一重遅咲き keukenhof 2016 [花図鑑]
ほんのりと甘い風味が口の中に広がる。
いちごミルクを思わせるような色合い。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Dreamship ドリームシップ。 夢船。
その名前から浮かぶイメージは豪華客船だけど、
私にとっての夢の船は帆船だな・・・しかも木造の。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Queen of Night クイーン・オブ・ナイト。 夜の女王。
濃厚な紫色が大人っぽい。
我が家でも以前、フリンジ咲きの Cummins クミンと寄せ植えにしたことがある。
クミンは淡めの紫色で、花びらの外に行くほど白っぽくなる。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Grand Style グランド・スタイル。
意味は荘重体。 《厳粛な主題を崇高かつ雄弁に表現する文体》らしい。
なんか仰々しくて分かりにくそう・・・。
live in grand style では、派手な生活をする、という意味になるみたい。
チューリップのグランド・スタイルは、そんなに仰々しくも派手でもなく、
花の底に白と、ほんのり青紫が滲んだ濃いめのピンク色だった。
名前に同じGrandがついても・・・
・・・こちらはフランス語で。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Grand d'Amour グランダムール。
何て意味なんだろう・・・愛の大国? 愛の大企業?
大きな愛、素晴らし愛なら、grand amour になるだろうし・・・。
チューリッップのグランダムールは、花びらの中央のラインから上部が白っぽく。
同じ黄色でも・・・
・・・微妙に違って、底になるほど白っぽい、こちら。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Ardeche アルデシュ。
フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の県で、南東部にあるそう。
世界遺産のショーヴェ洞窟には、野生動物の壁画があり、
現存する人類最古の絵画だそう。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Dordogne ドルドーニュ。
フランスの南西部、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏にる県。
ドルドーニュ川が流れ、1000以上のお城があるとか。
チューリップのドルドーニュ、内側と外側の色の違いも魅力的。
こちらも内と外の色の違いがある。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Menton メントン。 フランス語読みだとマントン。
マントンはフランス南東部、イタリアとの国境近くのコートダジュールにあるリゾート地。
ジャン・コクトー美術館があるそうな。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Camargue カマルグ。
フランス南部の三角州地帯で、いくつもの塩湖があるところ。
チューリップのカマルグは、花の内側は黄色味がかってて・・・
・・・外側は、オフホワイト。 内にも外にも、うっすらと赤く滲んだ模様が入る。
我が家が使ってる塩もカマルグの。
と言っても、フランスのスーパーで売ってる1kg袋の粗塩のもの・・・。
・・・とフランスのシリーズが続いたところで、同じ分類でも・・・
・・・一風違った形のを。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き
Flaming Crown フレミング・クラウン。 燃えるような王冠。
この形のチューリップは、結構好きだ。 シュウマイっぽくって。
☆ ☆ ☆
<ご参考> 色を変えたのが今までに登場したもの。 一重線で消してあるのは撮れなかったもの。
オランダ王立球根生産者協会の15の分類
早生:分類No.1 Single Early 一重早咲き
分類No.2 Double Early 八重早咲き
中生:分類No.3 Triumph トライアンフ
分類No.4 Darwin Hybrids ダーウィン・ハイブリッド
晩生:分類No.5 Single Late 一重遅咲き
分類No.6 Lily-flowerd ユリ咲き
分類No.7 Fringed フリンジ咲き
分類No.8 Viridiflora ビリディフローラ
分類No.11 Double Late 八重遅咲き
野生種と野生種優勢なハイブリッド:
分類No.13 Fosteriana フォステリアナ種
分類No.14 Greigii グレイギー種
分類No.15 Other Species その他の野生種
・・・と、今回は分類No.5 Single Late 一重遅咲きを紹介。
(写真は、およそ1年前、2016年4月下旬にさしかかった頃に行ったKeukenhof キューケンホフにて。)
我が家のベランダ小庭のチューリップも
やっとツボミが伸びてきた^^。
フレミング・クラウン、シュウマイ!(笑)
でも、カール具合がイイ感じですねこれ。
チューリップって色合いの他は、どれも同じような雰囲気になりがちだけど、これは全く別の花にも見えますね。
by nicolas (2017-04-07 16:08)
チューリップって見てて 飽きない~
ほんと大好きな花です
種類も沢山あって良いな(^^ゞ
by DON (2017-04-07 17:46)
まだまだ見たことがないチューリップがあるのね~。
感動!(((o(*゚▽゚*)o)))
by ぴーすけ君 (2017-04-07 19:31)
イチゴミルクに夜の女王にシュウマイに~~
こんなにたくさんの種類のチューリップ、感動もので拝見させていただいております^^
by よしころん (2017-04-07 21:14)
2枚目の深い色たまらないなぁ
今年はじっくりチューリップ撮りたいけど
何処へ行けば良いのでしょう??w
by kinaco (2017-04-07 21:21)
あれ、nice!が出来ないです!
シュウマイ・・・ははは^^
ひとつ白いのがありますね
by mitu (2017-04-07 21:23)
内側と外側の色が違うのって面白いですね。
初めて見ました♪
チューリップってたっくさんの種類があるんですね。
どれが好きかなぁ?と思いながら見ているだけで楽しいです^^
by みち (2017-04-07 22:22)
ワクワクする色ですね(^^)
早く咲き始めないかなぁ
by (。・_・。)2k (2017-04-07 23:41)
いちごミルク、素敵
嬉しくなるようなチューリップです ♪
by engrid (2017-04-08 00:41)
色々なチューリップがありますね〜
春をたっぷり感じさせていただきました♪
by oko (2017-04-08 08:03)
まさにいちごミルク色
いちごが食べたくなりました
by luces (2017-04-08 09:30)
一重のチューリップはお花屋さんでは減る一方ですけど、本当はこんなに種類があるんですね~
フランスのお塩1kg買いとは、お料理上手という感じがしますね♪
by めぎ (2017-04-08 17:02)
チューリップと言うとこの形が一般的ですよね~
花の内側の色の滲み具合が良い感じですね。
どのチューリップも可愛らしいです。
by miffy (2017-04-08 23:39)
チューリップも種類が多いですよね。
名前も形も様々で、面白いのも結構ありますね ^^
この中だと、モーツァルトつながりで、夜の女王に興味あります。
アリアを歌いだしそう ♪ ^^
シューマイ? なるほど、美味しそうですね 笑
by moz (2017-04-09 06:19)
素敵なチューリップたち!!
自分に好みに合う花に巡り合えたら最高ですね。
ごぶさたしました。
年度末のドタバタからようやく解放されました。
by ナツパパ (2017-04-09 11:57)
「夜の女王」、なかなか色気がありますね♪
一枚目を「いちごミルク」と例えてらっしゃるinatimyさんのセンス、
きらりと光ってます♪
チューリップ、どれも可愛らしいです\(^o^)/
ツマ。
by 竹口要 (2017-04-09 16:38)
→皆さま「一重遅咲き Keukenhof 2016」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。我が家のチューリップもボチボチ咲き出し、今、トライアンフとユリ咲きの2種類が見頃。でもまだ一重遅咲きのシャーリーが準備中^^;。
→nicolasさま
シュウマイでしょ^^。イエロー・クラウン、ピクチャー、ウィッティー・ピクチャー、リバースターなど、この王冠咲きのシリーズ、割と好きなんです、美味しそうで♪ 雰囲気が異なりますよね〜。
→DONさま
見てて飽きないですよね〜、チューリップ♪ キューケンホフには目が回るほどのたくさんの種類が咲いてて、毎年、今まで撮ってない名前のを意識して集めてるんですが、まだまだ知らないのばかり^^;。
→ぴーすけ君さま
毎年のようにキューケンホフに行ってるのに、まだまだ撮りきれない、知らないものが多いです^^;。大体同じ時期に入ってるけど、それ外したら、さらに撮ってないのが増えそう。
→よしころんさま
色も形も雰囲気も、それぞれ特徴のあるチューリップがたくさんあって、いろいろ連想できます^^。気になったものだけ、今まで撮ってなさそうなものだけに限って撮ってるので、実際はこの何倍もの種類が・・・^^;。
→kinacoさま
夜の女王、シブいでしょう?存在感たっぷりで艶やかな雰囲気^^。日本でチューリップといえば富山。砺波チューリップ公園がオススメかも♪ 満開になると凄いらしいですよ、大迫力。
→mituさま
nice! 大丈夫みたいです、ありがとうございます^^。この形、白いと余計にシュウマイっぽいですよね〜。日本では王冠咲きともいうみたいですよ。
→みちさま
外側だけパッと見るだけじゃなく、花の内側の色、花の底の色、シベの形、花粉の色、花に近い茎の色まで、楽しむことができるんだとオランダに来て分かりました^^。ものすごく種類があるので、毎年撮りに行っても、初めて見るチューリップにたくさん出会えます♪
→(。・_・。)2kさま
あふれんばかりの色合いですよね〜。桜とは違った花の楽しみ♪ ウキウキ、ワクワクですね。我が家のチューリップ、2種類ほど見頃になってきました^^。
→engridさま
いちごミルク、美味しそうですよね^^。先日、いちごを売ってるのを見て、思わず買って、練乳でいただきました。
→okoさま
まだまだ写真残ってるので、どうか飽きることなく、寄ってくださいね^^;。春、感じていただけて嬉しいです。
→lucesさま
私も、この記事を書いた後、イチゴを売ってるのを見て、思わず買って帰りました。食べるのは、もちろん練乳がけで♪
→めぎさま
たくさん種類があるけれど、お花屋さんでよく出回る種類は限られてますよね〜。この年に気になって撮ったのがこれだけなので本当はこの何倍、何十倍もの種類があるはず・・・^^;。お塩、パスタを茹でたりにも使ってるので・・・。我が家には、このしっとりタイプの粗塩の他に、挽いて使う乾燥した結晶の塩、黒い塩、香草入りの塩があります^^。
→miffyさま
馴染みがある一重咲きだけど、フレミング・クラウンの王冠タイプは珍しいですよね^^。外側も内側も、花の底も、たっぷり愛でました♪
→mozさま
モーツァルトの夜の女王といえば、「魔笛」ですね♪ 娘に対するお説教みたいなんでしたっけ。私は「魔笛」というと、パパパ・・・がすぐ頭に^^;。シュウマイ、かなりご無沙汰で。一時帰国では餃子は食べられたんですが。
→ナツパパさま
お元気そうで何よりです^^。相変わらずキューケンホフの写真、続いてますが、チューリップの写真、どうか飽きずにまた寄ってくださいね^^;。
→竹口要さまのツマさま
夜の女王らしく、艶やかな色でしょ^^。いちごミルクに、シュウマイと食べ物に結びつく食いしん坊な私です♪
by Inatimy (2017-04-11 17:48)