温室へ少しだけ [植物]
花びらなのかシベなのか、よく分からないふさふさ感。
赤くて細い花。 ツボミのある辺は白っぽく、うぶ毛。 フトモモ科 メトロシデロス属。
ニュージーランドの植物らしい。
ニュージーランドの植物らしい。
学名:Metrosideros Thomasii メトロシデロス・トマシー。
オランダ語:IJzerhoutboom アイザーハウトボーム。 直訳は、非常に硬質な木材の木。
オランダ語:IJzerhoutboom アイザーハウトボーム。 直訳は、非常に硬質な木材の木。
4月上旬、病院の南側にある、入園無料の植物園、
Botanische tuin Zuidas ボタニスェ・タウン・ザウダスに行った日のお話、3話目、ラスト。
Botanische tuin Zuidas ボタニスェ・タウン・ザウダスに行った日のお話、3話目、ラスト。
最低12℃、最高19℃くらいの、青空の広がる天気の良い日。
※ 前回の、ナチュラルさに満ちた庭で見つけた植物いろいろの話は、こちら。
※ 前回の、ナチュラルさに満ちた庭で見つけた植物いろいろの話は、こちら。
園内には温室がいくつかある。 小さな噴水もあって、水の落ちる音が心地よく。
写真の右の方へ歩いて行くと・・・
・・・水路にぶつかる。 その水路際には、春、くるくるがいっぱい。 シダ植物が群生してる。
シダ植物と一言で言っても種類はかなり多く、詳細はわからない。
ここのは、茶色の葉っぱだった。 渦巻きが少しずつほどけて背を伸ばしながら、葉を広げて行く。
ここのは、茶色の葉っぱだった。 渦巻きが少しずつほどけて背を伸ばしながら、葉を広げて行く。
やがて、その茶色も若い緑になって行く不思議さ。
さて、温室もちょこっとのぞいていこうかな。
入って、パッと目を引いたのが、ウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)。
オレンジ色の花がゴージャス。 ヒガンバナ科 クンシラン属。
オレンジ色の花がゴージャス。 ヒガンバナ科 クンシラン属。
学名:Clivia miniata クリビア・ミニアタ。
オランダ語:Sint Jozefbloem シント・ヨーゼフブルーム。 直訳は、聖ヨゼフの花。
オランダ語:Sint Jozefbloem シント・ヨーゼフブルーム。 直訳は、聖ヨゼフの花。
ウケザキクンシラン、赤い実ができてるのもあった。
見上げると、上の方にもトマトみたいな何かの実。 南米の植物で、ナス科 ナス属らしい。
ちなみに、この果実は食べられる。 ビタミンと鉄が豊富。
ちなみに、この果実は食べられる。 ビタミンと鉄が豊富。
果実の色は、黄オレンジ色から赤紫までバリエーションがあり、
黄オレンジはより甘い味で、赤紫のはより酸っぱい・・・と、プレートに解説があった。
黄オレンジはより甘い味で、赤紫のはより酸っぱい・・・と、プレートに解説があった。
Tamarillo とプレートにあったから、タマリージョとスペイン語的に読むのかと思ったら、
日本語表記ではタマリロとなっていた。 魔夜峰央のマンガ「パタリロ」を思い出した・・・。
日本語表記ではタマリロとなっていた。 魔夜峰央のマンガ「パタリロ」を思い出した・・・。
学名:Solanum betaceum ソラヌム・ベタセウム。
オランダ語:Boomtomaat ボームトマート。 直訳は、木トマト。
オランダ語:Boomtomaat ボームトマート。 直訳は、木トマト。
何か正体不明。 ショウガ目の植物かなぁ。 肉穂花序に黄色い小さな花が咲いていた。
怖いもの見たさ・・・そんな気持ちをくすぐる。
怖いもの見たさ・・・そんな気持ちをくすぐる。
これも何か不明。 チューリップみたいなフォルムの花の中から、シベらしきものが飛び出していた。
※ 追記:miffyさんによると「ブラジル原産のパポニア・インテルメディア」らしいです^^。
これも何かはわからないけれど、隅っこに育っていた柑橘類の小さな果実。
これはまた別のところで見た柑橘。 ネームプレートからすると、キンカン(金柑)かな。
学名:Citrus Japonica シトラス・ジャポニカ。
オランダ語:Kumquat クムクワット。
オランダ語:Kumquat クムクワット。
キンカンというと、パッと頭に浮かぶのが、虫刺されに効く塗り薬。
それは、製薬会社の金冠堂の製品だから、金冠から来てるんだろうな。
それは、製薬会社の金冠堂の製品だから、金冠から来てるんだろうな。
ノーベル製菓の「はちみつ きんかん のど飴」も美味しかったな。
・・・などと思い出しながら、温室を出て植物園を後にした。
日本はのど飴の種類もかなり豊富で、その多さにビックリ。
昨年一時帰国した時、選ぶのにワクワクした。
昨年一時帰国した時、選ぶのにワクワクした。
でも、それほど多くの人が喉の症状に困ってるってことなんだな・・・。
お気に入りののど飴ってある?
パタリロ、単行本買う位好きでした(笑)!!
by トモミ (2024-06-07 17:49)
こども植物園の一画、幅10mくらい高さ5mくらいの斜面にシダ植物が
びっしりと植えてあります。誰も立ち止まって見ません。
のど飴は龍角散。
by 斗夢 (2024-06-07 18:11)
温室って入った事が殆ど無いです。
最後に入ったのはシンガポールのチャンギ空港にある無料の温室でした。
by ma2ma2 (2024-06-07 18:56)
こんにちは。
遠目ですが、ふさふさ感ある赤色と白っぽいうぶ毛の組み合わせ、面白いですね。メトロシデロスを初見ですが、ネット販売されていました。肉穂花序ある「黄色い小さな花」ですが、個性あり興味深いです。サトイモ科の植物と思いますが、アンスリュームやカラーなど意外に好きな花・植物です。ところで、日本のど飴ですが「龍角散のノドすっきり飴」を愛用、大変効果ありです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-06-07 22:45)
温室の中には今まで見たことない植物を目にすることができて面白いですね。
蒸し暑いのはちょっと苦手だなと思う時もありますが(笑)
ウケザキクンシランはお花が咲いたあと赤い実が生るのですね。
肉穂花序に黄色い小さな花が咲いていた正体不明のものは
秋の上高地で見たマムシグサの実を思い出しました。
のど飴、日本のモノではないのですが、スイスのRicola(リコラ)の
オリジナルのハーブキャンディがお気に入りで愛用しています。
by kuwachan (2024-06-08 06:32)
シダ系でクルクルしてれば全てゼンマイかなと思ってしまうのですが、さらに種類もあるのかな。
私はマヌカハニーののど飴を愛用してます。
いくつか種類あるけど、全体的にお高めな中、ひとつだけお手頃価格のがあるんですよね。
by YAP (2024-06-08 06:46)
のど飴 人生で数回しか食べた事ないんですよねぇ
飴系苦手なんですよねぇ フリスク以外は食べないかも
by (。・_・。)2k (2024-06-08 09:13)
シダ類のくるくるは、いつ見ても惹かれやす!
こんなにたくさんのくるくる、気分があがりやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-06-08 12:21)
色々な種類の植物がありますね
見たこともないようなものも。
キンカン
そうですね
ノーベル製菓の飴もおいしいです。
by 八犬伝 (2024-06-08 13:57)
こんにちは^^
メトロシデロス・トマジー、初めてのようです。
ふさふさした感じが可愛いですね。
シダは一日、何センチ伸びるのでしょうね^^
今にも動きそうで...
タマリロ、本当にトマトみたいですね。
by いろは (2024-06-08 16:47)
チューリップみたいなフォルムの花はブラジル原産のパポニア・インテルメディアかな?
いろいろな植物があって面白いですね。
のど飴ではないけどはちみつ100%キャンディは喉を潤すためによく舐めます。
by miffy (2024-06-08 17:04)
温室は近くに1つしかないのでめったに行きません、そこはお休みが多いのです。
by JUNKO (2024-06-08 17:57)
ゼンマイに見えてしまいました
シダ類のクルクル惹かれますね
数か月前 頂いた評判堂せき止め飴舐めてました
by ヤッペママ (2024-06-08 18:19)
のど飴は、無糖の龍角散のど飴(個包装)を常備しています(^_-)-☆
by RANPO (2024-06-08 19:47)
一枚目のふさふさしたようなお花はいっしゅん
ちょっと赤みが強い派手めな
ネムノキの花かと思っちゃいました。
ニュージーランド産の植物なのですね。
フトモモ科?(・∀・)
ウケザキクンシランは初めて聞く花名ですが
かたまって咲く鮮やかなオレンジ色のお花が
気分を明るくさせてくれそう♪
サクランボのような実も可愛らしいですね(^^)
キンカンというと塗り薬のキンカンと
あとは見た目が金柑に似ていて
焼き鳥などで食べられる玉子のようなキンカンかな。
のど飴は個人的に最近
味覚糖さんの“塩あずき飴”にハマっています(^^)
by あおたけ (2024-06-09 05:56)
この植物園が無料!
よく管理されていますね
私は榮太郎のしょうがとはちみつの
のど飴が好きです♡
by ryang (2024-06-10 00:06)
温室、楽しいですよね^^こういう、大きすぎなくって、こぢんまりした温室、好きです。日本の、のど飴、豊富ですね。こちらだと、目立つのは一つのメーカーで3種類くらい出てます(わりと好み)。あと、スイスのハーブキャンディのRicolaも売っていて、好き。
by おと (2024-06-10 19:17)
植物園とか、冬に行ったら楽しいだろうなあって思ったりしてもう20年です。
近場でもっと出かけるようにならないと、どんどん腰が重くなるばかり。
by めぎ (2024-06-12 04:26)
→皆さま「温室へ少しだけ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。春の温室は日差しを通して中は程よく暖かく^^。夏は暑すぎるし、冬は外との気温差が激しくて・・・春秋が心地いいかも。
→トモミさま
パタリロ、御存知の方がいてよかった^^。非日常な世界が面白く。常春の国っていうのもなんだか印象的で。
→斗夢さま
シダ植物って一括りにしがちなんですが、かなりの種類があるんですよね、私にはさっぱり見分けがつかず^^;。わからないからこそなんだ引かれる存在です。龍角散ののど飴・・・すごく効きそうですね♪
→ma2ma2さま
シンガポールのチャンギ空港に温室があるんですか、すごいなぁ。しかも無料とは。あたたかい国の植物たくさんありそうですね^^。
→Boss365さま
メトロシデロス、にhんでネットで販売されているとは、なんでもありますね、日本は^^。肉穂花序のあるこの植物、ショウガ目とか、さらに絞ってサトイモ科で検索してたんですが、それらしきものが見当たらずでした・・・なんなのかすごく気になりますよね。日本ののど飴、龍角散からも販売されてるとは、すごく効きそうですね。今度機会があれば探してみようかな。
→kuwachanさま
温室、春は中にそれほど暖房を入れてないのか快適でしたよ。小さな温室がいくつもあるから日差しがあれば温まるのかも。夏の温室は過酷ですよね^^;。肉穂花序といえば私が思い出すのはオモト(万年青)。子供の頃私の母が育てていて、不思議な花の後、赤い実になってたのが印象的で。スイスのRicola(リコラ)は私も好きで、クランベリー味^^。
→YAPさま
シダ植物でくるくるするの、かなりの種類がありますよ。かなりのファミリーです^^。人の顔か、広げた手と同じくらいの巨大なクルクルもあります。ヘゴ科のCyathea robusta サイアゼア・ロブスタとかね。マヌカハニー、日本で有名ですね。ハチミツは一度試したことがあります^^。
→ (。・_・。)2kさま
フリスク・・・ミント菓子ですね。私もミント菓子、何かしら常備してます^^。
→ぼんぼちぼちぼち さま
クルクルの解け具合によって「のし」みたいに見えるのも楽しく^^。
→八犬伝さま
普段見られないような植物に出会えるのも楽しくて^^。旅先でも植物園に行ったりします。
→いろはさま
メトロシデロス・トマジー、もっと大きく撮れればよかったんですが、上の方で咲いていたので^^;。ふさふさの花、風でひらひらでした。白のクルクルがある姿も春だけの楽しみ♪ タマリロ、木になるトマト、不思議な感じでした。
→miffyさま
そうかも、ブラジル原産のパポニア・インテルメディア、これっぽいですね^^、ありがとうございます。本文に追記しますね。ハチミツ100%のキャンディー、すごいなぁ。
→JUNKOさま
温室、アムステルダムの街の中の植物園にも大きなのがあるんですが有料なので、端っこにあるこの無料の植物園の方が来やすくって^^。
→ヤッペアマさま
ゼンマイ以外にもクルクルするシダ植物がかなりあって、表面のうぶ毛の色や濃さも様々なんですよ。楽しくて^^。評判堂せき止め飴、サイトで探してみたら、江戸時代の後期ごろから作られてる、という話。今の時代まで長く続いてるということは効果がかなりありそうですね。
→RANPOさま
龍角散ののど飴、人気ですね。他のブロガーさんからのコメントにもありました。効きそうです^^。
→あおたけさま
ネムノキはマメ科でしたっけね。スイートーピーなどに見られるマメ科の花の独特の形が好きなんですが、ネムノキもマメ科?って思うほど、ふさふさの花で意外なんですよね。フトモモって面白いですよね、名前。Wikipediaによると「フトモモの名は中国名の蒲桃(ほとう、拼音: pútáo プータオ)が由来。」ってありました。焼き鳥といえば、私が子供の頃、初めて見たのがスズメの姿そのまま串に刺したもの・・・^^;。塩あずき飴、どんな味なんだろう?そそられます^^。
→ryangさま
無料の植物園だから、ありがたいですよね^^。園内で植物の販売もあるし小さなカフェもあるし。榮太郎の飴、懐かしいなぁ。父がよく買って来てくれました。梅ぼ志飴、黒飴、抹茶飴しかなかったけれど、今はすごく増えてるんですね、種類が。
→おとさま
大きい植物園の温室だと、次から次へと歩き回ってしまい一日中めいっぱい遊んでしまうので、小さなところでささっと遊ぶのがいいですね^^。体力的にも。Ricolaのハーブキャンディーはよく買ってます。クランベリー味が好きで^^。
→めぎさま
冬の植物園、外との温度差が激しいので、カメラのレンズが曇ったり・・・なので春秋が程よいかも^^。デュッセルドルフはお出かけする場所がたくさんあるので羨ましいですよ。
by Inatimy (2024-06-13 17:47)