遮断機が下りて・・・ [街並み]
水が溢れんばかりに見える、河川敷の無い川。
中央の白っぽいのが桟橋に係留されたボート、
そこから左の煉瓦色の建物あたり迄が、カフェのテラス席があったところ。
そこから左の煉瓦色の建物あたり迄が、カフェのテラス席があったところ。
ショッピングモールを出た後、大きな道を東へと歩いて、橋からAmstel アムステル川を見た。
元・鉄道橋から一本、南寄りにある橋。 川縁のカフェのテラス席横を歩いていた時に見えていたあの橋。
元・鉄道橋から一本、南寄りにある橋。 川縁のカフェのテラス席横を歩いていた時に見えていたあの橋。
7月下旬、3駅延長されたトラム25番線に乗って、Uithoorn アウトホールンの街に行った日の続き。
最低13℃、最高22℃くらいの日。
最低13℃、最高22℃くらいの日。
※ 前回の、湖のそばの花を見て、ショッピングモール内のパン屋さんでランチした話は、こちら。
川を眺めていると、間も無く・・・
・・・橋の信号が赤になり、遮断機が下りたのだ。 なんてラッキーな。
橋に遮断機?と思われるかもしれない。 でもオランダではよくあること。
ここ、跳ね橋なのだ。 橋の下をくぐれないサイズの船が通るため、橋が上がる。
ここ、跳ね橋なのだ。 橋の下をくぐれないサイズの船が通るため、橋が上がる。
じわじわと橋の一部が上がっていく。 この橋は、片側だけが跳ね上がるタイプ。
向こう側の遮断機のあたりでは、すぐ下に川が見えている状態。
向こう側の遮断機のあたりでは、すぐ下に川が見えている状態。
そそり立つ壁のようになった橋の一部。
道の区分は左から、歩道、自転車道、車道、自転車道となってる。 左端しか歩道はないみたい。
道の区分は左から、歩道、自転車道、車道、自転車道となってる。 左端しか歩道はないみたい。
通り抜けて来たのは思ったより小さなボートだった。 屋根が危なかったんだろうな。
ゆっくりと橋の部分が下の位置まで下がって来て、元通りになり・・・
こちら側と、あちら側の遮断機が上がっていく。
この後、車も通り、自転車も走り、我が家ふたりも歩いていく。
この後、車も通り、自転車も走り、我が家ふたりも歩いていく。
渡り切る前に、もう一度、橋から北の方(より正確には北東)の眺めを。
めいっぱいズームすると・・・
・・・元・鉄道橋で今はバス専用道になっているところを、路線バスが走っているのを見ることができた。
その向こうには、白い塔のある教会らしき建物も見えて。 後で歩いて、あそこまでいけるかな。
Noord-Holland ノールトホラント(北ホラント)州から、アムステル川を超えて、
Utrecht ユトレヒト州にやって来た。
Utrecht ユトレヒト州にやって来た。
街の名前は、Amstelhoek アムステルフク。 住人は1,000人にも満たないよう。
自転車道&歩道と、車道の間にある分離帯では、花が色々咲いてて、花蜂がブンブン。
赤紫の花は、センニチコボウ(千日小坊)かな・・・?
赤紫の花は、センニチコボウ(千日小坊)かな・・・?
ブラックベリーらしきものも実ってた。 白い花はノコギリソウ(鋸草)。
アムステルフクの教会、Kruiskerk クラウスケルク(十字架教会)。
アムステルダム派の建築様式で、1927年に完成。
アムステルダム派の建築様式で、1927年に完成。
今はもう教会として使われていなくて、入れないようフェンスで囲まれていた。
これも川縁を歩いていた時に、対岸に見えていた塔が気になって、近くまで確認しに来たのだった。
これも川縁を歩いていた時に、対岸に見えていた塔が気になって、近くまで確認しに来たのだった。
※ トラムの停留所から川縁のカフェのテラス席の横を歩いていた最初のお話は、こちら。
跳ね橋に戻る途中で見たタチアオイ(立葵)。 てっぺんの花には花蜂が潜り込んでブンブン。
この花を見ると夏だな、って感じがする。 オランダでは向日葵よりもよく見かけるから。
この花を見ると夏だな、って感じがする。 オランダでは向日葵よりもよく見かけるから。
この日の話、あと1回ほど続く。
※ ご参考:昔、もう10年くらい前になるけれど、ポルダー(干拓地)を自転車で走って、
跳ね橋が上がるのを何度も見かけた日のお話は、こちら。
跳ね橋が上がるのを何度も見かけた日のお話は、こちら。
オランダで面白いのは、跳ね橋(可動橋)をかけて川を渡るだけでなく、
川の下に道を作ってトンネルで川をくぐり抜けるのもあちこちであるところ^^。
川の下に道を作ってトンネルで川をくぐり抜けるのもあちこちであるところ^^。
遮断機と言っても電車の遮断機では無いのですね。
運河が多いオランダぽい風景ですね。
by ma2ma2 (2024-09-08 18:59)
橋から見た川の風景、実にオランダっぽくっていいですね!跳ね橋が実際に上がってる光景、何故か数えるほどしか見た記憶がありません!!単に覚えてないだけかも知れないけど(笑)…
by トモミ (2024-09-08 19:39)
おおお....おおおお。
こういう風景はいかにもオランダを感じます。
この時間をゆっくり待てる国柄も良いなあ、日本だとイライラブーイングが起きそう。
by ナツパパ (2024-09-08 20:13)
ほんの少ししか見ていませんが、ヨーロッパの川には日本のような
堤防がないようですね。雨が降ったらあふれるんじゃないかと思いました。
by 斗夢 (2024-09-08 20:24)
タチアオイ、綺麗ですね~
跳ね橋、初めて見たときにいっぱい写真撮って記事にしたことを思い出しました。
オランダも北ドイツもしばらく行ってないので、もう10年ぐらい見てないかも。
by めぎ (2024-09-09 01:26)
ラッキーでしたね~!跳ね橋があがる時に出くわすのって、嬉しいですよね♪ イギリスで、出くわしたことがあります^^
綺麗な色のタチアオイですね~。
青空に映えて、これぞ夏、といった雰囲気。
by おと (2024-09-09 01:28)
面白い体験をなさいましたね。
遮断機=跳ね橋、になるんですね。
実際に動いている時に通りかかる、って
どれくらいの確立なんでしょうね。
ラッキーとしか言いよう無い・・??
by 向日葵 (2024-09-09 07:14)
オランダではおなじみの景色なんでしょうね。
時刻表みたいなのがあるわけではないでしょうから、跳ね上がるタイミングに遭遇するのは運なんでしょうね。
by YAP (2024-09-09 08:10)
跳ね橋の風景は、日本ではほぼ見ることができないので
貴重だわ~(^-^
でも向こう側に急いでいる時は、足止めを食らいますね(笑)
by marimo (2024-09-09 09:22)
跳ね橋ですか
オランダらしいですね。
そう言えば子供の頃、母に連れられて
勝鬨橋を見に行ったなあ。
by 八犬伝 (2024-09-09 09:47)
跳ね橋が上がって、意外と小さな舟がゆっくりとすすんでゆく光景、
のどかでいいでやすなあ。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-09-09 10:19)
跳ね橋、日本では、見られない風景ですね。
のどかで、絵画になりそうですね。
by テリー (2024-09-09 12:21)
まとめてオランダの風景を拝見、フェルメールの絵を思いだしました。
家並みや跳ね橋だけでなく、風車もいいですね。
フォーレンダムの風景もみたいですね・・・
by Jetstream (2024-09-09 15:05)
オランダの遮断機は跳ね橋なのですね。
道路がこんなふうに上がっているところ初めて見ました。
可愛らしいボ―トでしたね。
by kuwachan (2024-09-09 16:13)
こんにちは^^
こちらはまだ暑く、水辺の風景を見るとホッとします。
跳ね橋、子供の頃に見ましたが、今はどうなっているのやら...
センニチコボウ、虫や蝶に人気がありますね。
by いろは (2024-09-09 17:10)
色の綺麗なタチアオイ
梅雨入りの頃に咲き始め天辺まで咲くと梅雨が明けると言われている
そうですが…そうなのかな?
確認したことは有りません
by ヤッペママ (2024-09-09 20:28)
“遮断機が下りて・・・”のタイトルに
鉄ちゃんの私は鉄道かな?って思ったけど
跳ね橋が上がる際に通行をストップする遮断機とは
こちらもまた面白い趣きですね(*'▽')
じわじわと跳ね上がる橋が迫力満点!
そして個人的には跳ね上がる途中の45度くらいで
クルマがそれを飛び越えるという
アクションムービーによくありそうなシーンを
連想してしまいます笑
橋を跳ね上げて通過する船は
どんなに大きいのかと思ったら
意外と小さくてかわいい(*´艸`*)
by あおたけ (2024-09-10 05:49)
跳ね橋、こちらにはありませんね。絵画で見ますが、絵になりますね。
by JUNKO (2024-09-10 11:24)
跳ね橋があがる場面に出会うとテンション上がりますよね。
この前、旋回橋を見た時もうれしくって何枚も写真を撮っちゃいました。
by miffy (2024-09-10 13:51)
すごーい!跳ね上げ式の橋の道路!
これ随分前に何かのパンフレットでみたけど
オランダだったんですね
川もくぐりぬける、ていうのも
面白いですね^^
by ryang (2024-09-10 21:02)
→皆さま「遮断機が下りて・・・」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。街の中には路面電車(トラム)が走っているけれど、遮断機は見かけず。橋と列車の踏切くらいかな。その遮断機を潜り抜けて行こうとする人もいて関係者は頭を悩ませているらしい・・・。
→ma2ma2さま
街の中では橋の遮断機の方が多く見かけるかも^^。運河も水路も多いです。ここは川ですけどね。
→トモミさま
かなり見たことがあります、跳ね橋が上がるの^^。アムステルダムの街の中でも割と多く。
→ナツパパさま
イライラしても仕方がないのでただ待つだけ・・・橋の数もそんなに多くないので、徒歩だと待たざるを得ないという・・・。交通量が多いところだと、跳ね橋ではなく、川の下を掘ってトンネルを作ってあります^^。
→斗夢さま
堤防、一応あるところにはあるんですよでも堤防の高さが川の水面くらいで、土手を降りたところに野や家があるという・・・。オランダは低地です・・・^^;。
→めぎさま
夏はタチアオイですよね^^。跳ね橋何度も見てるんですがその度に撮ってしまいます。ドイツももうかなり行ってないです。最近はドイツは車でも列車でも国境のコントロールがあるみたいですね。
→おとさま
割と頻繁に見かけてるんですが、その度にラッキーと思ってしまいます^^。夏は特に多いかも。ボート遊びが盛んだから。タチアオイ、我が家にも欲しいなぁ・・・といつも見るのでした。
→向日葵さま
夏場は跳ね橋が上がる確率が多い感じです。暑いからボート遊びが盛んになって^^。でも動くのを見るのは楽しく、出くわすたびにラッキーと感じます。
→YAPさま
オランダではあちこちに跳ね橋があるので^^。一応営業時間が決まってて、その間だと、船は橋のそばにあるQRコードの看板を読み取って橋の管理者に連絡をとって開けてもらうシステムだったかな。
→marimoさま
車の交通量が多い道なら跳ね橋ではなく、川の下をくぐるトンネルになってるところが多いです^^。自転車で急いでる人には大変ですよね。街から少し外れると、しばらく橋がないので、回り道するにも考えないといけないし・・・。
→八犬伝さま
勝鬨橋、今はもう開くことはないんですね。それでも船が行き来できるのは橋の高さがあるかななんでしょうね。オランダは高さがないのと、帆船が通ったりもするのでマストがね・・・。
→ぼんぼちぼちぼちさま
思ってたより小さなボートだったんですが、それでも通れない橋の高さなんだなぁ・・・と^^;。
→テリーさま
あちこちに跳ね橋があります。高速道路にも^^。
→Jetstreamさま
オランダの風景を見て思い浮かべた画家は、私の場合、ヤーコプ・ファン・ラウスダール(日本語表記ではロイスダール)。こんな雲、ありえないでしょ、と思っていたけど、オランダに来てみたら本当にそんままでした^^。フォーレンダムは昔々に行きましたが、あまりにも観光化されててテーマパークのような^^;。
→kuwachanさま
今は遮断機だけど、昔々は柵のゲートが閉まるタイプのものも^^。オランダには跳ね橋(可動橋)が本当に多くて、アムステルダムの街だと、木製のマヘレの跳ね橋もまだ現役です。
→いろはさま
オランダはあちこちに水路や運河が。他にも池や湿地帯なんかもあり。でもその分、他の欧州の国より湿度が高いかも・・・。センニチコボウ、可愛らしい花ですね。我が家でも育ててみたいなぁと思いました^^。
→ヤッペママさま
タチアオイ、こちらはまだまだ見かけます^^。色のバリエーションも豊富ですよね。日本では全く知らなかったので梅雨明けと関連があるのか気になるところです。
→あおたけさま
跳ね橋の遮断機を潜り抜けたりする歩行者や自動車が多いので管理者が大変困ってるというニュースを最近見たばかり。上がった跳ね橋にぶら下がってる人の映像には心臓バクバクでした・・・。川幅や橋の高さからすると小ぶりなボートでしたが、逆にアムステルダムの狭い運河をスレスレに貨物を積んだ大型船が走ってたり、アムステル川に入って曲がっていく時のギリギリ感にはハラハラと操縦士さんの腕の良さが見られて感動ものです^^。
→JUNKOさま
いろんなタイプの可動橋があって、跳ね橋が一番多いかなという感じです^^。絵画ではゴッホの跳ね橋が有名かしら。
→miffyさま
実はこの後の記事で、旋回橋を^^;。この橋の一本北側がそうなのでした。
→ryangさま
低地で水面が高いオランダ、そこに生きる人たちの暮らしの知恵がインフラにもいろいろです^^。でも、日本のように床下がある家じゃないから、川が氾濫するとすぐに家が浸水・・。一応この川のそばの家の玄関は道路から数段階段を上がって入るタイプでした。でも地下室がある家もあるから、大量の水が入り込んだりするんだろうなぁ・・・。
by Inatimy (2024-09-20 15:35)