萌ゆる春に [植物]
白いラムソンに囲まれた、極淡い青紫の花。
スパニッシュ・ブルーベルかな・・・。
キジカクシ科 ヒアシントイデス属(ヒアシンソイデス属)。
学名:Hyacinthoides hispanica ヒヤシントイデス・ヒスパニカ。
オランダ語:Spaanse hyacint スパーンセ・ヒヤシント。 直訳は、スペインのヒヤシンス。
オランダ語:Spaanse hyacint スパーンセ・ヒヤシント。 直訳は、スペインのヒヤシンス。
4月中旬、ラムソンの白い花を見にいった日のお話。 最低11℃、最高21℃くらいの日。
※ 前回の、群生するラムソンを撮ったお話は、こちら。
※ 前回の、群生するラムソンを撮ったお話は、こちら。
ラムソン以外にもいろんな植物を見つけた。
春だけのお楽しみ、シダ類の渦巻きくるくる。
縮こまってた葉っぱが、ゆるりと解けてくる様子が好き。
縮こまってた葉っぱが、ゆるりと解けてくる様子が好き。
綿飴のような、白く柔らかいうぶ毛に包まれて。
くるくるも、茶色い剛毛タイプとか、シダ植物の種類によって様々。
くるくるも、茶色い剛毛タイプとか、シダ植物の種類によって様々。
池のそばのトウダイグサの一種もすっかり伸びて、花を咲かせていた。 トウダイグサ科 トウダイグサ属。
おそらく、これかな、というのがわかったので、メモ。
おそらく、これかな、というのがわかったので、メモ。
学名:Euphorbia palustris ユーフォルビア・パルストリス。
オランダ語:Moeraswolfsmelk ムラスヴォルフスメルク。 直訳は、沼地オオカミミルク。
さらに Wolfsmelk で、トウダイグサなので、沼地トウダイグサ。
オランダ語:Moeraswolfsmelk ムラスヴォルフスメルク。 直訳は、沼地オオカミミルク。
さらに Wolfsmelk で、トウダイグサなので、沼地トウダイグサ。
朝顔のツボミの形に似てるけど、そうではなく。 セイヨウカリン(西洋花梨)のツボミ。
柿とかザクロっぽい実しか知らないけれど、白い花が咲くよう。 バラ科 シモツケ亜科 セイヨウカリン属。
柿とかザクロっぽい実しか知らないけれど、白い花が咲くよう。 バラ科 シモツケ亜科 セイヨウカリン属。
学名:Mespilus germanica メスピルス・ゲルマニカ。
オランダ語:Mispel ミスペル(発音的にはミスプルに近い感じ)。
オランダ語:Mispel ミスペル(発音的にはミスプルに近い感じ)。
ちなみにこれが、5月上旬に咲いたセイヨウカリン(西洋花梨)の花。 気になっていたので再訪。
咲いたばかりで、まだ完全にシベが伸びきっていないもの。
咲いたばかりで、まだ完全にシベが伸びきっていないもの。
※ 8月中旬の実ができた時の様子は、こちら。
カリン(カリン属)や、マルメロ(マルメロ属)とは別物の姿で、ビックリする。
カリン(カリン属)や、マルメロ(マルメロ属)とは別物の姿で、ビックリする。
4月中旬で、もう、ライラックも咲き始めていた。
オランダ語でライラックは、Sering セリング。 複数形はSeringen セリンゲン。
オランダ語でライラックは、Sering セリング。 複数形はSeringen セリンゲン。
でも、この時はまだライラックの香りよりも、ラムソンのニンニクのような匂いの方が優ってて・・・。
この白い花は、ニンニクガラシだったかな。 アブラナ科 アリアリア属。
学名:Alliaria petiolata アリアリア・ペティオラタ。
オランダ語:Look-zonder-look ローク=ゾンダー=ローク。 直訳、ネギ属無しのネギ属。
オランダ語:Look-zonder-look ローク=ゾンダー=ローク。 直訳、ネギ属無しのネギ属。
ロークはネギ属のこと。 ゾンダーは、英語でいうwithout に相当する単語。
ネギやニンニクのような香りがするけどネギやニンニクではない、ということかららしい。
ネギやニンニクのような香りがするけどネギやニンニクではない、ということかららしい。
この時は、咲いてるのがこの花だけだったので、香りはまだしてなかった。
ニンニクガラシの下では・・・
・・・黄色い花を咲かせる植物。
おそらく、ヘビイチゴ(蛇苺)か、ヤブヘビイチゴ(薮蛇苺)あたりかな。
丸っこく白いツボミが可愛らしい、セイヨウサンザシ(西洋山査子)。 バラ科 サンザシ属。
秋には赤い実をつける。
秋には赤い実をつける。
学名:Crataegus monogyna クラタエグス・モノギナ。
オランダ語:Eenstijlige meidoorn エーンスタイラヘ・マイドーン。 直訳は、一般的なサンザシ。
オランダ語:Eenstijlige meidoorn エーンスタイラヘ・マイドーン。 直訳は、一般的なサンザシ。
カエデ属の何かの木にも、シンプルながら花が咲いて。
春の光が若い葉っぱを照らして生き生きと。 とても眩しく感じた。
春と言えるのも、今月いっぱい。
6月から気象学上は、夏になるみたいだから。
6月から気象学上は、夏になるみたいだから。
季節が巡るのは、早いね^^;。
編みかけのセーター、さっさと仕上げないとなぁ。
でも作る過程が面白く、終わってほしくない気持ちもあったり。
でも作る過程が面白く、終わってほしくない気持ちもあったり。
タグ:植物
春にまだまだ沢山の花があるのですね。
by JUNKO (2024-05-10 17:16)
ヒヤシンスはどれも似た形に咲きますね。
色々なお花が沢山見れるのも、嬉しいですね。
by ma2ma2 (2024-05-10 18:38)
こんにちは。
「シダ類の渦巻き」はゼンマイと思いますが・・・
綿毛が「綿飴」のようなビジュアルですね。
ライラックですが「4月中旬」の開花は早いですね?
やさしく甘い香りありが好感触です。
ところで、ヘビイチゴ(蛇苺)の実ですが・・・
田舎実家でを薬草として漬けてました!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-05-10 22:02)
ラムソンの白いお花
ニンニクの匂いがすると聞いてから
お写真を見るとニンニク臭が漂ってくるようです笑
くるっと巻いたシダは見た目がユニークで
目を楽しませてくれますね(*'▽')
膨らみはじめた花梨の蕾は
今シーズンもまもなく綺麗なお花を
咲かせることでしょう(´ー`)
いい香りのライラック・・・ですが
匂いではやっぱりラムソンが上回る!?笑笑
網掛けのセーターは秋までに間に合えば
OKでしょうか(*´艸`*)
by あおたけ (2024-05-11 04:04)
ライラックの名前、こちらではフリーダーというんですが、全然違うんですね。
5月ももう中盤だし、本当に春ってあっという間にどんどん咲いてどんどん過ぎていきますね。
by めぎ (2024-05-11 05:24)
セイヨウカリンもいいけど、セイヨウサンザシがいいですね。
色々の花が見つけられ、散歩は楽しいですね^^
by 斗夢 (2024-05-11 05:37)
シダ類のくるくる、可愛いですよね(笑)!!
by トモミ (2024-05-11 07:48)
すっごく分球して球根がたくさん増える(ちょっと困るくらい)んだけど、数が有る割にはあんまりたくさん咲いてくれない我が家のヒヤシンソイデスたち。オランダではヒヤシントイデスなんですねぇ。「h」を発音しないと「冷やしといてんで」って正解でなさそうな関西弁(^^ゞの言い回しみたいに聞こえてしまいそうな関東人のワタクシです(笑)。
by yk2 (2024-05-11 10:35)
カリンの花 初めてみたかも
こう言う花なんですねぇ
by (。・_・。)2k (2024-05-11 11:47)
確かに、もうすぐ夏ですね。
また、あの暑い季節がやってきます。
by 八犬伝 (2024-05-11 12:30)
ライラック、好きなんですが、今年は、咲きかけを見ただけで満開は見られませんでした。もう終わっちゃったかな。。あっという間に夏になりますね!
by おと (2024-05-11 14:43)
シダの仲間は太古の時代から存在しているのかと思うと、なんとなく見た目も歴史を感じるような。
昔の実家の庭の裏手が JR の線路がある土手になっていて、そこにワラビやゼンマイが出てくるのをとって食べてました。
今から思うと、どんな田舎の話だよ、って感じです。
by YAP (2024-05-11 19:03)
こんばんは^^
スペインのヒヤシンスは白が多いのでしょうか...
セイヨウカリンのお花は白なのですね。
ご近所の花はピンクです^^
実も拝見しましたが、日本のカリンとは違いますね。
茶色の実、面白い形ですね。興味深く拝見しました。
by いろは (2024-05-11 21:16)
シダ類の渦巻き見るとこれって食べられるのかな?って思っちゃいます(笑)
春の花は清楚なお花が多いですね。
今年は春が短くて夏が長そうです。
セーター、次の冬まで間に合えばいいでしょうからゆっくり楽しみながら編んでくださいね^^
by miffy (2024-05-11 21:50)
ライラックの香り、にんにく臭に負けないで頑張れぇ
編み物の…終わってほしくない気持ちもあったりって
長編小説等を読んでいる時にも、にたような気持ちになります^^
by mitu (2024-05-12 04:41)
野の花たちも季節とともに移り変わっていきますね。
くるくるのゼンマイみたいなのは、面白い♪
先日カメラもってお散歩している時、
西洋サンザシに似たお花を見かけました。
編み物。。。今年の冬には完成しそうかな?
その製作工程が楽しいという感覚はありますね♡
by marimo (2024-05-12 08:06)
シダ類のくるくる、大好きでやす!
観てるだけでもテンションあがっちゃいやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-05-12 12:30)
春から初夏への植物たち。
そして画像に写る陽の光が冬の光とは違って
こころなし強い気がします。
季節の移り変わりが伝わってきます(^^)
by あとりえSAKANA (2024-05-12 23:36)
小粒な花の並びも楽しいですね。
赤が不足がちでも、黄色と白が春めいていますね。
by tommy88 (2024-05-13 12:56)
→皆さま「萌ゆる春に」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。春の動きは活発すぎて、撮っても撮っても次々変化。ブログアップが追いつかず・・・^^;。
→JUNKOさま
その辺の道端、公園の隅っこに自然とそこに毎年育っている植物が花を咲かせて。行くたびに出会えたり出会え中っったり^^。
→ma2ma2さま
ヒヤシスに似てるけどまた別物な植物^^。種類が多いです。まだまだ知らない植物が一ぱいい。
→Boss365さま
図鑑で調べたけれどゼンマイとはまた違うように思います^^。しだるいって本当に種類が多くて、綿毛から剛毛まで様々・蛇苺、薬草としても使えるんですね。あちこちに生えてて赤い実がいいアクセントになってて可愛いです♪
→あおたけさま
花が終わって、ニンニク臭はおさまり、木々の緑の匂いもわかるようになってきました^^。西洋カリン、カリン、マルメロ・・・似てるようでそれぞれ属が異なっていて、頭が混乱します。編みかけのセーター、数回冬越し・・・そろそろ着られるようにしようかな^^;。
→めぎさま
ライラックの名前、全く異なりますね、面白い^^。ライラックがたくさん咲く公園があるんですが、あっという間に春が進んでしまうので、今年もまた行きそびれ。
→斗夢さま
西洋さんざしの花びら、とても小さく丸っこく、落ちた花びらのミニ絨毯もいいですよ^^。この時期の散歩はいろんな発見があってワクワクです。
→トモミさま
シダ類のクルクル、それぞれ微妙に違いがあるのでじっくり見てみるのも楽しいです^^。
→yk2さま
日本語表記、サイトであれこれ見てて、トにするかソにするか迷ったんですが、ヒヤシントイデスという表記に。「冷やしといてんで」は意味通じますよ。「冷やしといたんやで」と同じで「冷やしておきましたよ」って感じ。「冷やしといたったで」は、「冷やしておいてあげたよ」とちょい上から目線^^。
→(。・_・。)2kさま
これは、セイヨウカリン(セイヨウカリン属)の花で、カリン(カリン属)の花とはまた別物なんですよ^^。
→八犬伝さま
私にとっては20〜25℃あったらもう夏です^^;。暑いのが苦手なので、氷点下の方がはるかに好き。
→おとさま
ライラック、いい香りしますよね。パリに住んでいた頃、近所にたくさん植えられていてあちこちから香りが^^。それまでライラックってよく知らなかった植物でした。夏、季節の移ろいは早いですよね。
→YAPさま
恐竜のいた頃にはすでにしだるいってあったみたいですものね。化石とかで残っているし。どこの国でも自然史博物館はとてもワクワクする場所です^^蕨やゼンマイ。昔はあちこちにあったみたいですね。母もよく取ってたって言ってましたよ。
→いろはさま
名前や姿が似ていても全く別の属だったりして、頭が混乱してきますよね^^;。茶色のキウイのように毛羽だった実、その見はよく見かけていたんですが、花は初めて確認でした。こんな花だったとは。
→miffyさま
日本だと春の山菜はお宝ですものね^^。この夏は、どうなるんだろうな。涼しめだといいけれど。セーター、もう数回冬を越してます・・・そろそろ着ないとね^^;。
→mituさま
長編小説も先が気になるけれど終わってほしくない気持ちありますよね^^。続編が出たりしないかなとか思ったりして。
→marimoさま
次々と花が咲いては終わり、また次の花へとずーっと続いていくのを追いかけているうちに秋になり冬になり・・・あっという間に一年が過ぎていきます^^;。編み物、そろそろ仕上げて、また新たのものに挑戦していこうかな。
→ぼんぼちぼちぼちさま
しだるいのクルクルは季節ものの期間限定だから、見つけると残しておきたくなりますね^^。
→あとりえSAKANAさま
オランダは緯度が高いので冬と夏の太陽の高さがかなり変わります^^。光も全然違ってて。明るい時間が増えて、電気代が抑えられるのも嬉しく。
→tommy88さま
赤い花って私あまり撮ったことがないかも^^;。好みかな・・・。渋めな赤い色は好きなんですけどね。
by Inatimy (2024-05-19 17:43)