晴れた夏の日の温室 [ヘルシンキ 2018 夏]
ハートの葉っぱに差す光。
空に青い部分が増えてきた。
空に青い部分が増えてきた。
この植物は、ニガカシュウ(苦何首烏)。 ムカゴができるけど、かなり苦いんだそうな。
学名:Dioscorea bulbifera ディオスコレア・ブルビフェラ。 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属。
熱帯アフリカ、アジアの植物。
学名:Dioscorea bulbifera ディオスコレア・ブルビフェラ。 ヤマノイモ科 ヤマノイモ属。
熱帯アフリカ、アジアの植物。
7月初旬、夏休みに行ったフィンランドの街、Helsinki ヘルシンキでの話、5日目の続き。
ウスペンスキー寺院(生神女就寝大聖堂)とヘルシンキ大聖堂の後に向かった
Kaisaniemen kasvitieteellinen puutarha カイサニエミ植物園の温室の話、第2弾。
Kaisaniemen kasvitieteellinen puutarha カイサニエミ植物園の温室の話、第2弾。
今いる部屋は、ウォーターリリールーム。 睡蓮部屋。
ふわふわそうな白いもの。 ワタ(綿)の一種みたい。
学名:Gossypium herbaceum ゴシピウム・ヘルバセウム。 アオイ科 ワタ属。 南アフリカ原産。
学名:Gossypium herbaceum ゴシピウム・ヘルバセウム。 アオイ科 ワタ属。 南アフリカ原産。
この部屋の見所は・・・
・・・部屋の中央のオオオニバス(大鬼蓮)・・・かと思いきや、属は同じでも、そうではないみたい。
似てるけど微妙に違う、その正体は、パラグアイオニバス(パラグアイ鬼蓮)。
学名:Victoria cruziana ヴィクトリア・クルジアナ。 スイレン科 オオオニバス属。
学名:Victoria cruziana ヴィクトリア・クルジアナ。 スイレン科 オオオニバス属。
水中からパラグアイオニバスのツボミが。 咲いてるところを見られないのは残念・・・惜しい。
それにしても、なんて立派な大きな葉っぱ。 しかも、形も美しく、状態も良く。
これを見られただけでも、温室に来た甲斐があった。
これを見られただけでも、温室に来た甲斐があった。
オランダでも6月上旬にライデン植物園で
オオオニバス(Victoria amazonica ヴィクトリア・アマゾニカ)を見たのだけれど、
水が濁り、葉が破れていたりと状態があまり良くなかったのだ。
オオオニバス(Victoria amazonica ヴィクトリア・アマゾニカ)を見たのだけれど、
水が濁り、葉が破れていたりと状態があまり良くなかったのだ。
パラグアイオニバスのそばに紫色の見えたツボミ。 これも、どんな花が咲くんだろう。
学名:Nymphaea 'Kew's Stowaway Blues'
ニンファエア「キュース・ストワウェイ・ブルース」。 スイレン科 スイレン属。
ニンファエア「キュース・ストワウェイ・ブルース」。 スイレン科 スイレン属。
Kew キューといえば、ロンドンにあるKew Gardens キュー植物園。
そこにも大きなウォーターリリーハウス(睡蓮館)があるらしい。 何か関係あるのかな。
そこにも大きなウォーターリリーハウス(睡蓮館)があるらしい。 何か関係あるのかな。
腕を高く上げて、できるだけたくさん入るように撮ってみたけど、所詮、155cm+アルファ。
晴れて日差しも強くなってきた。 この部屋が一番暑くて、汗だく・・・。
晴れて日差しも強くなってきた。 この部屋が一番暑くて、汗だく・・・。
ハスらしき葉っぱに水の玉。 表面には温室の天井が映ってた。
キバナハス(黄花蓮)だったよう。 花はなくて葉っぱだけ。
学名:Nelumbo lutea ネルンボ・ルテア。 ハス科 ハス属。
学名:Nelumbo lutea ネルンボ・ルテア。 ハス科 ハス属。
実の付き方が気になって。 実の色、欧州で良く見るサクランボの色だ。
和名はツルムラサキ(蔓紫)。 私は全く知らなかったが、葉と茎は食用で、
日本でも店に並んでるみたい。 どんな味で、どんな風に料理するんだろうなぁ。
日本でも店に並んでるみたい。 どんな味で、どんな風に料理するんだろうなぁ。
学名:Basella alba バセラ・アルバ。 ツルムラサキ科 ツルムラサキ属。
アフリカ、東南アジア原産。
アフリカ、東南アジア原産。
一番東の端の部屋は、メディテラネアンルーム。 地中海部屋。
葉っぱの並びが美しくて撮ったのは、シダの仲間のよう。
学名:Pteris dentata プテリス・デンタタ。
シダ網 ウラボシ目 イノモトソウ科 イノモトソウ属。 地中海沿岸、アフリカ。
シダ網 ウラボシ目 イノモトソウ科 イノモトソウ属。 地中海沿岸、アフリカ。
あ、これに似たものが我が家にも。 山岳地帯の多肉植物で耐寒性があってたくましく。
花が咲いた株は枯れるけど、ランナーを伸ばして子株がたくさんできるので増える、増える。
花が咲いた株は枯れるけど、ランナーを伸ばして子株がたくさんできるので増える、増える。
学名:Sempervivum dolomiticum センペルビブム・ドロミティクム。
ベンケイソウ科 センペルヴィヴム属。 イタリア産らしい。
ベンケイソウ科 センペルヴィヴム属。 イタリア産らしい。
さて、もう一方の西の方の部屋も見ないとね・・・と引き返す途中・・・
・・・サバナルームで、実がなった植物に気づいた。 イチジクかと思ったら違ってた。
学名:Jatropha gossypiifolia ヤトロファ・ゴシピイフォリア。
トウダイグサ科 ナンヨウアブラギリ属(ヤトロファ属)。
トウダイグサ科 ナンヨウアブラギリ属(ヤトロファ属)。
実は、我が家にも似たようなのがある。 高さは10cmのと12cmので、かなり小さいもの。
育て方が悪いのか、ちっとも大きくならず・・・^^;。
育て方が悪いのか、ちっとも大きくならず・・・^^;。
温室話はあと1回ほど続く。
☆ ☆ ☆
11月中旬に蒸気船に乗ってスペインからやってきていたシンタクラースが12月6日帰って行ったら、
TVのCMも変わって、街の中が一気にクリスマスムード。
TVのCMも変わって、街の中が一気にクリスマスムード。
ラジオから流れる曲もその日を境に、半分ほどがクリスマスソング関係に。
そんな中、耳に残ったのがオランダのシンガーソングライターのNielsonニールソンの歌。
Nielson - IJskoud (official video)で検索すると、聞けるはず。
Nielson - IJskoud (official video)で検索すると、聞けるはず。
オランダ語で歌ってて、要は、女性に振られたと。
もう好きじゃないって言われて、どうして壊してしまうの?戻れないの?
どうしてそんなことするの?と問うも、女性は答えないみたいで、
壁に話しかけてるみたいだ、って男性は壊れそうになってしまうという、そんな歌詞・・・
どうしてそんなことするの?と問うも、女性は答えないみたいで、
壁に話しかけてるみたいだ、って男性は壊れそうになってしまうという、そんな歌詞・・・
・・・だと思うのだけれど自信なく^^;。
タイトルのIJskoud アイスカウトは、氷のように冷たい、厳寒、冷淡という意味。
冬の寒さと女性の冷たい態度をかけてるのかしらね。
冬の寒さと女性の冷たい態度をかけてるのかしらね。
オランダ語がどんな響きを持つ言葉なのか、よかったらどうぞ^^。
オランダ語とかヨーロッパの言葉は色々あるので難しいですね!
蓮の葉っぱも大きくて乗れそうな感じですね(^^)
by ma2ma2 (2018-12-07 19:30)
2枚目の棉が気になるなぁ
コットンは前に育てたことがあります
なんとなく可愛いですよね
by (。・_・。)2k (2018-12-07 20:26)
オオオニバス、乗れそうですね!!
ん〜乗ってみたい(^^;
by そら (2018-12-07 20:54)
夏の植物を見せていただき心も軽くなりました。外は白銀の世界です。
by JUNKO (2018-12-07 21:04)
蓮の葉が大きくて、きれいですね。紫色のつぼみの開花した様子がみたいなぁ。私、蓮の花って好きなんです。
by coco030705 (2018-12-08 02:05)
オランダ語ってかつての日本人にとっては一番熱心に勉強された歴史を持つ外国語なのに、現代日本ではほんと馴染みが無いよねぇ。pops出身なんだろうけど今はjazzを歌ってるオランダ人の女性ヴォーカリストで、僕も何枚かアルバムを持ってるトレインチャって人がいるんだけど、その名前は英語圏向けでね。オランダ語表記だとTrijntje Oosterhuisって書くの。全く読めないもんね(苦笑)。
時季なので、こんなyoutubeのリンク(※officialです)貼っておくね。サックスも同じくオランダ人女性アーティストのキャンディ・ダルファー。英語ですけど(^^ゞ
https://www.youtube.com/watch?v=QYZ7iovEUvs
by yk2 (2018-12-08 02:23)
今年はニコラウスの日もバタバタ慌ただしく過ぎていきました。
クリスマス休みまであと2週間・・・この時期を楽しめるようになりたいなあ。
前のヘッダーのお写真の場所、教えてくださってどうもありがとうございます!
ああ、そうか~どこかで見たことあるような気がしたものね、と言ってました。
by めぎ (2018-12-08 02:40)
センペルビウム、葉が綺麗ですよね〜
お花が咲いたら株が枯れてしまうのが
残念ですが・・・・
by oko (2018-12-08 07:19)
ハート、オニバスの大きな葉、
いろんな葉っぱたちが美しいですね^^
多肉植物、私も育てていますが、かわいいですね。
by アールグレイ (2018-12-08 14:53)
水に浮く大きなハスの葉、小動物なら乗れそうですね^^
なんか可愛らしいです。
by kyon (2018-12-08 16:45)
こんばんは、オランダ語は英語に近いのでしょうか?それともドイツ語。
by Yamamoto (2018-12-08 17:07)
どんな花を咲かせるのかな、濃い紫色の花びらが見えるけれど、
開いたら、内側に向かって淡くなるのかな、、想像
ツルムラサキ、八百屋さんに並んでる、でも茎はもっと細くて、小松菜ぐらい、茎の色が紫がかってる、茹でると少しぬめりがある感じ、美味しいですよ、栄養価が高そう、、でも、見の付き方面白いな、、ポロンと取れるのかしら
by engrid (2018-12-08 18:10)
大きなハスの葉っぱ、立派ですね。
キューガーデンの温室、行ったことあるけれど、
建物がカッコよかった記憶しか残ってないです^ ^;
by みち (2018-12-08 18:47)
温室は、色々なお花や植物を見ることが出来、楽しいですよね。
by テリー (2018-12-08 22:37)
乗っかりたくなるけどのれない葉っぱだ~♪
センペルビブム・ドロミティクムも
ほれぼれする美しさ。
なんか、どれもほんととてもきれいな育ち方をしていますね~。
すばらしいです!見たい!
by ふにゃいの (2018-12-08 23:09)
ツルムラサキ、前に家でも植えてました。
モロヘイヤみたいな粘り気があってほうれん草に味が似てます。
おひたしにしたりスープに入れたりしてました。
オニバス、子供ならのれる植物園ありますよね。
一度でいいからのってみたいな~
by miffy (2018-12-08 23:23)
ゴシピウム・ヘルバセウム?? 舌を噛みそうな? 名前ですが、これって綿なんですね ^^;
ムギュウって感じで、何だかウイロウをつるした感じ? ^^; 笑
シンタクラースって初めて見ました。こんなお祭りも? 人種差別? お祭りだから、という訳にもいかないのでしょうか?
歴史とかもありそうだけれど。
もちろん、こちらももうクリスマスムードで一色です。夜は、昼間より明るい? 笑
by moz (2018-12-09 08:53)
紅葉も終わって緑色はめっきり減ってきてしまいましたので、こういう明るいグリーンの植物は心の優しいですね。^^
by Atwight (2018-12-09 15:14)
→皆さま「晴れた夏の日の温室」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。今の寒い時期なら間違いなく温室は快適なはず^^。でも、冬は日照時間が短いから、薄暗いかな・・・。
→ma2ma2さま
引っ越すたびに暮らしで使う言語が異なるので、覚えるのが大変で^^;。単語なんて何度引いても頭から抜けていきます・・・。
→ (。・_・。)2kさま
綿、いいですよね。ふわふわな姿が好きで、部屋に綿の枝を飾ってます^^。コットン育てたことがおありなんですね、すごいなぁ。昔、確か何かでいただいた種を蒔いたはずなんですが、出てこなかったです・・・^^;。
→そらさま
オオオニバス、子供なら楽々乗れそうですよね^^。大きい葉っぱ、綺麗に育ってました。
→JUNKOさま
なかなか話が進まず、まだ夏の旅の写真です^^;。実はまだこれから春のチューリップの写真も登場予定だったり・・・。
→coco030705さま
もう少し旅の時期がずれていたなら花が見られたかもしれないですね^^;。でも1週間ずれてたら、ヘルシンキにトランプさんの訪問時期に当たってたので、警備が厳しくなってたかも・・・。
→yk2さま
黒船でペリーが来たから英語になっちゃって、オランダ語やポルトガル語が追いやられてしまった感じですよね^^;。Trijntje Oosterhuisトラインチェ・オースターハウスはよくTVで見かけますよ。話も上手で面白く。番組で歌の指導係してたり、先日もクリスマスの曲、歌ってたし。キャンディー・ダルファー、お父さんも有名なサックス奏者ですよね。リンクの音楽、またクリスマス期間中、楽しませてもらいます^^。
→めぎさま
我が家ふたりは山場を越えた感じです^^。11月に入ると急激に忙しくなりますよね。あまりに集中しすぎるとダメになってしまいそうなので、無理やり散歩の時間を作ったりです。ヘッダーの写真の場所、お役に立ててよかったです。デルフトも今頃は雪で薄化粧かも。
→okoさま
センペルヴィヴム、葉っぱが花みたいでいいですよね^^。我が家のはなかなか花が咲かないので、余計に葉っぱが愛おしく・・・。強風で土がすぐに飛ばされてしまうのも悩みです。
→アールグレイさま
葉っぱの形、すごくたくさんのバリエーションがありますよね^^。多肉植物、我が家のは大半が室内ですが、どんどんと増殖中です・・・葉挿しですぐに根っこが出て。たくましい。
→kyonさま
オニバス、うまく葉っぱの縁が上向きになって育つものですよね、不思議^^。両端に入った切れ込みがまた愛らしく。小動物だったら楽々乗れそう。
→Yamamotoさま
オランダ語は英語かドイツ語かどちらに近いとかは言い難いです・・・^^;。一部はミックスした感じになるのかも。
→engridさま
ツルムラサキ、茹でると少しぬめりがあるんですね。ますます興味がそそられます^^。オランダって葉ものは生野菜のサラダで食べるのが多くて、茹でて食べるのが少ないんですよ。たまに小松菜や水菜、菊菜が恋しくなります。
→みちさま
キューガーデン、行かれたんですね、いいなぁ^^。そこのウォーターリリハウス、すごく大きいらしく、もし英国に行くことがあったら一度見てみたい場所です。建物もかっこいいなら、なおさら。
→テリーさま
温室っていいですよね〜^^。普段見られないトロピカルなものもあって、新鮮です。
→ふにゃいのさま
乗れそうで乗れない葉っぱですよね、オニバス。ここの温室は、みっちりとすごく多種類な植物が育ってましたよ^^。寒い国だから、枯らさないように取り扱いも丁寧に育てられてるんでしょうね。はるかに数少ない我が家の植物、もっと手入れしないとなぁ^^;。
→miffyさま
すごい、お庭にツルムラサキまで。なるほど、ほうれん草に似てるんですね。おひたしスープ、使い道いろいろでいいなぁ。オニバス、乗りたくなりますよねぇ、この大きな葉っぱ^^。水の冷たさも感じられるのかなぁ・・・なんて想像。
→mozさま
綿って不思議ですよね、こんなふわふわなものが中から出てくるなんて^^。我が家でも小さな綿の枝を部屋に飾ってあります。シンタクラースの人種差別問題は今年も色々とあって、抗議運動が。複雑ですよね、全部白人にしちゃうと、それはまた問題ありそうだし・・・。かといってアジア人がというわけにもいかないし。
→Atwightさま
季節外れかなと思いつつも、せっかく撮ったものなので記録として^^;。でも、毎年冬に春のチューリップの写真を紹介してるので、なんでもありでいいかな。この冬もまた、4月に撮ったチューリップ、登場予定。冬って、本当にモノクロの世界なんですよねぇ・・・。
by Inatimy (2018-12-17 17:28)