デン・ボスまで見にきたもの [街並み・デン・ボス]
時計の針は12時15分。 でも、お腹は減ってない。
早めの11時過ぎにもうランチしたからね。

Hinthamerstraat ヒントハーマーストラートというショッピング通りを歩いていて、
ふと横を見ると、背の高い塔が見えた。 73mあるよう。 (ちなみに、ランチの話は、こちら。)
ふと横を見ると、背の高い塔が見えた。 73mあるよう。 (ちなみに、ランチの話は、こちら。)
6月中旬、1時間弱、列車に乗ってDen Bosch デン・ボスに行った日の続き、5話目。
アムステルダムから見ると南南東へ約80kmほどのところにある街。
アムステルダムから見ると南南東へ約80kmほどのところにある街。
最低10℃、最高21℃の程よく晴れた日・・・からの曇り空。
※ 前回の、聖人像がある門と、アナベルの咲く煉瓦造りの家、昔の面影残る店構えの4話目は、こちら。
※ 前回の、聖人像がある門と、アナベルの咲く煉瓦造りの家、昔の面影残る店構えの4話目は、こちら。

塔のある建物は、Sint-Janskathedraal 聖ヤン大聖堂。 北側から見たところ。
大きくて、通りから全部入らず。 デン・ボスの街にやてきたのは、この大聖堂を見るため。
大きくて、通りから全部入らず。 デン・ボスの街にやてきたのは、この大聖堂を見るため。
というのも、過去にデン・ボスに来た時は、外側が修復工事中で、中に入らず。
2008年のことだから、もう随分と前。 2024年、やっと来ることができた。
2008年のことだから、もう随分と前。 2024年、やっと来ることができた。

フライング・バットレス(飛梁)の辺り。 小さいけど、翼のある聖人像がいくつもついている。
今の大聖堂は1350年から1530年にかけて建てられたものらしい。
ロマネスク様式で建てられた教会が元で、ブラバント・ゴシック様式の姿を見せている、と解説に。
ロマネスク様式で建てられた教会が元で、ブラバント・ゴシック様式の姿を見せている、と解説に。

北の門。 ここだけでも、ものすごい数の像がある・・・。
アーチの上のステンドグラスのあるあたりは少し白っぽく、割と新しいらしい。
1944年10月、デン・ボスの街がナチスドイツから解放される際に損傷を受けたからだそうな。
1944年10月、デン・ボスの街がナチスドイツから解放される際に損傷を受けたからだそうな。

門の左部分にある像を見たところ。
いろんな像がある中で・・・

・・・門の右部分にあった像が気になった。 ツノがついたようなフードを被った人。 手首には鎖。
パッと見、イカ耳になった猫の頭のよう。

門の扉から中に入ると、奥、南側のステンドグラスが目に入って。

ズームしてみると、左側のは、十字架のキリスト像。

右側のは、こんな感じ。

西側のエントランス上にあるパイプオルガンが大きかった。
多くの教会は、西側に正面入り口があり、そこの外観の装飾もゴージャスなのだけれど、
この聖ヤン大聖堂は、南北の出入り口の方が凝った装飾がなされていた。
この聖ヤン大聖堂は、南北の出入り口の方が凝った装飾がなされていた。

天井が高く、植物模様の装飾も綺麗で。
この聖ヤン大聖堂は、オランダで一番大きな大聖堂と言われてる。

クロッシング部分の天井。 63mあるそうな。

ズームしてみた。 明るいクリーム色に塗られてて。 真ん中は空色。

東側、主祭壇がある方向。 ここから先は入れないようになっていた。
ギリギリのところから撮っても小さくて。
ギリギリのところから撮っても小さくて。

主祭壇の少し左側をズーム。 祈りを捧げ、ひざまづく天使の像が美しかった。

キャンドルを立てる壁の燭台も凝ったデザイン。
背景のステンドグラスは、北側の門のもの。
損傷を受けて新しく作られた分、ステンドグラスもモダンなデザインだった。
損傷を受けて新しく作られた分、ステンドグラスもモダンなデザインだった。
大聖堂の様子はあともう1回。
この日のお話は、まだ4回ほど続く。
この日のお話は、まだ4回ほど続く。
Seesaaブログ専用移行ツールの利用方法の案内を読んだけど、
できるかどうか、不安でいっぱい・・・^^;。
できるかどうか、不安でいっぱい・・・^^;。
重厚な建物だなと思ったら
そうか、オランダで一番大きな大聖堂なのですね。
by 八犬伝 (2024-12-17 20:53)
最後の画像が一番好きです☆
燭台越しのステンドグラスでしょうか。
ロマンチックです。
…そしていよいよSeasaaブログへの
移行作業手順が発表されましたが、
全く目が文字を拾おうとしません(^ω^;) (苦笑)
苦手なんですよぉ(´;ω;`)ウッ…
by あとりえSAKANA (2024-12-17 22:24)
オランダ一の大聖堂ということは、それはもう威厳があることでしょう。
外観の装飾も見事ですが、内部で見られるステンドグラスや彫刻も素晴らしいですね。
by YAP (2024-12-17 22:42)
ステンドグラスが美しいですね。
by かずのこ (2024-12-18 06:32)
何と見事な大聖堂!オランダに住んでたのに行ったことなかったとは実に残念な私(涙)…でもInatimyさんも16年越しだったんですね(笑)、行けてよかった!!
by トモミ (2024-12-18 10:59)
1枚1枚興味深く拝見しました。こんな大聖堂を中にはいい手見られるなんてありがたいですね。石の素材だからできる彫刻のすばらしさに圧倒されます。
by JUNKO (2024-12-18 11:10)
こんにちは。
聖ヤン大聖堂、見事な威厳ある造形建物です。
ゴシック建築かな?と思いましたが「ブラバント・ゴシック様式」成る程です。
北の門の像も見応えありですが・・・
「ツノがついたようなフード」(爆)ニャンズスタイルですね。
「手首には鎖」の見えるので、罪人かな?何者か?気になりました。
それにしても素晴らしいステンドグラス、圧巻です!!
また「損傷を受けて・・・」の文字あり・・・
色々と修復・増改築している聖ヤン大聖堂みたいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-12-18 11:14)
おお!外観も見事でやすし、ステンドグラス、美しいでやすなあ。
ブルーが特に目に留まりやした!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-12-18 13:07)
本当に素晴らしいステンドグラス
綺麗な植物模様の装飾 興味津々でした画像拡大できず残念
by ヤッペママ (2024-12-18 16:44)
フライング・バットレス、ステンドグラス、天井の交差ヴォールト
どれも素晴らしい見応えのある大聖堂ですね!
最初がロマネスク様式というところもロマネスク好きなので興味津々です。
by kuwachan (2024-12-18 21:33)
外から見た感じはケルンの大聖堂に似ているなあって感じました。
中はケルンよりずっと明るめで温かみを感じます。
念願の中に入れてよかったですね。
2008年から今まで、ホントあっという間に過ぎました。
by めぎ (2024-12-19 02:07)
最後の1枚、ステンドグラスがぼけているのが
なんだかとてもファンタジー♪
InatimyさんはSeesaaブログへお引っ越しですか?
Amebaブログへお引っ越しをしました。
これからもよろしくお願いします。
m(__)m
https://ameblo.jp/marimo6326
by marimo (2024-12-19 09:57)
こういう場所は絶対にヘッドホンを装着してガイドを聞きたいです。
それぞれの、意味や因縁を聞くことで大いに膨らむものがあります。
それが出来る美術館や建造物はよく利用します。
ただ見て美を享受するのも良いのですが、知る人の説明が好きです。
by tommy88 (2024-12-19 12:42)
→皆さま「デン・ボスまで見にきたもの」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。出かける街に教会や大聖堂があったら、ご挨拶に伺うって感じで訪れてます。デン・ボスの大聖堂、やっと訪れました。前回来たときは、この大聖堂の近くにある画家ボスのミュージアムになってる元教会だったところ^^。
→八犬伝さま
九州ほどのサイズしかない国土のオランダだから、大聖堂の数も少なくて^^。その中でも一番大きな床面積だそう。
→あとりえSAKANAさま
壁の燭台がとても綺麗な細工だったので、その黒が映えるよう背景にステンドグラスがキラキラに入る場所の燭台を探して撮った一枚です^^。移行作業、憂鬱になりますよね、言葉の羅列でパッと読んだだけではピンとこなくて・・・。
→YAPさま
威厳があるのかどうかはよくわかりませんが^^;。ローマ・カトリックの教会で大聖堂(司教座聖堂)であったものでも、所有がプロテスタントに変わると大聖堂ではなくなって、普通に教会と呼ばれるみたいです。中世の頃で威厳のあったのはユトレヒトのドムかな。
→かずのこさま
ステンドグラス、美しかったです^^。
→トモミさま
最初にデン・ボスに行った時には他の教会(画家ボスのミュージアムになってた)に行っただけ。その後は他の欧州の国へ引っ越し、また戻り、また引越しと移動が多くて^^;。
→JUNKOさま
オランダでは採掘できる場所がほとんどなく、石は貴重な存在。なので煉瓦で作られる教会が多い中、ここの大聖堂はふんだんに外壁に石を使用。その点からもリッチな大聖堂だなという感じがします^^。
→Boss365さま
ゴシック建築でもオランダの持ち味を生かした様式をとってるみたいです。この大聖堂の外壁にある像、案外、お茶目なのがあるみたいです。2011年の修復で設置された携帯電話を持つ天使の像とかね^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
あちこちにふんだんにカラフルなステンドグラスがありました。後半のお話にもたくさん登場予定^^。
→ヤッペママさま
画像拡大は使ってなくって^^;。神社仏閣でも植物の模様の装飾は、見てて楽しめますよね。
→kuwachanさま
見るところが多くて、キョロキョロでした^^。入場料を取るわけでもなく、無料というところもすごいなと。改修工事の費用だってかかるのに、太っ腹。ゆっくりと見て回れました。
→めぎさま
ケルンの大聖堂はもっと規模が大きいですよね^^;。欧州で初めて見た大聖堂がケルンのでした。最初にこの街に来た後、あちこち欧州内転々だったので、やっと落ち着いて来ることができて良かったです。
→marimoさま
黒い燭台だったので、背景はカラフルになるようにステンドグラスがいいかなと、そんな場所の燭台を撮ってきました^^。ブログはPCに保存できそうなので、移行ではなくて新たにSeesaaでブログを始めようかなと考えてます。まだ気が変わるかもですけどね^^;。
→tommy88さま
オーディオガイドはないかも。1時間半ほどのガイドツアーがあるみたい。今サイト見てきたら8ユーロほど。オランダ語だけど、多くのオランダ人は英語ができるので、大丈夫じゃないかな^^。私はオーディオガイドが苦手・・・聴きながら見るって2つのことを同時にすることができなくて。見る時は見るだけに集中。で、気になるものは後で調べるという^^;。
by Inatimy (2024-12-20 18:24)
天井の植物模様の装飾、素敵ですね~♪
一生懸命見上げて、首が痛くなっちゃいそうです^^
念願の場所、ゆっくり訪ねられて良かったですね!
by おと (2024-12-21 05:44)
→おとさま
最初にデン・ボスへ行った後に、オランダを出たり入ったり欧州内の他の国へ転々と引っ越したので、すっかり忘れてたという^^;。ふと、思い出し、6月ちょこっと行ってきました。
by Inatimy (2024-12-21 06:47)