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アルストロメリアの英国 [植物]

もし行くなら、王立植物園キューガーデンかな。

あと、エディンバラの街は見てみたい気がする。
観光客が多いと聞いても・・・。

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4月下旬、キューケンホフに行った日のお話。

園内にあるオラニエ=ナッサウ・パビリオンでは、
その年のテーマに沿った花の展示が開催される。

2013年のテーマは'United Kingdom-Land of Great Gardens'

United Kingdomは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国のこと。
あまりにも長いから、このブログでは表記を英国に・・・・。

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パビリオン入口には、オレンジ色の花を使ったアレンジが壁に並んでいた。

オランダでは、4月30日ベアトリクス女王が退位し、ウィレム・アレキサンダー国王に。
それをお祝いするものだった。

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英国の女王は退位することなく現役。 エリザベス2世

でも、この展示はオレンジ色だから、どうもオランダ王室をイメージ。

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オランダの国王即位のお祝い以外にも、壁にディスプレイされた様々なアレンジ。

突拍子なアイデアや色使いが新鮮。 バラアンスリウムユリのような花。

色水の小瓶や、リボンフェルトが巻かれ、ぶら下がった試験管みたいなものにはラン
ハート型のリースもランの花だった。 

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珈琲よりもティータイムが似合いそうなインテリア。 暮らしの中にもいっぱい。 

色付き小瓶にも、鳥籠の中にも、食器棚にも、ボウルにも

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どうやら、この時の主役のは、アルストロメリア(ユリズイセン)

中央のオレンジ色のは、Dancing Queen という名のよう。

私自身は、まだ英国へは行ったことがない。 オランダからは近いけど。

多くの人のイメージは・・・

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・・・映画? "Notting Hill"(ノッティングヒルの恋人)は日本でも人気。

ジュリア・ロバーツが演じるアナ・スコットの顔。

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その映画TVで観た。 

しかし、英語のセリフにオランダ語字幕だったか、
フランス語吹き替えだったかで、詳細はあやふや・・・。 

最後は、どんな結末だったか覚えていない。

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英国といえば、この俳優さん。 Rowan Atkinson ローワン・アトキンソン

映画"Bean"は、スペインで観た。
台詞がほとんどないので、たとえ言語が分からなくても楽しめるのだった。

展示されてるのは、Mr.Beanの愛車のミニ

映画関連の展示は他に、"007 Gold Finger" もあった。
"Skyfall" なら最近DVDで観たけど、昔のショーン・コネリーボンドはまだ観ていない。

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英国と言えば、Pub パブ。 薄暗い雰囲気かと思えば、その展示にもいっぱい。

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THE BUNCH OF GRAPES
その名を持つ店は、ロンドンにある伝統的なパブらしい。

店名の意味は、『一房の葡萄』・・・ん? 聞いたことがある。
有島武郎(1878-1923)の作品だ。   ・・・国語の授業で作品と作者を暗記した。 
↑ ありしま たけお 

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でも読んだのは、つい先ほど。 
短いお話で、語り手の主人公(子供)の心情がとてもよく伝わって来る。

舞台は横浜。 手持ちの絵具の色では表現できない色。
友達ジムの持っている西洋絵具の色を羨んで・・・云々。
先生の対応も素晴らしい。

絵具の色の違いの話はよく分かる。
子供の頃持っていた絵具はサクラ。 
でも同じ国産でもギターペイントの発色の方が私の好みだったもの。

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英国といば音楽も。 ジャケットのよう。

赤いのは若い男性グループでOne Direcion。 
"Live While We're Young"はラジオでよく流れてた。

その下の女性の顔はJessie J で、知ってる曲は"Price Tag ft. B.o.B."
♪ money, money, money ♪ と歌うのが頭に残る。

Spice Girls, Taio Cruz, Robbie Williams, James Blunt ・・・
・・・と見覚えがある名前がいろいろ。

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音符の下にも花。 これは・・・アマリリス。 

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今までどこの国のミュージシャンかあまり意識せず聞いてたけれど、
フィル・コリンズデヴィッド・シルヴィアンエリック・クラプトンアデル・・・
と案外英国の音楽って聞いてるんだな・・・。

フランスのTVでPVを観てた"New Age"
Marlon Roudette という英国のシンガー・ソング・ライターの曲だった。

そういえばRainbowMuse Cold Play英国のバンドだ。

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もちろん、その時その時に住んでる国のミュージシャンたちの曲もしっかりチェック。

今プレーヤーに入ってるオランダの最新音楽は、
Guus Meeuwis のアルバム"Het kan hier zo mooi zijn"

ポップス、ロック、ヘヴィメタ、クラッシックと、割と、いいと感じたものは何でも聞くほう。
子供の頃、ものごころついた時には、すでに家族が各々いろんな音楽を聞いていたから、
狭い家の中、耳にする分野は幅広かった。 

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すっかりから話がそれてしまった。 

天井からもぶら下がる。 淡い緑のチェックの植木鉢が可愛い。

我が家はシンプルに茶色で統一してきたけれど、色柄ものも楽しげでいいな。

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そうそう、英国と言えば、が多くて天気の悪いイメージ。

がぶら下がり、長靴も。 その長靴にも。 

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このオラニエ=ナッサウ・パビリオンは、時期によって展示が変わる。

2013年開園期間は、
チューリップ、ガーベラ、バラ、水仙、菊、カーネーション&カーラ&夏の花などが、
展示予定されていた。

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園内のチューリップの満開時期を狙うだけでなく、
パビリオンの展示の花を選んで来るのもいいかも。

過去見たことがあるのは、チューリップ、フリージア&アマリリス。
それ以前は、インテリアと花の展示が中心だった気がする。

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で、今回のアルストロメリア(ユリズイセン)、ってこんな花の形。

パンフによると展示はアルストロメリア&アイリスだったが、アイリスが見当たらなかった。

が遅く、我が家のアイリスが咲いたのが6月中旬だったから、
キューケンホフを訪問した4月下旬には咲かなかったのかもしれない。 

その年の気候に左右される成長の度合い。
植物はとっても敏感。

来年もまた、に会いに来よう。

 

これで、2013年キューケンホフの話はお終い。 
気長にお付き合いくださってありがとうございました。

 

皆さんの英国イメージお勧めは何?

 

※ 写真はSONY。


タグ:Keukenhof 植物
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コメント 16

めぎ

英国は私にとって初めての海外です。
15歳の夏のイギリスは、緑が美しく光が眩しかった記憶。
でも、もっともっと昔から、私は「秘密の花園」という本が大好きで、イギリスといえば荒れたバラの花園とコマドリです。
by めぎ (2013-06-29 05:30) 

ぴーすけ君

花の色使いがやっぱり良いわぁ~。
アメリカとも日本とも違うぅ~。
by ぴーすけ君 (2013-06-29 10:13) 

ナツパパ

今回も素敵な花々です。
その多彩な色合いに、眼も眩まんばかりでした。
生活に花を、心がけよう。
by ナツパパ (2013-06-29 11:21) 

カエル

広い玄関に、長靴の花瓶、無造作に置いたらかわいいだろうなぁ。。。
by カエル (2013-06-29 14:39) 

ami

英国といえば・・・・アフタヌーンティー・・・・
と 食べる方のイメージがあります。
ショートブレッドを砕いて結婚式の時のシャワーにすると
学んだときには 驚きでした。
by ami (2013-06-29 15:24) 

baby_pink

ノッティングヒルの恋人は私が初めて好きになった人と
デートで観た映画だったりします^^*
ジュリア・ロバーツの美しさにうっとりしつつ、夢のある
ストーリーに自分を重ね合わせてみたり。。笑
懐かしいです。。
お花柄の長靴、かわいい^^
by baby_pink (2013-06-30 08:23) 

母ちゃん

一房の葡萄、読んだことがあります。言葉がきれいで印象的なお話でした。
by 母ちゃん (2013-06-30 08:55) 

moz

花の種類や色彩のせいもあるのかもしれませんが、日本とは花の見せ方がずいぶん違うなと思いました。
何となく、大胆不敵な感じ ^^;
フラワーアレンジメントと華道の差なのかな?
イギリス・・・、そうですね、やはり一番先に浮かぶのはターナー、それから、ディーリアス、エルガー、そして、ビートルズかな? 古いのばかりですけど ^^;
by moz (2013-06-30 11:53) 

いろは

こんにちは^^
私は英国はまだ訪れたことがなくて...(^^;
やはりお花はバラを思い起こします。
そして紅茶でしょうか...
ティーカップも大好きです。
アルストロメリア、綺麗ですね〜♪ 黄色いお花が素敵!
by いろは (2013-07-01 14:22) 

テリー

色の使い方が、おしゃれな感じですね。
by テリー (2013-07-01 16:41) 

miffy

鳥カゴや長靴にお花を活けるなんて斬新ですね。
アルストロメリア好きです♪
初めて見たのは東インド会社から送ってもらった花束でした。
私にとっての英国はアガサ・クリスティーと大英博物館と
パディントン(駅ではなくてクマの方です)かな~
子供の頃から遺跡が好きで大英博物館は憧れでした。
初めて見る遺物の数々、その後、実際にそれらの遺跡を
訪れることが出来るなんて夢にも思っていませんでした。
by miffy (2013-07-01 23:54) 

アールグレイ

アルストロメリアのお花は、鳥の羽を連想してしまいます。
色もとりどりで綺麗なお花ですね^^
オレンジのアレンジは、オランダを思います。
国民的な色がありますよね。
たくさんのアレンジの花々、それぞれに個性があってアートな感じですね^^
by アールグレイ (2013-07-02 15:20) 

MOCOMOCO

イギリス、まだ行ったことないのですが、いつかは沢山のイングリッシュガーデンめぐりをゆっくりとしてみたいものです♪
しばらくブログをお休みしているうちに、キューケンホフ特集終わっちゃったんですね~^^;これからバックナンバーをじっくり拝見させてもらいますね^^
by MOCOMOCO (2013-07-02 20:56) 

夢空

展示の仕方、勉強になります(^。^)
by 夢空 (2013-07-03 22:43) 

HIROMI

見事なお花たちですね。
わたしは、「アルストロメリア」という名前を覚えられなくて、「なんとかメリア」と呼んでいます。でも、ちゃんと相手には伝わりますね。
by HIROMI (2013-07-04 01:24) 

Inatimy

→皆さま 
『アルストロメリアの英国 』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 キューケンホフの話は終わったけれど、まだまだ花のお話は登場する予定。 7月に入ってオランダは今週末ようやく夏らしき気温になりそう。 それでも25℃だけど・・・。

→めぎさま 
15歳で見る海外、言葉だけでもワクワクしてきますね~。 私が海外に初めて出たのは21歳の時だもの。 しかも親を説得して、子供の頃からためてきた自分の小遣いをはたいて(笑)。 「秘密の花園」は子供の頃海外ドラマか何かで見た気が。 当時はバラ園なんて別世界のもだったなぁ・・・。

→ぴーすけ君さま 
オランダの色遣いって独特ですよね~。 オレンジは必須だし♪  大胆な色使いはデパートの服売り場、雑貨小物にも表れ、モノトーンの渋い色使いのパリから戻った時には目がチカチカしました♪

→ナツパパさま 
暮らしへの花の取り入れ方が思いもつかない方法で、発想が面白いです、オランダ。 花も安く手に入るので、その点はありがたいです♪ 友達の家に遊びに行く時も花を持っていったり。

→カエルさま 
使わなくなった長靴も、こんなふうに使えるんだな~と別の生き方に拍手でした。 直接土を入れて植えたり、細い瓶に水とお花を入れて、それを長靴に収めちゃうのもいいかも♪ 

→amiさま 
アフタヌーンティー、ハイティー・・・美味しいものが並びますね~。 砕いたショートブレッドの結婚式の時のシャワーにするとは、ビックリ・・・もったいない、撒くより食べたいわ~。

→baby_pinkさま 
ジュリア・ロバーツはキレイな女優さんですよね~。 ヒュー・グラントもなぜかカッコ面白い役がとっても似合うし。 またTVで放送してくれることを期待しつつ♪ その時はちゃんとラストシーンを逃さないようにしないとなぁ。 花柄の長靴、雨の日も楽しく過ごせそう~。

→母ちゃんさま 
一房の葡萄、そうそう、ホントにいいお話でした。 伸びてきた葡萄を窓辺から実を取るのも絵になりますよね。

→mozさま 
明るく何でも楽しむ楽観的な国民性が現れてるようなアレンジですよね♪ ウィンドーショッピングに出かけても、ディスプレイが賑やかな色遣いなんですよ~。 そういえばエルガーも英国でしたね。 音楽で活躍する人、多いですよね~。 ディーリアスもまたゆっくり聴いてみます♪

→いろはさま 
イングリッシュローズも有名ですものね。 昔、蓼科だったかのバラクライングリッシュガーデンに行ったことがあり、その庭造りも見事だった覚えが。 アルストロメリア・・・なかなか名前が覚えられませんでした・・・。 色も豊富でキレイですよね♪

→テリーさま 
色の使い方でこんなにも印象が変わるなんて、と驚きました。 真似したい技がいろいろ♪

→miffyさま 
大英博物館も1日では見きれないほどのコレクションがありそうですね♪ 博物館好きなのでいつかここも訪れる候補に入れておこうかな。 ここで見た展示の品が発掘された現場にまで旅されてるmiffyさんはいい体験なさってますよね~♪ いつも写真で楽しませていただいてます。 

→アールグレイさま 
そう言われれと、アルストロメリアは鳥の羽っぽいですね~。 色も豊富で。 どのコーナーも色のまとめ方が素晴らしくって。 昔は咲いてる姿、そのままで美しいと思ってましたが、アレンジすることで別の良さも生まれるんだなと分かりました♪

→MOCOMOCOさま 
そうそう、イングリッシュガーデンも魅力の一つで、見せる庭造りの技も高いですものね。 キューケンホフのお話、花の数が少なかったので、その分今年は短くなって・・・(笑)。 時間のある時にでもゆっくり楽しんでいただければ嬉しいです。 ブログ、また再開されるの楽しみにしてますね♪ 

→夢空さま 
ふふ、その点まで参考にしてくださってるとは♪ 来年は展示の仕方にももっとポイント置いて撮らないといけませんね~。 

→HIROMIさま 
メリアの部分が頭に残ってるだけでも素晴らしいです。 私の場合、あとかたもなく・・・はて、なんだっけ・・・と。 記憶力、もっと良くならないかしら。  歩いた道はすぐ記憶に残るのになぁ。 
by Inatimy (2013-07-06 07:19) 

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