湖の東側を歩く [森・野]
ふと横を見ると、松笠のような花。
淡い黄緑色の毬花が綺麗だったホップ。 和名は、セイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)。
アサ科 カラハナソウ属。
アサ科 カラハナソウ属。
9月上旬、午前中の涼しい間に出かけた日の続き、2話目。
最低気温は11℃くらいで、最高気温は22℃くらいだった日。
最低気温は11℃くらいで、最高気温は22℃くらいだった日。
※ 前回の、オニツリフネソウ、セイヨウナツユキソウを見た、1話目は、こちら。
よく見ると、白樺の木にも這っていた。
学名:Humulus lupulus フムルス・ルプルス。 響きが可愛い。
オランダ語:Hop ホップ。
オランダ語:Hop ホップ。
ホップを見たのは、橋の上からで・・・
・・・ボートがやってくるのを待っている間に撮っていた。
De Poel デ・プール(直訳:みずたまり)という名前の湖。
対岸は、森林公園のAmsterdamse Bos アムステルダムの森。
対岸は、森林公園のAmsterdamse Bos アムステルダムの森。
尖塔は、Bovenkerk ボーフェンケルクにある教会、
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルク。
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルク。
ボートは徐々にこっちに近づいて来た。 今いる橋の下をくぐると・・・
・・・次は、自転車専用道路と線路のための橋の下をくぐって、水路を進んでいった。
ここの湖、青い空の反射で綺麗に見えていたけど、実際はすごく濁った水の色。
De Poel デ・プールというこの湖もまた、元々は泥炭を採取した地で、
そこに水が染み出てきて湖になったところ。
そこに水が染み出てきて湖になったところ。
オランダ語のpoel プールは、小さく・浅く・流れがなく・しばし濁った水のところを意味する。
採掘によってできた湖を意味するplas プラス(複数形:plassen プラッセン)にならないのは、
この湖の規模が小さめな方だからかもしれない。
この湖の規模が小さめな方だからかもしれない。
さらに湖に沿って歩いて行くと・・・
・・・エルダーフラワーの実。 和名は、セイヨウニワトコ(西洋接骨木)。
レンプクソウ科 ニワトコ属。
レンプクソウ科 ニワトコ属。
学名:Sambucus nigra サンブカス・ニグラ。 サンブクス・ニグラ。
オランダ語:Gewone vlier ヘボーネ・フリーア。
オランダ語:Gewone vlier ヘボーネ・フリーア。
夏は白っぽい花を咲かせている。
エルダーフラワーは、ジュースやシロップでも見かけたり。
エルダーフラワーは、ジュースやシロップでも見かけたり。
2月にロシアの熊(寒波)がやって来た時には、スケート靴を履く人が腰かけていた桟橋。
これ、和名は無いのかも。 キク科 ゴボウ属。
学名:Arctium minus アルクティウム・ミヌス。
オランダ語:Gewone klit ヘボーネ・クリットや Kleine klit クライネ・クリット。
直訳はそれぞれ、普通のゴボウ、小さなゴボウ。
オランダ語:Gewone klit ヘボーネ・クリットや Kleine klit クライネ・クリット。
直訳はそれぞれ、普通のゴボウ、小さなゴボウ。
ちなみに日本の野菜のゴボウの方は、学名:Arctium lappa アルクティウム・ラッパ。
そろそろ、開けたた場所に出られそう。 奥に見えているのは、基礎自治体の役所の建物。
朝露のついた葉っぱがキラキラとキレイだった。
さらに進むと、また水路にかかる橋。 頭上には、木々の葉っぱが生い茂り。
なんとなく、グリーンティーを思い出すなぁ。
橋の板の隙間から伸びて来ていた花。 たぶん、ヒメフウロ(姫風露)。
フウロソウ科 フウロソウ属。
フウロソウ科 フウロソウ属。
学名:Geranium robertianum ゲラニウム・ロベルティアヌム。
オランダ語:Robertskruid ローバーツクラウト。
オランダ語:Robertskruid ローバーツクラウト。
この日の散歩の話は、あと4回ほど続く。
我が家のベランダ小庭のバラの枝が強風で折れてしまった・・・。
日々少しづつツボミが大きくなるのを楽しみにしていたのにな。
長い枝がなくなったバラはかなり寂しげな姿。
長い枝がなくなったバラはかなり寂しげな姿。
タグ:植物
川に架かる橋は良い感じを出していますね!
ホップはビールの香りに重要ですね。
by ma2ma2 (2021-10-17 18:08)
良い風景だわ。
散歩しながら風景を見て ホップを見ながら
麦酒を連想して たのしい
by ゆうみ (2021-10-17 18:58)
湖の存在は大きいですね。さまざまな光景が目を楽しませてくれます。心も安らぎます。いい環境ですね。
by JUNKO (2021-10-17 20:21)
湖は画になりますね。
そちらは平地に湖ですよね、見たことのない景色に見えるんでしょうね。
by 斗夢 (2021-10-17 20:31)
水辺の風景、いい感じですね。
画面をスクロールしながら一緒にお散歩をしている気分に浸っています。
ホップ、麦酒にはなくてはならないものですね(笑)
by kuwachan (2021-10-17 20:46)
こんにちは。
デ・プールの名称、意外性ある大きい水溜りです。
水の色、濁ってますが「青い空の反射」効果に驚きました。
ロシアの熊の来日時のスケート場を覚えてますが・・・
景色の変化が激しいですね。
バラの枝、残念です(涙)強風対策したいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-10-17 20:58)
咲いているホップに出逢えるなんて、羨ましいでやす。
最近、ホップの効いた苦ーいビールにハマってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-10-17 21:47)
ホップの咲いているところを初めて見ました。
綺麗な緑色なんですね!
尖塔と湖とボート、とっても素敵な1枚です。
バラ、残念でしたね(><)
by みち (2021-10-17 22:31)
青く映り込むと綺麗とついつい喜んでしまうけど
水質はよくないとこもあるもんね
天橋立はホント綺麗だけど木曽川の下流はウーン
グリーンティーの光の入り方が素敵だな
これも上の木々が映り込んで木の形がはっきりわかる
これは川の藻でこの色なんだけど上の映り込みとマッチして
魅力を引き立ててますね(^^)/
そして 最後のヒメフウロの写真
これは小さな花だけどこの背景でしっかり存在アピールしてる
上手く重ねましたね(^^)/
by snow (2021-10-17 23:59)
うちのホップはすっかり黄色くなりましたよ。
バラ、残念でしたね…強風、憎いですね!
来年また蕾をつけてくれますように…
by めぎ (2021-10-18 06:39)
緑と水の景色がいいですね。
まるで美しい絵画のような、そんな感じに見えます。
by YAP (2021-10-18 07:42)
この湖ももうしばらくすると凍ってしまうのですね。
ラズベリーのような実は見たことがあるけど・・・
ジュースにもなるんですか!
by marimo (2021-10-18 07:59)
これはホップのような形をしているんですが何の実なのかな?
by kousaku (2021-10-18 12:37)
水辺があると落ち着きますよねぇ
昔住んでたところは荒川 今は江戸川
同じような環境だから 住んでて嫌にならないのかも
隣のおばちゃんさえなんとかなればですけど
by (。・_・。)2k (2021-10-18 13:50)
ホップの実って可愛いですよね^^
札幌の実家では庭に植えてあってテラスに這うようにしてあるのですがめっちゃ実をつけます。
でもって虫も沢山つきます(^▽^;)
ビールにするわけじゃないから(笑)薬をかけるべきなのかも知れないけど
バードテーブルの近にあるので鳥さんに影響があったら可哀想だからと
そのままになってます。
札幌はすぐに寒くなるから虫さの活動期間も短いのでそれで良いらしいです^^
ふるむす・るぷるす、ひらがなにするとさらに可愛いっ(≧∇≦)
ふるふるとかぷるぷると呼びたくなりまーす。
by ちぃ (2021-10-18 16:27)
ニワトコは赤い色が印象的でしたが黒くなった実はなんだか
食べられそうにも見えますが?
by ヤッペママ (2021-10-18 20:17)
散歩している道にホップやエルダーフラワーがあるのってなんか不思議な感じです。
ボートで橋の下をくぐり抜けるのって楽しそう♪
by miffy (2021-10-19 14:44)
こんにちは^^
セイヨウニワトコ、こんな実が生るのですね。
ゴボウのお花は初めて見ました。
ヒメフウロ、そちらにもあるのですね〜
何だか嬉しくなりました^^
by いろは (2021-10-19 16:06)
風景写真、とても美しいですね。橋のある風景が好きです。
最後のお写真が特に好きです☆
by coco030705 (2021-10-19 22:47)
ホップが咲く? なる? 実る?
ビール用の野生かしら。
by tommy88 (2021-10-20 17:55)
→皆さま「湖の東側を歩く」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。この湖、周りをぐるっと1周できるので散歩にはもってこいの場所です^^。対岸はアムステルダムの森なので、そこでまた別のルートをとっっても面白く。
→ma2ma2さま
川ではなく、水路なんですよ、流れはありません^^;。ホップ、そうですね、ビールに使われてますね。
→ゆうみさま茂みが多いところを歩いたり、途切れた隙間から湖を見たり、ホップでビールを思い出し、美味しそうなベリーもあったり^^。
→JUNKOさま
どこへも旅行へは出かけてないけれど、何かしら身近な場所でも気分転換できて、ちょこっと楽しんでます^^。
→斗夢さま
そうですね、こっちでは、平地に湖で山は見当たりません^^。しかも水面が地面に近いという。
→kuwachanさま
一緒に散歩をしてる雰囲気を楽しんでいただけて、私も嬉しいです^^。ホップ、以前はずっと欲しかった植物。こんなに勢いよく伸びて這うとは・・・・。
→Boss365さま
昔はオランダでは泥炭が重要なエネルギー源だったことがわかります^^。それを燃やすストーブもあったとか小さなミュージアムで見たことが。バラの枝、あと少しで咲きそうだったので残念で、残念で。これを書いてる今日も、昨日も強風で、慌ててジャーマンアイリスの葉っぱを短くカットしました・・・。
→ぼんぼちぼちぼちさま
ホップ、昔、旅先で一面のホップの畑を見たことがありましたが、こんな風に自然に生えてるのは初めて^^。ビールに風味を持たせてくれるホップ、いいですよね。
→みちさま
淡い黄緑に松かさのような姿、可愛いですよね、ホップ^^。オランダは水路が張り巡らされてるので、家からボートで、って人も。
→snowさま
対岸のアムステルダムの森の中の水路など、夏には少し硫黄のような匂いが発生してたので、水質調査を続けてるみたいです。なんせ、平らな地で流れがないので、たまったままの水って管理が大変なんでしょうね。ヒメフウロ、見たとき、なんだったっけ、この植物・・・・って思い出せなかったので、とにかく後で調べようと撮ったって感じですけどね^^;。
→めぎさま
ホップは、以前欲しかった植物だったので、めぎさんのバルコニーが羨ましく^^。もらった花束のバラの枝から発根させて育ててるバラなので、まだ株が小さく、今年はもう終わりかも。冬にちゃんと剪定して、年明けたら植え替えをして、春の花に期待したいと思います♪
→YAPさま
休日は人混みを避けて、緑の多いところで気分転換を図っています^^。ありがたいです、街のすぐそばにこんなところがあるのは。
→marimoさま
近年は冬が暖かくなってきてるので一面氷を張るのは珍しくなってきてますが、岸の近くだけでも氷を張る様子は冬の楽しみ^^。エルダーフラワーのジュースは、だいたい白い花が使われてるのが多いけれど、実はジャムになったりもするよ♪
→kousakuさま
記事の本文にも書いてあるように、ホップの花です^^。毬花(きゅうか)って言います。
→ (。・_・。)2kさま
そうそう、水辺があるって落ち着きますよね^^。我が家も毎回、引っ越し先に何かしら川、湖、水路などがあります。
→ちぃさま
淡い黄緑の松かさのようなのは、毬花(きゅうか)で、雌花に当たるそうです。可愛いですよね、これ^^。え、虫がたくさんつくんですか・・・以前、ずっと欲しかった植物なんですよ。買わなくてよかった・・・虫苦手なので^^;。ふるむす・るぷるす、ひらがなにするとますます可愛さがアップしますね〜♪
→ヤッペママさま
ニワトコは赤い実のようなんですが、西洋ニワトコはこんな黒っぽい紫になるんですって^^。花はシロップにしたり、実はジャムにできたりするようですよ。
→miffyさま
国が違えば、散歩道で見かける植物まで異なりますね^^。いろんなものが目に止まってなかなか前に進まない散歩です。オランダは水路があちこちに走ってるので、このボートの人もそのまま自宅の裏まで行けるのかもしれませんね。
→いろはさま
セイヨウニワトコ、そうなんですよ、こんなに色が濃い、黒っぽい紫に。私もこっちに来てからゴボウの仲間の花を知ったので、意外な花の形に驚きましたよ。フウロとつく花はオランダにも色々あるみたいです^^。ヒメフウロ、赤っぽい色も入ってて可愛いですよね。
→coco030705さま
街のすぐそばにこんなに風景がいいところがあるのでありがたいです^^。最後の写真、落っこちないように気をつけながら撮りました・・・片方だけにしか欄干がないんですよ^^;。
→tommy88さま
ホップの松かさのような淡い黄緑色のは、毬花(きゅうか)って言うそうです。実ではなく雌花なのだとか^^。ホップといえばビールですよね。この毬花の部分が使われるようですよ。
by Inatimy (2021-10-21 21:12)