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春咲くチョコレートと雪の女王 [植物]

が来るとが咲く。

当然だと思っていたことが、実はそうではないこともあるのだと

移りゆく季節の中で気付かされる。

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肌寒い日が長く続き、なかなか20℃まで上がらない。 

5月の終わりの曇天の下、一面、黄色のの野をひとり歩き抜けた。 

こんなにも咲いているというのに・・・
我が家のベランダ小庭の寂しげな様子を頭の中に思い浮かべながら、先を急ぐ。

まだかな、なだかな、と、ずっと暖かくなりそうな時期を待って、
ようやく蒔いたなのに、鳥にほじくり返され、食べられて、
生き残った者たちもあまりの強風に、か細いが耐えられず消えていく。

咲くんだろうか・・・と続く不安。
ただでさえ、どのの開花も1か月ほど遅れているというのに。

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6月に入って、水路近くに、また別の黄色のを見つけた。 

キショウブ(黄菖蒲)だろうか。 アヤメ属の仲間。  

いよいよだ。 ワクワクする気持ちを抱えたまま帰宅する。

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晴れた日の夕方に浮かぶベランダ小庭の植物の影。 チューリップ

いや、そうではなくて、これはアイリス。 鉢植えにしてある。
鉢は、直径35cmで、高さが32cmほどのもの。

出会いは突然。
2011年パリブローニュの森にあるバガテル公園に行った時、
バラ園に向かう途中の竹林を抜けると、たまたまアイリスの咲く一画に足を踏み入れた。
目の前に現れた色の多さ、華やかさに思わず魅入る。 

そのにガーデニングセンターでアイリスを見つけてお持ち帰り。 帰宅後、自分で植えた。 

真っ直ぐ植えたら違ったようで、アイリスが自ら徐々に横たわり快適な角度を得て冬を越し。
しかし、を楽しみにした2012年は咲かず・・・。
ネギ状態が3つ増えただけ。 親株は萎びていった。

そして、オランダへ引越し。 
気候の変化が与える影響を心配しつつ迎えた2013年、なんと花芽らしきものが現れた。

長かった道のり。

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3つの株から見えてきたそれぞれの花芽はどんどん伸びながら、いくつかに分かれていった。
まるで打ち上げられたロケット切り離しを見てるかのよう。

その様子に、そうだった、そうだった、
1つの茎に1つの花じゃなく、いくつか咲いてくれるんだった、と思い出す。 
どうも前の月に見たチューリップの印象が濃く残ってて。

時には1週間のうち3日も強風が吹き荒れる日もあるオランダ
葉っぱは一部折れてしまったり、歪んで大きくなったりと成長は厳しいものに。

水は控えめで育てるので、強風で乾いた土が飛ばないように鉢の周りに新聞紙を巻き、
大事なまで折れないようにと支柱を添え、さらに厚紙で風除けまで作った。

過保護なアイリス。 

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我が家のアイリスは、"Dutch Chocolate" ダッチ・チョコレート
意味は、オランダのチョコ

パリ観光の街で、暮らすところじゃない。

そう感じてた私には、ガーデニングセンターで見たこのアイリスの名前がとても響いた。
生活するには私の場合、パリ<オランダなのだ。
 分かりやすく言うと、パリに暮らす = ディズニーランドの中にずっと暮らす・・・という感じ。

ブルーの花のアイリスと迷った挙句、やはりオランダの名をとった。

その名の通り、ふくらんだツボミチョコレート色

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株についていたタグによると、ダッチ・チョコレートは背丈が85cmになる大きなアイリス

もし、その通りに育つなら、鉢植えの高さの分も加えると、私の目線近くなるのでは・・・

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・・・と、思い付きで測定した5月30日時点で、アイリスだけの背丈は47cm。 

一日に4cmずつ伸び、6月1日時点で55cm

その後は2cm~2.5cmずつ伸びていき、6月7日には68cmとなった。

そして、1cmずつ成長を続け・・・

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・・・72cmとなった6月11日夜遅く最初の花が咲いた。

そう、咲いたのだ。 待ちに待ったアイリスが夜の闇の中に。
12日の朝がどれほど待ち遠しかったことか。

85cmには到達しなかったのは、鉢植えだったこともあるんだろう。
しかも1鉢に3株だもの。 
地植えならば85cmまで伸びたかもしれない。

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誰の目も気にせず、好きな角度から、好きなだけ撮れる我が家だけのアイリス。 

上から覗いてみた。 この3つの羽根のようなのは旗弁(爪弁)というものらしい。

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ちろふさがちゃんとある。 ブラシのような部分は正式名称ではヒゲという。

でも女性を思わせるアイリスヒゲだなんて、イメージが合わない。 

ゆえ、ちろふさは、私の造語。 チロッと出てるふさふさ

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ちろふさの上には白いひさし。 これが雌しべ。 

顔を近づけて覗き込むも、見えそうで見えない花の奥。 

ふんわりと舞い上がるアイリスの花の匂いはチョコ。 
詰め合わせチョコの中ある一種の、中にベリー系のジャムが入ったビターチョコの感じ。 

でも、この日、外は風に乗ってやって来る家畜の臭いも有り、複雑に入り混じる・・・。
他に発酵した干し草の臭いも。

純粋にアイリスだけの香りを楽しみたいのになぁ。 

この日、6月12日は強風で・・・

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・・・6月13日の早朝、思い切ってアイリスを室内へ避難させた。

やがてはますます強くなり、時速75km/h。 秒速15m/s くらい。 
台風並みの風。 突風が何度も吹き荒れた。 

あのまま外に出しておいたなら、確実にダメになっていたはず。 ホッと胸をなでおろした。 
超・過保護と言われようと、やっとここまでこぎつけたのだから。 

激しいは、この後3~4日続いて、一時避難のつもりだったのに、
結局、花が終わるまで室内で管理することに。

2番目も咲き、2つの花を観賞。 そして3番目、4番目のツボミもゆるむ。 

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下から見上げるようにして撮ってみる。 
表にはなかったが、花の裏には緑のラインが残っていた。 

この日の夜、1番目がしぼんだ。 そして3番目4番目が花びらを広げた。

ちょうど夏至に近づきつつある頃で、日没は22時頃だったように思う。
夜とはいえまだまだ明るさの残る時間だったので、そばでをじっと見つめていた。

ゆっくりと、ゆっくりと、地球の自転のごとく、花びらが微動しているのが分かった。
植物の生命を感じた瞬間。

我が家のアイリスの場合、1つの花を楽しめる期間は2日。 
しぼんでは、また次のが咲いていく。

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6月14日。 開いてる花は3つ。 部屋の中にアイリスの匂いが漂っているのが分かる。

帰宅して玄関のドアを開ける前に今夜の料理を当てるほどの嗅覚の持ち主、
Kamoさんによると、ダッチ・チョコレートアイリスは、インクの匂いだと。

人によって感じ方に差があるとはいえ、ここまで違うとは。

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やっと、全体像が登場。 風を受けて育った葉っぱはヨレヨレ。

ふと思い立って、鉛筆でスケッチしてみた。 何年振りだろう、こんな風に描くのは。 

大学生だった頃、旅先でスケッチしたこともある。
でも、ちゃんと習ったことはなく、学校の図画工作の延長のまま。 

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光に透けた花びらも、目が離せない美しさ。  

に咲くものだとばかり思っていたけれど、
アイリスは、どうやらのうちに開くみたい。

そんなアイリスの花の日々、聞いていた音楽はバラードヴァイオリンの曲だった。

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といっても、ロックバンドのX JAPANや、そのメンバーのソロ活動の。 

たまたま、オランダ語のリスニングの練習の際にプレーヤーに見つけたフォルダー。
昔、バラード曲ばかりを集めたX JAPANのCDを持っていたのだ。
その収録曲以外はほとんど知らなかったりする・・・。

そういえば・・・と懐かしくなり、Youtubeで探してみると、
SUGIZOヴァイオリンの演奏が入ったものに出くわした。

Yoshikiのピアノもやっぱりいい。
オーケストラと共演したりと活動もロックだけじゃないのがまた面白い。 

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旗弁の下に白いひさしの雌しべ。 
その奥に花粉のついた並びが貼りつくように。 それが雄しべ。 

ヴァイオリン・・・そうだ、David Garrett デヴィッド・ギャレット のCDもあったけなと、
収納ファイルをあさる。

Youtubeで見たハノーバーでの彼のライブで、
英国のバンドColdplayの曲"Viva la Vida"ヴァイオリンで演奏してるのも
なかなか面白かった。

そうしている内に、14日の夜、ダッチ・チョコレート2番目がしぼみ、
5番目、6番目が開いた。

チョコレート色の他に・・・

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・・・白いアイリスもツボミをつけた。 6月15日の写真。

オランダに引っ越してから買い足したもの。

乾燥気味の環境を好むダッチ・チョコレートとは対照的に、
この白いアイリスは、湿った環境が好き。 たっぷり水遣り。

15日の夜には、ダッチ・チョコレート3番目4番目がしぼみ、
7番、8番、9番目が花を開いた。 

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6月16日白い花が開く。 中央は黄色。

これは、Iris Siberica シベリア・アイリス"Snow Queen" スノー・クイーン。 
・・・雪の女王だって。

背丈も、遥かに低めの小柄なアイリス

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6月雪の女王・・・。

暑くないですか? とけたりしませんか? と聞かずにはいられない。

室温は22℃くらい。 暖かいのがここちよい雪の女王、元気そうだ。

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このシベリア・アイリスには、ちろふさがない。 

その分、奥まで見えそうなものなのに、それがなかなか・・・。

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上からも見た。 匂いは・・・とスーハーしてみたが、香りがない・・・。

濃厚な匂いがあるのはジャーマンアイリスだけなのかしら。 

日本アヤメカキツバタハナショウブは?と疑問が残る。

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ダッチ・チョコレートは、5番~9番めの5つの花が。

写真でも見えるように、花の後は、くるくると花びらを内側に巻いて、
かなりコンパクトなサイズになる。 

大きな花を次から次へと咲かせるアイリスの知恵。

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その時、しぼんだアイリスがついているのに気がついた。 
キッチンペーパーに吸わせると紫色が滲んで行く。

Kamoさんが「インクの匂いがする。」と、やたら繰り返していたから、
それに応えてくれたのか・・・?

これで何か書いてみて、との要望により・・・

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・・・ガラスペンを使って、先に描いた絵の横に。 

カリグラフィーペンで書くにはの量が足りなかったので。

チョコレート色アイリスから生み出された紫色のインク。 自然の不思議。

もし大きな庭があったなら、様々な色のアイリスを育てて、
花の色と、そこから出てくる液体の色の関連を調べてみたいところ。 ・・・残念。

その後も、ダッチ・チョコレートは花を開き、またしぼみ・・・

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・・・6月20日。 シベリアの雪の女王は3人。 3つ咲いて姿を消した。

家でおとなしくしていた間に読んだのは、ドイツの作家ヘルマン・ヘッセ『アヤメ』
この話に登場するのが、ちろふさのあるジャーマンアイリスなのだそう。
(yk2さんの話によると)

ジャーマンアイリスの花の構造を知った今だからこそ私にも分かる、文章の中の表現。

翻訳者の高橋健二さんは、ヘッセのこの作品を日本語訳する時に、困らなかったのだろうか。
アヤメジャーマンアイリスは、花の構造が異なるのに。

『アイリス』の中には他にも花の名がいくつも登場する。
エゾギク、キンレンカ、キヅタ、茶バラ、ニオイアラセイトウ、ツルニチニチソウ・・・
もしかしたら、これらの植物の中にも原文との間に微妙な差があるのかもしれない。

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最後に咲いたアイリスは、心なしか色が薄め。 持ってる力をめいっぱい出しきった感じがする。

6月22日には最後のアイリスもしぼんで行った。 

2013年、我が家で初めて花芽をつけたダッチ・チョコレートは、
合計15の花を咲かせた。
花の時期の後半、体調崩してたくさん撮れなかったのが悔やまれる。

その1週間後に、咲き終わったアイリスたちをベランダへ。
久々の外の空気は爽快だったろう。

来年も咲いてくれるかな・・・と感謝と期待を込めて、カットした。

 

の花の時期が来たら、また『アイリス』を読み返してみよう。

※ 写真はSONY。


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コメント 18

angie17

紫色のインク、綺麗ですね。
好きだな、こういう色。

by angie17 (2013-07-06 01:38) 

ぴーすけ君

チョコレート色のアイリス、珍しいですね~。
東京は今日梅雨明けしました。ムシムシ暑い夏がこれから続きそうです。
by ぴーすけ君 (2013-07-06 11:53) 

ami

待ちに待ったアイリスの開花、おめでとうございます。
愛しさが伝わります。

一日中眺めていても飽きないことでしょう。
インクの匂いがするとおっしゃったkamo様の嗅覚は鋭いですね。
そして 萎んだ花の中から雫を見つけて
ペンをとったInatimyさん、ロマンティックですねぇー。

花色によって雫の色も変わるのか気になる所です。
by ami (2013-07-06 11:59) 

yk2

>もしかしたら、これらの植物の中にも原文との間に微妙な差があるのかもしれない

好奇心旺盛ないなちゃんはこれ、原書を調べちゃうでしょ、間違いなく、きっと。
で、その花々を写真に撮って、やっぱりこれも記事にする。

・・・と、ここでもやっぱり無茶振りを入れてみる(笑)。

by yk2 (2013-07-06 16:26) 

TaekoLovesParis

Inatimyさん、体調すぐれず、、っていうのを読んで心配してましたが、
お元気になったようでよかったです。この間、影だけ写っていたアイリス
が表舞台に登場ですね。ダッチチョコレート、85㎝の一歩手前まで、
のびるとは、茎が長いし、花も大きいんですね。2日づつ咲いて消え、
変化が早いと目を離せず、観察が楽しいですね。
シベリアの雪の女王は、日本の花菖蒲にも似てますね(なんていうと、
花菖蒲にお詳しいyk2さんが、似てない、似てない、ってツッコミいれて
きそう・笑)
by TaekoLovesParis (2013-07-06 18:49) 

HIROMI

以前の勤務校の校庭のはしっこに、チョコレート色のジャーマンアイリスが咲いていました。
とっても良い香りだったのを覚えています。
切って、教室の花瓶に挿していました。
by HIROMI (2013-07-06 21:27) 

luces

渋い色合いですね
紫の絞り汁は花とはまた違う美しさです。ペン字もステキです。
by luces (2013-07-06 22:48) 

moz

読ませていただいて、小作品を読んだ後のような余韻が残りました。
6月11日夜遅くに咲き始めたダッチ・チョコレートくん、15の花をつけてくれたんですね。ほんとに嵐の前に非難させてあげてよかったですね。
Inatimyさんのダッチ・チョコレート君に注がれる愛情が静かに伝わって来ました。
最後の雫たちでの作品も素敵です。
音楽、X-Japan のバラード系も合うのでしょうね。今、読ませていただきながら、フォーレのQuintet For Piano & Strings #1, Op. 89 - Molto Moderatoを聴いています。
とても、この記事にあっているなと一人で勝手に思っていますが 笑
フォーレも良いかも ♪
by moz (2013-07-07 06:38) 

母ちゃん

カリグラフィー美しいですね~。白に紫がよく映えています♪ 
by 母ちゃん (2013-07-07 08:40) 

yk2

そんなになんでもかんでも突っ込まないですってば(笑)。

シベリア・アイリスの雪の女王、たしかにハナショウブ、それも原種のノハナショウブに近いオーソドックスな形のアイリスだと僕も感じますよ~。僕も本でしか見たことないんだけど、ノハナショウブは突然変異で白花を咲かせることがあるそうで、いなちゃんの写真で見るかぎり、それともよく似ています。また、カキツバタって純日本的なアイリスのイメージがあるけど、厳寒のロシアにもしっかり自生しているそうですから、その流れを汲む花なのかもしれませんね。

ヘッセの『アヤメ』は、その描写からほぼ間違いなく“ちろふさ”有りのジャーマン・アイリスの系統を描いているのでしょうが、文章から溢れる花の美しさ、神秘的にも思える透明感からすると、日本人の僕には、例えばこの雪の女王なんかの方がずっと楚々としてイーリスのイメージに近く、背丈85cmにも育つがっしりとしたジャーマンアイリスなんかより余程ストーリーにはしっくり来ちゃいますね(^^;。
by yk2 (2013-07-07 11:48) 

baby_pink

当然だとおもっていたことが、実はそうではないこともあるのだ。
本当..そうですよね。
これまで、あたり前っておもっていた自分のなかでのおもい。
時に悲しく崩れることがあります。でも最近やっと色々あっていいんだ。
って気持ちが楽になってきました^^
そして、世の中には自分が知らない事がいっぱいあるんだ、ってこと。
思い知りました。。
なんか私、いい歳して幼いなぁ~って恥ずかしくなることがいっぱいで…^^:
中々大人に成りきれません。。恥ずかしいなぁ。。
ホント周りに支えられ助けられ、色んなこと教えられながら楽しく生活させてもらってます。
本当に感謝です。。

blogのお話しとは、かけ離れてしまい。ごめんなさい。
アイリスのお花、開花おめでとうごじざいます^^*
by baby_pink (2013-07-07 17:01) 

めぎ

お花をずっとじっと眺めている時間、素敵ですね~
お花からのインクの贈り物も素敵♪
冬越しして咲かせるのは本当に難しく、でもだからこそ嬉しいですよね。
また株を増やし、たくさん咲いてくれますように。
by めぎ (2013-07-08 05:40) 

夢空

紫色のインク☆スケッチ、素敵ですね~(^_^)
そういうことを思いつく感性が素晴らしいです。

by 夢空 (2013-07-08 10:39) 

miffy

ダッチチョコレートたくさん咲きましたね~
私もチョコレートの香りがしました。
真っ白なスノークイーンも可愛い♪
いろんな色のアイリスが競って咲くのも見てみたいですね。
紫色のインクで書いた文字ステキですね。
by miffy (2013-07-08 21:45) 

カエル

ダッチチョコレート!って名前にグッときて、
チョコレート色に、更にグッときちゃった。
たくさん花を咲かせましたね。
よかったね。
Xjapanはあまり聞いてないけど、
ピアノソナタは愛想なアイリス。
インクの匂いってあの臭いであってるかな?
by カエル (2013-07-09 09:24) 

Inatimy

→皆さま 
『春咲くチョコレートと雪の女王 』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 アイリスが終わった今、ベランダ小庭で咲いているのは、ブルーデイジーにフクシア。 マルハナバチがブンブンとラベンダーに遊びに来ています。

→angie17さま 
チョコ色アイリスから、なぜ紫色のインクが、と不思議でなりません。 いい色ですよね~。

→ぴーすけ君さま 
5月の爽やかな季節にはブルーのアイリスのほうが似合うのかもしれませんが、チョコ色もなかなかいいものでした♪ 白の雪の女王も買ったし、これで爽やかさプラス~。 日本の夏は厳しいですよね・・・熱帯温室に行って、久々に懐かしく感じました、その暑さ。

→amiさま 
花芽を見つけた時は声をあげて喜んだほどで(笑)。 ふたりして毎日激写でした。 目を凝らして花が開いたり萎んで行く動きを見るのも、今しか見られないと思うと貴重な体験。 花の色によって滴の色も変わるのか、すっごく気になりますよね~♪

→yk2さま 
どうして分かっちゃったんだろう・・・以前、ドイツ語の原文をネットで見かけたことがあったので調べ直してたんですが結局見つからず。 原書の本、入手しちゃいました(笑)。 無茶というかあまりにも無謀な挑戦だとは思うんですが好奇心がうずうず。 鉛筆スケッチもヘッセの描いたアイリスの水彩画に対抗してみたという(笑)。
花菖蒲の突っ込み、いや貴重な解説もありがとうございます。 ノハナショウブって言うのもあるんですね。 カキツバタ・・・さすがにロシアまで自生してるのを見に行く度胸もないので、どうかこれは勘弁してください(笑)。 雪の女王のほうがイーリスのイメージというのも、言われてみればそうかも、とやっと気付きました。 日本人からすると『アヤメ』を読み進めていくうちに『風立ちぬ』の節子のような小柄でかよわい女性を思い浮かべるのが普通の流れかもしれませんね。 でもオランダやドイツの体格の良い女性をたくさん見てきた今、大きなジャーマンアイリスでもまったく違和感なかったのが自分でも可笑しくて。

→TaekoLovesParisさま 
おかげさまで、やっと元気復活しました~。 買った時は大きさなんて全く気にせず、後でタグに数字に気付いたという・・・植えた後、再度もう少し大きめの鉢を買って植え替えも。 我が家のが咲かなかった春にパリの花公園で大きな部類のアイリスを見て、ここまで大きくなるの?と焦ったほどでした。 シベリアの雪の女王は湿った環境を好む点からも花菖蒲に似てるかもしれませんね♪ Taekoさんのおかげでyk2さんの楽しい見解を聞くことができました~。

→HIROMIさま 
ジャーマンアイリスは花の色によって匂いまで異なるのが楽しいですね~。 チョコ色のアイリス、教室でいい香りを放っていたでしょうね~。 今の勤務されてる学校でもジャーマンアイリス育てるの、いかがですか♪

→lucesさま 
まさかチョコ色のアイリスから紫の滴が取れるとは驚きでした。 もっとたくさん取れたなら、カリグラフィーペンで書けたんですが残念。 貴重な滴でした~。

→mozさま 
リアルタイムで書きたかったんですが、体調崩して記事にするのが遅くなっちゃって。 でも観察日記にまとめられてかえって良かったかも。 昨年の春は咲かなかったので、なんでも枯らしちゃう茶色の指の私では無理かしら、となかば諦めかけてたんですが、なんと15の花をつけてくれて♪ X-Japan のバラード系、アイリスに合うかどうかは・・・ですが、ちょうど聴きたくなったのがそれで(笑)。 そこから知ったSUGIZOのヴァイオリンは良かったです。 ヴァイオリンはアイリスに合いますね~。 フォーレはレクイエムを歌ったことがあるだけで、それしか知らないんですが、Quintet For Piano & Strings #1, Op. 89 - Molto Moderatoも探して聴いてみますね~。 

→母ちゃんさま 
ガラスペンで適当に書いたので色を見るための参考にさえなれば、という感じです・・・もっと量が多ければカリグラフィーペンで書けたんですが・・・。

→baby_pinkさま 
私もまだまだ中身は子供ですよ。 はるかに知らないことのほうが多いし、今回も久々に体調を崩して、当たり前のように毎日健康で過ごしていたのが凄くありがたく感じました。 いつも何か始めようとすると目の前にいろんな物事が立ちはだかって思うように進まないし、何度もくじけそうになることも多いんですよ。 頑張った分、正比例して報われることって滅多になかったし(笑)。 でも私も周りからたくさんの手を差し伸べてもらって励まされてます。 一人では生きられない、ひとりじゃないっていいな~と実感。 ブログに関係ない話でも気にせず思ったこと、思いついたこと何でも書いてくださいね~。

→めぎさま 
冬越しは本当に難しく不安が続きますね。 引っ越したのもあったので環境の変化が与える影響も心配でした。 でも咲いてくれてうれしかったです。 うまく株分けして増えていくといいなぁ・・・・。 めぎさんところのクレマチスの観察も楽しいですよね♪ 

→夢空さま 
チョコ色アイリスの紫色のインクは思わぬ授かりものでした♪ 美しい色で透明なガラスペンの先についた滴も美しかったです。

→miffyさま 
15もの花が咲くとは期待以上の成果でした。 来年もちゃんと咲いてくれるかしら。 株分けして土を替えて・・・とお世話しないといけませんね~。 来年は体調整えてアイリスの咲く庭へ出かけたいと思います。

→カエルさま 
ダッチチョコレートの名のアイリスは、チョコレート色で、私にはチョコの匂い♪ 本当にオランダのチョコも実は美味しいのだ。 昔は南米からのカカオはオランダの港に集中して揚げられ、そこから他の国へ輸送されたほど。 ピアノソナタも合うかどうか、来年咲いたら聴いてみようっと。
by Inatimy (2013-07-10 07:18) 

バニラ

アイリスの素描もとってもすてき♡
by バニラ (2013-08-11 15:49) 

Inatimy

→バニラさま 
照れますねぇ・・・ヘッセもアイリスの絵を描いていたので、対抗しました♪ 現在の我が家のアイリスは葉っぱをカットして置いてあります。 でも雪の女王はまたどんどん伸びて来ちゃって。 
by Inatimy (2013-08-15 18:43) 

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