いいのかどうか、迷う [森・野]
木の幹を這う蔦は、ちょっぴりハート形。
9月上旬、午前中の涼しい間に出かけた日の続き、3話目。
最低気温は11℃くらいで、最高気温は22℃くらいだった日。
最低気温は11℃くらいで、最高気温は22℃くらいだった日。
※ 前回の、ホップ、エルダーフラワーの実、ゴボウの一種、ヒメフウロを見た2話目は、こちら。
遊歩道に導かれるまま、どんどん歩いていくと・・・
・・・グネグネと伸びた先に青紫の花。 たぶん、シベナガムラサキ(蕊長紫)。
ムラサキ科 シャゼンムラサキ属。
ムラサキ科 シャゼンムラサキ属。
学名:Echium vulgare エキウム・ブルガレ。
オランダ語:Slangenkruid スランゲンクラウト。 直訳:蛇ハーブ。
オランダ語:Slangenkruid スランゲンクラウト。 直訳:蛇ハーブ。
セイヨウサンザシ(西洋山査子)の赤い実。 バラ科 サンザシ属。
5月頃に白やピンクぽい花を咲かせる木。
5月頃に白やピンクぽい花を咲かせる木。
学名:Crataegus monogyna クラタエグス・モノギナ。
オランダ語:Eenstijlige meidoorn エーンスタイラヘ・マイドーン。
直訳は、一般的なサンザシ。
オランダ語:Eenstijlige meidoorn エーンスタイラヘ・マイドーン。
直訳は、一般的なサンザシ。
日陰の小道。 水面に映っているのは、基礎自治体の役所の建物。
水路の水は抹茶色なのに、空を反射するとキレイなブルーなのが、ほんと、不思議。
左上の方でこの水路は湖とつながっている。
左上の方でこの水路は湖とつながっている。
基礎自治体の役所の前にあった木を見上げる。 たくさん実がぶら下がっていた。
ナツボダイジュ(夏菩提樹)かなぁ・・・? シナノキ科 シナノキ属の。
ナツボダイジュ(夏菩提樹)かなぁ・・・? シナノキ科 シナノキ属の。
学名:Tilia platyphyllos ティリア・プラティフィロス。
オランダ語:Zomerlinde ゾーマーリンデ、Grootbladige linde フロートブラーダヘ・リンデ。
オランダ語:Zomerlinde ゾーマーリンデ、Grootbladige linde フロートブラーダヘ・リンデ。
さらに進むと・・・
・・・湖の北側に出る。 De Poel デ・プール(直訳:みずたまり)という名前の湖。
Bovenkerk ボーフェンケルクにある教会、
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルクの尖塔が、あんなにも小さい。
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルクの尖塔が、あんなにも小さい。
湖岸は、葦(アシ、ヨシ)が生い茂って。
※ 2月中旬にロシアの白熊(寒波)が来た時の様子は、こちら。
冬はスケートで賑わっていたけれど・・・
・・・この湖は、遊泳禁止。
以前は、夏期限定の水上カフェがオープンしてて、
ウォータースポーツもやってた記憶があるのだけれど、ひょっとしたら水質悪化したのかも。
ウォータースポーツもやってた記憶があるのだけれど、ひょっとしたら水質悪化したのかも。
芝生の方から湖へと歩いてきた集団。 この水鳥は、エジプトガン。 カモ科 エジプトガン属。
親鳥2羽と、子供4羽。
親鳥2羽と、子供4羽。
学名:Alopochen aegyptiacus アロポチェン・エジプティカス・・・という日本語表記が多かった。
オランダ語:Nijlgans ナイルハンス。 直訳:ナイル川のガチョウ。
オランダ語:Nijlgans ナイルハンス。 直訳:ナイル川のガチョウ。
親鳥は目の周りが茶色。 子供達は、まだそれがない。
皆で、湖の際までやってきて・・・この後どうするのか見ていたのだけれど、
一向に、水に入る気配がない。
一向に、水に入る気配がない。
並んで、ただ見つめている。
ひょっとしたら、遊泳禁止の標識を見て、入っていいのか戸惑ってるのかも・・・なんてね。
ひょっとしたら、遊泳禁止の標識を見て、入っていいのか戸惑ってるのかも・・・なんてね。
その後も、子供が1羽水に入っただけで、他の子はその場にうずくまり、親鳥は立ったまま。
水鳥もためらうような水質だったら・・・などと考えると怖いな・・・。
水鳥もためらうような水質だったら・・・などと考えると怖いな・・・。
遊歩道をどんどん進んで・・・
・・・水路にかかる橋から南の方を眺める。
教会、シント=ウルバヌスケルクをズーム。 屋根に白い幕が張られていた。
2018年9月15日の火事から3年が過ぎた。
主塔を残して、焼け落ちた屋根は、ほんの少しずつ、修復が進んでるみたいだ。
主塔を残して、焼け落ちた屋根は、ほんの少しずつ、修復が進んでるみたいだ。
※ 火事の後、2019年5月に主塔に上った日の話は、こちら。
この日の話は、あと3回ほど続く。
火曜日、朝から霧雨・・・。
薄っすらと白く烟って薄暗い中、街路樹の黄葉が色鮮やかだ。
薄っすらと白く烟って薄暗い中、街路樹の黄葉が色鮮やかだ。
平年より高めで19℃まで上がるようだけど、
金曜には最高で11℃と冷え込むらしい。
金曜には最高で11℃と冷え込むらしい。
タグ:植物
冬にスケートリンクになる湖は遊泳禁止なのですね!
こちらは秋を飛び越していきなり冬の気温になりました。
by ma2ma2 (2021-10-19 18:34)
はは、鳥さんが全員同じ方角を向いてるのが、なんかユーモラスで笑ってしまいやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-10-19 19:13)
鳥さんたちが 何気に足が長いのに 驚きました。
沢山の植物たちが色とりどり アクセントが沢山あって美しいです。
by ゆうみ (2021-10-19 20:35)
鳥たち、整列しているように見えますね。何かテレパシーではなしているかも、ですね。(^^♪
by coco030705 (2021-10-19 22:39)
こんにちは。
シベナガムラサキ、見た記憶なしの個性的な形状です。
オランダ語の「直訳:蛇ハーブ」に頷くばかりです。
セイヨウサンザシ、イギリスではメイフラワー?と呼ばれていた記憶あり。
鏡のような水面、水の抹茶色が良い効果を出している印象です。
集団で歩くエジプトガン、足長な感じで可愛いですね。
また「遊泳禁止の標識」を認識して長時間待機は、興味深い行為です(爆)
基本?草原を歩いて餌を取る習性があるみたいですね。
シント=ウルバヌスケルク、修復が進み何よりです。
まだまだ完全修復には時間がかかりそうですが、楽しみですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-10-19 22:59)
湖のほとりに佇む水鳥の親子、
どうして水に入らないのかな?
遊泳禁止!?w
・・・などと考えながら見ているのも
面白いですね(・∀・)
by あおたけ (2021-10-20 05:47)
赤い実が楽しみな季節になってきました。
去年、いいなと思った木が見当たらずウロウロすることが多いです。
認知症?健忘症?
by 斗夢 (2021-10-20 06:54)
エジプトガンの家族がかわいい!
カモは1羽の親鳥にヒナたちがついて行くというのが多いのですが、お父さんもお母さんもどちらも子育てしてるんですね。
by YAP (2021-10-20 08:10)
ハートの葉っぱ見つけると
ちょっと嬉しいですよね(^^)
by (。・_・。)2k (2021-10-20 08:42)
奈良の自宅は月曜夜に外気温が14度まで下がり、
室内は18度くらいだったので寒くてガスファン
ヒーター点けました。Inatimyさんの地方も秋が
本腰入ってきましたね(^^;)
by あとりえSAKANA (2021-10-20 10:53)
冬は、-10℃にも、下がって、湖が、スケートリンクになるって、凄いですね。
先日、バードマンが、ガンの子供達を親代わりになって超軽量動力機で、ドイツから、越冬地につれてゆくビデオが紹介されていました。ガンは、卵から生まれる時に最初に見たものを親と思うそうですね。
by テリー (2021-10-20 12:30)
ちょっぴりハートの蔦、可愛いですね^^
紅葉するタイプの蔦かな?赤いハートになったらにっこりほっこりしそうです!
サンザシ、こんな実をつけるのですね。
カップの自販機にあったジュースが好きだったんだけどいつの間にかなくなってしまって(コカコーラ社w)
名前はよく耳にするけどあまりみた事ないかも・・・とググってたら
英語名hawthorn(ホーソーン)って!!
私のお気に入りのアーティストの一人がホーソーンさんなんです。
サンザシさんだったとはっ∑(・o・;)
エジプトガンさんみんなで同じ方向を見てどうしたのかな?って
水に入るのを躊躇っているような素振りとは。むむむむむ・・・
by ちぃ (2021-10-20 15:00)
追伸です!
苗字のHawthorneは末尾に「e」付きでした。
サンザシさんじゃなかったです。
ごめなさい、訂正しますm(_ _)m
by ちぃ (2021-10-20 17:25)
当たり前のことだけど、誰も泳がないと思います。
それでも「遊泳禁止」と看板があると言うことは泳ぐ人がいる?
まさか、まさか、プール以外でもう泳げなくなったこの頃です。
池で泳ぐのは、濁りで見えず怖いです。
by tommy88 (2021-10-20 18:00)
可愛いい感じのガンですね。青い空がきれいですね。
by JUNKO (2021-10-20 20:21)
意気投合した感のエジプトガンが微笑ましい。
by ヤッペママ (2021-10-20 20:35)
遊泳禁止で入るかどうか迷うガン
ナイスな視点
看板と絡めてこの湖を眺めるガンを撮って
コンテストに出したら賞がもらえそうですね(^^)/
by snow (2021-10-20 20:56)
ハート型の蔦の葉、可愛いですね。
シベナガムラサキ、アニメ映画で動いてしゃべり出しそうな。ヘビハーブに納得です^^
美しい水面、はっきり映るものですね。
エジプトガンの親子、脚が長くてがっしりしてますねえ。何を見ているのかしら‥まさか?^^;
by sana (2021-10-20 21:04)
2つ?3つくらい前の記事で、虫食いの透けた葉っぱのお写真ありましたけど、葉っぱに切り絵アートしてる作家さんご存知ですか?すごく細かくて物語性があって、なんとなくInatimyさん好きそうだなぁ、って思ってました。よかったら「リト 葉っぱ切り絵」で検索してみてくださいね。
by momo (2021-10-20 22:59)
つる性植物の繁殖力ってスゴイですよね。
このハート形もどんどん増えていくんだろうな~
綺麗に並んだエジプトガンの後ろ姿が可愛い♪
火事後の修復って完全に元のように戻すのか新しく作り直すのかどっちにしても時間かかるんでしょうね。
by miffy (2021-10-22 13:30)
エジプトガンのみなさまが湖面を見つめる姿が
なかなかのツボでした。
遊泳禁止・・・冬はスケートリンクになる湖♪
生活に密着しているのですね。
by marimo (2021-10-22 20:26)
金曜日、本当に気温下がりましたよね~
その前に嵐がありましたが、運良くうちの辺りはたいしたことなく過ぎました。
エジプトガンたち、どうして水に入らないのかな~気になりますね。
by めぎ (2021-10-23 00:32)
エジプトガンの家族の湖を眺めている姿がとっても愛らしいです。
水質をチェックして入るか入らないのか決めていたら凄いですね。
ひょっとしたら、鳥さんたちって環境に敏感なのかもしれないですね。
by kuwachan (2021-10-23 22:01)
→皆さま「いいのかどうか、迷う」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。エジプトガンは水に入るのをためらっていうるようですが、この湖にはよくオオバン、カモメ、カンムリカイツブリ、カモ類などがいます^^。エジプトガン、遊泳禁止のマークを理解しているのかもしれなな・・・。
→ma2ma2さま
日本も急に寒くなったようですね。暖かくしてお過ごしくださいね^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
一列に横並びしてるの、面白いですよね^^。なぜか進んで水に入ろうとしない、妙な感じでした。
→ゆうみさま
そう言われてみれば、エジプトガン、脚長めなのかも。しかも大きめ。季節によっていろんな植物が自生してるところなんですが、タイミング悪いと草刈り後の散歩になってしまいます^^;。
→coco030705さま
こそっと、湖に入っていいのかな、いいんじゃない、本当に?なんて会話がなされていたりして^^。
→Boss365さま
シベナガムラサキ。面白い形ですよね。咲きながらだんだんと伸びていくみたいです^^。セイヨウサンザシ、イギリスではメイフラワーなんですね。なんか、船の名前にそんな感じなのがあったような。エジプトガンは野の方でもよく見かけますが、そっちでは水路をスイスイと泳いでいたりも。シント=ウルバヌスケルクが火事になった半年後くらいに、パリのノートルダム大聖堂が火災に遭い・・・どちらも修復が早く進むといいですよね。
→あおたけさま
エジプトガン、遊泳禁止を気にして水の中に入らないのだとしたら、すごいですよね^^。標識が理解できてるなんて。
→斗夢さま
気にかけていた植物焼きが見当たらないの、私もよくありますよ^^;。実を見つけて、どんな花だったのか知りたくて、位置をチェックしてたはずなのに、花の時期に分からなくなってたり。
→YAPさま
カモ類は一羽の親についてというのが多いですけど、ガンとかハクチョウあたりは、両親共に見てることが多いかもしれませんね^^。鳥の子育て事情もいろいろみたい。
→(。・_・。)2kさま
ハートの形、自然とその形になってるものって不思議^^。残しておきたくなります。
→あとりえSAKANAさま
今の時期、平年だと最高で13℃なんですが、たまに高温になる日もちらほら^^。早く球根植え付けしないとと焦ります・・・・。
→テリーさま
近年はマイナス10℃が続くことは珍しくなりましたが、湖や池が凍ると、皆スケート楽しみますね^^。渡りを知らないガンのために越冬地へ向かう・・・昔、そんな映画もありましたね。1996年の「グース」だったかな。
→ちぃさま
ハートの蔦、先日行ったらもう見当たらず・・・辺り一斉に草刈りされてたから、一緒に刈られたかも・・・・。サンザシ、ジュースになってるとは。Hawthorneさん、末尾に「e」がついてるけど、調べてみたら、名前の由来は、サンザシの茂みや生垣のそばに住んでいた人々の名前のようですよ。あと英国ダラム州にその地名があって、そこに住んでいた人の名になったとか^^。サンザシさんなんですね。
→tommy88さま
オランダ人どこでも泳ぎます、海でも、池でも、水路でも、運河でも^^。以前はここでも泳げてたみたいなんですけどね。私はプールでも泳げないかも^^:。足がつかないところは空でも水にで怖くて。
→JUNKOさま
エジプトガンの他に、カナダガン、ハイイロガンなどもいます^^。晴れるといい青空ですが、曇天の日も多くて。
→ヤッペママさま
家族全員で一致団結ですね^^。一列に並んだような姿、可愛いです。
→snowさま
標識わかってそうな感じで一列に並んで、戸惑ってましたよ^^。鳥にも人にも優しい、いい水質になって欲しいなぁ。コンテストなんて、無理無理・・・。
→sanaさま
ぶらぶらと歩いてるだけでも、何かと面白いものが目に入ってきますね^^。シベナガムラサキ、咲きながらだんだんと伸びていく姿、蛇のようににょろにょろ。水面はこんなにも青い空を映して綺麗なのになぁ。
→momoさま
葉っぱに切り絵アートなさってる方、先日、日本のニュースで知ったばかりです^^。器用ですよね、すごく、発想もすごくいいし。
→miffyさま
ハート型、増えていく前に刈られてしまったようです^^;。先日行ったら、湖の周り、綺麗に草刈りされて冬の準備。火事の後の修復、小さな教会だから、修復にかかる費用の調達も大変そう。キレイに改装されたすぐ後に、火事だったから。
→marimoさま
湖以外でも、その辺の池、水路、運河、どこでもオランダ人、凍ればスケートです^^。冬の楽しみ。私自身はもうスケートは20年以上してなくて、見てるだけ・・・。
→めぎさま
秋はほんとよく強風・突風・嵐の日になりますね・・・。慌ててジャーマンアイリスの葉をカットしました^^;。せっかくの黄葉も散ってしまうし。でも我が家の近所も大きな被害がなかったのは幸いです。竜巻の発生したところもあったみたいだったし。
→kuwachanさま
湖の真ん中あたりでは、鴨やカモメあたりが泳いですんですけどね^^;。エジプトガン、慎重派なのかも。いずれにせよ、人にも鳥にもやっしい環境になってほしいですよね。
by Inatimy (2021-10-25 17:12)