食べてから帰ろう [街並み・デン・ボス]
公園の木の周りに椅子が置いてあった。

それぞれの輪で、楽しそうな話で盛り上がってたんだろうな・・・なんて想像。
昨年、2024年6月中旬、1時間弱、列車に乗ってDen Bosch デン・ボスに行った日の続き、9話目。
アムステルダムから見ると南南東へ約80kmほどのところにある街。 日帰りのお出かけ。
アムステルダムから見ると南南東へ約80kmほどのところにある街。 日帰りのお出かけ。
最低10℃、最高21℃の程よく晴れた日・・・からの曇り空。
※ 前回の、街をぶらぶらしてパン屋さん、建物や水路、猫を見た8話目は、こちら。
※ 前回の、街をぶらぶらしてパン屋さん、建物や水路、猫を見た8話目は、こちら。
水路脇のUilenburg アウレンブルフ(直訳:フクロウ城)の通り、椅子のある公園の名は・・・

・・・Stadspark Mariënburg スタットパーク・マリエンブルフ(マリエンブルフ市立公園)。
他に、ナイフを突き出してる、矢が刺さった耳のオブジェもあった。
ちょっと怖い感じもするけれど。
ちょっと怖い感じもするけれど。
元は、フランドルの画家 Hieronymus Bosch ヒエロニムス・ボス(1450-1516)の
"De tuin der lusten"「快楽の園」に描かれていたもの。
"De tuin der lusten"「快楽の園」に描かれていたもの。
ヒエロニムス・ボスは、この街、デン・ボス出身。

Binnendieze ビンネンディーゼを進む船が見えたので、木造の橋の上から眺める。
あっちの橋は、アーチのある煉瓦造りで頑丈そう・・・と、行ってみる。
あっちの橋は、アーチのある煉瓦造りで頑丈そう・・・と、行ってみる。

その煉瓦造りの橋と建物の隙間から、ボートクルーズの船をチラ見。
ここも建物の下を水路が流れてる。
ここも建物の下を水路が流れてる。

さらに歩いて行く。 そして振り返る。 あれがさっき船が抜けてきたアーチ。
そしてこれを撮ってる背後側にもまた次のアーチもあって。
そしてこれを撮ってる背後側にもまた次のアーチもあって。

次の橋の上から、また風景を撮る。 ここ、雰囲気良さげ。
こんなふうに水路の上に建物があって、アーチが作られているところがいっぱい。
こんなふうに水路の上に建物があって、アーチが作られているところがいっぱい。
晴れて青空だったら、もっと光もあって、より綺麗だったのにな。

橋でしゃがんで、めいっぱい腕を伸ばしてカメラを下ろして、見ずに適当にシャッターを押したら、
アーチの連なりが少し分かるのが撮れた。 まだまだ水路は建物の下を潜って行くみたい。
アーチの連なりが少し分かるのが撮れた。 まだまだ水路は建物の下を潜って行くみたい。
と、こんな散歩を続けて、歩いている通り Uilenburg アウレンブルフ(フクロウ城)は、
Molenstraat モーレンストラート(風車通り)、Lepelstraat(スプーン通り)と名前が変わっていく。
Molenstraat モーレンストラート(風車通り)、Lepelstraat(スプーン通り)と名前が変わっていく。

で、昔はVismarkt フィスマルクト(魚市場)だった辺りの近くの店に入る。
デン・ボスに来たなら食べて帰ろう、と。 ここからだと、もう、駅もすぐそこだし。
デン・ボスに来たなら食べて帰ろう、と。 ここからだと、もう、駅もすぐそこだし。
写真は店のほんの一画。 店内はかなりお客さんで賑わっていた。

オーダーしたのは Bossche Bol ボセ・ボル。 私の耳には ボセ・ボーと聞こえる・・・。
複数形だと Bossche Bollen ボセ・ボレン。 デン・ボスの伝統的なお菓子。 直訳は、ボスのボール。
複数形だと Bossche Bollen ボセ・ボレン。 デン・ボスの伝統的なお菓子。 直訳は、ボスのボール。
私の飲んだのは、生の葉っぱのミントティー。 蜂蜜とココナッツクッキー付きだった。

結構な大きさで、1個で十分な量。 中はホイップした生クリームがぎっしり。
生クリームの詰まったシュークリームのチョコがけって感じのもの。 割と甘い。
生クリームの詰まったシュークリームのチョコがけって感じのもの。 割と甘い。
正直なところ、家の近所のスーパーで売ってたものの方が甘さ控えめで好きかも。
甘いものが私よりも好きなKamoさんですら、そう思ったほど甘かったよう。
甘いものが私よりも好きなKamoさんですら、そう思ったほど甘かったよう。

16時少し前、駅のホームで帰りの列車を待つ。 NS(オランダ鉄道)の列車は黄色と青のボディ。

向かい側は、古いホームだから、煉瓦積みが見られる。
屋根部分も1896年のプラットホームカバー(トレイン・シェッド)。
屋根部分も1896年のプラットホームカバー(トレイン・シェッド)。
駅名は、デン・ボスではなく、正式名称の 's-Hertogenbosch スヘルトーヘンボス。
意味は、公爵の森。 アムステルダムまで1時間ほどと近いのだった。
意味は、公爵の森。 アムステルダムまで1時間ほどと近いのだった。

買ってきたポストカード。
上段左:オランダで最も古い煉瓦造りの家の1つのDe Moriaan デ・モリアーン。
上段右:街のあちこちの壁の聖母子像。
上段右:街のあちこちの壁の聖母子像。
下段左:聖ヤン大聖堂(こんな建物全体が見たかった)。
下段右:建物の下を流れる水路(ここ写真撮ったところだった、この記事の6枚目の写真)。
下段右:建物の下を流れる水路(ここ写真撮ったところだった、この記事の6枚目の写真)。
大聖堂も、ビンネンディーゼの川・水路も、伝統菓子のボセ・ボルも楽しんで満足。
これで、列車で行った日帰りデン・ボスのお話は終わり。
これで、列車で行った日帰りデン・ボスのお話は終わり。
☆
☆<seesaaブログ、ライブドアブログに移られた方々へのお願い>☆
ブログへお伺いしてるのですが、海外からのコメントを受け付けないのが標準設定になっているようで、
エラーになり、コメントが残せずにいます。
エラーになり、コメントが残せずにいます。
お手数をおかけしますが、海外IP、国外IPのコメントを許可に変更してくださると助かります。
生ミントが入ってるお茶
香りも味も新鮮なんでしょうね?
一度味わってみたいです。
by ゆうみ (2025-01-24 17:38)
ナイフを突き出してる、矢が刺さった耳のオブジェ
何かコトワザ的なものでしょうか^^
日本の「壁に耳あり障子にメアリー♪とか」
国外IPのコメント投稿 の件!やっかいですよね^^;
引っ越し前ですが、許可するに設定してますので、ご安心を♪
by てんてん (2025-01-24 20:47)
こんにちは。
ナイフを突き出してる耳の彫刻ですが、描かれているモノを立体化は面白いですね。絵画「快楽の園」は、現在はプラド美術館にあるみたいです。また、スペインへ持ち去られたみたいです?煉瓦造りのアーチが多く、その上に建物あり不思議な感じです。また、腕を伸ばした撮影写真をみると、船に乗ってクルーズ・散策したくなる風景です!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2025-01-24 22:43)
食べてから帰ろう
ある程度の余裕がなければ吐けないセリフです。
今夜は我慢しよう、という所まで落ち込んではいませんが。
欧州の絵葉書は素敵なものが多いです。
と言うか、長女が学会で巡るついでに出してくれます。
ベッドわきの壁に、来るたびに貼り付けていて、イイ感じです。
センスの良い選定を娘がしているのかもしれませんが、良いなぁ。
by tommy88 (2025-01-24 22:54)
町に張り巡らされた水路が素敵なアクセントになってますね。
生クリームたっぷりのお菓子、私も1個丸まるは食べられそうにないな...
by YAP (2025-01-24 22:58)
耳にナイフ
緑の森を楽しんでいて、こんなのが急に現れたら
ドッキドキしちゃいます
by mau (2025-01-25 01:14)
そんな伝統的なお菓子があるんですね。
折角そこにいるのだもの、食べて帰りたくなりますよね。
でも、甘すぎたのかぁ…残念でしたねぇ。
by めぎ (2025-01-25 01:38)
黄色と青の電車、懐かしいな!5年前に行ったときもスキポールからSuidまで乗りましたけどね!!Suidの辺りも大きく変わったと仰ってましたよね?
by トモミ (2025-01-25 09:24)
怖い感じのする耳のオブジェ
ヒエロニムス・ボスで検索…「地獄」に書かれているのですね
何やら難しい地獄画ですね
by ヤッペママ (2025-01-25 17:23)
木の傍にある椅子の輪いい感じです。ドラマを感じさせますね。ポストカードも素敵です。
by JUNKO (2025-01-25 17:32)
生ミントティー、良いですね!
日本では、こういう形では出てこないので・・。
海外IPは『許可』に設定しましたが、私がアナログ人間ゆえ、
もし書き込めなかったら、SSブログの方コメント残して下さいね。
by angie17 (2025-01-25 18:29)
フレッシュなミントティーが美味しそうです
by kenji-s (2025-01-25 21:25)
日本のお菓子に比べてヨーロッパのお菓子の方が断然甘い!と思っていましたが、
行く度にその距離は縮まっているような気がしています。
ミントティー、モロッコへ行った時に飲んだミントティーを想い出します。
by kuwachan (2025-01-25 21:58)
ボセポル、食べてみたいですね。
ミントティーと合いそうです。!(^^)!
by Jetstream (2025-01-25 23:11)
Copilot に、耳に刺さったナイフの意味を聞いたら、人間の欲望や罪、罰を象徴しているという答えでした。
アーチ橋を連続して撮影するというのは、面白いですね。
by テリー (2025-01-26 11:04)
お久ぶりです
やっぱり歴史のある街並みは素敵ですよねぇ
心が落ち着きます(^^)
さて私はSeesaaで新たにブログを立ち上げたました
宜しかったらまたお付き合いくださいませm(_ _)m
by そら (2025-01-26 11:41)
連続した煉瓦造りのアーチを船で通るのって面白そうですね。
異世界への入り口みたいです。
チョコ掛けの上にたっぷりの生クリーム、甘いもの好きにはたまらないのでしょうね。
by miffy (2025-01-26 12:23)
船からの撮影も楽しそう。ここに旅したらぜひ乗ってみたいです。
ポストカード素敵。今年は撮影旅ではなく文化に触れる旅もしたいので、もしヨーロッパ方面に出掛けることができたらポストカードたくさん買いたいという野望があります。
by imarin (2025-01-26 14:49)
水路から見た街並みも素敵でしょうね
by ぽこねん (2025-01-26 15:01)
耳に刺さったナイフ、痛そうです。
伝統のお菓子、お店によっても、甘さが違うのでしょうかね。
ここに一時間で行けるなんて、素敵ですね~♪
by おと (2025-01-27 22:24)
→皆さま「食べてから帰ろう」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。食べたのはおやつで、夕飯は家でゆっくりと楽しんだのでした^^。この日、お昼は目一杯たっぷり食べたけれどたくさん歩いたので、お腹がぐうぐう。
→ゆうみさま
ミントの爽やかな香りを楽しめましたよ^^。夏は生ミントティー、お腹が弱いので冷たいものが飲めない私にはありがたいです。
→てんてんさま
ことわざ的なものでもないようで、ヒエロニムス・ボスの絵画には、不思議な生き物などたくさん登場するので、かなりマニアックな世界です^^。国外IPだとコメントがはじかれてしまってコメントが残せず。nice!もないので訪問してるのにきてくれないって思われてるかも・・・。
→Boss365さま
絵画「快楽の園」は私はまだ実物を見たことがなくって。でもこの街、デン・ボスにはヒエロニムス・ボスのアートセンターがあって、そこでたくさんのレプリカを見ることができます^^。ボートクルーズ、この街のは面白そうですよね。いつか乗ってみようかな、
→tommy88さま
ここの郷土菓子だというのは知っていたので、せっかくだからと味見^^。欧州の絵葉書、娘さんからのお便りは嬉しいものですね♪我が家には恐ろしいほどの数があり、ミュージアムできそうです。
→YAPさま
生クリームたっぷりなお菓子、この甘さがわかっていたら、最初っから半分ずつで食べていたかも^^;。案外近所のスーパーで売ってるものの方が甘さ控えめで美味でした。
→mauさま
矢が刺さってて、耳からナイフが出てるオブジェ、びっくりしますよね・・・夜見たら腰抜かしそうです^^;。
→めぎさま
なんだかここ何年かで、郷土料理というのか、郷土お菓子に注目が集まってて、各地、それを目玉に観光を頑張ってるようです^^。近所のスーパーでも売ってて、それは甘さがほどほどだったので、油断してました・・・本場のは激甘でした・・・。
→トモミさま
Suid・・・Zuidですね^^。かなり変わりましたよ。建物があれこれ建って、駅自体もまだ工事中。
→ヤッペママさま
難しいというより、怪しげですね^^。訳のわからない生き物がいっぱいいたりして。不思議な世。キャラ設定がマニアックですよね。
→JUNKOさま
木の周りに椅子、カラフルなのもよかったです^^。ポストカードもあれこれ買ってしまいます。家にはかなり溜まってるんですけどね。ファイルがいっぱい。
→angie17さま
生ミントティー、夏にはとっても爽やかでよく。お腹が弱いので冷たいものが飲めないんですが、すーっと清涼感が味わえて嬉しく。またseesaaの方へお伺いしますね。
→kenji-sさま
実際に、かなり美味しいです^^。生の葉っぱのミントティーはありがたく。
→kuwachanさま
オランダで甘さ控えめでハズレがないのは林檎のタルト^^。そう思っていたのに、最近は甘さがちょっと減ってきたものが増えていたので、油断しました・・・。モロッコのものだと思われるミントティーグラスだけは我が家にあります・・・行ったことはないけれど^^;。
→Jetstreamさま
ボセ・ボル、ミントティーよりも濃いめのコーヒーの方がすっきりするかもしれない^^;。
→テリーさま
Copilot・・・何かと思ったら、マイクロソフトのなんですね。案でも教えてくれるっていいですね^^。便利な。
→そらさま
新しいブログ、お伺いしますね。私もこれを書いてる今日、seesaaに新たなブログを立ち上げました^^。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
→miffyさま
生クリーム自体はまだ大丈夫なんですが、外側のチョコがけがかなり甘かったです^^;。アーチをいくつもくぐるボートクルーズ、お天気の良い日はいいかもしれません。いつか乗ってみようかな。
→imarinさま
ポストカード、いいですよね、嵩張らないお土産で^^。気がついたら、我が家にはかなり多くのポストカードがたまってました・・・ファイルがぎゅうぎゅう。デン・ボスのボートクルーズは面白そうです。いくつものアーチをくぐり、一体どんなルートなのかしらとそそられました。
→ぽこねんさま
きっとボートから見上げた街も素敵だと思います^^。
→おとさま
いえ、耳に刺さってるのは矢で、ナイフは耳から出てるって感じでした^^。オランダは九州ほどのサイズの国土なので、2時間〜3時間あればアムステルダムから国境までいけます♪
by Inatimy (2025-01-28 22:49)