春をチャージする

春は、こうでなくっちゃ。

・・・待った甲斐があったな。

エントランスを入ったところで目に入る膨大なチューリップに、心を鷲掴みにされる。

最低気温6℃、最高気温17℃くらいの日。
朝はまだ空気が冷たくて、寒いほど。

4月下旬、Keukenhof キューケンホフに行ってきた。

車無し生活の我が家は、ここ2年余り、ほとんどずっと徒歩＆自転車圏内の行動だったので、
バスで30km余りの道程と言っても、ものすごく久々な遠出気分。

2年ぶりのキューケンホフ。

2020年は新型コロナのせいで閉園のまま、
2021年はアクセスのお試しでほんの6日間だけの開園だったらしい。

まだ1回目のワクチン接種もしてない頃だったので、我が家は行こうという気にもなれなかった。

今回、2022年は3月24日から5月15日までオープン。　
開園はしたけれど、入場制限付き。　入園する時間帯をネットで予約して事前にチケットを買う。

園内にはカフェやレストランもあるけれど、キッチンカーで、サンドやフライドポテトなども買える。

ふたりのスケジュールと天気を考えて、行こうと決めたのは1週間前。
すでにほとんどの時間帯が売れ切れだったので、朝の早い時間のチケットになった。

ちなみに、エントランスで混み合わないように分散するためなので、
入る時間だけ決めて、あとは何時間園内にいても構わない。

32ヘクタールと広大な敷地（東京ドーム6.8個分余り）なので、
かなりの人がいるんだろうけれど、そこまでぎゅうぎゅうでもなく。

我が家は8時半入場のチケット。
RAIからキューケンホフまでの直行バス代込みのコンビチケットを買った。

予約した入園時間の1時間前後の出発の直行バスが利用できる。　RAIからは35分くらいで到着。
　（RAIは、アムステルダム南部にあるイベント、会議、展示会などが行われる複合施設。）

温室のようなカフェの前にあった看板兼オブジェ。

キューケンホフはフラワーパークで、アムステルダムの南西に位置する街 Lisse リッセにある。
通常、毎年3月下旬から5月中旬まで開園。　開園時間は、8時から19時半。

パンダのマグが可愛くて。

クロッカス、水仙、ヒヤシンス、チューリップなどなど、球根は100の球根栽培者と輸出業者から。

700万個を超える球根が40人のチームの庭師によって、10月から3ヶ月かけて、
一つ一つ手で植え付けされている。

ミニ風車。

園内には4〜5つの展示館があって、切花によるフラワーショーの開催、ランやアンスリウムの展示、
温室に植え付けされたチューリップ他、アマリリス、ベゴニア、紫陽花などさまざまな植物の展示もある。

なので、曇天でも雨の日でも十分楽しめるのだけれど、行くなら晴れた日がいいよね、気分的にも。

オランダの冬は薄暗く、晴れても太陽が低い位置までしか上がらないから夕方のような明るさで、
モノクロのような風景が長く続く。

なので、春のはじけるような彩り、花咲く光景が、とっても刺激的でエネルギッシュに感じるのだった。

園内の様子の写真、あと1回続く＾＾。

タグ：Keukenhof 2022年キューケンホフ 植物 チューリップ

コメント 32

さすがに本場のチューリップ、奇麗ですね！700万球根って気が遠くなりそうですが一気に春が来た感じですね＾＾
by tomi_tomi (2022-05-06 17:39) 

ずっと先までチューリップ畑が広がってますね。
さすがオランダという感じがします。
by YAP (2022-05-06 18:24) 

チューリップは本当に種類が沢山ありますね。
チューリップ王国ですね。
by ma2ma2 (2022-05-06 18:25) 

おおお．．．おおおお．．．これはすごい！！
見応えがありますねえ、さすがです。
色味を考えて植えるのでしょう、大変な手間でしょうが見事です。
by ナツパパ (2022-05-06 19:44) 

チューリップはどこを切り取っても美しいところですね。
ケトルを並べた看板がなんだか可愛い。
by 響 (2022-05-06 20:10) 

本場の迫力、100本ではかないません
by JUNKO (2022-05-06 20:16) 

さすが！
700万個を超えるチューリップに圧倒されます。
by SWEET (2022-05-06 21:56) 

見事だし、配色とかも気を使って植えているようですね。
by kome (2022-05-06 22:15) 

すばらしいですね！色とりどりで、とっても美しいですね！
キューケンホフ、とても人気で、ロンドンから見に行った方も多かったようです＾＾いいなぁ！やはり春はこういう景色が嬉しいですね！
by おと (2022-05-06 23:19) 

咲く時を思い描いて球根を植え付ける作業は楽しいでしょうね＾＾
by mitu (2022-05-07 05:39) 

わ～！すっごくきれい♪
一面に咲く色とりどりのチューリップは圧巻で
見ごたえのある絶景ですね(*'▽')
これぞまさにオランダの春ってイメージです(^^)
「春をチャージする」ってタイトルも
素敵な表現だなぁ(*´▽｀*)
by あおたけ (2022-05-07 06:45) 

ものすごい数量、手間を掛けているんですね！
費用も膨大かな。

by 斗夢 (2022-05-07 07:05) 

2年ぶりだったんですね。
いつもこのチューリップが一面に咲き乱れる光景を
楽しみにしています(^-^
やかんとマグが縦に並んだCaféの看板が斬新な～(笑)
キッチンカーでランチを調達して
外で花を見ながら食べるのもいいですね♪


by marimo (2022-05-07 08:31) 

嬉しかったでしょう～、ここでまたたくさんのチューリップに囲まれることが出来て（＾＾。
新型コロナ以前の、それまでは当たり前だった花咲く春の景色。このままずっと、元のとおりに戻っていってくれたら良いですね。まぁ、人の世がどうあれ、花は自然と季節になれば咲くものだろうけど、ここは広大なキャンバスに描かれた絵みたいなもんで、人の手が入ってこそ美しく映える風景と云うか、芸術ですよね。オランダには一度も行ったことが無いけど、ずっと憧れている場所の１つです。
by yk2 (2022-05-07 10:47) 

こんにちは。
「春をチャージする」に、ふさわしい素晴らしい風景ですね。
「久々な遠出気分」前日からワクワク気分かな？
事前にチケット予約みたいですが、開園や期間も延び、何よりです。
看板兼オブジェ、親しみある雰囲気で好感触です。
「ランやアンスリウムの展示」アンスリウム好きなので、観てみたい展示です。
ところで「キューケンホフ」の・・・
「通常、毎年3月下旬から5月中旬まで開園」は意外でした。
結構短期間で、この時期に旅行しないと入園出来ないのは残念です！？(=^･ｪ･^=)
by Boss365 (2022-05-07 12:12) 

ヤカンの形
万国共通なんですねぇ

by (。・_・。)２ｋ (2022-05-07 12:56) 

2年行かれなかったキューケンホフ、今年はようやく行けましたね。
私も色とりどりのチューリップの群れの写真を見せて頂いて、やっぱりチューリップはすばらしいとプチ感動しています。
by TaekoLovesParis (2022-05-07 12:57) 

何と素晴らしい色とりどりにチューリップ流石に本場ですね、本当にお見事というほかないですね。
by kousaku (2022-05-07 13:20) 

あっちを見てもこっちを見てもさきみだれるチューリップ！
素晴らしい眺めですね(≧∇≦)
澄み渡った青空も飛行機雲も本当に清々しいです。
お花を見るなら朝早くが断然キレイかしら。
陽が高くなると疲れてしまうお花もありますよねw
3ヶ月かけて700万個の球根を手で植え付ける・・・
頭の下がるお話です(・o・)
by ちぃ (2022-05-07 14:28) 

行けたんですね～よかったですね！
オランダにいてキューケンホフに行けない春って、日本で桜を見ない春みたいな感じだよなって思ってました。
色とりどりのチューリップ、圧巻ですね。
by めぎ (2022-05-07 15:40) 

うって変わって春らしい風景！
ステキなチューリップ。
朝早くは大変だけど、花は午前中の方が
絶対キレイだと思うし、日が強くないから
お写真もきれいに撮りやすいのではないかな。
紫と白と緑色のミニ風車、カッコイイです。
by ふにゃいの (2022-05-07 16:40) 

こんにちは＾＾
キーケンホフ、開園したのですね（確か閉まっていると伺いましたので）
やはり素晴らしいですね♪
彩が何とも言えない美しさです。
オランダの春〜〜という感じがします＾＾
by いろは (2022-05-07 18:22) 

ヤカンとマグカップのオブジェ、ナチュラルで洒落てやすね！
by ぼんぼちぼちぼち (2022-05-07 19:19) 

あら？コメントが入っていませんね、送信ボタン押し損じたかな？
私は新潟県出身で故郷でも沢山のチューリップを見ていました。
これ程までに多くは無く色や形も豊富だった印象はありません。
最近の事は分かりませんけれど。
by ヤッペママ (2022-05-07 20:35) 

キューケンホフ、行けたんですね～
良かったです＾＾
久しぶりにたくさんのチューリップ楽しまれたでしょうね～
朝が早いからか人も疎らで密にならなくて良かったのでは。
by miffy (2022-05-08 12:52) 

満開のチューリップ素敵ですね。
ホント春爛漫♪って感じがします。
ミニ風車前のチューリップの色合い好きです。
by みち (2022-05-08 12:56) 

色とりどりとは、こういうことをいうんでしょうね。実のきれい！です。
by 暁烏　英（あけがらす　ひで） (2022-05-08 19:03) 

エントランスで　すでに　心を鷲掴みにされる　分かるなぁ
１日いられる自信あります(^^♪
４枚目のチューリップに落ちる木陰も素敵だな(^^)/

by snow (2022-05-09 09:55) 

キューケンホフ、今年は行かれたのですね～^^
エントランスからもう素晴らしい咲きっぷりですね。
これでワクワクしないはずはないですね。
私が2015年に行った時は4月中旬だったのでここまで咲いていなかったような。
もちろん１日たっぷり楽しみましたよ。
by kuwachan (2022-05-09 23:54) 

見て回るだけで一日費やしそうな種類のチューリップですね。
キッチンかーやオブジェも可愛い＾＾
by kyon (2022-05-13 21:38) 

→皆さま「春をチャージする」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。2年ぶりに行けたキューケンホフで春の実感が湧きました＾＾。ここ2年ほどの春は、いつも物足りなかったけれど、やっとめいっぱい春。

→ tomi_tomi さま
チューリップをしっかり見るようになったのはオランダに来てからなので、今では春はチューリップがないと物足りないです＾＾。700万個の球根、終わったのもあったけど、まだまだ蕾のものもあり、長く楽しめるようになってました。

→YAPさま
園内の外には本物のチューリップ畑が広がってます＾＾。水路があるので、その畑の間をクルーズできたりもします。

→ma2ma2さま
恐ろしいほどの種類があり、似たものもあり、判断が難しいです＾＾。

→ナツパパさま
色味もしっかり考えて植えられてますね。同系色、反対色、淡い色合い、チューリップだけでなく他の球根植物との寄せ植えも見応えありです。

→響さま
至る所にいろんなチューリップが咲いていて、テーマ別のガーデンもあり、一日中遊べます＾＾。

→JUNKOさま
100本、憧れます。我が家なんて、30本くらいですもの＾＾；。

→SWEETさま
紹介したのはほんの一部。園内、あちこち歩き回ってもどこもかしこもチューリップや他の球根植物が咲いていて、圧巻です＾＾。

→komeさま
配色も色々と考えられてます。意外な組み合わせが、とても綺麗だったり、補色使いが上手です、オランダ人＾＾。

→おとさま
園内を歩いていると、オランダ語や英語の他、ドイツ語、フランス語、スペイン語・・・といろんな国からのお客さんが来てるのだなと感じられました＾＾。その日の夜は目を瞑るとカラフルな花がいっぱい浮かびましたよ。

→mituさま
以前、ここで、何度か球根の植え付け作業を見たことがありますが大きな袋に入った球根がどさっと置いてあり、これ全部手で・・・とびっくりしたことが＾＾；。

→あおたけさま
毎年のようにキューケンホフに行ってたので、コロナで2年ほど本当に物足りない春でした。なのでめいっぱい春をチャージ＾＾。花いっぱいで満たされました。オランダといえばチューリップですものね。

→斗夢さま
費用はどうなんでしょうね、球根栽培者側も、ここで展示をして販促に繋がるから＾＾。どこのエリアをその球根栽培者が担当してるかの地図もちゃんとあります。

→marimoさま
天気が良く心地よい日差しだったので、キッチンカーでハムのサンドとポテトフライを買って、端のベンチに座って花を見ながら食べましたよ＾＾。3時には温室のある展示館カフェで珈琲タイムも。歩き疲れて、甘い林檎タルトがしみました♪

→yk2さま
コロナが流行り出した最初の年は開園目前で閉園になりましたから、それはもう大打撃だったろうなと。幸い、サイトで園内の開花状態を動画で見せてくれていたので、少しだけ楽しめてたんですけどね。でも実際にその場を訪れて見る迫力までは行かずで。2年ぶりに完全開園でたっぷり満喫でした＾＾。なんせ2年余り自転車＆徒歩圏内から出てない生活だったので、解放感もありましたよ。

→Boss365さま
ランやアンスリウムの展示館、今回、あまりに天気が良く、外重視だったので、中に入ることなく帰ってしまいました、すみません＾＾；。アンスリウム、すごい数ありますよ。私はアンスリウムといえば真っ赤な印象が強すぎて苦手だったんですが、ここの展示を見てから変わりました。いろんな色のバリエーションが楽しく。キューケンホフ、ほんと、短い開園期間なんですよ。その2ヶ月のために長い準備が必要なんだなと。日本のオランダへの旅行のツアーもほとんど春しか登場しないんですよね・・・秋も冬もいいんだけどなぁ。

→ (。・_・。)２ｋさま
ヤカンの形、それほど違いはないですね＾＾。ちなみに我が家のヤカンは無印良品で買ったもの。もう20年以上使ってます。

→TaekoLovesParis さま
フランスに引っ越してた間をのぞいて毎年行ってたキューケンホフだったので、コロナで行けなかったのは残念でした・・・でもやっと2022年は通常の期間の開園になって、よかったです。入場時間予約チケットはいいシステムかも。どっぷりとチューリップを満喫できました＾＾。

→kousakuさま
オランダの球根栽培産業はさすがですよね。ここまで色とりどりで、春いっぱいな気分にさせてもらいました＾＾。

→ちぃさま
朝早くのチューリップ、水やりして間もない、滴いっぱいの姿も色っぽいです＾＾。朝見た場所でも夕方行くとまた雰囲気が変わって見えたり、何度も楽しめます。3ヶ月かけて700万個、腰が痛くなりそうです・・・。過去、実際、秋に植え付け作業場を見たことがありますが、一個ずつ、地道に、でした＾＾；。私なんてベランダの30個ほどでもクタクタなのに・・・。

→めぎさま
キューケンホフに行けない春は、本当、物足りなくって。我が家のベランダに咲くチューリップやヒヤシンスだけでは、どうも春が盛り上がらないんですよね・・・MAXまで行かない＾＾；。2年ぶりに行けて本当によかった。それに、我が家にとっては、久々の遠出だったし♪

→ふにゃいのさま
いつも9時〜9時半ぐらいに入ってたので、その時間帯を狙ってたんですが、すでに売り切れで、遅かったです＾＾。でも8時半、実際は8時15分でしたが、冷たい空気の中で感じるカラフルな色も、いいものでした♪

→いろはさま
2020年は完全に閉園でした。その時は、園内の様子の動画が紹介されて、少しだけ気分は味わえたんですけどね。今年は実際に行けてよかったです＾＾。オランダの春は、やっぱり大量のチューリップ。キューケンホフがないと気分が完全に春にならなくて。

→ぼんぼちぼちぼちさま
ヤカンとマグ、いいオブジェですよね。わかりやすいです＾＾。

→ヤッペママさま
新潟・富山あたりは日本の球根産業の中心ですものね＾＾。日本で生まれた品種も数多く。たまにキューケンホフでも日本の名前のチューリップを見かけます。

→miffyさま
朝早く行きいましたが、夕方までずーっといたので、園内の人の多さも体験・・・でも、混んでるのはレストランやカフェ、ショップ付近だったので、空いてるところの散策は心地よく＾＾。

→みちさま
ミニ風車前のチューリップの色合い、素敵ですよね＾＾。紫、白、そしてその斑らな色と。斑らのチューリップは我が家にも咲いてたものに似てます。

→暁烏　英（あけがらす　ひで） さま
色とりどり、カラフル、溢れんばかりの色、本当に見事なチューリップばかりでした＾＾。春の気分上がりました。

→snowさま
一日中、遊べますよ。軽く流して見てもかなりの時間がかかります。あと展示館も見ていたら、時間が足りなくて。もっと近くに住んでいたら、期間有効のパスポートで通いたいくらい。4枚目、私も木の影の縞々が気に入って＾＾。

→kuwachanさま
2015年4月中旬、我が家もその頃に行ってます。ひょっとしたら園内ですれ違っていたかも＾＾。まだ咲いてないの、多かったですよね。ムスカリもまだまだで、ムスカリの川になってなかったし。温室の中で咲いてるのをたくさん撮ってた記憶が。
by Inatimy (2022-05-13 21:51) 

→kyonさま
1日見て歩いても、全部見切れないほどの量でした・・・。朝通ったところでも午後になると光の加減が変わってて、また違うんですよね＾＾。
by Inatimy (2022-05-13 21:54)