黄色と緑と見えた屋根 [森・野]
遠くまで続く、一面の黄色い花が、眩しくて、眩しくて・・・思わず目を細めた。
森林公園のAmsterdamse Bos アムステルダムの森で、
ブナの木のトンネルを抜けた後に見た菜の花の黄色で、そういえば・・・と思い出して、やって来た。
ブナの木のトンネルを抜けた後に見た菜の花の黄色で、そういえば・・・と思い出して、やって来た。
5月中旬、暑くならないうちにと午前中に湖に散歩に行った日の話の続き、3話目、最終回。
最低気温9.5℃、最高気温24℃くらいの日。
最低気温9.5℃、最高気温24℃くらいの日。
※ 前回の、緑になった桜の花公園とブナの木のトンネル、菜の花とシャク(杓)の花の話は、こちら。
森の一画、スコットランドのハイランド種の牛がいるエリアに咲く黄色い花。
この花は、ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)の仲間。 キンポウゲ科 キンポウゲ属。
この花は、ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)の仲間。 キンポウゲ科 キンポウゲ属。
学名:Ranunculus acris ラヌンクルス・アクリス。
オランダ語:Scherpe boterbloem スヒェルペ・ボーターブルム。
オランダ語:Scherpe boterbloem スヒェルペ・ボーターブルム。
日本のミヤマキンポウゲは、上記の学名の後に、var. nipponicus 変種 ニッポニクスが付く。
ちなみに、この日、この辺りには牛はいなかった。 広いからね・・・。
ちなみに、この日、この辺りには牛はいなかった。 広いからね・・・。
その後、歩いてやって来たのは、いつもの大きな水路。 水鳥があまりいなくて、割と静かな水面。
どこからが水面で、どこからが本物の緑か分からないくらい。
水面に映った緑。 太めの筆で描いた点描画のようだ。
倒木、そのまま。 この水の中では、またザリガニが育っているのかな。
青い空が映って綺麗に見えるけど、水は濁ってるのだった。
少しは水質、改善してるんだろうか・・・。
少しは水質、改善してるんだろうか・・・。
揺らめく水面と、映った頭上の葉っぱ。
日向と日陰、見える葉っぱの色が違うのも、当たり前のようであり、新鮮でもあり。
日向と日陰、見える葉っぱの色が違うのも、当たり前のようであり、新鮮でもあり。
そろそろ帰ろう。 右が自転車専用道路で、左が歩行者専用。
正面の教会は、Bovenkerk ボーフェンケルクにある、
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルク。
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルク。
2018年9月15日の火事から3年半。
かかってた工事の幕も外され、綺麗に張られた教会の屋根。 小さな塔も完成したみたい。
かかってた工事の幕も外され、綺麗に張られた教会の屋根。 小さな塔も完成したみたい。
※ 火事の後、主塔から崩れた屋根を見下ろした話は、こちら。
ミヤマキンポウゲの仲間を背景に、綿帽子。
割と背が高かったから、タンポポでなく、ブタナ(豚菜)かなぁ。
割と背が高かったから、タンポポでなく、ブタナ(豚菜)かなぁ。
遠くに見えてた白いふわふわは、ワタスゲ(綿菅)だと思う。
5月中旬の森のだから、7月の今頃はすっかり変わってて、2ヶ月前とは異なる季節の植物が見られそう。
また行こうかな。
また行こうかな。
話、溜まってきたな・・・6月のもあるのに。
なかなか追いつかない^^;。
なかなか追いつかない^^;。
タグ:植物
2022-07-24 17:00
nice!(51)
コメント(20)
菜の花が綺麗に咲いていますね。
水面に木々の緑が映って涼しげですね。
by ma2ma2 (2022-07-24 18:04)
キンポウゲの花って好きでやす。
幼少の頃、庭に咲いてたので、馴染み深い花でやす。
日本では、こんなに群生してるのは、見たことないでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-07-24 19:08)
1・2枚目の写真の描写も大好物だけど、この映り込みの綺麗な事と言ったら!^^
自分とsnowさんなら2時間近くは動かないだろう的なロケーション。
人工的なものがまるで無いのが素晴らしい!(爆
こんな所で一日中撮り回ってみたいな。
by kame (2022-07-24 19:11)
水面に映った緑もとてもきれいです。水のある気色って本当に心安らぎます。
by JUNKO (2022-07-24 20:21)
5月って、こんな景色だったんですね。
黄色がいっぱい。
緑はかなり生い茂って、でもまだ新しさで生き生きしてて。
時の経過って、ちょっと残酷だなぁ…
by めぎ (2022-07-24 21:58)
木々が水面に大きく映った写真は、ほんとにどこが水面だか、ぱっと見わからないですね。
上から3割くらいの高さで鏡映しのようになっているので、その辺が水面だと思うのですが。
水はあまりきれいでない方が、鏡映しになりますね。
by YAP (2022-07-24 22:03)
溜まっても気になりますし、在庫が少なければそれもまた
気になります^^。
by 斗夢 (2022-07-24 22:21)
水面に映った緑が美しいです☆とっても涼しげに見えます。
話が溜まっているのも私も同じです、
もっと頻繁にアップすれば良いのでしょうけれど、なかなか^^;
by みち (2022-07-24 23:11)
こんにちは。
「いつもの大きな水路」仰る通り、水面との境界線が分からない幻想的な光景です。倒木、水面下ではザリガニなど生物の住処になってますね。シント=ウルバヌスケルクの教会、前ブログで「焼け落ちた教会堂の屋根」を再度見ましたが、屋根や小さな塔も完成し何よりです。完全修復されたら再度、訪ねてみたいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-07-24 23:22)
水が濁っているとは思えません。
映り込んだ緑も空も美しい。
キンポウゲの群生見事ですね。
by ヤッペママ (2022-07-24 23:40)
水面の緑と本物の緑、どちらもカーテンにできたらいいのになぁ^^
黄色い花の群生もいいなぁ^^
by mitu (2022-07-25 05:46)
水面が穏やかで、まさに鏡のようになった水路、
まわりの緑を映し込むとホントに
水面の境がわからないですね(・∀・)
爽やかな緑がマスカットのようで綺麗♪
橋を渡った先の歩行者用と自転車用に分かれた道、
ノースリーブのワンピースのように見えちゃった(笑)
by あおたけ (2022-07-25 08:09)
暑さでくたばっております。
最高気温24℃っていいなあ、じつに羨ましいです。
少し汗ばむほどに歩いても、木陰に行けばすっと汗が引いてくれますものね。
by ナツパパ (2022-07-25 09:02)
教会の火事の記事は覚えています。
歴史的な建物の修復には時間がかかるものなんですね。
日本では外来種のザリガニが大繁殖して
生態系を乱していると先日ニュースで見ました。
この湖には、どのくらいの生物が生息しているんでしょうね。
by marimo (2022-07-25 09:39)
一面の黄色いお花、見事な景色ですね。
黄色の花を見ると心が浮き立ちます^^
小花なのがとってもかわいい!!
水鏡の緑と枝のお写真はとっても幻想的でじーっと見ていたら
妖精の一つ、二つ見つけられそうな気がしてきました(≧∇≦)
森林の濃い香りがしそうて思わず深呼吸、です^^
ワタスゲ、ふわふわと涼しげで良いですよね。
おっとが鉢植えにしたのがあったのですが大阪の気候には適さなかったのか
いつの間にか消滅してしまいました><
by ちぃ (2022-07-25 15:32)
水面の緑、綺麗ですね~。そして、キンポウゲ、可愛い。
ほんと、どんどん季節が移り変わって行きますね。
なんだか早いなぁと思います。
by おと (2022-07-25 19:09)
縦の写り込み写真 カッコイイですねぇ
緑がどれも濃くて良いなぁ
by (。・_・。)2k (2022-07-25 21:38)
どこからが水面で、どこからが本物の緑か分からない写真。
好きだなぁ、Kameさんや2kさんの言う通り。
映り込み写真がカッコイイなと思います。
by tommy88 (2022-07-26 08:04)
葉っぱの映り込みの写真、本当にどこが区切りか分からないですね!
緑の森の中といっても全く不思議に思わないです^^
火事で焼け落ちてしまった教会の修復の記事から
3年以上も経っていることに驚きです。
by kuwachan (2022-07-26 22:53)
→皆さま「黄色と緑と見えた屋根」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。休日の行き先って、野か森かしかないんですが、季節によって見られるものが微妙に異なるので、楽しく^^。
→ma2ma2さま
菜の花じゃないです・・・本文にも書いてあるように、ミヤマキンポウゲの仲間です。水は濁ってても水面への映りは綺麗^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
森の一画、こぼれ種で次々増えるんでしょうね^^。道の整備で少し軍政が減ってましたが、またすぐに増えそうです。
→kameさま
ミヤマキンポウゲの仲間が咲いてるところ、スコットランドのハイランド種の牛がいるエリアなので、牛がいれば25mは離れないといけなくて、たまに通り道にいるから中にすら入れない時も・・・。いなくて良かった。大きな水路の写り込み、kameさんやsnowさんなら、機材もいいものだから、すごいのが撮れそうですね^^。オランダ人が植林して造った森なんですが、年月を経て、ものすごくナチュラルです。
→JUNKOさま
秋には黄葉が見られるところでもあり。冬は凍ったり^^。この日は水鳥の姿が見えなかったので、静かな水面でした。
→めぎさま
5月の緑、若いものもあれば、コクなっった緑もあり。7月の今は、もう色が褪せてきて、早いものでは枝の先端から黄葉が始まり、慌ただしいです^^;。
→YAPさま
水面に映った枝と実物が対称になってるから、そこでやっとわかる感じです^^。ブログ用に小さくしてる写真ですが、元々の大きいのだともっと迫力あり。
→斗夢さま
ネタがない、と、昔のパリの写真を引っ張り出してきてたけれど、それもなかなかアップできないほど、散歩の写真が溜まってきてます・・・^^;。
→みちさま
暑い日に見ると、涼しげに見えますね^^。話が溜まって、2ヶ月のずれが・・・。昔は週に2回だったんですが、3回にしてもネタが溜まる春から夏・・・・。
→Boss365さま
水路を覗くとたまに水の下をザリガニが歩いてます^^。アオサギが食べるのか、水路の縁に無残な姿のハサミが残っていたり・・・。教会、修繕費を得るために、チョコレートを売ってたんですよ。我が家もダークチョコをいくつか買いました♪ 屋根ができて本当によかった。
→ヤッペママさま
風景が映ってると、水の汚れもわからないほど^^。ミヤマキンポウゲの仲間、ものすごく奥の方までずっと咲いてます♪
→mituさま
森の緑は目にやさしくて^^。木陰でもあり、涼しげです。黄色い花の群生、昨年よりも規模は小さく・・・道路の整備で減っていたけど、こぼれ種で次々育っていくはず。
→あおたけさま
日常の慌ただしさを忘れられる緑です^^。水際にしゃがんで、どこが綺麗かな〜と眺めてる時間も楽しく。橋の先の別れた道、ほんと、ワンピースですね♪
→ナツパパさま
最高気温24℃、5月中旬にしては高い気温だったんですよ。7月の今は、平年だと最高気温が23℃。なのに25℃を超える日が多い感じです・・・・。日本に比べればまだ涼しい方だけれど^^;。
→marimoさま
この教会の火事の後に、パリのノートルダム大聖堂の火事もあったので、ショックでした・・・。あちらも修復、進んでるかしらね。ここ、湖ではなく、水路なんですよ。いるのはザリガニくらいしか知らないなぁ・・・魚いるのかなぁ。
→ちぃさま
ミヤマキンポウゲの仲間、かなり花が小さくて、風で揺れる、揺れる・・・なかなかじっとしてはくれません^^;。映りが良い水路、木々の緑が水にとろけたような不思議さでした。じっと見てたら、金の斧、銀の斧の神様が出てきそうな感じ。ワタスゲ、遠くにあるので、なかなか近くで見る機会がないんですが、下手くそな猫の毛繕いの結果みたいな、ひしゃげた姿のものも愛らしく♪
→おとさま
散歩のたびに季節の見どころを撮っていたら、ネタが溜まってしまし・・・^^;。紹介するのが2ヶ月遅れになってきてます・・・。
→ (。・_・。)2kさま
この日は水鳥の姿をほとんど見かけず、水路の水面はすごく穏やかで^^。5月・6月が一番緑の色が濃いかも。
→tommy88さま
ブログに載せるために小さいサイズにしてますが、元々のサイズで見ると迫力あります^^。
→kuwachanさま
葉っぱの映り込み、水面を見渡して、どの部分が綺麗かな、と探してます^^。倒木、たまにマガモがその上で休んでいたりもするところなんですが、この日はいなくて。穏やかな水面でした。教会の修復、完全に終わるのはまだ先なのかなぁ・・・燃えるのは一瞬だけど、修復の期間は長いですよね。
by Inatimy (2022-07-30 00:04)