観氷さんぽ <後篇> [街並み・アムステルダム]
冬の青空。
陽射しを暖かく感じることもないほど冷たい空気が優勢・・・。
陽射しを暖かく感じることもないほど冷たい空気が優勢・・・。
3月初め、寒波でかなり気温が下がった週、午前中にひとり、散歩に出かけたお話の続き。
※ 前篇の話は、こちら。
※ 前篇の話は、こちら。
ムント塔からぶらぶらと Amstel アムステル川沿いを歩いて、
南へと流れが変わる辺りでBlauwbrug ブラウ橋(青い橋)を超えて対岸へ渡り切った後。
南へと流れが変わる辺りでBlauwbrug ブラウ橋(青い橋)を超えて対岸へ渡り切った後。
写真は、川に続くNieuwe Keizersgracht 新カイゼル運河に架かる木造の跳ね橋。
その跳ね橋からアムステル川を眺めたところ。 船が通る道だけ開けて、再び氷が水面を覆う。
点々と見えるのはカモメ。 手前にいるのは白鳥。 色からすると若そう。
点々と見えるのはカモメ。 手前にいるのは白鳥。 色からすると若そう。
太陽の光があっても、まだマイナス5℃くらい。 体感温度はマイナス15℃ほど。
しばらく歩いては撮るの繰り返し。 岸辺には大小、ボート色々。
あっちの運河沿いの切妻屋根の家並みもいいな。
冬だから見える建物たち。 夏は街路樹が青々と生い茂って、よく見えなくなるからね。
冬だから見える建物たち。 夏は街路樹が青々と生い茂って、よく見えなくなるからね。
小さく見えてる橋が、渡ってきた青い橋。
Hermitage Amsterdam エルミタージュ美術館アムステルダム別館の前の幅広い桟橋からの眺め。
柵も何もないので、落っこちないように気をつけて。
柵も何もないので、落っこちないように気をつけて。
この風景の中に、ガイドブックにも載っている有名なところがある。 わかるかな、船の向こう。
それは・・・
・・・アムステル川に架かる木造の橋の一つ。
車は通れない。 通行可能なのは、歩行者、自転車だったかな。
橋の名前は、Magere Brug マヘレの跳ね橋。
この橋の下をボートでくぐる時にKissすると永遠の愛で結ばれる・・・という話もある。
実際に、試してるボートに乗ったペアも見たことがある^^。
実際に、試してるボートに乗ったペアも見たことがある^^。
紹介した2本の木造の跳ね橋・・・大きな船が通る時は、もちろん開閉する。
※ この辺りの夏の様子と跳ね橋が開閉する様子がある記事は、こちら。 ← クリックでその記事へ。
マヘレの跳ね橋からさっき歩いていた辺りを見る。 左奥にある尖塔は、Zuiderkerk 南教会。
右の大きな煉瓦造り、国旗がある建物がエルミタージュ美術館アムステルダム別館。
右の大きな煉瓦造り、国旗がある建物がエルミタージュ美術館アムステルダム別館。
マヘレの跳ね橋の姿。 橋は長いけど、開閉する部分は中央のごく一部。
以前あの狭い幅を大きな船が通り過ぎる様子は見ててドキドキものだった。
以前あの狭い幅を大きな船が通り過ぎる様子は見ててドキドキものだった。
川に張った氷に、かすかに映った姿もいい感じ。
船も入れてみる。 マヘレの跳ね橋、夜になるとライトが点灯。
※ マヘレの跳ね橋の夜景があるお話は、こちら。 ← クリックでその時の記事へ。
橋の全景を撮った後、再び渡って元の岸へ戻り、南下を続ける。
平坦な街で珍しく坂道。 これは、運河に架かる橋。
低地が多いオランダは陸地と水面の差が少ない。
なので橋に近づくにつれ道路が坂道になっていたり、橋そのものが湾曲して作られたり、
開閉しない橋は、なるべく橋の下を船が通りやすいようになっている。 大型の船は無理だけど。
開閉しない橋は、なるべく橋の下を船が通りやすいようになっている。 大型の船は無理だけど。
橋から南を見ると、Amstelsluizen アムステル閘門。
元は、潮の干満の影響を受けるアムステル川と運河の水位の変化を改善するために作られたものだそう。
船が通る川の中央以外、見事に凍ってる。
カモメがペタペタと歩いたり、のんびり座り込んでいたり。 お腹、冷えないのかなぁ。
カモメがペタペタと歩いたり、のんびり座り込んでいたり。 お腹、冷えないのかなぁ。
ほら、対岸の橋、両側が坂道でしょ。
アムステル閘門の横を通り過ぎながら、対岸の家並みを。
この辺りは、最近、何度か来たことがあるエリア。
この辺りは、最近、何度か来たことがあるエリア。
見覚えあるかな・・・左に見える橋は、Hogesluis ホーヘスラウス。 これも中央が跳ね上がる橋。
ちょうど赤い運河クルーズのボートが来た。 でも低いから、そのまま通り抜け。
ちょうど赤い運河クルーズのボートが来た。 でも低いから、そのまま通り抜け。
1月・2月にこの辺りへ来た時のお話は、こちら。 ← クリックでその時の記事へ。
さて、そろそろ帰ろう。 ひとり散歩、1時間余り歩いたかな。
氷のある風景、存分に堪能。
氷のある風景、存分に堪能。
夜、PCで写真を見たKamoさんが悔しがったのは、言うまでもない。
仕事中、青空のもと、運河や川が凍った様子、すごく気になってたみたい^^;。
ま、派遣された調査員、記録係ということで。
ま、派遣された調査員、記録係ということで。
みなさんだったら、氷点下5℃の中、凍ってるところ見に行く?
諏訪湖で氷をかき分けながらボートに乗ったのを思い出します。
忘れることができません(^^)
木曽三川にも閘門があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/船頭平閘門
ここは釣りでよく行きます。
by riverwalk (2018-03-13 23:54)
氷ってますね!
それにしても橋のしたでキス、ロマンチック♪
by そら (2018-03-14 06:57)
本当に素敵な景色ばかり。
これを見られなかったカモさんに同情します・・・
by めぎ (2018-03-14 07:30)
オホホホ~
もちろんですよ(笑)
by よしころん (2018-03-14 07:43)
キスすると永遠に結ばれる...その時ふと拒んだりしたら...
なんかドラマになりそうだなあ、などと(笑)
ほら日本人はシャイだから、という言い訳は通じるのだろうか。
by ナツパパ (2018-03-14 09:44)
昨日テレビでマイナス50℃の街(ロシア・ヤクーツク)に住む日本人を探しに行くという番組を視ました・・・海も凍っていました
氷の世界、しっかり装備をして見に行きたいと思います・・・けど
脳みそ凍ってしまいそうですね^^。
by mitu (2018-03-14 10:23)
氷の上にカモメさんが・・・
ホントにおなか痛くなりそうです・・・
by oko (2018-03-14 11:56)
水面が凍る様子、きれいで素敵。
この季節ならではッて感じですね~
東京は、急に春になって 花粉がすごいことになってます^^;
by ぴーすけ君 (2018-03-14 12:11)
こういう川が、凍っている景色も、いいですね。
by テリー (2018-03-14 22:17)
お散歩したくなりますね、悔しがるお気持ちわかるわ
カモメが氷の上を、楽しそうに、、
ニコニコそちゃいます
冬は 葉が茂ってないから建物の姿がよく見える
跳ね橋、、舟が通るまで待って眺めたくなるわ
by engrid (2018-03-15 01:21)
こんな素敵な景色を見れるのなら少々の寒さは我慢します。
でも、一人で見るよりも誰かと一緒に見たいです~
by miffy (2018-03-15 21:07)
久し振りの青空だったのでしょうか、いいですね。
by KOME (2018-03-15 21:41)
こんばんは。
寒そうですが、空気がきれいな感じですね。中ほどのお写真の赤い自転車が印象的です。
by coco030705 (2018-03-15 21:47)
見に行きます♡
ぺたぺた歩くカモメ、かわいいー^^
空気が澄んでいて、空も美しいですね♪
by 初夏(はつか) (2018-03-16 06:35)
絵本に出てきそうな木橋、素敵☆
今しか見えないって思うと、寒くても見に行くかもです♪
by みち (2018-03-17 18:23)
派遣調査員どの、調査ご苦労様でした 笑
アムステル川ってこんなに凍るんですね。 ^^;
カモメがペタペタってすごいなぁ~!! 策のないところは本当に危険ですよね。落ちたら大変です。十分注意してください。 ^^;;;
by moz (2018-03-18 09:20)
→皆さま「観氷さんぽ<後篇>」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。氷点下だとワクワクしつつ散歩に出かけるけれど、逆に30℃超える暑い日は絶対外には出ないだろうな・・・^^;。氷や雪、霧氷に匹敵する暑い日の見所がないのもあるけれど。
→riverwalkさま
私も諏訪湖のお話はとっても印象的だったので覚えてます^^。日本にも案外身近なところに閘門があるんですね〜。どんなお魚が釣れるんだろう♪
→そらさま
凍ってましたよ〜。こんな風景が見られるなんて、お得感たっぷりな寒い日でした^^。船に乗って橋の下でキスとか、橋の下でひざまづいてプロポーズとか、いろいろあるみたいですよ♪
→めぎさま
ここまで凍るのはここ数年滅多にないから、いい風景が見られて良かったです。Kamoさん、あまりにも悔しがっていたので、翌日、一緒に散歩に出かけ、運河スケート見学でした^^。
→よしころんさま
いつも極寒な風景の写真を美しく収められてるよしころんさんにとっては、氷点下5℃なんて、まだまだ序の口、朝飯前ですね^^。
→ナツパパさま
橋の下でのキスを拒否・・・ふふ、ひょっとしたらありそうな^^。でも、めげずに、ボートで行ったり来たり何度も橋の下を通過したりして。
→mituさま
マイナス50℃・・・これはかなり重装備な防寒じゃないと無理そう^^;。冬の散歩は帽子必須ですね。かき氷食べた時みたいに、キーンと痛くなったりするらしいから。私、ウールの帽子にさらに上着のフードをかぶってましたよ^^。
→okoさま
氷の上をペタペタ歩いていたり、座り込んでいたり、しもやけにならないのかしら、なんて心配^^;。散歩中の犬を見ても、素足が寒そうで・・・って、犬ぞりの犬たちって裸足ですよね。
→ぴーすけ君さま
こんな風景は滅多にないだろうと、いそいそと出かけました^^。寒くても寒時しか見られない光景ですものね。こちらも杉じゃないけど、木の花粉が飛んで、車が粉まみれですよ・・・。
→テリーさま
水路や運河だけじゃなく、川まで凍るの、見ごたえありですね^^。海でも流氷のようになってたそうです。
→engridさま
歩いていると、次から次へと気になるものが登場し、一瞬寒さも忘れます^^。跳ね橋は、夏の晴れた日のほうが船の行き来も多いので、跳ね上がること、多いかも。
→miffyさま
そうなんですよね、一人より二人。Kamoさん、仕事休めたら一緒に散歩できたのになぁ。でも土日はどちらも二人で出かけましたよ^^。冬の風景求めて。
→KOMEさま
晴れた日も多かったんですが、すぐに曇ったり、雪がちらついたり。ここまで快晴になったのは久々だったかな。冬至よりもはるかに太陽が高くまで上がって、光が明るくなりました^^。
→coco030705さま
キーンと冷たい空気、すっきりしてましたよ^^。同じように写真を撮る人も割といて、目が合うと微笑んでくれたり。赤い自転車、すごく暖かそうに見えて撮りました〜。
→初夏(はつか)さま
白鳥やカモメ、船に慣れてるのか、なかなか退かないんですよ^^;。パンをあげる人もいて、かなり集まってきてました。
→みちさま
今ではいろんなタイプの跳ね橋があるけれど、木造の両側に上がるレトロな跳ね橋が一番絵なるかな^^。季節ごとに見られる風景も違うので、その時その時を残してみたくなりますね〜。
→mozさま
アムステルダムに住んでいたレンブラントも、このアムステル川を舟で郊外へと出てスケッチ散歩したようですよ^^。当時も冬はこんな風に凍っていたのかも。柵がない、オランダではごく当たり前のようによくあることので十分に気をつけてます^^;。道路と歩道の間にはガードレールもないし。
by Inatimy (2018-03-21 19:42)