フリンジ咲き Keukenhof 2022

上から見ると、ちょっと、噛みつかれそうで怖い感じもする・・・。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Valery Gergiev ヴァレリー・ゲルギエフ。
ヴァレリー・ゲルギエフ(1953- )は、ロシアの指揮者らしい。

wikipedia によると、ロシアのウクライナ侵攻に対しての意見をオーケストラメンバーから求められた際、
その要求に応えられなかったためミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を解任された。

ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団も同じ理由でコラボを終了。

2022年4月下旬に、2年ぶりのKeukenhof キューケンホフで撮ったチューリップ。
キューケンホフは、アムステルダムの南西に位置する街 Lisse リッセにあるフラワーパーク。
　　（通常、毎年3月下旬から5月中旬まで開園。）

オランダ王立球根生産者協会の15の分類に従って分けて、少しずつ紹介。
フリンジ咲きは、花びらの縁がギザギザ、細かく切れ込みが入ってるもの。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Labrador ラブラドール。
ラブラドル半島、ラブラドル地方っていう意味のよう。

ラブラドル半島は、カナダ北東部にあるらしい。　半島といってもかなり大きい。
犬のラブラドール・レトリーバーの名前の由来にもなってるみたい。

でもその犬の原産地は半島の右側にあるニューファンドランド島だそうな。
ニューファンドランドっていう犬種もあるから、こんがらがってくるな。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Queensland クイーンズランド。　高さは20cmくらいの低さ。
淡いブルーのムスカリ、Valerie Finnis ヴァレリー・フィニスと一緒に植えられているのをよく見かける。

クイーンズランドは、オーストラリアの北東部の州。
主要都市は、ブリズベン、ゴールドコースト、ケアンズなど。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Reine de Lairesse  レーヌ・ドゥ・レレス。

エイズ基金のためにオークションにかけられたチューリップ。
落札者は薬局のオーナーで、チューリップの名前はその2つ薬局の場所にちなんでつけられたそう。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Ogene  オージーン。

思い浮かぶのは、オランダの女性3人組のヴォーカルグループ、O'G3NE オージーン。

Eを3に置き換えたりするの、たまに見かける。　
モロッコ系オランダ人DJ、R3hab リハブもそうだし。

アルファベットを似た形の数字や記号に置き換える、こういう表記法をleet リートというらしい。
Inatimyを、1n4tim¥にしたりとかね。

上から見たOgene オージーン。　オレンジ色の花びらだけど、花の底には黄色が入ってる。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Cranberry Tristle クランベリー・トリストル。
または、トリッスルなのか読み方がよく分からないけど。　シブめな赤。　背がかなり低め。

クランベリーといえば、私の中では飴。
Ricola リコラのハーブキャンディーのクランベリー味が好き。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Barbados バルバドス。
スペイン語で、ヒゲを生やした人の複数形。

まだ若いツボミしかなかった。　これからさらに濃い赤になる。
花びらの外側にトゲトゲがあるのもすごいな・・・。　ちくちくしそうなヒゲ。

分類No.7 Fringed フリンジ咲き　Louvre ルーヴル。　花の底には紫色が入る。
ルーヴルといえば、ルーヴル美術館。

検索してたら、映画の予告に出会った・・・「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」。
高橋一生主演で、5月26日公開だそうな。　原作は荒木飛呂彦さんという方の漫画らしい。

日本の映画やドラマのことにはすっかり疎くなってしまっているのだけれど、
なんだか面白そうだな。

3週間ほどほぼずーっと、毎日、雨。　そして強風。
窓の外が暗いので、カラフルで明るい写真の記事にしてみた・・・。

タグ：2022年キューケンホフ Keukenhof チューリップ 植物

コメント 22

花びらがチリチリしているチューリップとかもあるのですね。
日本では殆ど見かけないと思います。
by ma2ma2 (2023-01-15 18:17) 

フリンジ付きのチューリップ
どれもきれいです。
いつも、どうやって作るんだろう
他の花と掛け合わせたりすることが
可能なのか。
突然変異をうまくつなげるのか…
by ふにゃいの (2023-01-15 21:25) 

フリンジ咲きのチューリップは、お花屋さんの切り花で見たことがないです。植えたこともないです。
ゲルギエフ指揮のオペラ「戦争と平和」を2002年にNYのメトロポリタン歌劇場で見たときは、20年後にこんなに長引く戦争が起きるとは想像もできませんでした。ゲルギエフは新進気鋭の指揮者で初のNY公演でした。
by TaekoLovesParis (2023-01-16 00:19) 

カラフルはフランジのチューリップ、綺麗ですね〜！
ゲルギエフ、話題になっていましたね。
岸辺露伴シリーズ、映画化されるんですね、ドラマを見逃し配信で見たことがあって、好きです。見たいなぁ。
by おと (2023-01-16 05:14) 

花びらにふわふわ感があってオシャレさを覚える
フリンジ咲きのチューリップですが、
上から見るとたしかに食虫植物のようにも見える？(￣∇￣;)
どれもきれいに咲いたチューリップを素敵に撮られていますが
フリンジが日に透けた紫のチューリップが
個人的に好みのお写真です(*'▽')
by あおたけ (2023-01-16 06:49) 

それにしても風、強かったですね～大丈夫でしたか。
最初のお写真、一瞬このフリフリにハイビスカスかと思いました。
10年ぐらい前のゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場の胡桃割り人形をこの冬ネットで何度も見ましたが、彼、たぶんロシアではものすごく大切にされているんでしょうねぇ。
by めぎ (2023-01-16 06:50) 

ギザギザした花びらの種類はけっこう好きです。
日本ではあまり見かけないですが。
by YAP (2023-01-16 07:51) 

高橋一生さんの幸田露伴はドラマもあったので、
その劇場版というところでしょうか。
たくさんの種類のチューリップが咲いてますね。
わが家の植木鉢のチューリップは土から芽が出たところです＾＾
by imarin (2023-01-16 09:49) 

フリンジ咲きのチューリップのギザギザ部分ってなんか触りたくなるんですよね～
あのトゲトゲの所に手のひらをつけてなでなでしてみたいって（笑）
先週は春の陽気が続きましたが今週はまた冬に戻るみたいです。
by miffy (2023-01-16 10:58) 

こんにちは。
ロシアのウクライナ侵攻、芸術関連にも影響あり、残念な状況ですね。
ところで、フリンジ咲きのチューリップ、日本では観る機会が少ないですが・・・
一輪でもボリュームがあり、大変華やかな印象です。
小生は「Queensland クイーンズランド」の色彩形状が好感触です。
淡いブルーのムスカリとの組み合わせも良いみたいですね。
「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」岸辺露伴のシリーズをNHKで放送してましたが・・・
大変面白かったです！？(=^･ｪ･^=)
by Boss365 (2023-01-16 11:35) 

こういう形状、フリンジ咲きっていうんでやすね。
チューリップって、ほんとに色んな種類がありやすね！
by ぼんぼちぼちぼち (2023-01-16 12:48) 

1枚目の写真、確かに見方によっては
食中植物のようにも、猛獣の口にも見えます～(^▽^;)
「3週間ほどほぼずーっと、毎日、雨。　そして強風。」
･･･想像するだけでも気分が滅入りそう。
カラフルな写真で気分転換していきましょ～！！
by よーちゃん (2023-01-16 13:08) 

1枚目のチューリップのランダムなフリンジ、
サメの歯のようだわーとまじまじみちゃいました。
確かに手を入れるのはちょっと躊躇ってしまいそう(^▽^;)
ゲルギエフ、個人的に好きな音楽家なので
相次ぐ解任のニュースにはちょっともやっとしていました。
岸辺露伴シリーズ、あちこちで、テレビっ子（笑）じゃない方面からも
面白いという話を聞きます。
ドラマはアマプラで見られるようなので私も見てみようかと思ってます^^
by ちぃ (2023-01-16 14:54) 

フリンジ咲きのチューリップこちらで知りました。
こちらではまだ珍しい存在のようです。
by ヤッペママ (2023-01-16 16:54) 

もう咲いているんですか。しかもこの手のチューリップ。3枚目が綺麗ですね。今年は我が家どうなるでしょう。植えっぱなしにしましたからね。
by JUNKO (2023-01-16 17:45) 

フリンジ咲きのチューリップ、千葉のふるさと広場やひたち海浜公園で、大量に咲いていました。きれいですね。
by テリー (2023-01-16 19:43) 

こちらも雨なので 明るい寫眞で嬉しいです
昨日もババアのせいで寝れなくて 3度通報しましたよ
グッタリです

by (。・_・。)２ｋ (2023-01-16 20:25) 

フリンジ咲きは何年か前にハウステンボスって品種の球根を買って植えたことが有ったなぁ。来る23年春用に買ったチューリップの内の１つには、カリビアンパーロットって品種が有って、パーロット咲きのフリンジです。僕も毎年いなちゃんから最新キューケンホフ情報を見せて貰っているので、店頭やネットで目新しい品種を見ると、次々欲しくなってつい買ってしまうので、もはや植えるスペースが足りなくて困ってます（＾＾；。
by yk2 (2023-01-16 23:42) 

フリンジ咲きのチューリップ、うちの庭にもいくつか咲いていました。
今年の春も咲いてくれるといいな。
フリンジの部分だけ白くなっているピンク色のが可愛らしい。
リコラのハーブキャンディー私も大好きでオリジナルを持ち歩いていますが
クランベリー味って売っていたかな～？探してみようっと。
by kuwachan (2023-01-16 23:48) 

おしゃれなチューリップ
フリルって　憧れるの可憐な感じよね
by ゆうみ (2023-01-17 00:18) 

ギザギザ、細かく切れ込みが入った花は気品を感じます。
貴族の女性がお召しになる下着のような雰囲気です。
厚みを伴った上品さを感じて、好きです。
NHKドラマの「岸辺露伴」、探偵ものですが面白いですよ。
ちょっと時代がかってはいますが、許容範囲です。
ルーヴルへ行ってもらいましょう。

by tommy88 (2023-01-17 07:17) 

→皆さま「フリンジ咲き Keukenhof 2022」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。美しいような、怖いようなフリンジ咲きのトゲトゲ、シンプルなギザギザから複雑なものまで、間近で見たくなるような魅力が不思議＾＾。

→ma2ma2さま
花びらがトゲトゲなチューリップ、私もオランダにきた当初はこんなのがあるんだとびっくりでした＾＾；。

→ふにゃにのさま
新しい品種を作り出す技術って、すごいですよね、どうやって作っていくのかも不思議な。突然変異とかなのかな。毎年新たな品種が生まれてます＾＾。

→TaekoLovesParisさま
日本では富山がチューリップの産地として有名だけれど、フリンジ咲きは作ってないのかなぁ・・・と調べたら、炎のダンス、ルビーのつばさとかあるみたいですよ＾＾。「富山県花卉球根農業協同組合」の＜とやまで開発されたチューリップ品種＞って項目で見つけました。戦争のせいで芸術家さんたちも困った立場に立たされることになってますよね・・・早く終わって欲しいです。

→おとさま
岸辺露伴、全く知らなかったです。たまたまルーヴルで検索してたら発見。ドラマであったシリーズものなんですね＾＾。

→あおたけさま
すぐ近くで見られるものもあれば、園内で通路から離れた芝生の真ん中で咲いていたり、距離があるのも多いので、撮るのに一苦労です＾＾；。逆光で光に助けた花びらが私も一番好き。

→めぎさま
風は強かったけれど、過去、もっと激しい風の時も多々あったのでまだまだ大丈夫です。オランダにきた当初は警報にも気づかず買い物に出て、途中からあまりの暴風に歩けず、そばを歩いていた人と一緒に街灯にしがみついたこともありました＾＾；。政府の支援がないと活動も大変なのでしょうね・・・戦争との板挟みになった芸術家さんたち、かなりの心の痛みでしょうね・・・。

→YAPさま
まだまだ日本では貴重な存在なのかしら、フリンジ咲って。日本で生まれた品種もあるみたいなんですが、高価だしなぁ・・・。

→imarinさま
高橋一生さんの岸田露伴、ドラマにあったみたいですね。面白そうだけどドラマ、見ることができないのが残念・・・いつか映画をレンタルしてみようかな＾＾。我が家のチューリップ、ほとんどがまだ土の下です・・・。

→miffyさま
フリンジ咲きの花びらの縁、シャゴシャゴしてそうな部分、魅力的ですよね。触りたくもなるし、我慢我慢・・・。こちらもこの週末は最高2℃くらいだったかな。

→Boss365さま
クイーンズランド、練乳をかけたイチゴのかき氷のような印象です＾＾。割と背が低めで、そのチューリップの間を淡いブルーのムスカリが埋める様子はとっても爽やかな感じでしたよ。岸辺露伴のシリーズ、有名なんですね。しかも大変面白かったとは。映画の方、ますます気になります。

→ぼんぼちぼちぼちさま
フリンジ咲きっていいます＾＾。フリンジの大小も様々。樹霜のようなトゲトゲが魅力的です。

→よーちゃんさま
美しくもあり、獣のようでもあり、不思議な雰囲気がありますよね。色によっても印象が違ってきて。この冬、好き裏と晴れた日がほとんどなくっていつもよりもものすごく暗いです。毎年、冬のために春に撮った花の写真を溜めておくのですが、ほんと、助かってます＾＾。

→ちぃさま
フリンジ咲き、色によっても、全く雰囲気が変わってきいますね。ピンクだとそんなに怖くないのに。ロシアのウクライナ侵攻のせいでかなりのダメージを芸術家さんが受けることになってますよね。立ち位置をはっきりできない板挟み状態、辛いだろうな・・・。岸辺露伴のシリーズ、他のブロガーさんからも面白いという評判。ドラマは無理だけど、映画はいつか見てみたいなぁ＾＾。

→ヤッペママさま
日本で生まれたフリンジ咲きのチューリップもあるみたいですが、まだまだ希少なんでしょうね。オランダは日本へもかなりの球根を輸出してるので、その中にあるかも＾＾。

→JUNKOさま
本文にもあるように、これ、2022年の4月の写真です＾＾；。まだまだ多くの球根の芽は出ず、土の中・・・。切花は花屋さんの店先に並ぶようになりましたよ＾＾。

→テリーさま
フリンジ咲きのチューリップ、公共の場所や公園によってはたくさん植え付けされてるんですね＾＾。花屋さんやガーデニングセンターにはまだまだ数が少ないのかしらね。

→ (。・_・。)２ｋ さま
雨って長引くと気分滅入りますよね。しかも冬は風景がモノクロだし。毎年春に撮った写真を冬のためにとっておくんですが、これがないと乗り切れないです＾＾；。

→yk2さま
黄色いカリビアンパーロット、パーロット咲きの中でも花びらの縁に赤が入っているから、ますますオウムの羽のような切れ込みが強調されて美しいですね＾＾。私がキューケンホフで撮っているのって、写真で残しておきたいと完全い私の好みに偏っているから、本当はもっともっと種類があるんですよ＾＾；。日本で生まれたチューリップの品種もいいものがたくさんあるので、富山県花卉球根農業協同組合さんのサイトのチューリップ一覧の中にある「とやま開発チューリップ品種」も見るだけでも楽しいですよ。・・・って、またここで欲しくなったりして。

→kuwachanさま
フリンジの部分の色が白くなってるのって、可愛いですよね。クイーンズランドは苺ミルクのかき氷、レーヌ・ドゥ・レレスはブルーベリーヨーグルトのような・・・とすごく美味しそうに見えてきます＾＾；。リコラのハーブキャンディ、私がよく買うのは、クランベリーとアップルミントです♪

→ゆうみさま
花びらがギザギザ、フリンジが入ってるのってちょっとワクワク＾＾。バルバドスはフルルって感じじゃなく、ヒゲなんですけどね・・・。

→tommy88さま
気品・・・貴族の女性・・・ふふ、ヒゲを生やした人を意味する名前を持ったチューリップ、バルバドスも嬉しく思ってることでしょう＾＾。岸辺露伴、おもしろそうですね。時代がかってるところも、レトロな雰囲気、小道具なども見応えありそうです
by Inatimy (2023-01-20 18:08)