緑多めの山からの [ベルゲン 2019 夏]
足元には、壺型の小さな花。
淡いピンク色の他に、奥に濃いのも。
淡いピンク色の他に、奥に濃いのも。
たぶん、エリカ属の一種だと思う。
7月中旬、夏休みに行ったノルウェーの街、Bergen ベルゲンでの話、3日目の続き。
朝食後、街からケーブルカーに乗ってFløyen フロイエン山の上へと向かい、山歩き。
朝食後、街からケーブルカーに乗ってFløyen フロイエン山の上へと向かい、山歩き。
※ 前回の旅の話は、こちら。
手元にあるのはKamoさんが事前にプリントアウトして用意してくれたルートの地図。
簡潔な文章(英語)で道順の説明があって、その指示の通り、道標で左に曲がっていった。
簡潔な文章(英語)で道順の説明があって、その指示の通り、道標で左に曲がっていった。
前回も触れたが、選んだルートは一番簡単なファミリーコース(所要時間:1時間半)約3.5km。
ゴツゴツ岩だらけだったウルリケン山よりも、木々や緑が多い印象。
途中、ベンチがあるも重なるように生える針葉樹で、見えるのは向かいの山くらい。
途中、ベンチがあるも重なるように生える針葉樹で、見えるのは向かいの山くらい。
どんどん先へ歩いて・・・
・・・上って振り返ると、木の根っこの斜面が続いていた。
斜面に複雑に絡み合って張られた木の根は、どれがどの木の分かもわからない。
大地と木の根が作る段差に生える苔。 その苔の中から別の植物が生えてきてたり。
その先、ジグザグに作られた、手すり付きの通路のような階段を下りていくと・・・
・・・苔の上に横たわるように並んで落ちてた松毬を発見。
この長いのは、オウシュウトウヒ(欧州唐檜)の松毬。 マツ科 トウヒ属の針葉樹。
この長いのは、オウシュウトウヒ(欧州唐檜)の松毬。 マツ科 トウヒ属の針葉樹。
って、あれ?下りてきた階段? そんなの地図にあったっけ・・・おかしい、と引き返す。
説明に書いてあった場所に道標が立って無かったので、どうも来すぎたよう・・・。
説明に書いてあった場所に道標が立って無かったので、どうも来すぎたよう・・・。
ひっそりと隠れるようにあった、それらしき道に進み、上っていくと・・・
・・・草と大きな石の急な上り坂・・・。
地道に一歩一歩上っていくと・・・
・・・パッと開けて、眺めの良い風景が。
息がハァハァ・・・しばし、呼吸を整えて、大きな岩の上を這うように先へ進む。
さらに見晴らしが良かった。 黄色い花はブタナ(豚菜)っぽいかな。
左にはエリカ属の一種、右奥には松の木。
岩の上に煙突みたいな標が。 これって三角点かな。
来た道の方を見ると、遠くの山にも突起物。
ズームしてみた。 あそこはウルリケン山の電波塔だ。 この前日は、あの山にいた。
ウルリケン山からも、今立ってるフロイエン山のここが見えていたんだなぁ。
ここからは宿のあるベルゲン港の湾は見えず。 大型客船のターミナルと、コンテナ船の埠頭が見えた。
眺めを堪能していると、そばで鳥の鳴き声。 聞き慣れた声だと思ったら、カササギだ。
カササギは近所でもよくいる。 サイズはカラスと同じくらい。
羽はパッと見は黒白2色なのだけれど、光の加減かメタリックな青や緑にも。
羽はパッと見は黒白2色なのだけれど、光の加減かメタリックな青や緑にも。
可愛いので、普段もたまに手を振ったり、話しかけたりしてる。
先へ進んだところからは、手前に、ちらっと宿のある湾の入り口だけ見えていた。
あの半島の先っぽにも、私が行ってみたいところがあるのだった。
遠くは、大小いくつもの島があってフィヨルドって感じ。
遠くは、大小いくつもの島があってフィヨルドって感じ。
左のほうへ視線をずらすと・・・
・・・山と山の間に建物ぎっしり。 あっちの山へも登れるのかな。
眺めを堪能しつつ、先へ先へと歩いていく。 今度は松の木の隙間から。
不思議なことに、さっきからずっとカササギが付いてきて、鳴いて、そばを離れない。
どうしてだろう・・・。
どうしてだろう・・・。
フロイエン山の話は続く。
とうとう11月。
今年の季節の挨拶カード、そろそろデザイン考えないと^^;。
今年の季節の挨拶カード、そろそろデザイン考えないと^^;。
2019-11-01 17:00
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コメント(18)
見晴らしのいい場所ですね。そして足元にもカワイイ花がたくさん咲いてて歩いていても楽しそう。
で、空港行ってきました。アドバイスありがとうございました。
チーズは何種類かあったのでどれがいいかわからず買わずじまいでしたが、リキュールのほうは多分これ!と思ったのを買ってくることが出来ました。
写真アップしたのですが、全く別のだったらどうしましょ。
まだ使っていないけれど使うのが楽しみです。
by sheri (2019-11-01 17:16)
こんばんは^^
ベルゲンの夏、エリカが咲いていたのですね。
可愛いお花♪
大きな松毬はオウシュウトウヒなのですか...
珍しいはずですね^^
上から眺める景色がとても素敵!
カササギは人懐こい?^^
by いろは (2019-11-01 17:47)
良い眺めですね!
頑張って歩いたご褒美ですね(^^)
by そら (2019-11-01 18:55)
高い所からの眺めが良いですね!
湾の雰囲気も可愛い感じの所ですね(^^)
by ma2ma2 (2019-11-01 19:20)
素晴らしい眺めですね~登るのは大変そうだけど、お写真見ていて爽快になります。
Fløyenってカタカナで読むとドイツ語のfreuenを思い出しちゃって、ウキウキしてきちゃう…でも、翻訳してみたら、Flügel(翼、グランドピアノ、建物の袖とか側廊とか)で、全然違いました♪
11月に入って、天気も悪いし、いよいよ冬ですね…
by めぎ (2019-11-01 20:41)
こんにちは。
「木の根っこ」が凄い状態。土壌が流された感じです。
カササギ、変わった鳴き声?「ガーガーガー」だったかな?曖昧な記憶。
姿はツートンで綺麗です。真っ黒だったらカラスにも見えそう?
フロイエン山からの眺め、色々楽しめる景色ですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-11-01 21:09)
松毬こちらのより長いですね。こんなに歩けるのはいいですね。
by JUNKO (2019-11-01 21:25)
これがフィヨルドなんですね。美しいですね!
by coco030705 (2019-11-01 21:36)
エリカ属が普通に生えてるってすごい!すごい!
by ぴーすけ君 (2019-11-01 21:43)
2枚目の小道が気持ち良さそう。
by kome (2019-11-01 21:58)
水元公園の森の中 台風被害で入れないとこだらけでした
松毬もいっぱい落ちてたなぁ
by (。・_・。)2k (2019-11-01 23:35)
素晴らしい風景ですね!
1時間半のコースでこれだけ楽しめるとは羨ましい限りです。
季節の挨拶カードはクリスマスカードとは別のものですか?
by 斗夢 (2019-11-02 05:44)
欧米の人のファミリーコースは私達には中級コースかも。
緑の中を歩いてるだけでリフレッシュできそうですね~
眺めも素晴らしいですね^^
カササギさん話しかけられたから仲間かと思ったのかも(笑)
by miffy (2019-11-02 13:34)
細長い松毬が面白いです。
苦労して登った甲斐がありますね。
素敵な眺めがたっくさん♪
by みち (2019-11-02 18:35)
木の根っこも苔も好き。
海を見下ろす眺望も素敵ですね。
フィヨルド、ジグザグ、半島や島がいくつもあってあちこちを渡りあるいてみたい。
by kyon (2019-11-02 22:30)
光と影がすてきな雰囲気の山道。
そして高いところから見下ろす
風景もいいですね!
by ふにゃいの (2019-11-03 17:24)
海を見下ろす風景が素敵です。
ずーっと先の方まで見えていて気持ちがいいですね。
by kuwachan (2019-11-04 21:48)
→皆さま「緑多めの山からの」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。案内の道しるべがなく、本当に分かりづらい場所に道がありました^^;。散々木の根っこの斜面を登ったあとだったのに戻らないといけなくてね・・・。
→sheriさま
見晴らしはとてもいい場所でした^^。移動しても見晴らしのいいところがいくつか続いて。天気が良かったので本当に心地よく。オランダはチーズの種類がすごく多いんですよね。クミンやクローブが入ってたり、ヤギのもあったり、牛のでも熟成度によっても何段階かに分かれてて。ストロープワッフルのリキュール、無事に入手されて良かった。我が家も今使ってますよ、アイスに^^。安いアイスが高級デザートに早変わり。
→いろはさま
普通にあちこちにエリカが咲いてました^^。オランダにも一面にエリカやカルーナがさく野があるんですが、山のないオランダから見ると、山に咲いてるのは特別感あります。長い松ぼっくり、クリスマスのリースについてるのを見ていいなぁと思って、なんの木の松ぼっくりか以前調べたことがあって。カササギ、ずっとしばらくついてきてましたよ^^。
→そらさま
いい眺めでした^^。これ、まだまだ、ファミリーコースの序盤で、まだ半分も来てないとここです。
→ma2ma2さま
普段は山のないところに暮らしているので、高いところからの眺めは格別でした^^。海がすぐそばにある山っていいですよね。
めぎさま
前日の山の半分ほどしか高さはないし、一番簡単なファミリーコースで短いし、まだ半分も来てないところです^^;。Fløyenって、Flügelって意味だったんですね、オランダ語だとvleugelだな^^。11月、12月、怒涛のごとく駆け抜けていきそうです・・・。
→Boss365さま
木の根っこの斜面、すごいですよね、足元が不安定なのでつまづいたり、こけたりしないように上がっていきました^^。カササギの鳴き声も独特ですよね。オランダに来て初めて見た鳥で、ペンギンみたいな印象でした。名前が知りたくて、子供用の鳥の図鑑を買ったという。
→JUNKOさま
長い松毬は欧州唐槍という木のものです^^。可愛いですよね。普段は運動不足気味ですが、歩くのだけは好きで。
→coco030705さま
ノルウェーの西部はフィヨルドの入り組んだ地形が多くて^^。奥の方の山と山の間をくねくねといくクルーズもあります。
→ぴーすけ君さま
オランダでも一面にエリカ属やカルーナ属の植物が生えてる野あるんですが、山に生えてるのを見るのはなんだか特別感ありで^^。
→komeさま
小道、心地よくズンズンと進んでいたら行き過ぎちゃったようです。あるはずの道標がなかったんですよ^^;。
→ (。・_・。)2kさま
台風被害、あちこちに出てるようですね。その後、整備されて入れるようになったかしら・・・。植物に大きな影響出てないといいけれど。
→斗夢さま
いえいえ、1時間半のコース、まだ半分も行ってません・・・^^;。クリスマスを祝わない宗教の人たちもいるので、メリークリスマス的なことは書かずに、楽しい休暇をという内容の季節の挨拶カードにしてます^^。
→miffyさま
確かに、これファミリーコース?って感じのところもありましたよ^^;。距離は短いんでしょうけれど。今度来たら別のコースで湖の見えるところにも行ってみたいなぁ。気分爽快でした、気温も低くて。カササギさん、意味ありげな鳴き方でした・・・。
→kyonさま
kyonさんも木の根っこを撮影されてましたよね^^。海のそばにすぐ山があるっていうのがどちらも堪能できて贅沢気分です。ノルウェーのフィヨルド、魅力的ですよね。
→ふにゃいのさま
普段は山のない暮らしなので、斜面も眺めも新鮮で堪能できました^^。非日常的な体験、旅ってやっぱり面白い。
→kuwachanさま
海のそばにすぐ山がある地形ってこんなに贅沢気分が味わえるとは^^。山歩きして夕飯に好物のシーフード♪
by Inatimy (2019-11-07 19:59)