使われていたキッチン雑貨 [ヘルシンキ 2018 夏]
これで「たい焼き」したら、食べ応えありそう。
・・・あ、鯛じゃなくなるか。
白玉入りにしたら、何個入るかなぁ。
7月初旬、夏休みに行ったフィンランドの街、Helsinki ヘルシンキでの話、3日目の続き。
船が来ず、バスで向かったSeurasaaren ulkomuseo セウラサーリ野外博物館にて。
教会の後に入ったのは、マナー・ハウス(荘園領主の邸宅)。
フィランド南西部のTaivassalo タイヴァッサロにあった1790年頃の建物。
フィランド南西部のTaivassalo タイヴァッサロにあった1790年頃の建物。
大きなLDKの壁に掛けられてあった型が色々で。 先の魚の型もその中の一つ。
ケーキなどの焼き菓子用とか、パイ生地料理用なんだろうけれど、見慣れぬ形もあり。
ケーキなどの焼き菓子用とか、パイ生地料理用なんだろうけれど、見慣れぬ形もあり。
銅鍋、銅バケツなど。 かまどの上にはふいごが立てかけてある。
調理器具などを壁にかけたりする見せる収納ってカッコいいな。
実生活ではホコリや油汚れが気になってできないんだけど・・・。
実生活ではホコリや油汚れが気になってできないんだけど・・・。
ハートの形ができるワッフルの型。 奥にあるのは、炭火アイロン。
穴が空いてるところがコンロなんだろうな。 鍋の大きさに合わせて、輪っかで調節するのかも。
保管してあった食器類。 シブいな。 今の北欧食器のイメージとは全く異なる。
とある部屋には、キャンドルを立てて使うシャンデリア。
両手に植物を持った女性のデザイン。 キャンドル立ての下は蛇になってた・・・。
植物模様の壁紙が気に入った部屋。
ベッドは、かなり小さい。 しかも床からの高さもあり。 見てきた他の部屋のベッドもこんな感じ。
丸くなって眠るんだろうか・・・いや、上半身起こして座ったままで寝てたのかも、クッションを背に。
丸くなって眠るんだろうか・・・いや、上半身起こして座ったままで寝てたのかも、クッションを背に。
と思ったのだけれど、調べてみると拡張ベッド。 ズズズと引き伸ばせる。
よく見ると脚がダブルになってて、伸ばした時、ベッドの真ん中にも支えがあるのでしっかり。
よく見ると脚がダブルになってて、伸ばした時、ベッドの真ん中にも支えがあるのでしっかり。
マットレスも重ねて収納されてるから、床から高く見えたんだろうな。
片付けると昼間は部屋が広く使える。 昔の人の発想。 なんていいアイデア。
片付けると昼間は部屋が広く使える。 昔の人の発想。 なんていいアイデア。
この部屋は天井の塗り分けが面白かった。
カーテンとお揃いの生地のソファと椅子。 楕円形のテーブルがオシャレだ。
荘園領主の家は部屋数が多く、廊下がなくて続き間になっていた。
とある部屋では、1辺は窓で、3辺に出入り口があったりも。 ・・・使いにくいよね。
とある部屋では、1辺は窓で、3辺に出入り口があったりも。 ・・・使いにくいよね。
フィンランド西部、かつてあった西スオミ州の1700年代、1800年代の貯蔵庫。
穀物、衣類、道具などの保管用。 上の階は、夏には寝室としても使われたとか。
穀物、衣類、道具などの保管用。 上の階は、夏には寝室としても使われたとか。
これら、貯蔵庫は火事のリスクを減らすために母屋から離れて建てられたみたい。
フィンランドの東、suojärvi スオヤルビという地の1850〜1884年の家。
そのエリアは、第二次世界大戦後、フィンランドからロシアの領地となったそう。
そのエリアは、第二次世界大戦後、フィンランドからロシアの領地となったそう。
家の中に飾られていたもの。 カレリア刺繍というそうな。 こういう手仕事って好きだ。
もしフィンランドに引っ越すことがあったら、カレリア刺繍と、
前回紹介した木の櫛のようなものを使ってリボンやバンドなどが織れるピルタナウハに挑戦するだろうな。
前回紹介した木の櫛のようなものを使ってリボンやバンドなどが織れるピルタナウハに挑戦するだろうな。
オランダでボビンレースを始めたのも、その地の手仕事をしてみたかったから。
古い絵画でも人々は襟や袖口にレースをあしらった服を着ていたし。
古い絵画でも人々は襟や袖口にレースをあしらった服を着ていたし。
スウェーデン製1912年モデルの電話ボックス。
セウラサーリ野外博物館では、2007年まで実際に使っていたみたい。
セウラサーリ野外博物館では、2007年まで実際に使っていたみたい。
これに似たモデルの電話ボックスが、ヘルシンキの街の中心では1930年まで使われていたよう。
電話ボックス、最近はオランダでも見かけなくなった。 近所でもどこにあるのか知らない。
携帯電話があるから困ることはないけれど。
携帯電話があるから困ることはないけれど。
困るのは一時帰国した際の日本で。 ガラケーゆえ日本では使えない。
手元には10年以上前のテレフォンカード。 公衆電話を求めて街の中をウロウロしたことがあった。
手元には10年以上前のテレフォンカード。 公衆電話を求めて街の中をウロウロしたことがあった。
たぶん、この花はウツボグサ属の一種だと思う。
背後の赤い家は、先に見たマナー・ハウス(荘園領主の邸宅)の裏側。
背後の赤い家は、先に見たマナー・ハウス(荘園領主の邸宅)の裏側。
その近くで奇妙なバラを見かけた。 バラの花の中央から更にツボミが出てきてる。
これは突然変異で貫性花(かんせいか)、貫性のバラと呼ばれているよう。
それを利用したのか、中央が緑のEye アイという品種のバラを見たことがある。
※ キューケンホフで見たそのバラのある記事は、こちら。
※ キューケンホフで見たそのバラのある記事は、こちら。
フィンランド西部、当時の西スオミ州のPunkalaidun プンカライドゥンにあった1800年代の風車。
この近くには16世紀の製材用水車(水力でノコギリが動くもの)もあった。
で、これが先に見たカルナ教会のベルタワー。 1767年の鐘楼。
右奥にチラッと見えてるのが教会の建物。
右奥にチラッと見えてるのが教会の建物。
屋根も、その上のタマネギ頭も、ウロコ状に葺かれていた。
上の方は木目が見え、木の板のようだった。 下の屋根は材質が違うのかも。
上の方は木目が見え、木の板のようだった。 下の屋根は材質が違うのかも。
魚の型で始まり、ウロコ屋根で終わる。
なんだか、うまい具合に揃った。
なんだか、うまい具合に揃った。
あっと驚くようなものが、いろいろ見つかるから
ミュージアムって面白い^^。
ミュージアムって面白い^^。
何か気になるもの、ありました?
当時の生活の様子が見えて来そうですねぇ
日本と違ってゆったりとした時間を使って食事をする
そんな風景が目に浮かびます(^^)
by そら (2018-10-16 19:29)
木造の建物は良いですね。
魚が出てきたので、やはり私には釣り小屋に見えてしまいます^_^
by riverwalk (2018-10-16 22:12)
このベッド、いいな~
場所も取らないし、お洒落ですねえ。
by めぎ (2018-10-16 22:24)
石の建物が多いのかと思ったんですが、木製なんですね。
by 斗夢 (2018-10-17 06:07)
魚の型で始まり、ウロコ屋根で終わる。
いいですね~^^
キャンドルを立てて使うシャンデリア、いいなぁ♡
by 初夏(はつか) (2018-10-17 06:32)
最初のお魚で魔女の宅急便に出て
きた魚のパイを焼くのかな?
北欧の食器は厚みがあって、ほんわかして いるイメージがあります。
伸縮するベッドいいな。
我が家に欲しいです。
by みち (2018-10-17 07:51)
型がいろいろあって楽しいですね〜
飾り方もお洒落ですっっ
by oko (2018-10-17 08:09)
ろうそく 上から垂れてきたら 怖いですね
そうならないようにできてるんでしょうけど
上が気になりそう(笑)
by (。・_・。)2k (2018-10-17 10:32)
昨日は帰ってきた後に、少し掃除をしましたが、これだけ血が出るっていうくらい血だらけでやっと2/3ほど片づきました(^^)
首も足も痛いところばっかしです(^^)
by ma2ma2 (2018-10-17 13:53)
日本人の美意識とはかなり違いますね。
by JUNKO (2018-10-17 15:01)
こんばんは。
1800年代の風車、いいですね。木製でよく残っていましたね。
家具がお洒落ですね。食器もブルーと白が美しいです。
by coco030705 (2018-10-17 23:35)
白玉入りのタイ焼きって、子持ちカレイみたいな・・・^^
タラコ入りのタイ焼きもいいかも!
母の家の車庫兼物置をかたずけていたら、昔のお釜(木のフタの)とか
古い食器なども出てきて・・・昭和博物館風でした^^
by mitu (2018-10-18 00:42)
こんにちは、何のログハウスかと思ったら貯蔵庫なんですね。
フィンランドでは極普通に見られるのでしょうか?
by Yamamoto (2018-10-18 16:23)
魚の型で作るパイってフランスや北欧にありますよね。
そういえば、寒い時期にサーモンの入ったパイ食べたな~
カレリア刺繍、素朴な図案で可愛らしいですよね。
木造りのうろこ屋根、北欧やロシアには多いですね。
by miffy (2018-10-18 20:23)
食器も素敵だけど
カレリア刺繍、いいな、手仕事って魅力的よね
by engrid (2018-10-20 00:24)
シャンデリアの造形も面白いですね。
調理用具も凝ったものばかりで、食卓を連想して楽しいです。
by nachic (2018-10-21 14:19)
→皆さま「使われていたキッチン雑貨」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。ワッフル焼きの型、今ではこんなデザインのままで電気で焼けるワッフル焼き機が売ってて時代の流れを感じます^^。
→そらさま
子供の頃に感じた時間の流れよりも、大人になってからの方がはるかに速度が上がった気がします^^;。我が家の夕食は食べ始めてから最後の締めの珈琲まで1時間とゆったりなはずなんですけどねぇ。
→riverwalkさま
きっとフィンランドにも釣り小屋っていっぱいあrのかもしれませんね。飛行機から大地を見ると池や湖がいっぱいでしたもの^^。
→めぎさま
このベッドいいですよね〜。日本の布団の暮らし並みにコンパクト。最初はどうしてこんなに短いのかしらとフィンランド語を調べて検索かけまくってましたよ^^;。
→斗夢さま
飛行機から見てたらフィンランドは木がいっぱいでしたよ^^。街の中では石造りも多かったです。きっと火災の心配からでしょうね。
→初夏(はつか)さま
魚でうまく繋がりました^^。キャンドルを立てて使うシャンデリア、高いところの火をつける専用の道具もあったのかもしれませんね〜。
→みちさま
魔女の宅急便、魚のパイで検索かけてみてみましたよ^^。ニシンとカボチャのパイでしたね。美味しそう。伸縮するベッド、我が家にもほしい。掃除もしやすくなるしなぁ。
→okoさま
この型のパイ生地料理、見てみたいですよね^^。焼き菓子とか。ドライフルーツたっぷりのクグロフとかいいだろうなぁ。
→ (。・_・。)2kさま
キャンドルのシャンデリア、真下を通らずにちょっと避けて通りそうです^^;。アチっ!ってなりそうです。
→ma2ma2さま
災難続きでしたね。お祓いにも行かれたことだし、楽しいこと、たくさんありますように^^。
→JUNKOさま
新鮮ですよね、他の国の文化って^^。暮らしの様子や使っていたものなどを見るのは、とっても楽しく。予想できないものまであるので、係の人に聞いたり、あとで検索かけたり。
→coco030705さま
オランダにも古い風車がたくさん残ってるんですが、やっぱり他の国の風車を見ると何か違うかも、って見てしまいますね^^。敷地内にはもっと大きな風車があったんですが、修復工事中で羽が下されてて。残念。
→mituさま
白玉入りの鯛焼き、抹茶餡で美味しいのがあったんですよ、昔一時帰国した時。でも店が変わってしまってて、前回行った時にはそのメニューが無くって^^;。昔のお釜の木の蓋、すごいなぁ・・・。
→Yamamotoさま
ここはフィンランド各地から古い建物を集められたミュージアムなので、どうなんでしょうね。この夏が初フィンランドで、しかもヘルシンキにしか滞在してないので^^;。地方の村とか行くと貯蔵庫、まだ現役で使ってるところもあるのかも。
→miffyさま
そうそう、フランスもパイ文化ですもんね^^。こんな型のことをフランス語でムールっていうし。うろこ屋根、私には木製のは珍しく。ドイツやフランスではスレート(粘板岩の薄いの)を使って葺いてるのはよく見たんですけどね。
→engridさま
カレリア刺繍、シンプルに白地の布に赤い糸でおしゃれですよね^^。手仕事は温もりが感じられて好きです。
→nachicさま
電化されてなかった時代の調理器具、道具、気になりますよね^^。焼き型のデザインも面白くって。どんな料理が食卓に並んでいたのかも興味津々。
by Inatimy (2018-10-23 21:45)