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坂道を下りて右へ [ズトフェン&デーフェンター 2022 冬]

目の前に、聳り立つような教会尖塔

通りの飾りも大きいな。

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この教会は、Bergkerk ベルフケルク(直訳は、山教会)。
Sint-Nicolaaskerk シント=ニコラースケルク(聖ニコラース教会)とも言う。


2年近く前、2022年12月下旬、列車Zutphen ズトフェンを訪れ、
翌日にDeventer デーフェンターに移動した日の続き、19話目

デーフェンターはアムステルダムのの方、やや南寄りに、直線距離で約86kmほどのところにあり、
ズトフェンからは直線距離で約12km北に位置する。 この日の最高気温は9℃くらい。

 ※ 前回の、広場の噴水を見た後、坂道を上って教会を見た18話目は、こちら


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玄関のドアにもクリスマス飾り。 シルバーのキラキラがついたヤドリギがベースになっていた。
赤いボールがとても目を惹く。


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Kerksteeg ケルクステーフ(教会小路)の坂道を下りながら、
何度も振り返っては、気に入った光景を撮る。


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段々と離れて小さくなっていく教会。 狭い小路から見える尖塔の存在感、いいな。


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坂道を下りてきて、次に進む道を見たところ。 写真の右側、白い建物の横から出てきた。

日陰だからか、風景が淡くて青い。 設定を変えても思うような色にならず・・・。 
SONYのコンデジ修理中のためKamoさんに借りたFUJUFILM X20。 どうもうまく馴染めない。


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Menstraat メンストラートを歩いていく。

12月だから、昼間でも太陽が低いまま。
それゆえ、建物の上部にしか日が当たらず。 しかも弱々しい。


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建物の間からガーゴイル(雨樋の水の排出口)が出ていた。 ここのはみたいな姿。 
教会や大聖堂ではよく見かけるけど、普通の家にガーゴイルがあるとは。

の像の口からが吐き出されるの、見てみたいって思うも、もう出ないのかも。
頭上からが落ちてきたら歩行者が大変。 

建物の隙間にパイプが設置されてるのが見えるから、犬の口雨水が到達する手前で、
下へ伸びるパイプを流れ落ちるようになっているのかもしれない。


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窓辺を飾るステンドグラスハウス。 夜になったら、それぞれ、中で灯りがつくのかな。


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煉瓦積み、小さな窓に淡いグリーンの鎧戸、おしゃれ。
途中から下は白い壁になっていた。


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壁に1609とはいった建物。 古いな。 日本だと江戸時代が始まって6年経った年。

Wikipediaによると、その年に、オランダ東インド会社平戸オランダ商館を設置して
江戸幕府と通商関係を開いたらしい。


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その隣の建物は、煉瓦の積み方を工夫して、丸っこく仕上げてあって、可愛かった。


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途中で見たブラシ屋さんのお店のショーウィンドー
多種類のブラシなど、お掃除の道具や洗剤が。

12月大掃除、しないとなぁ・・・と、ふと思ってしまうところ、私は日本人。

の寒い時期に拭き掃除など避けたいと思うも、キレイにして新年を迎えたい、という気持ちもあるので、
大掃除はやめて、ほどほどに中掃除くらいにしておこうか・・・。


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窓辺にゴージャスなKerstkribbe ケルストクリベを飾ってる家もあった。 
聖母マリア幼子イエスのもとを東方の三博士が訪れているシーンを再現した人形。


この日の話まだまだ続く。



木曜の夜、氷点下になった。
でも室温は18.5℃。 

まだ我が家は暖房はつけていない
きっと上下左右の隣人さんのお陰^^;。

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コメント 20

ぼんぼちぼちぼち

赤いボールのクリスマス飾り、とても洒落てやすね!
派手すぎず地味すぎずで。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-11-22 18:27) 

YAP

たしかにこのガーゴイルから水が排出されると、通行人には迷惑になりそうですね。
少し離れて見る分には悪くないですが。
江戸時代が始まったころの建築物が今も現役でしっかり残っている(内部はリノベしているものが多いかもしれないですが)というのが、ヨーロッパの文化の先進さを感じます。
by YAP (2024-11-22 18:55) 

八犬伝

クリスマス飾り
赤が目立って、とても良いですね。
by 八犬伝 (2024-11-22 21:42) 

TaekoLovesParis

これが、ガーゴイルという名前と知ったのは、ず~っと前のinatimyさんの記事。その頃は、いくつも写真を見せてくださってたけど、久しぶりに見ました。シンプルモダンな教会の尖塔、ユニークですね。振り返ってみる、後ろ髪をひかれるものがありますね。
by TaekoLovesParis (2024-11-22 22:30) 

hana2024

日本とは違った空気感!・・・を本当に強く感じてしまう、紺碧の空の色!
でも、それも真冬に向かって、変わっていくのですね!
by hana2024 (2024-11-22 23:43) 

kuwachan

ガーゴイル、教会や大聖堂ではよく見ますが普通のお宅にもあるとはびっくり!
化け物みたいな怖い感じのガーゴイルが多いけれども犬とは可愛らしいな。
確かに犬の口から雨水が出てきたら歩行者が大変なことになりそう。
ガーゴイルの口から雨水が出ているは見たことがないので一度は見てみたいです(笑)
最後の窓辺のお人形のクリスマスの飾り付けはキリスト教国ならではですね。
by kuwachan (2024-11-22 23:51) 

めぎ

聖ニコラース教会だなんて、まさにクリスマスのための教会と言う感じの名前ですね。
私はすっかり郷に入って、大掃除は春です。冬の汚れをしっかり落として春を迎えようという感じ。
今、部屋の温度を見たら、18.2℃でした。うちは暖房付けてますが、だいたいそのぐらいに留めてます。
by めぎ (2024-11-22 23:56) 

おと

ガーゴイルを見るの、大好きです^^民家にあるの、珍しいですね♪
こちらも冷え切って氷点下になり、暖房なしで室温16℃です。
こちらは、明日から雨予報ですが少し寒さが緩むようです。
by おと (2024-11-23 00:13) 

斗夢

fujifilmは柔らかいいいい色が出るんじゃないですか。
使ったみたいメーカーですが、高価です、中古が出るのも少ない^^
by 斗夢 (2024-11-23 06:22) 

トモミ

本当〜に素敵な街の光景ですね(しみじみ…)!

私も日本人、嫌になっちゃいます(大爆笑)!!

by トモミ (2024-11-23 07:06) 

JUNKO

玄関のクリスマスの赤い飾り、とてもかわいらしいです。建物の間から見えるそそり立った塔も見事です。カーゴイルはこちらの建物にはないものですね。面白い。
by JUNKO (2024-11-23 15:34) 

ヤッペママ

沢山のブラシをみたら大掃除のこと浮かびました
同じような思いでしたね
ここのところ目をつぶることが多いかな?
by ヤッペママ (2024-11-23 17:29) 

imarin

秋に大掃除しておこうと思っていたのに、なかなか涼しくならず、
気が付けばもうすぐ師走・・・結局、忙しい&寒いのにすることになってしまった^^;
by imarin (2024-11-23 17:41) 

sana

そそりたつ教会、迫力ですね。とんがり屋根の形が面白いです。
明るい煉瓦に緑の鎧戸も可愛い!
そちらのクリスマスは、素敵でしょうね。こちらも店内はクリスマスっぽくなってきてますけど~早い気が…
大掃除、というほどのことは長らく出来ないでおります。普通の掃除を何とか…(^^;
by sana (2024-11-23 20:30) 

いろは

こんばんは^^
外国のクリスマス飾りは素敵ですね♪
やはり宗教の関係でしょうね。
我が家は仏教ですが、クリスマスはイルミネーションが綺麗で楽しみです^^
by いろは (2024-11-23 21:11) 

ryang

クリスマスの雰囲気、素敵ですね
普通のお家にもガーゴイルがあるとは
やはりヨーロッパのお家って
日本の木造建物と違って、歴史刻んでいますね
by ryang (2024-11-24 00:40) 

tommy88

坂道を下りて右へ
う、そちらは山です伊東の家では
尖塔のある歴史的建造物が好きです
銭湯はすくなくなりましたが

by tommy88 (2024-11-24 08:43) 

marimo

教会のお屋根はどうしてみな尖がっているんだろう?
なんてふと思いました。風見鶏もいる。
こちらでは18℃だと確実に
暖房入れちゃいますね!そちらでは、寒さの範疇ではない?
今日は室温23.4℃で快適。朝つけた暖房は切ってます。
ブラシ屋さんの、こんな何気ない生活雑貨のディスプレイにも
どこかお洒落感が漂うのはいい感じ♪

by marimo (2024-11-24 11:01) 

miffy

青空に突き刺さったように聳える尖塔がロケットみたい^^
赤いボールが目立ってますね~
寒い時期の大掃除は嫌なので普段から月に1度、あまりしないような場所の掃除をするようにしています。
by miffy (2024-11-24 15:16) 

Inatimy

→皆さま「坂道を下りて右へ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。知らない街の、古い建物が残る通りを歩くのは、目に映るものがとても新鮮^^。ほんの2泊3日の短い旅だけど内容濃く。

→ぼんぼちぼちぼちさま
シンプルに赤いの2つだけであとはシルバー系で。それがまたイメージに残りますね^^。

→YAPさま
建物自体が国のモニュメントに指定されてたりして、外観は変えられないけれど中は快適に、今の暮らしに合うようになってるみたいですよ。街の景観を大事にしてますよね。それが観光資源にもなっていたり^^。

→八犬伝さま
クリスマスといえば、赤、緑、金、銀が一般的なイメージかもしれないですね^^。

→TaekoLovesParisさま
塔の高い場所にあったりして、なかなか綺麗に撮れたガーゴイルがなかったもので、ブログにも載せられず^^;。昨年は体調崩していたので体力的にも無理だったし。普通の家にあったガーゴイルというのがすごく気になりました。パリのノートルダム大聖堂、12月8日だったかに公開されるみたいですね。あそこのガーゴイルは良かったな。

→hana2024さま
この写真撮ったのが真冬です^^;。2年前の12月。なかなか晴れた日がないので貴重かも。

→kuwachanさま
ガーゴイルの口から水が出ているところ、チェコのプラハで見たことが。聖ヴィート大聖堂に入るのに並んだ行列で、見上げるとすぐ横の外壁、あちこちのガーゴイルの口からチョロチョロ。動物のはまだいいけど人の像のはちょっと微妙な気持ちでした^^;。人形のクリスマスの飾り、カトリックって感じですよね。

→めぎさま
シント=ニコラースだから、オランダだとクリスマスより、シンタクラースの方に繋がりを感じるかな。現地式でイースターの休みに掃除もするんですが、12月になると結局そわそわ、うずうずしてしまって、また掃除するって感じです^^;。最上階のお部屋って上からの冷え込みもありますよね。こちら、またガスも電気も値上がりなので、ヒートテックとフリースで快適になるようにしてます。

→おとさま
暖房がつくのを我が家は16℃設定にしてあります。まだそこまで室温下がらず。暖房なしでも昼間晴れていれば日差しで室温が上がるので、この冬は晴れた日が多いことを祈るばかりです^^。11月は本当に曇天と雨ばかりで・・・。

→斗夢さま
FUJIFILMの色合い、私はあまり好みじゃなくて。青が強すぎるんですよね・・・空だって。私が見た雰囲気じゃなくて。ボタンが多い割には調整もうまくいかず・・・。

→トモミさま
12月になると、なぜかうずうずしてきますよね、お掃除しないと、って^^;。新しい年を迎えるって、日が1日変わるだけなのに、すごい区切りみたいに感じてしまう。

→JUNKOさま
ガーゴイル、魔除けなのか、いろんな生き物、魔物の形をしていて、その口から水が出てくる様子は興味をそそられます^^。なぜか、口から水が出るのって子供の頃から好きで、銭湯のライオンの口とか、手水舎の龍の口とか。

→ヤッペママさま
お掃除グッズを見たら、大掃除が浮かびますよね、時期的にも^^;。換気扇とか、高いところのお掃除は1人の時にすると転倒した時に連絡もできないから、気になってても目をつぶって、2人一緒の時にしてます・・・。

→imarinさま
日本って秋になってもなかなか涼しくならずに、急にガクッと気温が冬になる感じですよね。我が家も毎年寒い時期にするのはきついからと春のイースターの休みに掃除してるんですが、結局12月になるとうずうずしてきて、またすることに^^;。

→sanaさま
狭い小路から見る塔ってなぜかそそられます^^。鎧戸のある窓って憧れ。オランダのクリスマス、南の方へ行くとカトリック色が濃いのでいいかも。でもクリスマスはやっぱりドイツの方が雰囲気いい感じがします。普段から普通のお掃除をきちっとしたら、大掃除、いらないのかも・・・^^;。

→いろはさま
外国のクリスマス、国によって雰囲気が異なりますよね。オランダのクリスマス、家族親戚が集まってちょっぴり着飾って美味しいものを食べる日になってます^^;。冬は暗い時間が多いから、イルミネーションが映えますよね。

→ryangさま
いえいえ、日本の木造建築も歴史が刻まれててかっこいいですよ。法隆寺、恐ろしく年月経ってても地震でも壊れないし。あちこちに残る格子戸のある古い街並みも魅力的です^^。明治時代を感じさせる煉瓦造りの建物も立派だし。

→tommy88さま
ふふ、お住まいの場所にも坂があるんですね^^。山に行ってしまうとは、銭湯、少なくなりましたよね。独特の銭湯文化って面白くって、以前スペインの語学学校の授業でで紹介したことがあります^^。

→marimoさま
教会は建築様式によって外観が異なってくると思います^^。丸い屋根のもあるんですよ。暖房、オランダ人はすぐに入れてしまうのかも。家の中で半袖で過ごす人も多いから。でもガスや電気代が高騰してこともあるのでエネルギー消費に関して少し意識が高くなったかな。我が家は室温16℃設定。それ以下になると暖房がつきます。最近はヒートテックやフリースなどオランダでも手に入るので、快適^^。

→miffyさま
月に一度、あまりしないような場所の掃除、すごいこまめですね^^。そこまでしてたら、大掃除いらないですね。あぁ、我が家には真似できない・・・。
by Inatimy (2024-11-26 18:05) 

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