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名前あり、分類なし Keukenhof チューリップ 2014 [花図鑑]

しなやか・・・

物腰の柔らかい人って、いいなと思う。

・・・そんなふうに、なりたい。

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Tulipa Sylvestris トゥリパ・シルべストリス。 

オランダ語ではBostulp ボストゥルプ。 直訳は、森チューリップ

分類No.15 Other Species その他の野生種に属するも・・・だと思う。

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この森チューリップオランダで、栽培だけではなく自生する唯一のチューリップらしい。

確かに、その辺に生えてるのを見たことがある。

というわけで、今回はネームプレート名前はあったけど分類がなかったものに、
後でネットで調べて、おそらくこうだろうという分類を添えてみた。

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Paul Rubens パウル・ルーベンス。 
分類No.2 Double Early 八重早咲き

名前は、おそらくフランドル画家の
Peter Paul Rubens ペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)から。

そう、『フランダースの犬』のネロ少年が憧れた絵の画家。

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Hans Klok ハンス・クロック。 
分類No.3 Triumph トライアンフ

ハンス・クロック(1969- )は、オランダのイリュージョニスト。
常に前から風を受けて髪をなびかせてる姿が定番。

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Wedding Gift ウェディング・ギフト
not registered とプレートにあったのだけど、
2013年のプレートでは、分類No.11 Double Late 八重遅咲きになっていた。

行った時に咲いてたのは、1つだけ。 遅咲きだからね。

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Vincent van Gogh フィンセント・ファン・ゴッホ。 
・・・本当はホッホが近いのだけれど。オランダ語のgの発音は表記しにくい。
分類No.7 Fringed フリンジ咲き

画家のゴッホ(1853-1890)の名前から。 

どうして、この色なんだろう。 私のゴッホのイメージカラーは、黄色なんだけどなぁ。

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Lasting Love ラスティング・ラブ。 ・・・続く愛? 永久の愛?
分類No.3 Triumph トライアンフ

咲き進んで、あまりに開ききっていたので、花の中心を撮ってみた。

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Brave Heart ブレイヴ・ハート。 ・・・勇敢な心
分類No.3 Triumph トライアンフ

2013年に撮ったブレイヴ・ハートと微妙に違う・・・。 ← クリックでそれがある記事へ。

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Tottori トットリ。 この名は、日本鳥取からだ。
分類No.14 Greigii グレイギー種

2010年に、とっとり花回廊キューケンホフの姉妹公園協定を結んだ際に、
オランダで育種した新品種のチューリップにTottoriと命名して贈られた・・・と、ネットに。

とっとり花回廊・・・いつか行ってみたいなぁ。

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Stellata ステラタ。 イタリア語で、星明かりの、という意味もあるみたい。
分類No.15 Other Species その他の野生種。 

アフガニスタン、イラン、イラク、パキスタン、西部ヒマラヤあたりが原産地のクルシアナ種



日本はGW真っ只中ですね。
みなさん、楽しいお休みを♪

タグ:Keukenhof 植物
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コメント 14

mitu

「こんばんわ、森シンイチです」が浮かんでしまいました^^
森のチューリップ、すごくカワイイですね・・・♪
クルシアナ種もワイルドな感じでいいな~
チューリップ特集、楽しかったです(*^_^*)
by mitu (2015-05-03 19:23) 

めぎ

最後のはチューリップって言われないと全然分かりませんねえ。
最初の野生のチューリップ、くねっとした感じが素敵♡
お互い明日からまた平日ですね。
でも、5月は中旬と下旬に祝日が待ってますね~オランダもかしら。
by めぎ (2015-05-03 20:32) 

アールグレイ

チューリップにも人の名前もついていたりするのですね。
バラにも、けっこう人の名前が多く、その人を想像しながら鑑賞したりします。
最後のチューリップは、わが家にもあるレディジェーンに似ています。
大好きなチューリップの花です。
by アールグレイ (2015-05-03 23:54) 

ハリネズミ

原種系のチューリップの華奢な感じ、いいですよね。
花色のバリエーションは少ないけど、お気に入りを見つけたいな。
名前もかわいいステラタ、「星明りの」っていう意味なんだ。
うちのステラくんもイタリア語で星という名前だし、これ、育ててみたい^^。
by ハリネズミ (2015-05-04 09:26) 

yk2

ステラと云えば僕は真っ先に『Stella By Starlight』のロマンチックなメロディが浮かんで来ちゃうから、太陽にまっすぐ向かうチューリップに星空をイメージするのはなかなか難しいなぁ。形や色がシンプルだから、サンテグジュペリがチューリップを描いたらこんなかな・・・ってムリヤリに「星」のイメージと重ねてもみたりして(^^;。

それでも、ここまでいろんな変わり種をたくさん見て来て、それはそれでとても興味深いんだけど、最後に登場の、ごくシンプルな原種系のクルシアナにホッとして、改めて惹かれちゃう気もする。
by yk2 (2015-05-04 10:48) 

のの

ステラタってオモシロイ形ですねぇ。まるでチューリップにはみえません。
by のの (2015-05-04 11:54) 

けん

1枚目、ダンスしているみたいな感じですね(^^
オランダもイツカは行きたいとおもってますよ。
もちろん!

by けん (2015-05-04 13:32) 

母ちゃん

キュウケンホフに鳥取があるんですね~。花回廊はチューリップの季節に行った事がありますが、なかなかに美しかったですよ♪ 

機会があったら、ぜひご案内したいな~(^^)
by 母ちゃん (2015-05-04 20:22) 

luces

野生種も個性的ですね。
最後のツートンがかわいいです。
by luces (2015-05-05 09:25) 

engrid

トゥリパ・シルべストリス,
いいお花ね、たおやかで素敵
野生種て事は、原種に近いのかな
華やかさより、スッキリした美しさがよいですね
by engrid (2015-05-05 09:59) 

カエル

ステラタかわいいね〜。シュンとしてスタイリッシュ。
by カエル (2015-05-06 15:46) 

shino*

チューリップってすごい種類が多いんですね。
最初の、花びらのカールが髭男爵みたいで面白い。
最後のも好きだなぁ。
by shino* (2015-05-06 23:19) 

miffy

森チューリップなんてのもあるのですね~
そういえば、トルコに行った時に見た野生のチューリップが
こんな感じでした。
次から次へと新種が増えていって名前を付けたり分類する
のも大変でしょうね。
by miffy (2015-05-07 23:12) 

Inatimy

→皆さま「名前あり、分類なし Keukenhof チューリップ 2014」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。今年のキューケンホフの開園期間もあと1週間ほどで終わり・・・春が過ぎていくのは早いなぁ。我が家のチューリップもあと1種類が花開くのを待つのみに・・・。

→mituさま
懐かしい、森進一^^。終わりそうで終わらないチューリップ特集、2014年キューケンホフの写真、まだあったり。続きます・・・^^。

→めぎさま
チューリップってなんて幅広いんでしょうね〜。桜も、バラも、今まで知ってたものが、ほんのひと員切りにも満たないなんて、驚きでした^^。日曜日の祝日って、どうもピンとこないですよね、振り替え休日がある日本で育つと^^;。

→アールグレイさま
チューリップ、バラ、そして人名がつけられてるのはアイリスにも^^。イメージが違うなぁ・・・と感じる人も中にはいますよね。 

→ハリネズミさま
原種系のチューリップ、なかなか市場に出回らないものもあって貴重ですよね。秋にこのキューケンホフで行われる球根マーケットには、希少な品種ばかり扱う球根育成者さんのお店もあるんですよ。ハリネズミさんの猫ちゃんたちの名前、どの子もおしゃれですよね〜♪

→yk2さま
ステラ、横からしか撮ってないけど、きっと真上から見ると星のような感じなのかも^^。しかも満月の月明かりの中でこのチューリップ撮ったら、キレイかもしれませんね〜。『Stella By Starlight』を聴きながら^^。さっぱり系シンプルのステラで終了かと見せかけて、2014年のキューケンホフの写真、まだ残ってたり^^;。豚骨系もあるかもしれない〜。

→ののさま
こんなのがその辺に咲いてる原産地の国、すごいですよね。現地の人にとっては、なんでもない花なのかもしれないけれど。あちこち転々としてきて、国によって空き地などに生える植物が異なるの、興味深いです^^。

→けんさま
しなやかな茎でしょ^^。 太い茎のチューリップもあれば、細いのもあり。オランダ、いつかぜひ♪ 夜、飛行機の上からオランダの大地を見ると、温室の明かりがキレイですよ^^。

→母ちゃんさま
花回廊、チューリップの時期に行かれたんですね、いいな〜^^。オランダに来てからチューリップにどっぷりつかったので、日本ではほんの少ししか見たことなく。スケッチで植物園に行ったくらいかなぁ・・・。もっと見ておけばよかった^^;。

→lucesさま
個性的なものが多いですよね、野生種のチューリップ、色の組み合わせもキレイだし♪ しかも、強く、たくましく育ちそう^^。

→engridさま
トゥリパ・シルべストリス、オランダの公園のなかの林の一画ににも生えてるのを見ました^^。色が黄色でシンプルな分、スッキリ見えますよね♪ 

→カエルさま
スリムタイプなチューリップ。 ぽってり大きめなメントンもあれば、こんなにも小さいのもありと、チューリップの奥深さを感じます^^。ステラタという名前もいいな。

→shino*さま
私もオランダに来るまでは、赤白黄色の歌にあるような、ごく一般的なチューリップの姿しかなかったんですが、キューケンホフで毎年のように撮ってると、どんどん深みにはまって、図鑑風に名前と写真集めに^^。期間中、1〜2度しか来ないから、会える品種も限られてしまうけど。

→miffyさま
トルコもチューリップの原産地として有名ですよね。美術館にある工芸品などにもチューリップの模様が描かれていたり^^。名前、重ならないようにつけるの、たいへんでしょうね〜。新しい品種を生み出すのも、先のに似てたりして、難しそう・・・。
by Inatimy (2015-05-09 23:21) 

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