緑の散歩道 [森・湖]
何度か写真を見比べて、やっと、なんとなく違いが見えてきた。
アメリカノウゼンカズラだと思う。 ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属。
学名:Campsis radicans カンプシス・ラディカンス。
オランダ語:Trompetklimmer トロンペットクリマー。
オランダ語:Trompetklimmer トロンペットクリマー。
普通のノウゼンカズラとは、花のつき方が違うみたいだ。
9月上旬のとある休日、午前中の涼しいうちに出かけた。
最低気温は11℃くらいで、最高気温は22℃くらいだった日。
最低気温は11℃くらいで、最高気温は22℃くらいだった日。
他所様のお宅の塀から、はみ出て育ったブドウが実をつけていた。
色づき始めて、ちょっと美味しそうな感じ。 そのうち鳥が狙いに来るかな。
色づき始めて、ちょっと美味しそうな感じ。 そのうち鳥が狙いに来るかな。
たどり着いた先は、入り口にこんな看板があるところ。
書かれてあるのは、リードでつながれているなら犬は許可される・・・みたいなこと。
緑の木々の中を歩いていく。
途中で咲いてるのは・・・
・・・ピンク色の花。 オニツリフネソウ(鬼釣舟草)。 ツリフネソウ科 ツリフネソウ属。
学名:Impatiens glandulifera インパティエンス・グランドゥリフェラ。
オランダ語:Reuzenbalsemien レウゼンバルセミーン。 直訳は、巨大なホウセンカ。
オランダ語:Reuzenbalsemien レウゼンバルセミーン。 直訳は、巨大なホウセンカ。
小学校の校庭の片隅にホウセンカ(鳳仙花)が咲いていたのを覚えている。
実がはじけるのが面白かったから。 あれもツリフネソウ属だったんだな。
実がはじけるのが面白かったから。 あれもツリフネソウ属だったんだな。
朝露がついて、滴が落ちそうで落ちない微妙なところ・・・。 ヨダレを垂らしてる・・・のではなく。
オニツリフネソウの実は、緑の細長いの。
ちょうど写真の花の上の方にいくつかある緑色のもの。
ちょうど写真の花の上の方にいくつかある緑色のもの。
株によって、花はピンク色のバリエーションあり。
袋状になった花の形が面白い。 花蜂は、もぞもぞとあの奥へと入っていく。
袋状になった花の形が面白い。 花蜂は、もぞもぞとあの奥へと入っていく。
ブラックベリーか何か。 赤いのはまだ熟してない実。
虫食い跡が透けた葉っぱも、趣があるな。
さらに進むと、白いモワモワした花。 おそらくこれは、セイヨウナツユキソウ(西洋夏雪草)。
バラ科 シモツケソウ属。
バラ科 シモツケソウ属。
学名:Filipendula ulmaria フィリペンドゥラ・ウルマリア。
オランダ語:Moerasspirea ムラススピレア。 直訳は、沼地シモツケソウ。
オランダ語:Moerasspirea ムラススピレア。 直訳は、沼地シモツケソウ。
少しトリミングしてみると・・・
・・・ネジネジの実。 不思議な自然の造形美。
オニツリフネソウもセイヨウナツユキソウも湿った場所に生える植物。
ジメジメが良かったり、日当たり良好の乾燥したところが良かったり、植物の環境の好みも様々だな。
ジメジメが良かったり、日当たり良好の乾燥したところが良かったり、植物の環境の好みも様々だな。
この日の散歩の話は、あと5回ほど続く予定^^。
日の出時間が、8時を過ぎた。 朝起きてからしばらくは暗いまま。
なかなか眠気が取れない・・・。
なかなか眠気が取れない・・・。
逆に、日の入はまだ18時46分だけど(10月15日時点)
毎日2〜3分ずつ早くなっていっている。
毎日2〜3分ずつ早くなっていっている。
夏時間の終わりは10月の最終日曜日。 今年は10月31日。
タグ:植物
虫食い葉、とてもいいですね。私もこんなの探しているのすが。
by JUNKO (2021-10-15 17:45)
虫食いの葉 一つの芸術よね。
あの。。。雫は よだれ・・・(´∀`*)ウフフ
by ゆうみ (2021-10-15 18:01)
葡萄は鳥の食べ物になっちゃいますね!
日本では見ない花が多いですね。
by ma2ma2 (2021-10-15 18:36)
このブドウ以前に見たブドウかしら?
オニツリフネソウの一滴の雫私も狙います。
ヨダレですか~?
by ヤッペママ (2021-10-15 19:56)
そちらは8時過ぎですか…こちらも日の出が8時近くになり、暗いなあと思っていたところです。
ブドウは今頃は鳥さんのお腹の中かしら、それとも干しブドウになりつつあるところかしら…
by めぎ (2021-10-16 04:50)
サマータイムに入る直前は、朝が遅いですね。
切り替わるタイミングの、一気に時間が1時間ずれるあの感覚がなかなかおもしろいです。
by YAP (2021-10-16 07:03)
赤煉瓦の壁に色づいたブドウの実が
いい感じにマッチしていますね(・∀・)
ネジネジの実、ホントにねじねじだ!(゚∀゚)
by あおたけ (2021-10-16 07:03)
ノウゼンカズラは自分が知ってるのとはずいぶん形状が違うから
これは同一種とは気が付かないだろうなぁ
6の花 赤いから涎に見えるね(笑)
9枚目の葉っぱを逆光にしてみて遊んでみたい(^^)/
by snow (2021-10-16 07:43)
ムラサキウマゴヤシって面白い名前ですね♪
ホウセンカは小学生の頃栽培しました。
こんな風に自生するお花なんですね。
by marimo (2021-10-16 08:34)
こんにちは。
他所様のお宅の塀からのブドウ、鳥に狙われる前に、味見したい感じです(爆)
緑の散歩道、いい感じですね。
ブラックベリー風の木イチゴ、もう少しで食べ頃ですね。虫食い跡あり、安全そうです。
セイヨウナツユキソウ「ネジネジの実」との組合せ、面白いビジュアルです。
今月末に「夏時間の終わり」みたいですが・・・
冬の到来、クリスマスを身近に感じた記憶あり!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-10-16 12:06)
ピンクのオニツリフネソウの花びら、透明感がありますね。
マクロレンズで、撮影してみたいですね。
by テリー (2021-10-16 12:23)
葡萄が可愛いですねぇ
なんだかメッチャアート
by (。・_・。)2k (2021-10-16 14:38)
こんにちは^^
今年になつて、ノウゼンカズラにも種類がある事が
分かりました^^
オニツリフネソウとセイヨウナツユキソウは初見です。
虫喰い跡の葉、わくらば(病葉)というのが何となく
昔から好きでした。
by いろは (2021-10-16 15:18)
他所様のお宅の塀のブドウ、良い感じになってきましたね^^
この色づきからいくとデラウェア系かしら。
鳥さんに食べられる前にこのおうちの方が収穫してくれるといいなぁ・・
一房ずつネットがけ・・・などという習慣はヨーロッパにはないのかしら。
他所様のお家のことながら相変わらず気になってしょうがありません(^▽^;)
シモツケ系のお花は大好きです。
ムラススピレアは日本でよく見るシモツケよりもお花が大きくてゴージャズな感じ。
そしてここにもネジネジの種がっ。
こんなパスタはソースがよく絡むようにネジネジですが
この種のネジネジはどんな意味があるんだろう^m^
by ちぃ (2021-10-16 17:55)
虫食いの葉っぱ、光が透けて綺麗ですね。
ねじねじの葉っぱも面白いです。
我が家の近くにも、こんなお散歩道があったら良いのになぁ。
by みち (2021-10-16 20:40)
こちらの日の出は6時20分頃、日の入りは17時40分くらいです。
ブドウもブラックベリーも今頃は鳥さんに食べられちゃってるのかな?
虫食いの葉っぱもアートですね。
by miffy (2021-10-16 23:30)
ノウゼンカズラ、この色は初めて見ました
日本でみるのはオレンジ色です。
虫食いの葉っぱレースのようですね^^
by kuwachan (2021-10-17 01:42)
ブドウの後ろにレンガの塀
やっぱりヨーロッパだ
by ハイマン (2021-10-17 15:57)
→皆さま「緑の散歩道」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。あっという間に1ヶ月以上も前の話になってしまいました^^;。この後、まだまだ野の話も森の話もたまってて。これといって特別な場所でもないけど、季節によって見られるもの、目に止まるものが違いますね。
→JUNKOさま
虫食いの葉っぱ、案外多かったです。でも時間的に日陰なところばかり^^;。
→ゆうみさま
うまい具合に、全部かじらずにまだらに穴あきにしますよね^^。多いな口を開いてるような花の形に思わずヨダレに見えました・・・。
→ma2ma2さま
今頃はすっかりブドウは食べ尽くされてしまったかしらね^^。何かしら珍しい植物があるので、立ち止まることも多くなかなか進みません。
→ヤッペママさま
このブドウは以前載せた写真のブドウとはまた別のブドウ。あちこちのお家でブドウ育ててますね^^。花からの滴、落ちそうで落ちないの、この日はなんとか撮れました。
→めぎさま
日の出時間、今月末には8時半になるみたいです^^;。でも夏時間が終わるから、また7時半になりますね。ブドウ、きっともう鳥さんに食べられてるかも・・・。我が家が買う果物も最近はブドウばかりだなぁ・・・。
→YAPさま
サマータイムが終わると、また時計の針を1時間ずらさないといけないのが面倒^^;。カメラの時間も直さないといけない。直したらすぐ、変えたことも忘れてしまうんですけどね。中にはその1時間で体調が崩れる人もいるとか・・・。
→あおたけさま
煉瓦の壁と一緒に撮りたくて角度を考え撮りました^^。まだ熟れてなくて緑だから、色も映えるかなと。ネジネジの実って不思議ですよね。科が違うのに種は似てるっていうのも。
→snowさま
日本のノウゼンカズラは写真でしか見たことがなくって。それにどこかしら似てる感じがしたので、植物が判明^^。鬼釣船草、口を開けてるみたいな形なので、ついヨダレに見えてしまって。虫食いの葉っぱ、生い茂った日陰にあって・・・でも方角的には、これでも逆光なんですよ。
→marimoさま
今回の記事の白い花の写真は、セイヨウナツユキソウなんですけどね。ムラサキウマゴヤシは以前の記事で、リンク先に^^。鬼釣船草はオランダ語での直訳は巨大ホウセンカ。ホウセンカそのものじゃなく。
→Boss365さま
確か、塀を越えて自分の庭にできた実はとってはいけないけど、地面から塀を越えて生えてきたタケノコなんかは採ってもいい、って民法か何かで決まってるんでしたっけね^^。他所さまのお庭からのはダメだけど、遊歩道脇に生えてたブラックベリーは、たまに人が食べてるのも見かけます。夏時間が終わると一気に暗い時間が増える気が。そろそろキャンドルの用意です♪
→テリーさま
鬼釣船草って、花びらがすごくいい感じで。テリーさんがお持ちのレンズだと鬼釣船草、すごく綺麗に撮れそうですね^^。
→ (。・_・。)2kさま
ブドウを育てておられるお宅があちこちに。人気なんでしょうね^^。色づき始めた様子がとっても魅力的でした。
→いろはさま
ノウゼンカズラは実物を見たことがなく、写真だけ・・・でも、それに雰囲気が似てるなぁ・・・と^^。緑が多い道を歩いていると、見たことがないものに出会えて、ワクワク。虫食いの葉、わくらば(病葉)って言葉もいい響きですね。初めて知った日本語です♪
→ちぃさま
あちこちブドウを育ててらっしゃるお宅が多いので、実り具合のチェックが楽しく^^。ネットがけなんてしないでしょうね。スーパーに並んでる果物も、日本みたいに包まれてるの、見たことないし^^;。桃だって山積み。散歩してるといろんな植物が目につきます。日本では全く気にしてなかったので、こっちに来てから知った植物が山ほどです♪ネジネジパスタ、ソースが絡んで美味ですよね。種のネジネジはどうして何だろう・・・虫のように見せて鳥につつかせて食べられたりして、遠くまで種を運んでもらいやすくするため?
→みちさま
虫食いの葉っぱ、ちょっと遠かったのでズームして撮りました^^。午前中は陽が当たらない散歩道なので、逆光に。場所に応じて自動車の道、自転車の道、歩道と、区別され、分かれていたりするので、こっちの国は歩きやすいです。
→miffyさま
これからだんだん暗い時間帯が多くなってくるので、そろそろいろんなキャンドルを用意です。ブドウもブラックベリーも、鳥さんに食べられてしまってるでしょうね。ブラックベリーは人も食べてるかも^^。
→kuwachanさま
ノウゼンカズラ、日本のはもっとオレンジ色ですよね、色や花のつき方からすると、アメリカノウゼンカズラなようです^^。虫食いの葉っぱ、うまい具合にまだらに穴開けて残しますよね。ほんと、アート。
→ハイマンさま
オランダには山がないので、採石場となるところが少なく、建物には焼いた煉瓦が使われてるのが多く、街は煉瓦の建物があちこちに^^。大きな教会の周りくらいかな、石畳って。あとは煉瓦畳♪
by Inatimy (2021-10-20 21:05)