あちこちに煉瓦 [ズトフェン&デーフェンター 2022 冬]
列車の窓から見えていた教会の塔が、目の前にドーンと建ってる事実。
旅してるという実感。
教会の名は、Sint Walburgiskerk シント・ワルブルヒスケルク(聖ワルブルギス教会)。
最も古い部分は11世紀、大半は13〜16世紀にかけて建てられたり増改築されたりしたものらしい。
最も古い部分は11世紀、大半は13〜16世紀にかけて建てられたり増改築されたりしたものらしい。
1年少し前、2022年12月下旬に差し掛かった頃、列車でZutphen ズトフェンに行った日の続き、5話目。
ズトフェンはアムステルダムの東の方、やや南寄りに、直線距離で約92kmほどのところにある。
ズトフェンはアムステルダムの東の方、やや南寄りに、直線距離で約92kmほどのところにある。
この日の最高気温は8℃くらい。 曇りで、少し小雨も降っていた。
※ 前回の、ショーウィンドーを眺めながら歩いて、猫やブルガーザールの建物を見た4話目は、こちら。
※ 前回の、ショーウィンドーを眺めながら歩いて、猫やブルガーザールの建物を見た4話目は、こちら。
煉瓦造りの塔の高さは76m。
1600年の落雷まではユトレヒト大聖堂の塔(当時は104m)よりも高く、107.5mあったらしい。
1600年の落雷まではユトレヒト大聖堂の塔(当時は104m)よりも高く、107.5mあったらしい。
教会の左側には、Oude Stadhuis Zutphen ズトフェン旧市庁舎。
白字に上下が青、赤い十字の旗は、ズトフェンの旗。
白字に上下が青、赤い十字の旗は、ズトフェンの旗。
旧市庁舎の背後、写真左部分にチラッと見えてるように、
ファサードの上部が階段状になった切妻屋根のBurgerzaal ブルガーザールが隣接していたのだった。
ファサードの上部が階段状になった切妻屋根のBurgerzaal ブルガーザールが隣接していたのだった。
教会の向かい側には、Hof van Heeckeren ホフ・ファン・ヘーケレンという17世紀の豪邸。
現在そこは、Musea Zutphen ズトフェン・ミュージアムとして使われている。
現在そこは、Musea Zutphen ズトフェン・ミュージアムとして使われている。
この煉瓦造りの門をくぐると中庭があって、その奥に建物がある。
道は、石畳と煉瓦畳のミックスのよう。
教会の中へは後で入る予定なので、先にさらに進んで・・・
・・・外側から旧市街を見る。 市壁が残っているのだ。 14世紀のものらしい。
煉瓦を積み上げて作られた市壁。 積み方の違いでできる装飾が可愛い。
その向こう側には家々の赤茶色の屋根。 色の統一感がいいな。
その向こう側には家々の赤茶色の屋根。 色の統一感がいいな。
子供の頃に読んだ、安野光雅の「旅の絵本」を思い出した。
少し歩いては撮る、の繰り返し。 角度が変わって、微妙に見えてくるものが違ってくる。
天気が悪いから、薄暗くしか見えないけれど・・・。 教会の塔とその屋根が。
天気が悪いから、薄暗くしか見えないけれど・・・。 教会の塔とその屋根が。
ズームしてみた。 教会の壁も赤っぽい煉瓦造り。 塔に使われている煉瓦とは色が異なる。
教会の塔。 てっぺんには風見鶏。 あの塔には一般公開されていて上がれるようになっているらしい。
柵のように見える装飾があるところまでかな。
柵のように見える装飾があるところまでかな。
なんとか教会と市壁を一枚に収めて。 これが、Kamoさんに見せたかった風景、その1。
晴れていたらよかったんだけれど、あいにくの曇天&小雨・・・。
晴れていたらよかったんだけれど、あいにくの曇天&小雨・・・。
さらに進む道の方には、また何か煉瓦造りの建物が見えている。
あれは何だろうな・・・とワクワク感が止まらない。
あれは何だろうな・・・とワクワク感が止まらない。
時間は15時ごろ。
この日の話は、まだまだ続く。
この日の話は、まだまだ続く。
今回の旅は主にKamoさんからの借り物のコンデジ、FUJIFILMのX20で撮った写真なのだけど、
カメラを向けるところによって、ものすごく暗くなったり、妙に明るく、色が淡くなったり。
カメラを向けるところによって、ものすごく暗くなったり、妙に明るく、色が淡くなったり。
逆光にも弱いし、実際に見えてるように近くするのにすごく手間取った。
面倒くさがり屋の私には、このカメラは難しい・・・。
面倒くさがり屋の私には、このカメラは難しい・・・。
レンズキャップを無くしたりしないかも心配で^^;。
ヨーロッパは道路にまで煉瓦が使われていますよね!
イタリアなんかそこをフェラーリが走たりしているのが妙です。
by ma2ma2 (2024-04-16 18:15)
11世紀から作られた教会の塔
ヨーロッパは本当に歴史の重みが違いますね。
by 八犬伝 (2024-04-16 21:14)
どーんと垂直に高い建物! しかも、人が小さい‥ドアや窓の高いこと。想定を超える高さが異国情緒ありますね~。
石畳と焼き煉瓦の混ざった道路。これも日本じゃないですよね。
赤茶色の煉瓦は、そうそう、安野光雅の絵本みたい! 可愛く見えます^^
by sana (2024-04-16 21:43)
ほんとに、安野光雅の旅の絵本の世界ですね♪
あの絵本、大好き。大人になっても見てました^^
ズトフェン・ミュージアムも、素敵な建物だなぁ。
by おと (2024-04-16 21:48)
レンズキャップ、私は一日外してポケット化バッグの中に入れたまま、またはうちに置きっぱなしです。
by めぎ (2024-04-16 22:27)
デジカメは、カメラが思い通りではなく勝手に写すように思うことが
あります。使い慣れたものでないとイライラします。
そして、最後にはソフトで修正すればいいやと、ふてくされます^^
by 斗夢 (2024-04-17 04:37)
鉄道好きとしては
列車の車窓から見えていた塔の姿にも
趣きある旅情を感じますが
その近くまで行って
目の前にそびえ立つものを見上げるのもまた
感慨深いものがありますね(´ー`)
歴史ある聖ワルブルギス教会
荘厳で見事な佇まいが圧巻の迫力!(*'▽')
塔のてっぺんに上がれるとのことで
そこからの景色を眺めてみたいです(^^)
モザイクのような石畳も素敵♪
by あおたけ (2024-04-17 04:59)
古い建築に石畳。
ヨーロッパならではの景色で、街歩きも楽しいですね。
この石畳やレンガの路面が、自動車エンジニア泣かせなんですよねえ。
by YAP (2024-04-17 08:04)
真っ白な壁に旧市庁舎がやけに美しいです♪
石畳も交差するところは複雑ですね。
教会の屋根の上の風見鶏!いい眺めでしょうね(≧艸≦)
とんがり屋根の建物は…何でしょうね。ワクワクしますね。
by marimo (2024-04-17 09:35)
風見鶏、可愛いです(笑)!最後の一枚、好きです!!次回はこっからお話が続くのかな?
by トモミ (2024-04-17 10:04)
ああ、そうそう、旅の絵本の世界ですねえ。
ああいう風景が実際にあるんですね、すばらしいです。
長い間それを護り続けてきた市民の皆さんを尊敬します。
by ナツパパ (2024-04-17 10:10)
最も古い部分が11世紀とは、ものすごい歴史の教会でやすね!
お写真からも古さが伺えやすが、そこまで古いとは、、、!
巧く修復されてて、歴史を守りたい気持ちが伝わってきやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-04-17 13:00)
レンガの塀や建物に歴史を感じ映画のワンシーンのようです。此方にはない光景に惹かれます。
by JUNKO (2024-04-17 13:07)
煉瓦も積み方で全然別物に見えるんですね
素敵な建物多いな
by (。・_・。)2k (2024-04-17 15:09)
こんにちは。
道ですが「石畳と煉瓦畳のミックス」で、独特の雰囲気ありですね。
また、旧市街の市壁ですが、欧州ではよく見かける建物・風景かな?
ドイツでよく見かけました。
ところで、教会の塔に登れるみたいですが・・・
確実に良い眺め・素晴らしい風景に遭遇しそうです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-04-17 15:16)
一口に煉瓦と言っても色々があり風合いも違って面白いですよね!
積み方で装飾しちゃうのはさすが煉瓦の歴史の古い国でしょうか^^
石垣の組み方なら負けないわよーと変なところで日本人魂が燃えましたwww
石畳と煉瓦畳のミックスは配置も配色も絶妙。
この効果は職人さんの狙い通りなのかな(≧∇≦)
カメラとの相性ってありますよね (^▽^;)
レンズキャップを無くさないかドキドキはすごくわかります。
私はカメラを持ち歩かないけれど折り畳み傘の袋と通じる物があるかと(笑)
by ちぃ (2024-04-17 15:42)
歴史を感じる建物や塀
角度が変わると煉瓦の色も変化 印象も変わりますね
by ヤッペママ (2024-04-17 17:10)
聖ワルブルギス教会、最も古い部分は11世紀というと
ロマネスク様式で建てられたのかしら?気になります。
煉瓦造りの建物、風情がありますよね。
石畳と煉瓦畳のミックスの道も素敵!
並べる時にどう並べるのか随分悩んだんじゃないかな?って思ったりしました。
見れば見るほど、建物に統一感があっていいですよね。
by kuwachan (2024-04-17 17:31)
こんにちは^^
やはり外国の建物は興味深いです。
石畳と煉瓦畳のミックスも素敵ですね♪
観光で行くとただ全体を見るだけで、細かな所まで目がいきませんね^^
説明を頂けて嬉しいです。
by いろは (2024-04-18 14:45)
教会の塔は町の中でも一番高いから雷も落ちやすいのでしょうね。
四角の部分の上が落雷の後に建て替えた部分かな?
塔といえばコペンハーゲンの証券取引所のねじねじの塔、火事で焼け落ちちゃいましたね。
by miffy (2024-04-18 22:44)
道が石畳にレンガが混じっているなんて!
道を主役に撮りたいです^^
by kyon (2024-04-21 15:58)
→皆さま「あちこちに煉瓦」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。煉瓦の色もさまざまあるみたいで、石かと思ったら煉瓦だったり。山もなく採石するところもほとんどないオランダだから建物などは煉瓦を焼いて作ることが主流だったんでしょうね^^。かと思ったら、オランダの北東部には石舞台古墳のような巨石のモニュメントもあるから不思議。
→ma2ma2さま
オランダは特に石畳より煉瓦畳が多いです。住宅街の道路も、駐車場にも。煉瓦畳にフェラーリ、似合うな^^。
→八犬伝さま
日本も古い建築物が多いですよ奈良の法隆寺なんか、西暦607年にできたものですものね^^。しかも木造だし。
→sanaさま
い今の時代のようにクレーン車がなかった時代にどうやってこんなに大きなものを?と不思議ですよね^^。しかもこの塔には鐘があり・・・。安野光雅の絵本の世界、本当にあったんだ、って感じです。
→おとさま
安野光雅の絵本は大人になっても楽しめますよね^^。ズトフェン・ミュージアム、これ、門のところだけ撮ったんですが、これだけでもすごく魅力的で♪
→めぎさま
使ってたのはポケットに入るコンデジで、小雨もたまに降る天気の悪い日だったから、使うたびにポケットへ。レンズキャップ、つけてポッケに入れないとなんだかレンズ面に触れてしまいそうで怖くて^^;。なぜコンデジなのにレンズキャップ?と私には面倒な感じでした・・・。
→斗夢さま
デジカメはメーカーによっても色の出方が違うし、戸惑いますよね。わたしはSONYのRX100シリーズの色合いが好みです^^。ソフト、我が家にあるのはPC買った時に最初っから入っていた簡単な作業のできるものだけなので、サイズ変更とかトリミングくらいかな、使うの。
→あおたけさま
車窓から風景を眺めるのが好きなので、これがここに来る途中で見た背の高い塔だったのか、と塔を目の前にしてしみじみでした^^。この教会を訪れるのも今回の旅の楽しみの一つだったので、後でじっくりと訪れます♪石畳、煉瓦畳、好きなので、写真撮って残しておきたくなります。
→YAPさま
石畳や煉瓦畳を車が走る、乗り心地もそうだけど、振動が何か車の機能に影響を与えたりするのかしら。散歩して歩くには楽しいんですけどね。でも真冬は、足元から伝わってくる冷気が半端ありません^^;。
→marimoさま
ズトフェンは昔ハンザ同盟都市でもあった古い街なので、建物も装飾など様式もちょっとリッチな感じ^^。うまく保存されていい街並みが残ってます。日本のガイドブックにも載ってないと思われるほど小さな街だけど、見どころはたっぷり。
→トモミさま
合間に植物はキューケンホフのお話を入れて、ゆっくりと旅の話を進めていきますね。春は気候に釣られて出かけることも多く、植物の動きも大きいから、写真が溜まってしまう^^;。
→ナツパパさま
旅の絵本の世界は本当だったんだ、とここに来て実感できました^^。安野光雅さんの絵本、いいですよね。
→ぼんぼちぼちぼちさま
日本で習った世界史にはオランダのことが出てきた記憶もないけれど、こうして旅をして見てきたものを調べると、その街の歴史の古さに驚きます^^。うまく保存されていい街並みが味わえますよね。
→JUNKOさま
日常と全く異なる世界が見られる、その中に浸れるというのが旅の醍醐味ですよね^^。
→ (。・_・。)2kさま
煉瓦の積み方で装飾が変わるのも面白いし、地域によって、壁の煉瓦の積み方も異なるようです、奥深いですよね^^。
→Boss365さま
ドイツの街にもよく市壁のある街がありますね。何ヶ所か回ったことがあります。壁の上をぐるっと歩けたり。オランダは壁の外側に水路があるのが多い感じ。しかも五稜郭のように、形が凝っていたりね^^。
→ちぃさま
一見平らに見える煉瓦の壁も、地域によってその積み方が違ってるんだそうな。さらに微妙にずらして積んで装飾まで作り上げるのは職人さんの技ですよね^^。日本の石垣の積み方もすごいですよね。よくもあんなに大小の石をバランスよく、と思います。借り物のカメラって気を使いますね^^;。折り畳みの傘の袋も、ちゃんとどこにしまったか意識してないと、後で散々探す羽目になるのでいつも気をつけてます^^;。
→ヤッペママさま
煉瓦造りの建造物の歴史が深いオランダ、積み方一つ、奥が深いと思います。煉瓦の家は子供の頃からの憧れ・・・三匹の子豚の絵本で見てから^^。
→kuwachanさま
その古い部分が一般公開で見られるところかどうかわからないけれど、古い歴史のある教会だということだけは確かなようです^^。煉瓦造りの建物、建造物、風情がありますよね。道路も煉瓦畳。色合いとか、考えて敷いてるのかしらね。煉瓦だたみは長い年月ですり減ってきても、同じ煉瓦を裏返しにしたりして敷き直し、また使うのが面白く^^。
→いろはさま
ゆっくりと自分たちのペースで、見たいものを見たい時間だけかけて見られるのが個人旅行の良さかな。幸い、今住んでるところから、2時間ほどで来られる距離なので近場の旅も面白いです^^。
→miffyさま
教会の塔の落雷&火災ってよく聞きますよね。やっぱり高いからなのかしらね。落雷の際に塔はかなりのダメージを受けたみたいだから、煉瓦の部分も破損したみたいです。コペンハーゲンの証券取引所のネジネジの塔、焼け落ちてしまいましたね・・・TVでこっちでも流れてました。建物内の絵画などは運び出されて無事だったようですが、その件を受けてオランダでも美術館などの火事の際の避難訓練の話が浮上してるようです。
→kyonさま
オランダは石が取れるところがほとんどないので、メインは煉瓦だたみになってます^^。住宅街でも、駐車場でも煉瓦だたみが多いかも。
by Inatimy (2024-04-22 16:00)