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集合写真のように [ミュージアム]

あ、この絵、知ってる。

家にあるよ。

・・・などと、大胆にも思ってしまった。 

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"Isac en Rebecca, bekend als 'Het Joodse bruidje'" 1665-1669頃
『イサクとリベカ、別名“ユダヤの花嫁”』

描いたのは、オランダの画家 レンブラント
Rembrandt Harmensz. van Rijn (1606-1669) 
レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン

昔、買ったアムステルダム国立ミュージアムマスターピースガイドの表紙がこの絵だった。

正直、「いったい、どこさわってんだか・・・。」と思っただけで、
レンブラントの作品だと知ったのは、しばらく経ってから・・・。

家にあるのは当然本物ではなく、この絵の表紙のガイド本
その表紙でしか知らなかった絵が、今、まさに目の前に・・・と思うと、ちょっぴり鳥肌。

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"Musicerend gezelschap" (Musical Company) 1626
音楽隊とでも訳すのかな。 

エキゾチックな服とテーブルかけの柄に目が行った。
もあって、明るくカラフル。
私のレンブラントの絵のイメージは、黒・白・赤・金だったから。
先のイサクとリベカのようにね。

アムステルダム国立ミュージアムには、レンブラントの若い頃の作品の間があり、
この絵はそこで見たもの。

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"De Honderdguldenprent"(The Hundred Guilder Print) 1648
『100ギルダー版画』?  エッチングの作品。 

レンブラントの作品を観るには、国立ミュージアムの他にもいいところがある。
アムステルダムレンブラントの家ミュージアムになっているので併せてお勧め。
                            ↑ Museum Het Rembrandthuis

以前行った時に、半端ない数のエッチングの作品を観て、 ← 所蔵250点以上だったかな。
さらに版を刷る実演まで見学できた。 
オランダの古い家の様子も知ることができる。 キッチンはいい味出てたなぁ。

話は戻って・・・

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"Twee paarden bij een haltenplaats" 1637
(Two Horses by a Stopping Place)  ← 「停留所の2頭の馬」かな?

こういうのをパッと見ても、レンブラントって分からないよね。

でも適当に鉛筆でササっと描いても馬に見えるからスゴイなぁ。 一部塗りも好き。

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"Portret van een vrouw, mogelijk Maria Trip" 1639
(Portrait of a Woman, possibly Maria Trip)

日本では、『マリア・トリップの肖像』となっているよう。
袖口や襟元のレース、そしてその透けた感じが素敵。 

そんなレンブラントの一番人気の作品は・・・

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・・・やはり「夜警」"De Nachtwacht"(The Night Watch) 1642

入館して真っ先に向かったので空いているけれど、すぐにこの前は人だかりに。
まるでパリルーブル美術館モナリザのよう。

でもね・・・

この部屋での私の注目は別のものだったりする。

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足元のおしゃれ。 オレンジ色ベースのコーディネイト。 

ソックスにも靴にも、花飾り。 縫いつけられた金色のラインも華やか。

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銀糸の入ったふわふわ。 白のレースにピンクのリボン。

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履き口が大きく広がったクシュクシュのブーツに、ちら見せの白のレース。

ズボンのすそには金のレースリボンを二つ折りにして縫い付けたような仕上がり。

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クシュクシュのブーツの上には、銀のフリンジのズボンの裾。 
靴の後ろにはお星さまの拍車。 羽根付き帽子。

黒で統一してても、異なる素材の質感で楽しむ技。 並んだ金ボタンもぐっと引き立つ。

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腰に巻いた帯スカーフの端とズボンの裾の金のフリンジが、ピッタリ。

これらは全部・・・

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・・・男性の足元。 ハードな市警団にソフトなファッション。

あまりに大きな絵で、全部入りきらなかったのでなんとかサイズ調整して写真を連結。
端の方歪んでますが、お気になさらず・・・。

"Schutters van wijk VIII in Amsterdam
onder leiding van kapitein Roelof Bicker"

(Militia Company of District VIII
under the Command of Captain Roelof Bicker)

直訳は『ルーロフ・ビッカー隊長指揮のもとのアムステルダムの地区8の市警団』だけど
日本では『ルーロフ・ビッカー隊の肖像』のよう。

描いたのは、Bartholomeus van der Helst(1613-1670)
バルトロメウス・ファン・デル・ヘルスト

聞いたことない画家かもしれないけれど、ひょっとすると・・・

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・・・このなら見覚えがあるという方もいらっしゃるかな。 私もそうだった。

"Portret van Gerard Andriesz. Bicker" 1642頃
日本語では『ヘラルト・ビッケルの肖像』というらしい。

バルトロメウス・ファン・デル・ヘルストは、肖像画家としては当時人気だったよう。

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で、先の絵の中央部分だけにすると、こんな風。

ちなみに、この絵、レンブラント『夜警』に向かって右の壁にある。

左にいるイエロー系の服でを構えてる男性が、
斜め掛けにして身体にぶら下げているのは・・・

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・・・弾薬帯。 これは本物。 ミュージアムの中で展示を見つけた。

"Bandelie met kruitmaatjes en kogelzakje" 1600-1650
(Bandolie, with powder bottles and shot pouch)

火薬の入った12の木製容器と、弾丸の入った皮のポーチがついたもの。
1回のショットで1個の容器の火薬を使用するので12回分。

このファッショナブルな一枚の絵から足元が気になり、他の部屋に移ってもチェックしてると・・・

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・・・おや、ちょっと現代風に近づいた。 さっきのよりはるかにスッキリ系。 

運動靴っぽい。 

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ソックスの色が見えてるってことは、通気性も良さそうだ。 

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"Het korporaalschap van kapitein Dirck Jacobsz. Rosecrans
en luitenant Pauw"
1588

(The Company of Captain Dirck Jacobsz. Rosecrans
and Lieutenant Pauw)

日本語タイトルは『ディルク・ ヤコプスゾーン・ローゼンクランス隊長とパウ副官の分隊』

画家 Cornelis Ketel コルネリス・ケテル(1548-1616)の作品。

足元はシンプルだけど、その分、襟元がゴージャス。 フリルのひだ襟。 

さらに人数の多い集団画が・・・

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・・・こちら。 

"Schuttersmaaltijd ter viering van de Vrede van Munster" 1648

(Banquet at the Crossbowmen's Guild
in Celebration of the Treaty of Münster)

『ミュンスターの講和を祝うアムステルダム市警団の宴会』 とか
『ヴェストファーレン条約締結を祝うアムステルダムの市警備隊』というタイトル。

総勢25人。 1人、給仕の女性がいるだけで後は男性。

これも先に登場したバルトロメウス・ファン・デル・ヘルストの絵。

ここで私が見ていたのは、足元ではなく、人々の手元。 

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お祝いの席だから、隊長は銀の装飾付き角カップでグビグビ。 

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三角の細長いグラスにはロゼ色の飲み物。 
横では高い位置からポットを斜めに傾け注ぎ入れる。
ワインは銀のポットに入ってるのか・・・それとも、お酒にあまり強くないからとかしら。

右は、金の燭台にグラスがついたようなもの。 
グラスホルダーはリッチさの象徴かな。

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この頃のワイングラスは、緑がかったガラスで太い脚。 

何食べてるかも気になる。 パンオリーブ
左に見えるのは、中に詰め物がいっぱいのパイの一種のよう。

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飲み物は、白ワインやロゼワイン? 
白ワインはレーマー杯で、ロゼは三角の細長いので飲むんだなぁ。
                      ↑ 何て言うんだろ?

当時、オランダでは南のリンブルフ州くらいしかワインは作ってなかったろうから、
生産量も少ないし、これらのワインアムステルダムへとドイツからも来たんだろうか。 

ヴェストファーレン条約の結ばれた地ミュンスタードイツの都市だしね。

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使われたグラスはこれかなぁ、と別の階にあった展示物から探してみた。 

こういうのができるのも、所蔵品が多岐にわたる大きなミュージアムのおかげ。

そして、この一番のお気に入り部分は、
絵の中央から左寄りにいる、タイツの色なのか膝が赤っぽい男性の・・・

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・・・手元。 美味しそうな骨付き肉を器用にナイフでカットして一口サイズに。 

このまま口へ持っていって食べちゃうんだろうな。 

で、お肉を持ってる男性の。 
だけじゃなく、薬指小指の間にパンのようなものを挟んで持っている。 

ここにビビッときた。

そうそう、立食パーティーの時って、
飲み物やお皿にフォークと、いろいろ持って大変なのよね・・・と思い出し、
じわじわ湧いて来た親近感

 

夜警ばかりじゃない、アムステルダム国立ミュージアムの魅力。  

 

学生の頃の集合写真のように、
集団肖像画のひとりひとりの表情やしぐさを観察するのも
いいかもしれない。


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コメント 18

HIROMI

なんときらびやかな男性の服装。
細部にわたってきめ細やかに描かれていますね。
by HIROMI (2013-05-17 22:31) 

めぎ

靴下のしわを伸ばしてあげたくなってしまいました♪
こういうブーツ、現代でも流行りそうですね。
by めぎ (2013-05-18 06:42) 

baby_pink

Inatimyさんが注目された~足元のおしゃれ~
凄く素適ですね~。。足元のオシャレといえばどうしても
靴へ注目が行ってしまいますが、靴下のレースやズボンの裾などにも
気を配るともっとオシャレするのが楽しくなりますね^^
時代は進んでるのに、オシャレは昔の時代の人の方が進んでいたのかも
知れませんね。あぁ..何だか急にオシャレして美術館へお出かけしたく
なりました♪
こうやって細部に目を向けてみると様々な発見があって、何倍も楽しめるのですね!
by baby_pink (2013-05-18 06:43) 

ナツパパ

あ、この視点は素晴らしいです!!
この時代の男性は本当におしゃれなんですねえ。
イギリス風の質実剛健なファッションが世を席巻する以前は、
大陸ではこうやって愉しんでいたんですねえ。
by ナツパパ (2013-05-18 09:08) 

angie17

いろんな視点で見ると、面白いですね!
流石ですっ!

by angie17 (2013-05-18 10:28) 

母ちゃん

個人的には白い王子様ソックスが好きです♪ あまり足下を見ることってなかったですね(^^)

by 母ちゃん (2013-05-18 14:32) 

TaekoLovesParis

写真もきれいで、読みでがある記事でした。
いろいろなところに細かく目を向けて見ると、新しい発見があって面白いですね!オランダ絵画は日常生活を描いたものが多いから、当時の生活を推測できるんですね。グラス、そういえば、こういうレーマー杯がペーテル・クラスゾーンのヴァニタス絵にあったことを思いだします。中世の雰囲気のグラス、いいなぁ。グラスホルダーまであるとは!
靴+ソックス+ズボンのすそで、トータルなおしゃれ。集合写真のために着飾って来たんですね。花、レース、ビーズ、金糸、豪華ですね~。色合わせも素敵だし。急に「夜警」の足元も気になってしまいました。私が今まで気づいてたのは、いつも可愛い犬がいるっていうことくらいだったから、改めて今度から足元もチェック(笑)
by TaekoLovesParis (2013-05-18 19:12) 

pistacci

今回の足元チェックにぐっときました(*^^)v
履きくちが広がったブーツって、最近よく見かけた気がします。
それと、写真の発色がとてもきれい。これは撮影の鍛錬のたまもの?
最後のパンの持ち方は、覚えておくといつか使えるときあるかしら(笑)
by pistacci (2013-05-19 00:41) 

moz

ソックスと靴のお洒落の歴史をたどることができそう ^^
その時代の衣食住等を思って絵画鑑賞してみるもの面白いですね。
それにしても斬新な視点、流石です!!
昔は男性はとってもお洒落だったということですね。なんだかゴクラクチョウとかメスの気をひくために着飾っている鳥のこととか思い出してしまいました 笑
そして、うらやましい~ (>_<)
オランダ、まだ行ったことないです。絵画の宝庫、是非一度はいってみたい。
しばらくご無沙汰していました。また細々と散歩を再開しようと思っています。これからもよろしくお願いします。ご訪問してくださり嬉しかったです。^^
by moz (2013-05-19 09:44) 

アールグレイ

レンブラント、素敵ですね。
シックな絵に落ち着きと優雅さも感じます。
そして細部も丁寧に描かれていることにも感動します。
男性方も、とてもオシャレですね。
女性のドレスと同様に目立たない部分にも技巧が凝らされていて
すごいなと思います。
by アールグレイ (2013-05-19 12:44) 

バニラ

目の付け所が違う~♪♪  楽しい!
 
by バニラ (2013-05-19 15:51) 

luces

是非レンブラントの家に行ってみたい。
版を刷る実演まで見られるとは。
精密に描かれた衣装や装飾が素晴らしいですね
by luces (2013-05-21 15:51) 

カエル

オランダの人達ってどんな気質なんだろうなぁ。
足元ファッションに夢中になったよ!ぼんぼりやがついたやつかわいいね!ほしいかも。今履いてもおしゃれじゃない?ブーツもいいね。
確かにレースの描写に脱帽したの覚えてるよ。同じ色使ってるのになぜこのような表現ができるのか?見ている色の数が違うのかもと思ったです。
by カエル (2013-05-22 08:04) 

yk2

これまで結構フランドル絵画はたくさん観ているつもりだったけど、こうしてファッションに着目してじっくり眺めることなんてなかったから、こんなにもデザイン的に面白い靴がたくさんあるって初めて知ったよ~。面白い!。
by yk2 (2013-05-23 01:04) 

Inatimy

→皆さま 
『集合写真のように』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 オランダ、寒いです。 5月なのに最低気温4℃で最高気温が10℃・・・。 お出かけは必要最低限にして、すっかり家にこもってます。 5月でダウンコートだなんて。

→HIROMIさま 
ついつい中央のレンブラントの『夜警』にばかり目を奪われがちですが、右壁にあるこの足元の華やかな絵も見逃してほしくない作品♪ オシャレですよね。

→めぎさま 
履き口の広がったブーツ、可愛いけれど、ちょっと歩きにくそうかな、なんて思ったり。 肩幅に足を広げて歩かなくっちゃいけませんよね(笑)。

→baby_pinkさま 
靴と靴下とズボンの裾、ここまでこだわってのオシャレは見事ですよね。 白のレースがチラリと見えるのも、ぐっと惹かれます(笑)。 はて、私自身はそこまで気を遣って身支度できてるだろうか、なんて省みると・・・ダメですねぇ。 慌ただしく出かけちゃってます~。

→ナツパパさま 
美術史の知識もなく芸術作品を深く理解してる訳でもないので、こんなお気楽な見方で美術館を楽しんでます♪ しかもオランダ人より遥かに私は背が低いので、ちょうど足元部分に目が(笑)。 今の時代、ビジネススーツの代わりにこんなファッションだったら・・・と想像すると楽しくなったり。

→angie17さま 
ファッションとか食べ物とか、雑誌のページをめくるかのごとく美術館の作品を眺めてます(笑)。 

→母ちゃんさま 
ついつい主婦の感覚で、洗濯とかどうしてるんだろうな、なんて考えたりしながら見てました(笑)。 手洗い、大変でしょうねぇ。 

→TaekoLovesParisさま 
オランダは集団肖像画が多いので、髪型、服装、仕草など他の人と見比べながら楽しめますね~。 当時、肖像画を描いてもらえるのは市民自警団の中でも裕福な人たちだったでしょうし、Taekoさんのおっしゃる通り、このために目いっぱいオシャレしたというのもあったんでしょうね♪ レーマー杯、私も好きで、いつも美術館のショップに並んでるのを欲しいなぁ・・・と眺めてます(笑)。 夜警の足元、はて・・・どんなだったろう、あまり印象が残ってない。 レンブラントの夜警は主役にスポットが当たってるのに比べ、バルトロメウス・ファン・デル・ヘルストのは参加者ひとりひとりが明るく描かれてるので見やすいというのもあるかしら。 

→pistacciさま 
履き口が広がったブーツ、日本で流行ってたのかしら♪ レースのチラ見せを合わせてみたくなりますね~。 写真の発色がキレイなのは、撮影の鍛錬のたまものではなく、カメラの良さですね~。 私はシャッター押すだけ(笑)。 薄暗い教会や美術館でも絵をキレイに撮りたいがために画質のいいコンデジSONYのRX100を選んで買いました♪ パンの持ち方、立食パーティーやBBQで試してみますよ♪ 

→mozさま 
斬新な視点と言われると恥ずかしい気がします・・・だって、背が低いがために絵画の下のほうに自然と目が。 日常生活の主婦の視点で見ると、衣食住なんですよ(笑)。 料理だとか、洗濯どうしてるんだろとか、背景にある雑貨とかに目が行っちゃったり。 引越しで転々としてる落ち着かない生活ですけどミュージアムをあれこれ楽しめるのは利点ですね(笑)。 こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします。

→アールグレイさま 
レンブラントだけでなく、当時活躍したいろんな画家が凄くいい絵を描いてるので、もっともっと日本でも光が当たるといいなぁと思います♪ 華やかな男性のオシャレもいものですよね。 見てて楽しいです♪ 

→バニラさま 
こんなお気楽芸術鑑賞な私です(笑)。 ファッション雑誌も真っ青な昔のオランダ男性陣の着こなしですよね。 

→lucesさま 
レンブラントの家はお勧めですよ。 エッチングのデモンストレーションは小さな部屋ですぐそばで見られます。 で、運が良ければ、その試し刷りがもらえたり(笑)。 ショップでも売ってるので見逃せません♪ 

→カエルさま 
オランダの人たちの印象は明るい、楽観的、庶民的、愉快、ラテン系ゲルマン民族って感じです♪ 現在の雑貨もファッションもカラフル。 フランスでは派手かなと思った色合いの服でもオランダでは目立たない、くらい(笑)。 パリで買った服、地味に思えるほど。 逆にオランダで買った服はパリでは着られなかった~。

→yk2さま 
フランドル絵画って、集団肖像画とか、氷上の人々とか、ヒエロニムス・ボスの怪しげな世界とか、描かれてるものが多いから見るものが多いですよね~。 レースものも見ごたえあるけれど、靴も興味深い対象で、パリのミュージアムで昔の実物の靴を見た時は、女性の足の小ささにもビックリでした。 「人は足元を見る」と子供の頃からよく言われていたので、ふと絵画を前にした時も、目の前に足元が(笑)。 
by Inatimy (2013-05-23 07:21) 

miffy

レンブラントっていろんな絵を描いてますよね。
あれっ、これもレンブラントだったんだ~って感じることよくあります。
夜警はやっぱり特別扱いですね。
オランダ絵画って細かい所までよく描き込まれてますよね。
当時の流行がよくわかって面白いですよね。
ロゼの入っているグラスはフルートって言いませんか?
by miffy (2013-05-23 21:06) 

MOCOMOCO

うふふ・・・ハードな市警団の男たちの足元の優美なこと♪
さすがInatimyさん、素晴らしい視点ですね!
楽しかったです~^^
by MOCOMOCO (2013-05-25 21:09) 

Inatimy

→miffy さま 
昔は肩を並べるほど人気があったのに、今ではレンブラントばかり名が売れて、影になってる画家さんを応援したい派です、私♪ オランダ絵画、見どころが多いですよね。 私にとっては絵本みたいな感覚かもしれません。  あ、こんなところに、こんなものが~・・・とか(笑)。 

→MOCOMOCO さま 
さりげないオシャレ・・・ではなく、ここまで目に見えるオシャレも堂々としてて気持ちの良いものですよね~。 ハードとソフト、そこをうまくついた魅惑の技♪ 
by Inatimy (2013-05-28 21:36) 

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