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植物模様、光と色彩 [街並み]

の先っぽよりも高く、
気分爽快な


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5月上旬、Delft デルフトに出かけた日の続き。
魚市場で、ぷりっぷりな海老の揚げたのとポテトを食べた後、市庁舎の横を抜けてマルクト広場へ出た。

大小2つずつの尖塔を持つ建物は、Maria van Jessekerk マリア・ファン・イェセケルク
向かうのは、あの教会


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広場の途中で遭遇したのは馬車・・・というより馬車鉄道風な感じのもの。
オランダ語では、Paardentram パールデントレム。 直訳は、馬トラム

その向こうにそびえてる塔の建物は、Nieuwe Kerk ニーウェ・ケルク・・・新教会
の高さは108.75mで、1381年に建てられたゴシック様式教会

デルフト観光で有名なのは、この新教会とこの日修復中だった旧教会
でも、今回向かうのは、さっきのMaria van Jessekerk マリア・ファン・イェセケルク
右端にちょろっと短い塔が見えてるところ。

中に入ると、正面扉の上には・・・

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・・・青衣をまとったマリアさま。 そして天使

興味深いのは、周りの植物装飾。 
バラかと思ったら葉っぱが違うので、よく見たらトケイソウ(時計草)だった。


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壁には、十字架を背負って、そして磔になるキリストの聖書の話が順にレリーフになっていた。
写真のは、ルカによる福音書23章28節


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片隅にはキャンドルを灯す場所が。 左奥に見えてるのは、洗礼盤かな。


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講壇の天井画が見事でね。 の上を飛ぶ白いの姿も。

中央の二人の周りには、顔に翼が複数対生えた天使3人と、楽器(ハープ、リュート)を持った天使2人。

そして4つの丸の中には、左上から時計回りに人、ワシ、ライオン、雄牛が描かれてる。
これは福音書記者の象徴で:
(マタイ)、ワシ(ヨハネ)、ライオン(マルコ)、雄牛(ルカ)。

ローマカトリック教会なので、装飾がこってり系。


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翼廊の両端には大きなステンドグラス。 そこには聖人の姿が。


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どちらも特にバラ窓にあしらわれた植物装飾が美しい。


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トリミングしてみた。

葡萄、麦らしきもの、紫の花、黄色い実なのか花なのか、白いユリ、赤い花・・・
聖書に出てくる植物なのかな。 ちゃんとした名前がわかったら、面白いだろうのになぁ。

次に行く時は、双眼鏡、持って行こう。


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火のついたアラジンの魔法のランプ急須っぽい)みたいなオイルランプを持った天使。 
周りにも植物装飾。 何か赤い花のツボミかな。

その下にもランタナみたいな集合花の植物にインコが止まっていたり。


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天井の高いところにも、が。 どうやって描くんだろう・・・描いてから取り付けるのかしら。

後で絵を描くなら、足場を組むのも大変そうだ・・・高い所が怖い画家さんだと無理だな。

煉瓦作り教会だけど、天井木造らしい。


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かなり天井までの高さがあるのが分かるかな。 

パイプオルガンの下には、青衣のマリアさまのステンドグラスのあった正面エントランス。
あの辺りはショップになってるので、実際に入ってきた扉は右端の方。


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側廊ヴォールトの天井の美にも、うっとり。


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献金袋、発見。 オランダ語では、Collectezak コレクテザック

棒がついてて、座席の真ん中辺に座ってる人にも届く長さ・・・。


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床のタイルもおしゃれだったり。


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主祭壇の左側にあった祭壇。 

花瓶に白と黄色の菊の花が活けられていたのが、なんか不思議な感じがした、お寺みたいで。


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連続した小花模様が愛らしい。


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正面エントランスの前から見たところ。 あちこちの壁に聖人が描かれていたり。

新教会旧教会は、途中からプロテスタントの教会になったので内装はこざっぱり。
なので、こってり系なこの教会 マリア・ファン・イェセケルクも合わせるのがオススメ。

左側に見える祭壇が、さっき見てた菊の花があった祭壇
その左側に小さな礼拝堂があり、教会の一画になってるのだけれど、
昔々そこは、画家フェルメールが住んでいた家があったところ。


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正確に言うと、フェルメールの義理の母親(奥さんのお母さん)の家だけど。

そんな話もちょっと頭に浮かべながら歩くと、また楽しい。


さて、まだ帰路に着くには早すぎる。
この後はどこに行こうかな。



デルフト話、あと2回ほど。 出かけた話が多すぎて、
夏の旅の話にいつ辿りつけるやら^^;。

nice!(52)  コメント(15) 

nice! 52

コメント 15

そら

見事ですね!!
ステンドグラスも壁画も素晴らしい心が洗われそうですねぇ(^^)
by そら (2018-07-17 18:25) 

momo

ステンドグラスといい、床のモザイクといい、
何時間でも見入ってしまいそう♪
私も気になったのでググってみました。天井にどうやって絵を描いたか・・。
漆喰の教会は、足場を作ってそこに登り直接描いたみたいです。
日本の神社仏閣などは木造建築なので、地上で描いたものを吊り上げて天井に取り付けたらしいです。
この教会の天井は木造とのことなので、もしかしたら地上で描いて
あとで吊り上げたかもしれないですね。
by momo (2018-07-17 18:44) 

(。・_・。)2k

やっぱ俺の背中にある羽
天使だからなんでしょうねぇ
画と一緒の羽がありますもん

by (。・_・。)2k (2018-07-17 21:52) 

riverwalk

日本のお寺もそうですが、装飾が見ていて飽きないですね。
動物や植物が中心なのも同じですね。
そんな風に思いました(^-^)
by riverwalk (2018-07-17 22:47) 

みち

素敵な装飾がいっぱい!見ているだけで首が痛くなりそう。
天井画、もしミケランジェロのように脚立に乗って描いていたとしたら
大変!
リフォームで天井をペンキで塗るだけで大変だったもの(><)
by みち (2018-07-17 23:30) 

めぎ

素敵な柔らかい光で美しい色合いですね~
赤い蝋燭の光が暖かくてとても綺麗・・・その置かれ方でなにか世界が見えてきそうです。
by めぎ (2018-07-18 07:07) 

oko

空が青いと風景が映えますね〜
綺麗ですっっ
by oko (2018-07-18 07:14) 

luces

隅々まで凝った装飾ですね
万華鏡のようなステンドグラスが美しいです
by luces (2018-07-18 08:16) 

斗夢

ステンドグラスがいいですね!一日見ても見飽きないでしょう。
by 斗夢 (2018-07-18 12:51) 

suzu*

いっそのこと美術館であればいいのに
by suzu* (2018-07-18 15:20) 

miffy

馬車トラムのお馬さん、足が太くて可愛い♪
教会のステンドグラスも天井や壁の装飾も素敵ですね。
日本のお寺の天井画は下で書いて後で吊り下げてましたね。
木造の天井だから同じようにしているのかな~
by miffy (2018-07-18 19:57) 

ネム

凄いですねぇ・・・!
お寺の天井画は描いてから天井にあげないと、絵の具渇きの都合上どうしようもないのですが、フレスコ画なんかだと直接登って描きますよね。
でも、木造ってことは・・・どうなんでしょう?!(っていうか、何で描いてるんだろ?)
by ネム (2018-07-18 21:31) 

KOME

やっぱ、教会。
薄暗い時間帯も、見たいです。
by KOME (2018-07-18 21:36) 

よしころん

ステンドグラスに吸い込まれそう…
by よしころん (2018-07-19 09:53) 

Inatimy

→皆さま「植物模様、光と色彩」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。ふと思い出したけど、アムステルダムに聖書博物館があって、その庭に聖書に登場する植物がいろいろと植えられていたんですよ^^。行ったの、もう随分と前だけど・・・今でもその植物、あるかなぁ。

→そらさま
ここのステンドグラス、壁画類、人物がなかなか整ったお顔で、美しいんですよね^^。ステンドグラスの色使いもよくて。

→momoさま
そうか、木造のは吊り上げたんだ・・・にしても、すっごく高いところまで吊り上げて、取り付ける係の大工さん、大変だったろうなぁ・・・想像すると、背中がぞわぞ。高いところ、遠景はいいけど下見るのがダメで^^;。調べてくださって、ありがとうございました^^。

→ (。・_・。)2kさま
悪魔も羽があるけど、天使とは形が違いますもんね^^。背中の羽、お手入れ、大変でしょうね〜、ブラッシングとか。

→riverwalkさま
日本のお寺も装飾がすごいですよね。像もたくさんあるし。植物装飾もたっぷりあちこちに施され^^。欧州の人たちは、同じように日本で共通点を感じながら見てるのかも。

→みちさま
脚立では到底足りない高さがあるんですよ、ここの天井^^;。絶対下を見たら、クラクラしそうなほどの。みちさんの住まいのリフォームもすごいですよね〜。玄関の洗い出しのたたきが好きです^^。

→めぎさま
教会のキャンドル、いいですよね。周りの静の雰囲気の中で、炎がゆらゆらするのが、すごく際立つ気がして、好きなんです^^。

→okoさま
空の青さって、どこまでも高くて気分いいですよね^^。お日様の光も強く、建物の陰影がくっきりだし。

→lucesさま
ステンドグラス、万華鏡のようなという修飾がぴったりですね^^。すごく美しいものでした。

→斗夢さま
大きなステンドグラスでした^^。あまりにも細やかなので、今度来るときは双眼鏡でじっくり細部を眺めたいと思います。

→suzu*さま
ここの教会、まだまだ現役で頑張ってました^^。オランダには使われなくなった教会も多く、それらはイベント会場になってたり、本屋さんになったり、中を改造して集合住宅になってたりするんですよ〜。面白いです。

→miffyさま
馬車トラムの馬さん、いいですよね、足が太くってたくましく^^。教会の天井、すごく高かったです。木造の天井だから、同じように描いてから吊り上げてるのかしらね。今の建築技術を使って、このサイズの教会を建てたらどんな風に仕上がるのか、興味あります。

→ネムさま
お寺の天井画、描いてから上げるんですね。この教会の天井画は何で書いてあるんだろうなぁ・・・^^;。教会を建てる人って、高いところ平気なんだろうなぁ。

→KOMEさま
薄暗い時間帯・・・オランダ夏は22時くらいに日没だから、見るなら真冬かなぁ^^;。

→よしころんさま
ステンドグラス、このデザイン考えた人、すごいですよね^^。パイプオルガンの上のバラ窓もちゃんと撮ればよかったな、と後悔です・・・。
by Inatimy (2018-07-24 00:00) 

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