教会に入ってみる [ロッテルダム 2018 春]
どこかでお見かけしたような・・・
・・・あ、シンタクラースさんだ。
4月中旬、Rotterdam ロッテルダムに1泊2日で旅したお話の続き。
シンタクラースは、サンタクロースとはまた別人。
※ シンタクラースとそのパレードのお話のある記事は、こちら。
※ シンタクラースとそのパレードのお話のある記事は、こちら。
キューブハウスを見て、宿にチェックインした後、再び出かけたのは・・・
・・・壁に像がたくさん並ぶところ。 ローレンス教会。
正式名称は、Grote of Sint-Laurenskerk 大教会もしくは聖ローレンス教会。
後期ゴシック建築の建物。
後期ゴシック建築の建物。
初めての街を訪れた際には、たいていその地の大きな教会にも行く。
古くからあるから、その街のことも知ることができるし、静けさや、高さのある空間が心地よく。
古くからあるから、その街のことも知ることができるし、静けさや、高さのある空間が心地よく。
普通に外で空を見上げるよりも、不思議と、より天に近い場所のような気がする。
周りの大きさに比べ、自分が小さく感じられるからかな。
周りの大きさに比べ、自分が小さく感じられるからかな。
さっきのような、像の展示コーナーがあったり・・・
・・・本がたくさん並んだ図書コーナーもあった。
内陣から見た弧を描く部分。
左端に見えるのは小さなパイプオルガン。
オルガンケースは1720年のもので、中身は1962年と割と新しい。
オルガンケースは1720年のもので、中身は1962年と割と新しい。
高いところには・・・
・・・3枚のステンドグラスがあった。 海をモチーフにしてあるみたい。
翼廊と身廊が交差するクロッシングのあたりから見たメインのパイプオルガン。
1973年のオルガンで、7,600本のパイプがあるよう。 重厚そうだ。
1973年のオルガンで、7,600本のパイプがあるよう。 重厚そうだ。
クロッシングで見上げた天井。 石造りや煉瓦造りの教会でも、屋根だけは木造なのだ。
この教会も、1940年のナチスドイツによる爆撃で損傷を受け、火事になった後、
1952年から1968年にかけて修復されたよう。
1952年から1968年にかけて修復されたよう。
翼廊にあるパイプオルガン。
1539年のオルガンケースで、内部のオルガンは1959年のものだそう。
1539年のオルガンケースで、内部のオルガンは1959年のものだそう。
彫刻がキレイだった墓標。 金色のトライデント(三叉槍)を持っているのはポセイドンかな。
真ん中で横たわってる方が主のWitte de With ヴィッテ・デ・ウィス(1599-1658)。
オランダ艦隊の海軍大将だった人らしい。
オランダ艦隊の海軍大将だった人らしい。
墓石の上は恐れ多くて、どうも、歩いたり踏んだりできない・・・。
マッチョでツヤツヤな。
あれこれ展示されてる中で、興味をそそられたのは・・・
・・・箱の仕掛け。 何がどう動くのか知らないけれど厳重そうだ。
蓋には2カ所、細長の穴が空いてる。
蓋には2カ所、細長の穴が空いてる。
ひょっとしてこれは、寄付金を入れる箱? 日本語では献金箱というらしい。
オランダ語では、Offerblok オファーブロック。
オランダ語では、Offerblok オファーブロック。
これいっぱいになる程、集まったのかな。
短い柄や長い棒の先に小袋がついたものもあった。
オランダ語では、Collectezak コレクテザック。 日本語だと、献金袋かな。
オランダ語では、Collectezak コレクテザック。 日本語だと、献金袋かな。
キャンドルを灯す場所もあり。
現在はプロテスタントの教会としての他に、コンサートやイベント会場としても使われているのだとか。
最初に建てられてから1572年まではカトリックの教会だったよう。
最初に建てられてから1572年まではカトリックの教会だったよう。
塔の高さは64m。 天気が良ければ、塔に上ってみるのもいいかも。
ガイド付きで、4月〜9月の水曜と土曜だったかに上まで行けるらしい。
ガイド付きで、4月〜9月の水曜と土曜だったかに上まで行けるらしい。
日本のお寺や神社は、植物園みたいだな、とふと思った。
境内で建物とともに梅や桜、ツツジ、紅葉などが楽しめる。
境内で建物とともに梅や桜、ツツジ、紅葉などが楽しめる。
聖書には林檎、イチジク、ブドウなどたくさんの植物が登場するのに、
教会の周りでそれを見かけることもない。 不思議だな。
教会の周りでそれを見かけることもない。 不思議だな。
薄暗く曇った空の下、ロッテルダムの街散歩は続く。
日本の神社仏閣などではそろそろ花菖蒲が見頃?
睡蓮も咲き出して、紫陽花のツボミが色づく頃かしら・・・と想像^^。
睡蓮も咲き出して、紫陽花のツボミが色づく頃かしら・・・と想像^^。
写真ても建築の壮大さが伝わって来ます
実際にその場で見た教会は圧倒される空間なんでしょうねぇ!!
by そら (2018-05-18 19:41)
オランダは、東南アジアからの香辛料などの交易で、多大の利益を上げ、一時は、世界で一番裕福な国になったのですよね。
この教会も、そうした、利益で、作られたのでしょうね。
by テリー (2018-05-18 23:16)
色々と見甲斐のある教会ですね。
木の天井が新鮮です。
by めぎ (2018-05-19 06:10)
シンタクロースの話 懐かしいですね(^^)
赤い車 カッチョイイなぁ って覚えてました
by (。・_・。)2k (2018-05-19 08:09)
重厚ですね。
教会、キャンドル灯す時間帯もいいでしょうね。
by KOME (2018-05-19 18:52)
シンプルだけど雰囲気のある教会ですね。
天井が素晴らしいですね。
今年の日本はすべての花が2週間から1か月早く咲いています。
季節が違う花が並んで咲いていたりもしてますよ~
by miffy (2018-05-19 21:10)
教会のステンドグラスが好いですね~
きのう、家事をしながらハリー王子の結婚式のテレビ中継を見ました
大きな教会のステンドグラス、5月の景色の中の馬車パレード・・・
まるで、お伽噺の世界のようでした\(◎o◎)/!
by mitu (2018-05-20 05:52)
素晴らしい教会ですねぇ。
屋根だけ木造というのも不思議で素敵。
パイプオルガンの音色を想像しています♪
by よしころん (2018-05-20 07:37)
歴史を感じる深さがありますね・・・
by oko (2018-05-20 07:39)
すっごくステキな教会。
パイプオルガンの音
とても美しく響くのでしょうね(*´ω`*)
ココロ 洗われそうです。
by kabu (2018-05-20 09:27)
キャンドルの灯り
優しくて キレイだなぁ~(^^ゞ
by DON (2018-05-20 12:24)
壁に掛かっている像、1体1体をじっくり観たくなりますね。
ロウソクの黄色い明かりがイイですね。
大きな教会の、天井の高さに圧巻されますね。
by みち (2018-05-20 15:44)
→皆さま「教会に入ってみる」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。きっと昔はこの教会の塔が街で一番高かったんでしょうね。今ではユーロマストというタワーが185mで、この街では一番のよう。
→そらさま
天井、すごく高いですよ^^。今はプロテスタントの教会としてなので、装飾は少なく、シンプルな感じ。
→テリーさま
東インド会社の利益もあるのか、はたまた信者からの寄付のおかげなのか^^。
→めぎさま
今まで行ったオランダの教会って、ゴシック建築でもヴォールトの天井より、こんな木造の方が多いかもしれません^^。それもまた美しく。
→(。・_・。)2kさま
あの赤い消防車、かっこいいですよね、覚えてくださってて嬉しいです^^。オランダの車のメーカーだし。
→KOMEさま
山がないオランダではレンガの教会が多くて、石造りの教会はかなり珍しく、リッチだったんだなぁ、と^^。キャンドルの灯りもホッとしますね。
→miffyさま
木造の天井にも、温もりが感じられていいですよね^^。花、例年より早く咲いてるんですね。夏、ますます蒸し暑くなるのかしら・・・^^;。
→mituさま
我が家も、そうだそうだと、TVつけて、あちこちでレポートしてる、ハリー王子の結婚式の様子を見てました^^。ウェディングドレス、シンプルで、クラシカルで、すごく良かったですよね。
→よしころんさま
オランダは山がないので、石が貴重なんですよ。それもあってか、木造の天井の教会が多いように思います^^。木を使うのも温もりがあっていいですよね。パイプオルガン、大きな空間だし音響良さそう♪
→okoさま
昔はカトリック教会だったそうだから、その当時はもっといろんな装飾や像があったのでしょうね。今はシンプル^^。
→kabuさま
パイプオルガン、木造の天井と一体感がありますよね^^。きっと、すごく音響がいいかも、こんなに大きな空間だと♪ ここで開かれるコンサートも、音がいいでしょうね〜。
→DONさま
キャンドルの灯り、ふんわりとした温かみ、いいですよね^^。きっと夜、暗くなった時にはもっと雰囲気が出るのかも。
→みちさま
彩色が施された像、なかなか見応えありましたよ^^。この反対側の壁にもたくさん並んでいました。大きな空間だと、冬は寒いだろうなぁ・・・と思うも、最近オランダの教会って、床暖房だったりするので、もしかしたらココもそんなに寒くはないのかも。
by Inatimy (2018-05-22 22:02)