すごく好印象で応援したくなります(笑)
Inatimyさんのそういう心がけ、とっても素晴らしいと思います♪
私は販売という職業柄、お店側であることが多いですが、
笑顔で「ありがとございます」って帰って行かれると、とっても温かい気持ちになります。
by momo (2017-11-16 09:19)
→皆さま「言葉と距離」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。言葉って私の場合なかなか上達しなくって、ボビンレースの際のオランダ人のおしゃべりにもちっともついていけず^^;。そういう話か・・・と分かった時にはもう次の話題へ・・・。
→KOMEさま
北欧は過去にデンマークで夏休み。今回のノルウェーは初めてで^^。暑いのが苦手なので北に向かったという。安野光雅さん、いいですよね〜。子供の頃から好きでした。だまし絵とか、天動説の絵本とか。
→yokoteeさま
日本語、次々と新しい言葉が出てきて、すっかり取り残されてます。日本のTV番組は画面に文字がたくさん出てくるので大助かり♪ ショーウィンドー、撮るの好きなんです^^。不思議な世界で。
→竹口要さまのツマさま
ショーウィンドー魅力的ですよね〜♪ 挨拶だけで、なんとか過ごせてて・・・そうなんですよねぇ・・・言葉の不思議。なんか雰囲気で何言ってるのか想像ついたりして、でも、答えられないのがもどかしい^^;。先日もスーパーで見知らぬおばさまに、これ、どうやって食べるのか教えて、って話しかけられたりして・・・。
→snowさま
英語で通すのも、無言で済ますのも申し訳なくって、どうせ英語も下手くそだからと、旅でも引っ越しでも着いた時からその地の言葉にチャレンジです^^;。なかなか挨拶以上には進展しないんですけどね。努力と結果が正比例だったらいいのになぁ。
→mituさま
なんとかして伝えなきゃと、身振り手振り、表情、あらゆるものを駆使して・・・って感じなんですけど、今の時代、スマホで翻訳とか簡単にできるんですってねぇ・・・ガラケーな私^^;。日本語でも、異国の言葉でも、お互いが歩み寄るって大事なんだとしみじみです。
→okoさま
フラマン語ってオランダ語と似てるけど単語が微妙に違ったり、発音もオランダ語に比べると転がるような響き^^。妹さん語学が堪能なんですね〜、すごいなぁ。私も、日本語が怪しいです・・・どんどん漢字も忘れるし・・・。
→めぎさま
そうなんですよ、気づけばすっかり晩秋・・・夏は遠い思い出に^^;。ドイツ語圏の旅だとめぎさんは楽々ですね〜。我が家の場合だとスペイン語圏になるけど、夏は暑いしなぁ・・・40℃越えは無理。
→ (。・_・。)2さま
オーレスン、街並みがとっても綺麗で、ショーウィンドーを撮るのも楽しめました^^。
→そらさま
聞き取りって難しいですよねぇ・・・TVで英語のドラマだとオランダ語の字幕が出るんですが、英語のセリフも理解あやふや、字幕読むのも追いつかず、すごく慌ただしいです^^;。英字新聞、TimeとかNews Weekですね。あれが辞書なしでスラスラ読めたらいいなぁ・・・と私も夢です^^。
→雉虎堂さま
「ありがとやっしたっ」・・・すっごく口語的で馴染んでますね^^。見事だ♪ 「どういたしやっしてっ」って答えたくなるなぁ。
→miffyさま
確かに地元の言葉だと対応が違うときがあるかも^^。チェコでもお土産やさんでロシア人がロシア語でお店の人とやりとりしてて、その後に並んでた私がたどたどしくチェコ語を話すと、お店の人、すごくにっこりして優しかったですよ。
→engridさま
3つの言葉、母国語でも大事なベースとなるものですよね^^。あとは、メニューに出てくる単語も役に立ちました、旅先の食事がすごく楽しみな私には。ガラスの葉っぱの器、お抹茶色、オレンジ色、緑とありますが微妙にニュアンスが異なる色で、いくつかありましたよ。
→TaekoLovesParisさま
ノルウェー語は、ゲルマン語派の1つのようです。デンマーク語に似てますね。単語を見てるとオランダ語に通じるようなところも微かにあったり。ポルトガル語はスペイン語とフランス語のミックスした感じの音ですよね^^。スペイン語でも「オラ」で、ニンニクは「アホ」、牛は「バカ」、脇の下が「ソバコ」で、そば粉?って大笑いしたことが^^。
→momoさま
ショーウィンドーが好きで、旅先や出先でいつも気になると撮ってます^^。オーレスンは家並みも美しかったので嬉しく。学生の頃のようにはいかず、もう単語をたくさん覚えられないけど、挨拶くらいは努力しないと申し訳なくってね^^;。お互いに歩み寄るのって大事ですよね〜。自然と感謝の言葉が出るようになりたい。
by Inatimy (2017-11-17 03:48)