西瓜 [食]
それは今日じゃない、と思ってた。
西瓜(スイカ)は好きだ。
7月、Kamoさんが大きなスイカを買ってきてくれた。
そのままだと冷蔵庫に入らないので、Kamoさんが赤い部分を適当な大きさにカット。
そのままだと冷蔵庫に入らないので、Kamoさんが赤い部分を適当な大きさにカット。
横で見ている私の口に、たまに、小さなカケラを放り込んでくれる。
みずみずしく甘い夏の味だ。
みずみずしく甘い夏の味だ。
そうこうしてるうちに、大きなタッパー3つ分にスイカの断片がびっしりと詰まった。
これでなんとか冷蔵庫に収まりそう。
これでなんとか冷蔵庫に収まりそう。
かすかに赤い部分が残った淡い緑の部分は、私がシマシマの皮をむく。
塩もみ(塩漬け)にして食べようと思って。 子供の頃、よく食卓に上がった一品。
塩もみ(塩漬け)にして食べようと思って。 子供の頃、よく食卓に上がった一品。
「・・・今頃、準備が進んでるのかな。」
スイカのふちを短冊切りにしながら、そんなことをチラッと思う。
スイカのふちを短冊切りにしながら、そんなことをチラッと思う。
その日の夕飯にスイカの淡い緑の部分の塩もみを出す。 懐かしい味。
ほんのり甘みのある瓜って感じ。 実は、これ、父が大好きだったもの。 母がよく作っていた。
ほんのり甘みのある瓜って感じ。 実は、これ、父が大好きだったもの。 母がよく作っていた。
その父も、もういない。
野に行った日の夕方にメールで連絡を受け、翌日、スイカの塩もみを作ったこの日がお通夜だった。
野に行った日の夕方にメールで連絡を受け、翌日、スイカの塩もみを作ったこの日がお通夜だった。
ちょうどその5日前に出した郵便が父への最後のポストカードになってしまった。
カードの写真は、偶然にもスイカ。
カードの写真は、偶然にもスイカ。
ちょっとレトロな雰囲気の、ビーチで、うつむいた女性がスイカを食べてるもの。
書いた内容もたわいもなく、オランダのスーパーでもスイカが出始めた、とか、そんな日常のこと。
書いた内容もたわいもなく、オランダのスーパーでもスイカが出始めた、とか、そんな日常のこと。
でも届くのが間に合わず、ポストカードは読んではもらえなかったよう。
夏至を過ぎても7月上旬の日没は22時くらいとまだ遅い。
夕食後でも明るく、マスタード色のカーテンを通り抜ける西日が眩しいほどだった。
夕食後でも明るく、マスタード色のカーテンを通り抜ける西日が眩しいほどだった。
昔、子供の頃に同じようなシーンを見た。 あの時は11月で、祖父が亡くなった日。
西日に照らされていたのは淡いグリーンのカーテンだったけど。
西日に照らされていたのは淡いグリーンのカーテンだったけど。
スイカ、また、来年。
・・・そんなことがあった先月。
来年の春に帰るから、と約束して、今年の春に3年余りぶりに一時帰国のはずだったのに、
オランダでも新型コロナウィルスの感染が拡大し始めて、どうしようかとかなり迷った挙句に断念。
オランダでも新型コロナウィルスの感染が拡大し始めて、どうしようかとかなり迷った挙句に断念。
人が集まる空港や駅は避けられないし、もし実家にたどり着く途中で感染してしまったら・・・、
症状なく感染に気づいてなかったら・・・自分の親だけでなく、接触した人、皆に影響を及ぼしてしまう。
症状なく感染に気づいてなかったら・・・自分の親だけでなく、接触した人、皆に影響を及ぼしてしまう。
それに、もし日本で感染が判明したら、今度はオランダにはすぐに戻れない・・・。
2〜3ヶ月で落ち着くかもしれない、そうしたらすぐに日本に行こう、そう決めたのに、
その後も収束する気配なく・・・結局、父には会えず。
亡くなる2週間ほど前に電話で声を聞いたのが最後だった。
その後も収束する気配なく・・・結局、父には会えず。
亡くなる2週間ほど前に電話で声を聞いたのが最後だった。
お通夜にもお葬式にも出ていないので、正直なところ実感があるのかないのかあやふやで、
分かっているつもりなのに時折、混乱してしまう。
分かっているつもりなのに時折、混乱してしまう。
1週間〜10日に一度の割合で出していた実家への郵便の宛名に父の名前を書かなくなって、
あぁ、そうなんだ・・・と封筒を見つめてしみじみ思ったり、
そろそろ美味しい季節だからと好物の梨を送る手配をしようと思い立って、あ・・・と気づいたり。
あぁ、そうなんだ・・・と封筒を見つめてしみじみ思ったり、
そろそろ美味しい季節だからと好物の梨を送る手配をしようと思い立って、あ・・・と気づいたり。
これから時間をかけて、ゆっくりと自分の中で消化してくのかもしれない。
もう増えることのない父との思い出を大事にしていこうと思う。
もう増えることのない父との思い出を大事にしていこうと思う。
・・・書くことで少し気持ちの整理がついた気がする。
タグ:並木道
御両親にまつわるスイカの食べ方なのですね。私はそのような食べ方下ことがありません。懐かしい思い出ですね。
by JUNKO (2020-08-28 16:57)
コロナの影響で帰国もままならない状態になっていますね!
早くワクチン出来て終息して欲しいですね。
by ma2ma2 (2020-08-28 18:22)
書くこと 話すこと 心が落ち着いてきますね。
西瓜の思い出 お父さんへの思い お聞かせくださりありがとうございました。
by ゆうみ (2020-08-28 20:15)
「あの時・・」という思い、
私も予想外で父を亡くしたので、分かります。
スイカの塩もみ・・・何かを見ると思い出すのは、
ある意味、幸せな事かも。
by angie17 (2020-08-28 22:38)
スイカにまつわるエピソード
ちょっと切なくなりますね
自分は幸い 父も母も健在 とても元気で恵まれてます
いつかこういう寂しい時は必ずくるけど
やっぱり時が経過することでどんどん実感になるものなのかな
妹を早くに癌で先立たれた時のように後悔しないように
今を大切にしようと思います
そうすることが Inatimyさんが思い出を大切にしようという
メッセージからの学びだと確信できたからです
by snow (2020-08-28 23:55)
切り分けながらお口にスイカのかけらを・・・
微笑ましいシーンからの
お父様に会えなかった切ないお話
コロナのせいで会えなかったけれど、きっと天国からいつでもinatimyさんのこと見守っていてくださることでしょうね
スイカの皮の塩もみ、美味しそうです^^
by mitu (2020-08-29 00:17)
コロナ禍の中でお亡くなりになったのですね。
お父様もさぞかし残念に思ったことでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
毎年、スイカとともにいろいろ思いめぐらすことになりますね。
by 斗夢 (2020-08-29 05:25)
ああ、そうだったんですね…
私も、今もし両親に何かあってもお見舞いにもお葬式にも行けないよな、と思っていました。
成田か羽田から札幌まで公共交通機関を使わずに行くなんてこともできませんし、そのことだけで私の場合は全くアウトです。
今の状況はそういう意味でかなり辛いですよね。この記事を読んで、覚悟を新たにしました。
Inatimyさん、2週間前にお父様のお声が聞けて良かった…そのことにちょっと安らぎを見出すなんて、本当はとても寂しいお話ですよね。お心お察しします。
ことあることに蘇るお父様との思い出がInatimyさんを慰めてくれますように。
うちのドイツ人も、ああなんてこと、Alles Liebe(心からどうぞよろしく)と言ってました。
by めぎ (2020-08-29 05:32)
そうだったんですね。
少し前でしょうが、ご愁傷さまでした。
読んでて切なくなりました。
新型コロナで、世界中の人々が多くのものをなくしてしまいましたね。
移動が制限されたことで、多くの機会がなくなった。
日本国内では、統計の数値を冷静に見る限り、もう恐れる必要のないものだということがわかってきています。
けど、不安を煽るマスコミの影響で、未だに必要以上に恐れる人が多く、まだ国民のパニック状態は続きそうです。
by YAP (2020-08-29 06:51)
私も父を亡くした時はことあるごとに思い出しました
日が経つにつれてます悲しさ・・・よく怒られましたが良い父でした
ご冥福をお祈りしますm(_ _)m
by そら (2020-08-29 08:39)
こんにちは。
「スイカの塩もみ」懐かしいですね。幼い頃、食卓にあった料理です。
コロナに翻弄される年になってしまいました。
小生も似た場面あり、最前の選択か?現在もコンフューズしています。
平穏な日常が戻ってきた時に改めて色々と考えようと思っています。
叫びたい時ありますが、現在は、生き抜く事だけを考えて生活。
お父様のご冥福をお祈りいたします。踏ん張って下さい!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-08-29 09:12)
新型肺炎で、お父さんのお通夜、葬式にも出られないとは、お気の毒です。
by テリー (2020-08-29 09:38)
なんと申し上げていいか...言葉が出ません。
お父上のご冥福をお祈りいたします。
by ナツパパ (2020-08-29 09:54)
はてない青空に浮かぶ白い雲…
心洗われる光景です。
スイカの塩もみ、すっかり忘れていましたが、子供の頃は母が作ってくれました。
スイカを切りながらちょっと食べる、なんて微笑ましい。と思っていたら…
今年はこういう事情ですから、予定していた帰省できなかったのですね。お寂しいですね…
2週間前にお声がきけて、良かったと思います。
親とがっつり一緒に暮らしていた私でも、何か月たってもふといつも通りのことをしようとしたりしました。
たくさんの思い出と、心通っていたきずなは変わりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
by sana (2020-08-29 11:04)
いなちゃん
あれやこれや、いろんなことを思い浮かべて言葉にしてみようと思ったのですが、書いては消して、書いては消して、です。僕も上手く言葉に出来ません。
お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
トラチ、坂角のえびせんお供えしてあげるから、いなちゃんの代わりにお父様の傍に寄り添っていてあげてね。
by yk2 (2020-08-29 11:45)
これから時間をかけてゆっくりと・・・
大切な方を失った悲しみは決して消えないので
少しずつ折り合いをつけていくしかないのかな。。。
夏とスイカとお父様と。
時間はかかるかもしれませんが
やがて楽しい思い出ばかりと笑顔と共にお話し出来る日が来ることを願っています。
心よりお父様のご冥福をお祈りいたします。
スイカの皮の塩もみ、しましまの皮を剥くのが面倒と尻込みして・・・
私もちゃんと手をかけなくっちゃ。
大量の生ゴミも少し減らせますものね^^
by ちぃ (2020-08-29 13:30)
こんにちは^^
お父様に会えなかったこと、本当に悲しいですね。
心よりお父様のご冥福をお祈り申し上げます。
これから西瓜を頂く時は、どうしても思い出してしまいますね。
Kamoさんが西瓜のカケラをInatimyさんの口に放り込む微笑ましいシーンを想像して、とちょっと心が温かくなりました^^
by いろは (2020-08-29 14:33)
そうでしたか、、、
ご冥福をお祈りいたします
落ち着いたら日本に来て下さいね
来春以降は大丈夫そうです
by (。・_・。)2k (2020-08-29 14:58)
そうだったんですね・・・
お父様のご冥福をお祈り申し上げます。
上手く言葉に出来ませんが今まで以上にお父様が身近に感じられるのではないかと思います。
お父様との大切な思い出お聞かせいただきありがとうございました。
西瓜の皮、我が家は塩もみでなくぬか漬けにします。
by miffy (2020-08-29 15:57)
お父様のご冥福をお祈りいたします。
夏が来ると、スイカを見ると思い出すことも多いと思います。
落ち着いたころには是非日本へ。
by ヤッペママ (2020-08-29 17:26)
お父様のこと、お悔やみ申し上げます。
抱えていらしたストレスの一旦はこのこともあったのかしらとお察しいたします。
色々考えてしまうでしょうがやっぱりこの時期日本に来るのは難しかったと思います。
どうかお体ご自愛くださいませ。
by sheri (2020-08-29 22:03)
スイカのポストカード・・・偶然にもそれがお父様からのメッセージだったのかもしれませんね。
最後のお別れができなかったのはとても残念ですが。
きっとお父様もそんなInatimyさんのお気落ちをわかってらっしゃると思います(^^
by marimo (2020-08-30 09:35)
ご冥福をお祈りします。
コメント上手ではないので、またね。
by kome (2020-08-30 09:44)
その父も、もういない。
やがて私も娘にそうつぶやかれることでしょう。
送られる側になる身として、切なく読みました。
いつでも最後は寂しくなる、ディズニー番組最後の「星に願いを」と同じ。
娘に会いたい。私もこの春は切実にそう思いました。
毎年、3月か9月の学会に合わせて帰国するから。
でも、今年はコロナですべての企画は雲散霧消。
彼女も忙しくて、月に1回のスカイプで精いっぱい。
そして父親。
私には娘しかいませんが、大切な大切な大切な娘です。
父親にとっては涙が出そうになるほど大切な存在です。
しかしそんな娘に、夢を果たせ、海外に打って出ろ、そう教えました。
そして実現した娘に対して、私たち父親は、すでに覚悟を決めています。
ただ、ただ、寂しいだけなんです。
by tommy88 (2020-08-30 13:18)
そうだったのですね。
スイカの皮の塩もみは大切な思い出ですね。
お父様のご冥福をお祈りいたします。
父の亡くなる瞬間を見てもお葬式に参列しても、
父がいなくなったことをまだ受け止められない
自分がいます。少しずつ慣れていくのかな。
by みち (2020-08-30 15:59)
私の父もスイカが好きでした。祖母も。
スイカは好きですが、少ししょっぱい
思い出です。
Inatimyさんのお父様のご冥福を祈りつつ、
Inatimyさんの心が安らぎを取り戻すことも
祈っています。
by あとりえSAKANA (2020-08-31 23:01)
涙目になりました。。。
by engrid (2020-09-02 09:56)
読んだときに、何とお返事したら、、と迷っているうちに遅くなってしまいました。海外に住むもどかしさを痛感するコロナでの入出国制限、恨めしいですね。しばらくは、寂しさ、空虚さがあると思いますが、Inatimyさんのお気持ちは、お父様に伝わっているはず。
末筆ながら、お父様のご冥福をお祈りいたします。
by TaekoLovesParis (2020-09-02 10:22)
切ないですね。
優しい思い出が、inatimyさんを癒してくれますように。
by nachic (2020-09-02 10:29)
ふとしたきっかけで思い出すお父様の存在、ゆっくり時間をかけてお別れを実感していくのでしょうね。
私は昨日、散歩に連れられているシェルティを見て、父によく懐いていたなぁと思い出していました。
お父様のご冥福をお祈りします。
by kyon (2020-09-02 13:21)
海外ほどの距離はないけど、実家から遠くに住んでいる私にも、とても身につまされる出来事です…。ましてこのコロナ渦で田舎に帰省することも出来ません。
先日のお盆最終日には、とてもお世話になった叔母が亡くなりました。お盆に帰省してれば、最期に会えたのかなぁ、とも考えると…この場から動けないことが残念です。
なんとなく、ここ最近ブログ拝見してて元気ないなぁ、なんかあったかなぁ、と感じていたのですが、体調が悪かっただけではなかったんですね。
心からお悔やみを申し上げます。
by momo (2020-09-03 13:52)
遅くなりましたが
お父様のこと心よりお悔み申し上げます。
読みながら、涙してしまいました。
遠く離れているからこそふと思い出してしまうことが多いかもしれませんね。
1年前に亡くなった母のことを今でもことあるごとによく思い出しますよ。
あ、こんなふうにしていたな、とか声までも。
やっぱり解決してくれるのは時間しかないのかなと思います。
by kuwachan (2020-09-04 07:34)
→皆さま「西瓜」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。あっという間に月日が流れてしまいますね。寂しさはあるけれど、父に心配されないように暮らしていきたいと思います^^。早く日本に一時帰国できる日が来るといいけれど。たくさんのお悔やみの言葉、ありがとうございます。
→JUNKOさま
私の両親だけでなく、住んでた地では他の家庭でも食べられてました^^。瓜のようで美味ですよ。
→ma2ma2さま
今は日本に行っても空港で検査を受けて、さらに公共交通機関を使わずに移動して14日間の自己検疫ですからねぇ・・・。オランダに戻ってからも検査や自己権益があるから身動きできません・・・。
→ゆうみさま
書くこと、話すこと、この2つにかなり手助けされた気分です。気持ちも整理整頓が必要ですよね^^。
→angie17さま
ずっと闘病だったのでいつかはと心のどこかで感じてはいましたが、一方で、まだ今日じゃないって思ってました。一緒によく散歩してたので、何かと思い出すこと、多いです^^。
→snowさま
妹さんを亡くされたの、さぞかしお辛かったとお察しします。伝えたい気持ちはすぐに伝えた方がいいですよね。父の日のカードに感謝の気持ちを書いて送りました。それは読んでもらえたのでよかったなと^^。
→mituさま
スイカやメロンなど、大きなものはKamoさんが切ってくれます♪ 普段の暮らしの中で、困った時にギリギリなんとかやっていけることが多いので、父だけでなく、誰かしら見守ってくれてる人がいるんだなぁと感じます、ありがたいこと^^。
→斗夢さま
帰ると約束したのに帰れなかったのは本当に残念でした。スイカだけでなく、思い出すきっかけになるものは日常の中で溢れるほどあり、どれも懐かしく楽しいものなので、ふと笑みがこぼれたりも^^。
→めぎさま
公共交通機関を使わずに、って無理ですよねぇ・・・レンタカーも無理・・・コロナで帰れず、運転免許証の期限も切れてしまいました・・・。海外に引越しになった時に、もしかしたら、親の死に目に会えないかもという気がしてたものの、いざそうなってしまうのはやっぱりショックでした。日々、思い出さないことはないけれど、どれも楽しい思い出ばかり^^。ドイツ人さんのお心遣いも、嬉しかったです。ありがとうございます、とお伝えください。
→YAPさま
互いに各国の対応を参考にして、皆が基本ルールをしっかり守れば感染者数も減るし、完全に終息せずとも、ある程度のコントロール下におけると思うんですけどね。マスクに反対したり、デモで密になったり、中途半端になるから不安が残りますよね^^;。
→そらさま
私は母の方によく叱られました^^。父はめったに怒ることなく、よく一緒に買い物に行ったり散歩をしたり。今は悲しいより、寂しいの気持ちが大きいかも。
→Boss365さま
スイカの塩もみ、懐かしい味ですよね^^。選択、本当に悩みます。どっちを選んでもそれ相当の後悔は出てくるものかもしれないけれど。日々の暮らしを優先に、亡くなった父に心配されないように、しっかりと生きたいと思います。
→テリーさま
お通夜にもお葬式にも出られず、その後も一向に感染者数が減らないので、帰国できないままです・・・いったいいつまでこの状態が続くのやら。早くワクチンや治療薬が出てくるといいですよね。
→ナツパパさま
ありがとうございます、お気持ちだけで十分です^^。この記事をアップしようかどうか、かなり迷いましたが、自分の気持ちをとにかくそのまま残したいなと。
→sanaさま
冒頭の野での写真を撮った時間にはもう亡くなっていたんだな、と後でじわじわと心にきました。スイカの塩もみ、懐かしい味ですよね^^。父に聞きたいことは色々あったけど、父に伝えたい気持ちは手紙やカードで送れたので、それだけでもよかったかな。電話で聞いた声、今でも頭の中で再生されたり、一緒に旅行したことを思い出したり、寂しいだけじゃなく、楽しい気分もあるのが救いです。
→yk2さま
私自身でさえ自分の気持ちを言葉にするのに時間がかかり、このスイカの記事もなんども書き直したり追加したり。しっくりくる言葉って選ぶのが難しいですよね。自分と向き合わないと、その見極めがつかないから。でもその作業は心を整理するのにとても役立ちました。坂角のえびせん・・・あの美味しさ、格別ですよね。トラチはあのえびせんの時だけ、すごく寄ってきたもの^^。
→ちぃさま
父との思い出は楽しいことが多いので、悲しみもそれで薄まっているようです。帰れなかったのはショックだったけど、それで日常生活をおろそかにしてては、父が心配するだろうなぁと・・・。暮らしとうまくバランス取りつつ、寂しさと折り合いつけていこうと思います^^。スイカの塩もみ、一玉でかなりの量ができましたよ。捨てたのはシマシマの皮だけで、ほんの少しでした♪
→いろはさま
父とはよく散歩や食料品の買い物にも行ってたので、何かしら日常生活でも思い出すことが多く。でも、楽しいことばかりだったので、思うわず、ふふってなったり^^。スイカやメロンなど大きなものはKamoさんが切ってくれるので、毎回、かけらをいただいてます♪
→ (。・_・。)2kさま
早く落ち着いて欲しいですよね。いつまでたっても、帰れないのは困ってしまう・・・。そして、いつかお会いできるといいですね^^。
→miffyさま
父親っ子だったから、いろんな楽しい思い出がたくさんあって、それに助けられてる気がします^^。スイカの皮、そうそう、ぬか漬けもありましたよ。美味しいですよね。
→ヤッペママさま
毎日思い出さない日はないくらい、何かと父との思い出が多く。でも楽しい思い出がいっぱいだから心支えてもらってます^^。コロナ、早く落ち着いてくれるといいですよね。
→sheriさま
そうなんですよね、あれこれ思うあまりに、体調がちょっとおかしくなっちゃって、なので、思い切って1週間ブログもお休みしました^^。日本に行くか、行くまいか、3月のあの時はどちらを選んでも、何かしら後悔が残ってたのかもしれませんね。ワクチンや治療薬が早く出てくるといいですよね。
→marimoさま
幸い、声だけでも聞けたのが嬉しかったです^^。思い切って電話してよかった。ちゃんと暮らして、心配をかけないようにしたいと思います。
→komeさま
ありがとうございます、お気持ちだけで十分ありがたく^^。
→tommy88さま
私は父親っ子でした^^。スカイプができるよう、前回の一時帰国時にタブレットを設定して渡したのだけれど、それも使えなくなってしまって。海外に引っ越すことになった際、母には、何があっても慌ててすぐに帰ってこなくていいから、と言われた時に、ひょっとしたら・・・とは思ってたんですが、やっぱりちゃんとお別れができないのは辛いですね。娘側の気持ちとしても、会えないのは寂しいですよ^^。
→みちさま
まだまだ、いないことが不思議なんですよね。日々、何かしら父のことを思い出しています。一緒にソフトクリーム食べたなぁとか、些細なことなんですけどね^^。楽しい思い出がいっぱいなので、それに助けられてる感じです。
→あとりえSAKANAさま
私もスイカが好きだし、これからもずっと好きだろうなぁ^^。父からは工夫して暮らすことを教わったので、日々、それを実践できるといいなぁと思ってます。おかげさまで、ちょこっとずつ、落ち着いてきました。
→engridさま
どうしようかなと思ったんですが、やっぱり起こったこと、感じたことを残しておきたいなと、記事にしました。書いて、心の中の整理整頓ができました^^。
→TaekoLovesParisさま
来てくださってる皆さん、こんな話をされても困るかなぁ・・・とコメント欄、閉じようかどうしようか迷ったんですが、いつも開けてるから、とそのままに。来年帰るねと約束した時にはまさかコロナでこんな状況になるとは思ってもみずで・・・。父に心配かけぬよう、しっかりしないとなぁと記事を書き終えて少し整理できて、そう思ったのでした^^。
→nachicさま
思い出というのは、こういう時、ありがたいものですね。ふと、些細なことを思い出しては、ふふって笑顔になることもあります^^。モノより思い出、とはよく言ったものだなぁ。
→kyonさま
亡くなった我が家の猫トラチ、日本にいた頃たまに実家に預かってもらってたんですが、世話をするのが父でした。でも、なかなか懐かず、エサあげてるのに隠れてしまう・・・って嘆いてました^^;。それも一つの思い出ですね。今頃は仲良くしてるかな。
→momoさま
今の状況では日本国内の移動も大変ですよね・・・。他府県ナンバーの車に厳しいという話も聞きました。家族の状況に辛くなったり、それで体調に影響出たり、世の中なかなかうまくいかないなぁと思ったりもしましたが、今回の話を書いて、少々気持ちが整理できた気がします。日々のブログも、支えになって^^。
→kuwachanさま
海外に引越しになった際に、ひょっとしたらとある程度は覚悟もしてたんですが、いざ、そうなってみるとショックはショックですね^^;。コロナじゃなかったら・・・と思うと、悔しい気持ちもあり。でも父との思い出は楽しいことばかりなので、助けられてます。寂しい気持ち、時間をかけて、消化して行くのかなぁ。
by Inatimy (2020-09-07 21:01)