雨雲から逃れて [森・野]
春の天気は不安定・・・
4月下旬に差し掛かった頃、休日にふたりで散歩に出かけた。
森の方角には暗雲だったので、南の並木道まで行くことに。
森の方角には暗雲だったので、南の並木道まで行くことに。
でも来る途中にパラっと通り雨に遭い少し雨宿りもしたりして。
野の緑は鮮やか。 木々も芽吹き。 白い花は、シャク(芍)だったかな。
並木道もほんの少し、黄緑色の新芽がプチプチと。 枝に淡い萌黄色。
道路の赤っぽい部分は、自転車の道。
道路の赤っぽい部分は、自転車の道。
南の野の遠くは、怪しげな雲の色。 雨が降ってそうだな・・・。
アムステル川に面したNes aan de Amstel ネス・アーン・デ・アムステルの方も天気が悪そう。
幸い、私の頭上には青空に白い雲。
水路沿いには、黄色い菜の花が咲いていた。
下の方には、黄色いセイヨウタンポポ。
多くはもう、まんまるな綿毛状態になっていたけれどね。
いつものように並木道を東へと向かい、植物を眺めたりしていたのだけれど・・・
・・・南へと続く農道あたりに来た時に、土砂降りの雨・・・。
慌てて走って行く人。 大丈夫かな。
野の方へ目をやると、野ウサギも大急ぎで駆けていく。
野の方へ目をやると、野ウサギも大急ぎで駆けていく。
我が家ふたりも、並木道の近くの割と葉っぱが生い茂ってそうな木を探して、その下で、しばし雨宿りする。
並木は芽吹いたばかりで、まだ葉っぱがなくてスカスカだったから・・・。
並木は芽吹いたばかりで、まだ葉っぱがなくてスカスカだったから・・・。
小降りになった頃、もう今日は帰ろうかと北へ。 しばらくすると、再び青空。
雨なんか降りましたっけ・・・と空惚けてる。
雨なんか降りましたっけ・・・と空惚けてる。
気を取り直して、余所様のお宅のフジの花を堪能。
まだまだツボミもたくさんで、咲き始めたばかりのようだった。
まだまだツボミもたくさんで、咲き始めたばかりのようだった。
森は雨が降るだろうと予測して南の野へ行き先を変えたのに、
結局は降られてしまった休日・・・ま、こんな日もあるよね。
結局は降られてしまった休日・・・ま、こんな日もあるよね。
こういった雨を、驟雨(しゅうう)と言うのかな。 にわか雨とかね。
スペイン語だと、chubasco、chaparrón にあたるのだけれど、
それぞれ、チュバスコ、チャパロン と、音が面白い。
それぞれ、チュバスコ、チャパロン と、音が面白い。
チュバスコは何だかチュパカブラとか未確認動物っぽくもあり、
タバスコみたいな調味料の一種でもあるような気がしてくる。
タバスコみたいな調味料の一種でもあるような気がしてくる。
チャパロンは、「ろ」が巻き舌の音。 子供の頃、巻き舌は行儀が悪いからダメと言われたけど、
スペイン語では重要なので思いっきりできるのだった。
スペイン語では重要なので思いっきりできるのだった。
ちなみにオランダ語だと、bui バウ(複数形は、buien バウエン)。
短くて覚えやすい^^。
短くて覚えやすい^^。
わ〜い、一番乗り(笑)!いやぁ、いかにも、のオランダ的なお天気!!本当〜に懐かしいです(しみじみ)…
by トモミ (2024-05-26 17:17)
突然の雨、慌てて走っていく人もかなり距離がありそう。
ずぶ濡れになってしまったのかな(^-^;
by RANPO (2024-05-26 19:24)
人も車も見えませんね。
by 斗夢 (2024-05-26 20:21)
雨なんか降りましたっけの青空・・・虹が見れたらよかったのにね
咲きはじめたばかりの藤の花がキレイですね^^
by mitu (2024-05-26 20:53)
1枚目の空を見ると雨?って思いましたが、
すぐ傍でグレーの雲が広がっていたのですね。
雨と晴れの境目に立ってみたいです。
by みち (2024-05-26 21:23)
こういうところで雨に遭うと、雨宿りが難しそう。
私は巻き舌ができないので、言葉によってはいろいろ発音できないものがありそうです。
by YAP (2024-05-26 22:01)
このぐらいの緑の頃って、凄く嬉しくて散歩が楽しいですよね。
最近雷が多くて、こういう広々としたところに行くのがちょっと怖そうです。
巻舌ってお行儀が悪いんだ…
いろんな作法がありますねぇ。
by めぎ (2024-05-26 23:38)
春がすすむ4月の下旬ごろですが
並木道はまだ芽吹き始めのようで
緑が薄めですね(・∀・)
でもそんな風情を表した
“萌黄色”って言葉(色名)が
粋で素敵に思います(´ー`)
お散歩中に土砂降りの雨に見舞われましたが
しばらくするとやんで青空が広がる
この不安定な空模様も春らしさですね(*´ω`)
by あおたけ (2024-05-27 04:48)
ツアーでオランダを旅行した時(キューケンホフへ行った時)、
ツアコンさんから必ず傘を入れておいてくださいね、と言われた記憶がよみがえりました。
春は不安定なお天気が多いのですね。
並木道の木々も芽吹いて来て萌黄色が段々と濃くなっていくのが楽しみですね。
by kuwachan (2024-05-27 07:04)
逃げようない雨は困るけど
短時間の雨はある意味楽しめますよね
雨宿りってちょっと楽しかったりしますもんね
by (。・_・。)2k (2024-05-27 12:12)
こんにちは。
水路沿いに白い灼の花が咲き、爽やかな風景ですね。
また、定番の黄色い菜の花あり、エナジーを感じる色彩・風景です。
ところで、天気がコロコロ変化ですが・・・
イギリスと同じく?偏西風の影響を受けている感じです。
イギリス人は雨に少々濡れても気にしませんが・・・
オランダ人は気にするのかな?気になるところです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-05-27 12:19)
田園のなかの並木道が素晴らしいです。!(^^)!
歩いてみたいです。
by Jetstream (2024-05-27 14:04)
雲の動きがそれほど早くなければ雨を避けられるけど、急激に雲が移動してきた時には濡れるのを覚悟しなければですね。
にわか雨なら空を見ながら雨宿りするのも楽しいですよね^^
by miffy (2024-05-27 15:09)
野の緑が鮮やかで爽やかな風がこちらまで吹いてきそう!
並木道は葉が茂って木陰も良いけれど
淡い萌黄色の季節もお日様を感じられて良いですね^^
フジの花も日差しに映えてとっても綺麗。
庭木として枝を自由に伸ばしている藤も好きだな^m^
by ちぃ (2024-05-27 15:37)
この頃は濡れて寒いような陽気ではなかったのかしら?
咲き始めの見上げみる藤 綺麗ですね
by ヤッペママ (2024-05-27 16:16)
こんにちは^^
春のお天気は気紛れだったりしますね。
1枚目の春の風景、とても初々しいと思っていたら、黒い雲が...
雨宿りの後は清々しい空気が感じられました。
藤の花がとても綺麗♪
by いろは (2024-05-27 17:05)
いきなりお天気が変わって土砂降りの雨ですか!
温暖化のせいで天気が急に変わったり大雨が降ったりする事が多くなりました。
by ma2ma2 (2024-05-27 17:47)
藤の花きれいですね。ことらも今日は雨が降ったりやんだり。最後には虹が出ました。
by JUNKO (2024-05-27 19:47)
突然の土砂降り
避難できるところがあって、良かったですね。
雨上がりの空、綺麗ですね。
by 八犬伝 (2024-05-27 19:57)
山のお天気のようにコロっと変わるんですね
野うさぎも駆けていく...!! 良いですねぇ
人間もうさぎも「わー雨だー!」て
大急ぎの光景、絵本のようですね^ ^
by ryang (2024-05-28 00:59)
ころころと移り変わるお天気、こちらと似ていますね!^^
巻き舌に憧れるんですが、舌が短いせいか、どんなにがんばってもできなくって、残念です。巻き舌が必要な言語圏に生まれたら、どうなってただろう。。。ちなみに口笛もふけません。
by おと (2024-05-29 21:25)
『驟雨』、吉行淳之介の小説にありました。
短編小説です。
彼が芥川賞を受賞した作品です。
娼婦を扱うことが多い作家で、ジェンダーの圧力で刈られています。
文章の空気感が宜しく、短編小説の描写練習には良いのですが。
時代に呑み込まれて消えゆく作家、生き残る作家。
命運を分けるのは何かしら。
さて、彼の地では藤棚は利用しないのでしょうか。
by tommy88 (2024-05-31 08:44)
→皆さま「雨雲から逃れて」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。コロコロと変わりやすいお天気が続いてます。出かけようとすると曇ってたのに、夕飯の支度をする頃には晴れたり^^;。平年の20℃より少し低めの気温が続いてます。
→トモミさま
出かける時は折り畳み傘必須ですよね^^。雨や曇天を避けてるとずっと外に出られなくなるしね。
→RANPOさま
そうなんですよ、何もない野っ原を突き抜ける能動だから、走ってた人きっとびしょ濡れ。目印の木も水路があるから木下には行けないし^^;。
→斗夢さま
滅多に車も人も通らないけど、できるだけ人も車も入れないようにしてます^^。
→mituさま
虹出てたのかなぁ・・・確認せずに帰りました^^;。藤の花、裏庭の塀から枝を伸ばして咲いてました。勢いよく。
→みちさま
遠くの鼠色の雲の下、縦に濃い部分があって、あ、あそこ降ってる、って分かる感じでした^^。先日の天気予報では、波のように押し寄せるような雲の風景写真が紹介されたましたよ。
→YAPさま
ほんと、野っ原は何もないので雨宿りできないんですよ。降られるかもしれないって日には、あらかじめレインコート着て散歩してます^^。スペイン語、巻き舌が重要です。rで始まる単語とか、単語の中のrrだと巻き舌。例えば、バラもrosa ロサで巻き舌^^。
→めぎさま
関西ではガラの悪いちょっと怖い人たちが巻き舌で話してるので、子供の頃に巻き舌はダメって叱られました。巻き舌で「こぉら〜!」って凄みを利かせてたりね。
→あおたけさま
4月はあちらこちらで芽吹きが始まるので、日々どんどんと風景が変わっていきます^^。萌黄色が見られるのもほんの短い期間だけで貴重ですよね。このところ毎日雨が降っては止んで曇ったり晴れたりと大忙しな1日です。夏野になったら少しは落ち着くかしらね。
→kuwachanさま
出かける時は、折り畳み傘が必須です^^。春だけで無く秋も不安定かも。冬はほとんどずっと曇天と雨だったし。晴れを待っていたら家から出られなくなってしまうので、そんな日はレインコート着て出かけてます^^。並木、すっかり緑がいっぱいで、風がふくと葉擦れの音が心地よくなってきましたよ。
→(。・_・。)2kさま
雨宿りしてちょっと立ち止まった時に、いろんなものが見えてくるんですよね。それまではもう目の前のことに一生懸命だったのに^^。
→Boss365さま
1ヶ月経った今、並木道は草ボーボーになって歩くのも大変なほどに^^;。そろそろ刈られる頃かも。成長早いですよね。オランダ人は雨は全く気にせず。傘もささないし。雨だけじゃなく雪も平気みたいで、雨でも雪でも強風でも自転車乗ってます^^。
→Jetstreamさま
長閑な風景が広がっています。散歩にうってつけ^^。人も少ないので、コロナの時期も、ここで気分転換でした。
→miffyさま
空が不安定なようだったので、万が一に備えて出かけるときにレインコートを着てきました^^。オランダによくあるコロコロ変わる天気なので、だいぶ慣れっこに。
→ちぃさま
オランダの野は冬でも緑だけど、春にはますます鮮やかな緑になるので、それも気分良く^^。淡い萌黄色の季節も、あっという間に過ぎてしまうので貴重です。もうすっかり並木道は葉っぱが茂り、風が吹くとザワザワと葉擦れの音が。フジ、庭の塀から外に伸びて自由を満喫してましたよ♪
→ヤッペママさま
最高気温が10℃くらいの日でした。天気が怪しそうなので、ひょっとしたらと思い、出かける時にレインコートを着てきたので、大丈夫でした^^。フジ、いつも楽しみしている余所様のお庭の。たまに猫に会えたりもします。
→いろはさま
青空が見えて、鮮やかな春の緑が眩しいほどなのに、あっという間に天気が変わって鼠色の空に^^;。雨が多いと空気中の花粉も洗い流されるかしらね。清々しかったです。
→ma2ma2さま
天気がコロコロ変わるのはオランダ、昔からなので、だいぶ慣れっこになりました^^。雨の日でも出かけないと、ずーっと連日雨だったりもするので・・・。
→JUNKOさま
藤の花、とっても綺麗な色で咲いてました^^。虹が見えるのはいいですね。スッキリ。こちらでもたまに虹が出ますが、端から端まで見える大きな虹の時もあり、慌ててカメラを向けてます。
→八犬伝さま
並木はまだまだ芽が出始めたばかりだったので、慌てて近くのもっと茂ってそうな木々の下に入りました^^;。いつもだったら、南へと続く農道にも散歩に出るので、そこで雨に遭わなくて良かったです。そこだと本当に雨宿りできる木も何もなくって。
→ryangさま
1日のうちで、晴れ、曇り、雨が目まぐるしく繰り返されて^^;。折り畳み傘が必須です。日本は濡れた折り畳み傘が収納できるケースみたいなのが売ってて、昨年一時帰国した時にビックリしました。買って帰れば良かったなぁ。
→おとさま
スペインで発音に巻き舌があると学校で習った時、思いっきり巻き舌したら、いいね、って褒めてもらいました^^。やっちゃいけないと言われてたことが、スペインではOKというのが面白く。口笛も、夜は吹いちゃダメって。ヘビが来るって言われてましたよ。
→tommy88さま
吉行淳之介の作品、どれも読んだことがないかもしれません・・・。小説でも映画でも、受賞した作品って私にはその良さが分からないことが多いです^^;。藤棚はオランダでは見かけず。壁を這わせて育てるのが主流のようです。
by Inatimy (2024-05-31 22:23)