フィンランドの農家で [ヘルシンキ 2018 夏]
クッション、石臼、洗濯板、ブラシの日光浴・・・
・・・だったはずが、瞬時にして日が陰ってしまった。
・・・だったはずが、瞬時にして日が陰ってしまった。
洗濯板のこなれた感がいいな。
7月初旬、夏休みに行ったフィンランドの街、Helsinki ヘルシンキでの話、3日目の続き。
船が来ず、バスで向かったSeurasaaren ulkomuseo セウラサーリ野外博物館にて。
予定より遅く着いたので、全部見て回れるかどうか・・・と不安を抱えつつ。
予定より遅く着いたので、全部見て回れるかどうか・・・と不安を抱えつつ。
フィンランド西部の南ポフヤンマー県にあるクオルタネの農家の1782年の離れの小屋。
写真は上階の部屋で、この下にも部屋があった。
写真は上階の部屋で、この下にも部屋があった。
部屋の前の、ベランダっぽい廊下のようなところの丸穴から。 あっちが母屋で1825年のもの。
当時の衣装を着た係のおねえさんが立っている。
当時の衣装を着た係のおねえさんが立っている。
母屋に入ると、右側に大きな広い部屋が。 LDKに当たるよう。
調理用も兼ねた暖炉。 火加減、難しいだろうな・・・。
調理用も兼ねた暖炉。 火加減、難しいだろうな・・・。
その暖炉の上にあった。 これはネズミ捕りなのかな。
吊り下げられたオイルランプ。 緑の掛け時計が立派。 緑と赤のテーブルクロスが愛らしい。
ランプは点いてない。
敷地内の、どの展示家屋に入っても窓から入る外の明かるさだけなので、部屋の中は薄暗かった。
敷地内の、どの展示家屋に入っても窓から入る外の明かるさだけなので、部屋の中は薄暗かった。
歪み、波打ち、気泡・・・窓ガラスの不均等さも味わいがある。
SINGER シンガー・・・米国のミシンの会社だ。
Ompelukoneita オムペルコネイタが、フィンランド語でミシン(複数形)らしい。
Ompelukoneita オムペルコネイタが、フィンランド語でミシン(複数形)らしい。
Saippua サイップアは、フィンランド語で石鹸。
Sunlight サンライトは英国の洗剤や洗濯石鹸のメーカー。 今でも販売してる。
Sunlight サンライトは英国の洗剤や洗濯石鹸のメーカー。 今でも販売してる。
一番下のMyydään kaikkialla ムゥーダーン・カイッキアラは「どこでも販売されてます」の意味。
※ Google翻訳によると。
※ Google翻訳によると。
これらの新聞は壁紙として壁一面に貼られていた。 1903年や1913年と入ってたから、かなり古い。
女性が身につけているのは、当時の一般的な衣装なのかな。 オランダのに似てる。
女性が身につけているのは、当時の一般的な衣装なのかな。 オランダのに似てる。
玄関入って正面奥に1部屋、左側に2部屋(玄関寄りの部屋が狭め)、
右側は大きな1部屋で、LDKの調理用も兼ねた暖炉と緑の掛け時計やテーブルがあったところ。
右側は大きな1部屋で、LDKの調理用も兼ねた暖炉と緑の掛け時計やテーブルがあったところ。
上も下も同じ間取りのようで、1つの階に大小部屋が4つ。
LDKの部屋は他より天井が高く、その分、上の階が低くなり、屋根裏部屋に。
壁一面に新聞紙が貼ってあったのは、上の階の左側奥の部屋。
LDKの部屋は他より天井が高く、その分、上の階が低くなり、屋根裏部屋に。
壁一面に新聞紙が貼ってあったのは、上の階の左側奥の部屋。
屋根にかけられた梯子は雪下ろしのためなのかしら。
ヘルシンキの街の中の建物でもよく見かけた。
ヘルシンキの街の中の建物でもよく見かけた。
この時点で17時の閉館まで、あと3時間20分。
せめてチケットがないと入れない展示だけでも見ておこう、と目標。
せめてチケットがないと入れない展示だけでも見ておこう、と目標。
不動産広告の家の間取り図を見るのが好きな子供だったので、家を見るのが楽しく。
しばらく、お付き合いを^^;。
しばらく、お付き合いを^^;。
2018-09-28 16:00
nice!(63)
コメント(16)
何とも手作り感のある歪みのガラス、良い感じです(^^)
by そら (2018-09-28 18:41)
中山道
>茂みから盗賊が出てきて
>旅人の前にはばかるシーンに^^;
私も歩きながら同じこと想像してました(笑)
by よしころん (2018-09-28 19:02)
子供の頃、同じような洗濯板がありました。ギザギザが
小さかった。
by 斗夢 (2018-09-28 19:35)
綺麗な布がいっぱいかかっていて、面白いですね~
なんのためなんだろう・・・
結構大きな島ですものね。見るものいっぱいのはず。
全部見られたかしら~ドキドキ♪
by めぎ (2018-09-28 19:57)
母屋の色合いが、家のコトリの巣箱と同じだ~^^
by mitu (2018-09-28 21:28)
丸穴がいいですね。猫窓みたいで。
でもネズミ捕りがあるので、猫さんはいないんでしょうか(^^)
by riverwalk (2018-09-28 21:57)
可愛らしいお家ですね^^屋根裏部屋は憧れです。私も
家の間取り図を見るのが好きな子供でした。
父が建築の仕事をしていたので、たまに青焼き図面を持ち帰ることも。
あれこれ口出しして怒られました^^;
by みち (2018-09-28 23:15)
なんだか、ちょっと前まで誰かが暮らしてた、って感じがして、不思議です。
波打ちのガラス、情緒があって素敵だなあ、と思うけど、真っ直ぐなガラスが出た頃は、こんなにクリアに外が見えるなんて!と感動だったんだろうなあ。
by ネム (2018-09-29 01:18)
あの洗濯板、つい最近まで使ってました^^
子供の靴下をあらうのにちょうどいいんです。
穴からの眺めがいい感じ^^
by kyon (2018-09-29 01:49)
洗濯板、テレビや社会の教科書でしか
見た事無いです・・・・
by oko (2018-09-29 07:20)
昔の生活用品って味があっていいですよね?
骨董市なんかでも探したりしてました。
こういう施設、私も好きです。
by sheri (2018-09-29 11:19)
下から2番目の衣装
こういうカッコが普通だったんですかね?
なんか良いなぁ メイドさんみたいな衣装
by (。・_・。)2k (2018-09-29 12:48)
博物館と名の付くものは何でも興味あります。
建物だけでなく調度品や日用品も面白いですよね。
一つ一つじっくり見ていたらいくら時間があっても足りないですよね。
by miffy (2018-09-29 17:28)
手作りのガラス、いいですね。
by テリー (2018-09-29 23:22)
丸い穴からの風景
日本の鎌倉辺りみたいだな(^^ゞ
by DON (2018-09-30 11:21)
→皆さま「フィンランドの農家で」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。暖炉のそばの天井には木製のバーが何本か設置されてて、そこで洗濯物も乾かせるみたいでした^^。いろんな暮らしの中の工夫が楽しい場所でした。
→そらさま
今の時代の窓ガラスって厚みも均等でくっきり外の風景が見えますもんね。ドアだとそこにガラスがるとわからないくらいで、ぶつかってしまったり^^;。
→よしころんさま
撮影された中山道、まさに時代劇での風景がよみがえる場所でしたね。セウラサーリの島内も自然がいっぱいでしたが、生えてる木が違うなぁ・・・と^^;。
→斗夢さま
今でも洗濯板は人気だそうでうすね、小物洗いとかに。Kamoさんもプラスチック製だけど洗濯板を持ってましたよ。手洗いで汚れをピンポイントに落とせるのはいいかも。
→めぎさま
布がかかってたのは展示のためかしらと思っていたけれど、そうでもないのかしらね。干してたとか、防寒対策とか。他の展示でもよく見かけました^^。点在する建築物に魅了されてじっくり見つつ、時間も気になり・・・でも、一部修復中だったのもあったので、なんとかやりくり。
→mituさま
農家の母屋の色合い、本当、そっくりでしたね、mituさん宅の巣箱と♪ また巣作りしてくれるといいなぁ。
→riverwalkさま
ベランダ兼ねた廊下で、装飾の円窓の両側はオープンになってました^^。猫の出入りできる穴ではなかったけれど、昔もネズミ捕りと猫さんでW対策してたかも。
→みちさま
楽しいですよね、間取り図見るの^^。私の周りには建築関係の職業はいなかったけれど、父が壁を抜いたり、床を張り替えたり、家の改造してたのをよく見てたんですよ。屋根裏部屋、憧れますよね〜。しかし、スペインで屋根裏部屋に住んでたんですが、ちゃんと断熱材など入ってないと、夏は屋根からの熱で暑すぎるし、冬は恐ろしいほど寒いわで大変でした・・・。
→ネムさま
生活用品が今まで使ってたかのように展示されてて、しかも自然光の中だから本当にさっきまで暮らしてたみたいな感じでした。ところどころ縄が張ってあって入れないように区切られてはいましたが^^。ガラスも、今のは正確に作られてますよね、そこにガラスが入ってないかのように見えてぶつかったりして・・・。
→kyonさま
洗濯板、ちょこっと洗うのには良さげですね^^。旅先でも使える小さなもの、プラスチック製でしたがKamoさんが昔、無印良品で見つけて買ってました。穴から撮ろうとしたら、タイミングよくおねえさんが中から出てきました♪
→okoさま
私も木製のは、こんなに間近で見るのは、ミュージアムでだけですね^^。オランダにもこんな昔の暮らしを紹介するミュージアムがあるんですが、そこでは民族衣裳を着たおばさまが、洗濯板に昔ながらの洗剤を使って洗濯の実践もしてました♪
→sheriさま
昔の生活用品、味がありますよね^^。今の世の中ではあまりにもプラスチック製が多くて、その場しのぎのものばかり。やっぱりデザインも見た目や機能も考えたものが一番ですね。
→(。・_・。)2kさま
きっと新聞紙にある姿が昔は普通だったんでしょうね^^。オランダでもまだ地域によっては民族衣裳で暮らしてる人たちもいるそうです。日本だと着物を着る機会ってまだあるけれど、欧州ではどうなんでしょうね、民族衣裳の存在。
→miffyさま
博物館っていうのはずごくそそられる場所ですよね^^。知らないものがいっぱいで、ワクワク。特に暮らしに関するものだと身近にも感じられて、今の時代のものとどう違うのかも分かりやすいし。じっくりと時間をかけてみたいところでした。
→テリーさま
窓ガラス、本当に味のあるいいものでした。手作りの良さですね^^。正確さも時には大事だけれど、不完全さも必要なんだなと思います。
→DONさま
鎌倉に穴の開いた風景が撮れるところがあるのかしら。どんなところだろう・・・お寺とか?
by Inatimy (2018-10-03 19:28)