どこまでも続く・・・ [街並み]
晴れた日の紫陽花・・・ちょっと日に当たり過ぎてお疲れ気味?
6月上旬、小雨が多かった日々、午後から久々にスッキリと晴れた、とある日。
最低12℃、最高18℃くらいの日。
最低12℃、最高18℃くらいの日。
歩いていると、いいもの見つけた。
春になると、あちこちで部屋のリフォーム。 オランダの古い家は間口が狭く、階段も狭い。
なので資材を上の階まで運び上げるのも大変。
なので資材を上の階まで運び上げるのも大変。
だから・・・
・・・滑車を掛ける臨時の支柱が作られていた。 上の写真をトリミング。
ベランダに柱を固定して、その上に桁。 それを窓枠を使って動かないように設置。
桁の先の方に滑車がかけられ、フックのついたロープが取り付けられている。
桁の先の方に滑車がかけられ、フックのついたロープが取り付けられている。
滑車とロープを使って荷物を運び上げ、室内に入れるのだった。 滑車は引っ越し時にも使われる。
休憩中だったのか、この時は作業の様子は見られず・・・。
休憩中だったのか、この時は作業の様子は見られず・・・。
ちなみに左上には、備え付けの滑車用の桁がある。 滑車を引っ掛けるフック付きの出っ張ったバー。
オランダ語では、Hijsbalk ハイスバルクという。
オランダ語では、Hijsbalk ハイスバルクという。
そうそう、表の通りでは大規模な工事中。
ここはトラム(路面電車)も走る通り。 工事の間は迂回ルートで運行している。
中央に山積みになってるのは、トラムのレールの間や周りに敷かれるコンクリートプレート。
中央に山積みになってるのは、トラムのレールの間や周りに敷かれるコンクリートプレート。
この通りは、街路樹の間に設けられた脇の駐車スペースは煉瓦敷きで、
道路はアスファルトだったのだけれど、道路も煉瓦敷きになっていた。
道路はアスファルトだったのだけれど、道路も煉瓦敷きになっていた。
重機で作業するから、走りやすくするためかな。
オランダの工事現場は土がほとんどなく、見かけるのは砂。 それだと足場が悪くなるしね。
オランダの工事現場は土がほとんどなく、見かけるのは砂。 それだと足場が悪くなるしね。
大きな作業車。 工事現場を見るのは好き。 この通り、確か3年前にも工事してた。
※ その時の工事の様子の写真がある記事は、こちら。
※ その時の工事の様子の写真がある記事は、こちら。
今回はもっと大掛かりみたい。
建物、歩道、駐車スペース(片側は街路樹も)、自転車レーン、車の走る道、の順になっていたけど、
交通量を見直して、歩行者と自転車に乗ってる人の安全を優先した道に再設計されるよう。
交通量を見直して、歩行者と自転車に乗ってる人の安全を優先した道に再設計されるよう。
歩道には普段ガードレールも何もないのだけれど、工事の間は木製プレートで仕切られていた。
でも、歩けども歩けども、そのプレートが途切れることなく。
で、仕方なく歩行者は、少しずらした隙間から無理やり抜け出て、工事中の道路を横断してたり・・・。
高いところからだと工事の様子もよく見えるだろうな。
建物と歩道の小さな隙間に育てられてた黄色い花。
たぶん、学名:Geum chiloense ゲウム・キロエンセで、
品種 'Lady Stratheden'「レディ・ストラーセデン」。 バラ科 ダイコンソウ属。
品種 'Lady Stratheden'「レディ・ストラーセデン」。 バラ科 ダイコンソウ属。
切妻屋根の建物が並ぶ様子は、とってもオランダらしく。
タチアオイ(立葵)も咲いていた。 アオイ科 ビロードアオイ属。
この花を見ると夏って感じがする。 ヒマワリよりもよく見かけるから。
この花を見ると夏って感じがする。 ヒマワリよりもよく見かけるから。
学名:Althaea rosea アルテア・ロゼア、Alcea rosea アルセア・ロセア。
オランダ語:Stokroos ストックロース。 直訳、杖バラ。
オランダ語:Stokroos ストックロース。 直訳、杖バラ。
マルハナバチがぶんぶんと。 花粉まみれになっていた。
この通りの工事、2023年の5月まで続くらしい。
☆ ☆ ☆
工事絡みで、昨夜、TVのニュースで見た話を一つ。
オランダの建物解体に日本の方法が採用されてるらしい。
オランダの建物解体に日本の方法が採用されてるらしい。
ロッテルダムにある古い病院の建物解体なのだけれど、周りを他の建物に囲まれてる状態。
病院の他の棟もあったりで、不快な振動や近隣への迷惑をできるだけ抑えたい様子。
病院の他の棟もあったりで、不快な振動や近隣への迷惑をできるだけ抑えたい様子。
で、鉄球やダイナマイトで破壊することなく、
上階から下の階へと重機で慎重に建物を内側に引き倒すように解体していってるみたい。
上階から下の階へと重機で慎重に建物を内側に引き倒すように解体していってるみたい。
(以前、Bos365さんの記事で日本のビル解体工事のことを読んだのを思い出し、なるほど、でした^^。)
オランダの解体は外側に引き倒すのが一般的だから、逆の作業。
日本のやり方が異国で役に立ってるのは、なんだか嬉しい。
日本のやり方が異国で役に立ってるのは、なんだか嬉しい。
6月21日は夏至。
日の出は5:14で、日の入りは22:04。
昼の長さは16時間49分。
昼の長さは16時間49分。
夜0時頃でも、まだ北西の空が薄らと明るい・・・。
ヨーロッパは古い建物をそのまま使っているのでリフォームも中だけになりますね。
オランダは国土が狭いので重機も日本の物が多く使われているみたいですね。
by ma2ma2 (2022-06-21 18:08)
オランダも工事が花盛りですね、日本式が役立つのはうれしい気分です。
by JUNKO (2022-06-21 20:06)
こんにちは。
滑車を確認、理にかなった単純な構造ですが・・・
資材や荷物を運び上げるには便利そうです。
大規模な道路工事、重機ありますが、作業員は少なそうですね?
また、再設計の完成が楽しみですが・・・
凄い距離あり?まだまだかかりそうです。
タチアオイ、最近は都内の歩道脇にも多く見かけるようになりました。
オランダ語の名前、ストックロース「杖バラ」は意外な感じです。
ところで「オランダの建物解体・・・」で・・・
小生記事を読み思い出して頂き、感謝です(涙)!!
日本の解体技術、優れているみたいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-06-21 22:15)
うちの紫陽花と同じ…太陽が直接当たっている時間帯は、同じようにちょっと丸っこくなってます。
もう夏至になっちゃって、これから早くも暗くなっていくのだと思うと、ちょっと複雑な気分。
タチアオイの季節になりましたね~こちらでも綺麗に咲き始めています。しかし、植えたはずなんですが…うちのバルコニーにはどうも見当たらないです。
by めぎ (2022-06-22 02:13)
タチアオイ、綺麗ですね~夏らしい色あい。工事現場の木製プレート初めてみました!こちらもいろんな所で工事していますがいっこうに進みません^^;。今日のロンドン日の出4:43・日の入り21:21・昼の長さ16時間38分、10分ほど短いです。
by おと (2022-06-22 03:21)
港で舟の荷物の上げ下ろしのようですね。
by 斗夢 (2022-06-22 05:19)
オランダに梅雨(雨期?)があるのかわかりませんが、
そちらでも今の時期は紫陽花やタチアオイが咲くのですね(*'▽')
日本の紫陽花とはお花の形がちょっと違うように見えて、
どこかお洒落に感じます(*´▽`*)
工事中の道路、はがしたアスファルトの下から
石畳の道が現れるところに歴史の深さを感じます☆
そういえば東京でも数年前、工事中の道路から、
戦前の路面電車の線路が発掘されたっけ・・・
by あおたけ (2022-06-22 06:23)
オランダでもこの時期には日本と同じような花が咲いているんですね、
タチアオイが綺麗ですね。
by kousaku (2022-06-22 07:26)
うちのかみさんも工事現場や工事車両を見るの好きですよ。
子供の頃って、男の子の方がそういうの好きですが、大人になると男女が逆転するのかな?
これだけの工事だと、そのしわ寄せで周りの道とか混んでしまってるでしょうかね?
by YAP (2022-06-22 08:12)
夜の12時でも薄明かりとは!パリでも夜8時、9時で明るかったのに、驚きましたが、それをずっと上回ってますね。
工事のことを読みながら、オランダ国立美術館の工事が長く長くかかっていたことを思い出しました。
by TaekoLovesParis (2022-06-22 09:01)
タチアオイ 最近 増えた気がするんですよねぇ
前から こんなにあったかなぁって感じです
向日葵より人気でて育てる人が増えたのかなぁ
by (。・_・。)2k (2022-06-22 15:09)
赤 白 ピンクのタチアオイこちらでもきれいに咲いています
ヒマワリもそろそろ咲きそろい、梅雨が明けて青空に入道雲
麦わら帽子にかき氷蚊取り線香・・・夏が来ますねぇ^^
by mitu (2022-06-23 07:41)
タチアオイの色も豊富になりましたね。
ご心配おかけしております検査結果『異常無し』のご報告です。
有難うございました。
by ヤッペママ (2022-06-23 13:45)
工事中の通り、ミニチュアの模型みたいに見えて面白いな~
歩行者と自転車が優先、日本ではまだまだ先の話ですね。
いっそのこと中心街は車の乗り入れ禁止にしちゃった方が景観がよくなって良いのにな~
by miffy (2022-06-23 23:01)
「タチアオイの蕾が上まで咲くと梅雨が明ける」と
先日TVで聞き、近所のタチアオイがいつ一番上まで
咲くのかワクワクしながら見守っています。
オランダにも梅雨があるのかわかりませんが・・。
工事現場は子供の頃から大好きですが、オランダの
道路工事は大規模ですね。とても興味深いです!
by うりくま (2022-06-24 00:01)
道路、大規模工事なのでやすね。
鉄のオブジェ?と見えたものは、重機の一部だったのでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-06-24 13:53)
滑車とロープを使って荷物を運び上げるなんて面白そう!
支柱は何も知らずにオランダに引っ越したら
「洗濯物かけるところかしら?」って実際に使ってしまいそうです(≧∇≦)
道路の工事、気になっちゃいますよねー。
もしも家から見えたらしょっちゅう覗いて進捗状況を確認してしまいそう。
工事が終わる頃には道路工事についてやけに詳しくなっていたりしてwww
タチアオイ、いよいよ夏ですねー。
我が家近辺では条件の良いところではすでに百日紅が咲き出してたりして。。。
気分は夏休みって感じです^^
by ちぃ (2022-06-24 15:33)
建物に備え付けの滑車用の桁、オランダを旅行した時に
添乗員さんが教えてくれました。素晴らしいアイディアですよね。
トラムも迂回の道路の大規模工事凄いですね。
歩道との仕切りに木製のプレートが使われているところがいいですね。
by kuwachan (2022-06-25 06:20)
→皆さま「どこまでも続く・・・」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。もう少し先へ行ったら木製プレートが途切れるんじゃ・・・と思ったら甘かったです。ずっと向こう側に渡れず^^;。引き返す途中で、工事現場を渡ってきたおにいさんが板をずらして入ってきました。照れ臭そうな顔が印象的だったな。
→ma2ma2さま
リフォームだけでなく新たに建て替える時も建物の表側だけ残して再利用がよくあります^^。重機、日本のKOMATSUとかかな。ちなみに六枚目の写真の重機は、ドイツのATLASというメーカーです。
→JUNKOさま
至る所工事していて、公共交通機関も迂回してたり、停留所がなかったりで混乱です^^;。
→Boss365さま
作業員、ほんと少ないな。ひょっとしたらお昼食べに行ってるのかな。それかもう終わりか。工事、7時から始まって午後2時くらいには終わることが多いです。どんな風に出来上がるのか、完成が楽しみな通り。ロッテルダムでの解体工事のTVのニュースも、Boss365さんの記事のおかげですごくわかりやすかったですよ^^。
→めぎさま
我が家の紫陽花、1ユーロ硬貨サイズの花・・・小さすぎる。これから夏って時に日に日に暗くなるのは妙な感じがしますよねぇ^^;。タチアオイ、葡萄色のシブい花の色のがほしいんですが、我が家のベランダ狭いし風は強いしで、なかなか思い切れず・・・。
→おとさま
進まないと思ってたら、急に進んでて、また別のところが工事になって、またまた路面電車やバスのルートが変わってたってことが何度も・・・。停留所を求めて彷徨うことになります^^;。ロンド、日の出が早い、っと思ったら、オランダとは1時間の時差、ありましたね。
→斗夢さま
オランダの運河沿いに建つ昔の海運倉庫でもこんな感じで滑車で荷物を引き上げたり下ろしたりだったようです^^。
→あおたけさま
オランダに梅雨はありませんが、この時期、紫陽花はあちこちに^^。確か昔、シーボルトが日本から紫陽花を欧州にもたらしたんじゃなかったかな。オランダでよく売られてる紫陽花は、こんな感じで花びらが尖ってます。渦紫陽花みたいな丸っこいのは貴重かも。昔の煉瓦敷きをそのままにして上からアスファルトにしてたみたいですよね。そういえば、パリのベルシー公園、昔のワインの貯蔵庫があった場所で、貨物線の線路が一部そのまま残ってたりしましたよ。
→kousakuさま
シーボルトが日本から紫陽花をオランダに持ち帰ったおかげで、紫陽花が楽しめてます^^。
→YAPさま
子供の頃から工事現場好きです^^。そしてフリルやレースは苦手でしたが、今はボビンレースをしてるという不思議さ。あまり男女というのは関係ないのかも。オランダ人も工事に慣れてしまってるのか、そんなに渋滞や混乱はないようですよ。あっても仕方ないって思ってるんでしょうね。
→TaekoLovesParisさま
パリよりも緯度が高いから、ほんと、遅くまで明るいです^^;。オランダ国立美術館の工事は長かったですよね。その間、展示も制限されて展示品もかなり少なかったし。なのに正規料金だったもの^^;。
→(。・_・。)2kさま
オランダは昔からタチアオイは多かったですよ^^。ヒマワリは増えてきた感じがします。夏が暑くなったから育つようになったのかも・・・。
→mituさま
我が家の向日葵、まだまだ花が見られるのは先かなぁ・・・。昔、オランダの庭のある家に住んでた時、向日葵が咲き出すのが遅くて、12月まで咲いてました^^;。日本の蚊取り線香、我が家もちびちび大事に使ってます。貴重な品。
→ヤッペママさま
タチアオイ、私は葡萄色のが好きなんですよ^^。昔、玄関の横の窓枠が葡萄色のお家があって、その窓枠とお揃いのタチアオイを玄関脇で育ててるのを見てから惚れました。
→miffyさま
中心街は飲食店などのお店もたくさんあるから、搬入必要で、車の乗り入れ禁止は難しいでしょうね・・・^^;。車使うの控えて公共交通機関を使えば、ガソリンや電気も節約できるのにね。
→うりくまさま
タチアオイのツボミが上まで咲くと梅雨が明ける・・・オランダだと8月・9月ごろまでかかりそうだ^^;。オランダに梅雨がなくて良かった。この通り、車の他に路面電車も通るから、規模の大きな工事になってます。ここの路面電車の停留所、めちゃくちゃ細かったんですよ。もう少し安全に乗り降りできるようになるといいな。
→ぼんぼちぼちぼちさま
鉄のオブジェみたいなの、重機の先につけるものですね^^。写真の重機はドイツのメーカーのATLAS社のものでした。オランダではドイツ・クオリティは絶大です。
→ちぃさま
あの備え付けの桁がついてる一番上の部屋には滑車が常備されてて、下の階の人が使うときはお願いしに行く、というのを聞いたことがあります。近所で工事があるとうるさいけれどどんな状況かは気になりますね。以前住んでた集合住宅では、前の道の煉瓦畳みの式直しがあったときは、家事の手を止めて上からずっと眺めてました^^;。百日紅も咲き出したとは。こちら、たまに暑い日があるものの、これ書いてる今日は、最高気温20℃なのでした・・・。
→kuwachanさま
オランダの間口が狭い家、階段も狭いので大変みたい。ソファーを買うときは、窓のサイズも考慮するのが大事とか^^;。大きいと窓からも入らなくなってしまうって。出かける前には必ず運行状況をチェックしないとたまにルートがさらに変わってることもあったり。でないと、バスや路面電車の停留所を求めて彷徨うことになるという・・・。
by Inatimy (2022-06-27 23:34)