リアルな世界で [ミュージアム]
・・・ゴジラが来て、壊したりしませんように。
夏にMadurodam マドゥーロダムに行った日の続き。 ← 日本のガイドブックではマドローダム。
上の写真、左にあるのは、アムステルダムのDom Toren ドム塔だ。
シンゲルの花市のそばにある。
日頃、背の高いオランダ人に囲まれているので、ミニチュアの世界は私には新鮮。
展示はとても凝っていて、誰も見ないような裏道にも暮らしがある。
コンサートホールの裏口なのかな。 大道具や衣装の搬入・搬出。
運河には、バイクや鉄屑のゴミを乗せた船や、足こぎボートも。
跳ね橋だって、ちゃんと上がる。 マヘレの跳ね橋だな、きっと。
凝りに凝った古い建物。 フローニンゲン州の旗が掲げられてる。
これは、Goudkantoor ハウトカントール。 直訳は金の事務所。
元は17世紀の教区司祭館で、その後19世紀には金銀細工品の保証事務所があったとか。
で、現在は、カフェレストラン。
いつかGroningen フローニンゲンに行くことがあったら入ってみよう。
こっちは、Gouda ハウダの市庁舎。 ゴーダチーズで有名な街。
オランダ語の発音だとハウダが近い。
広場ではマルクト(市場)が開かれてる。
これが本物。 マルクトが開かれてるのも実際と同じ。 <2007年12月に撮影>
クリスマスの頃になると、この市庁舎の前に大きなクリスマスツリーも立つ。
市庁舎の地上階にはカフェ・レストランがあって、
専用砂の入ったグラスにキャンドルが灯り、雰囲気がとてもヨカッタので、
すぐに我が家でも真似をした。 冬の食卓にはキャンドルの暖かな光がうれしい。
ミニチュアでは、広場に面してる市庁舎の周りの建物は実物と違ってて、
ホントは青いトラックのある横あたりには、計量所があったりするんだけれどね。
2007年12月にハウダに行った時のお話はこちら。 ← クリックすると旧ブログのその記事へ。
建物には、フィギュアもたくさん参加してるのだが・・・
ふふ、赤い帽子のおばあちゃまは、フローニンゲンの駅舎の前のベンチにいた人に似てる。
その後ろの髪を二つに結って笑ってる女性は、スキポール空港のチーズ屋さんの前にいたよね。
・・・なんて、人物合わせをするのも楽しかったり。
前篇に登場した場所なので、探して見比べて見てね。 ← クリックすると、その記事へ。
こちらは、Alkmaar アルクマールのWaag 計量所と、広場のKaasmarkt チーズ市。
壁画だって抜かりなし。
これが実物。 ここまで徹底してるのもスゴイな。 <2006年5月に撮影>
アルクマールのチーズ市は、まだ実際に観たことがない。
見たことがあるのは、ハウダだったかな。
アルクマールでは、このチーズ運びが可愛いのだ。
赤、黄、緑、青と帽子で色分けされてる。
我が家にも赤い帽子のチーズ運び人のフィギュアがある。
Kaasberrie カースベリー(直訳:チーズ担架)というソリのようなものにチーズが乗ってて、
運び人は肩から提げてるベルトについてるロープを、その取っ手部分ひっかけている。
で、お次は・・・
・・・『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵?
両手を膝に置いてお行儀よく座ってる奇妙な人が半分埋まった建物は、
Leiden ライデン近くにあるCORPUS コルプスという人体をテーマにしたミュージアム。
まだ行ったことはないけれど、体内を歩いて巡る感じなんだそうな。
出来てまもなくの頃、高速道路から見えたのを慌てて撮った実物。 <2008年5月に撮影>
突然、こんなのが見えて来たら、ビックリするよね。
これはEfteling エフテリング。 オランダの童話のテーマパーク。
子供だけでなく大人も十分楽しめる。
実際、エフテリングだけで4つも記事を書いたもの・・・。
1つめ、2つめ、3つめ、4つめ ← それぞれクリックすると、旧ブログのその話へ。
実物はバラバラの場所にある。 左のは、ゴミ箱。 口もとにゴミを持っていくと吸い込まれていく。
右のは、首が伸びたり縮んだり。 <2008年9月に撮影>
オランダというと、チューリップなどの球根植物や花や・・・
・・・風車が有名だけれど、他にも見どころがたくさん。
マドゥーロダムで、オランダ全土の観光を一気にまとめて楽しむのも良し、
ここで見てから現地に向かって実物を見るのも良し、
実際の地に行ってからミニチュア展示を見るのもまた面白い。
ヨーロッパ旅行の際は、ぜひオランダへもお立ち寄りを。
我が家ふたり、散々遊んだ後にマドゥーロダムを出て、前を走るトラムに乗り・・・
・・・途中の停留所で劇場を見かけた。
あ、そうそう、この劇場も・・・
・・・ミニチュアがマドゥーロダムにあったんだ。 公演中のポスターも同じというこだわりよう。
そして、トラムで向かった先は・・・
・・・海。 Scheveningen スヘーフェニンゲンにあるビーチ。
北海で泳ぐわけでも、砂浜に寝そべって日光浴するわけでもなく、ただ散歩。
海に向かって伸びる大きな桟橋。 ところどころ板も抜け落ちて老朽化。
この下にはお店も入ってるけど、寂れてる。
最近のニュースで知ったけど、この桟橋Pier ピア、10月11日に閉鎖されたそうな。
夏のこの時、先端にある展望塔では・・・
・・・バンジージャンプしていた。 怖そう・・・。
桟橋、この先、どうなっちゃうんだろうな。
オランダで過ごす、そんな夏の1ページ。
※ 写真はSONYと、1代目マイレージ交換で入手した乾電池式CASIO。
がおーなんちゃって〜。(≧ω≦)
とっても可愛くってゴジラも
ニッコリですよ。いいなぁ。
by ぷーちゃん (2013-10-22 21:13)
ええ~このピア、閉鎖されちゃったのですか!?
それはまあ・・・歴史の一コマが終わっていくような寂しさを感じますねえ。
だんだん暗くなってきて、そろそろ蝋燭の火が楽しめる季節になってきましたね。
by めぎ (2013-10-23 04:28)
今日も小さな世界を存分に堪能させていただきました♪。
人物のフィギュア、1点1点違うものかと思ってましたら、
他の場所に同じ人がいたりするんですね。
Inatimyさんの人物合わせ、三次元神経衰弱みたいで
楽しそう♪。
人体をテーマにしたミュージアムの外観・・・・コワすぎるっ!
by ハリネズミ (2013-10-23 06:52)
ミニチュアの世界、すごく精巧にできていてびっくりです。
吸い込まれるゴミ箱も面白いですね^^
バンジージャンプ、恐怖です。
出来る人の心臓の強さに感心します。
by アールグレイ (2013-10-23 07:40)
ゴジラではないけど踏みつけてみたい衝動にかられたのは私だけでしょうか(笑)
訪れた時よりも生活感が溢れていて楽しい展示になってるみたいです。
もう一度行きたいです~
アルクマールのチーズ市やキンデルダイクは全然変わってないけど、
スヘーフェニンゲンは変わってしまったのですね。
ビーチ沿いの建物ももっと少なかったような気がします。
by miffy (2013-10-23 17:57)
CORPUS コルプス、私にはエジプトのピラミッドの現代版のように見えます。フィギュアの次がこの巨大なの、って面白いです。Inatimyさん、フィギュアをたくさん持ってるのね。
by TaekoLovesParis (2013-10-23 20:24)
ミニチュアなのにとても生活感があって楽しくなります。
人体のミュージアムは少し前に日本のテレビで紹介されていました
中身は見せてもらえませんでした
by luces (2013-10-24 23:14)
ミニチュア、リアルで、楽しいですね。
2007年のブログ記事をみせてもらいました。1ユーロ=163円だったんですね。それから、円が強くなったり、そして、今、また、弱くなって、134円位。
人体ミュージアム、中を見たいですね。
by テリー (2013-10-25 11:13)
→皆さま
『リアルな世界で』のお話に、nice! & コメントありがとうございます。 ミニチュアの世界、背の高いオランダ人から見ると、もっと小さく見えるのかしら。 逆に椅子やテーブル、キッチンなど何でも大きい世界を体験できるテーマパークみたいなのがあれば、オランダ人からすると面白いかもしれないな・・・ふふ、それが私の日常で、何でも大きかったりする。 鏡も下の部分に顔がかろうじて見えるほどだしねぇ。
→ぷーちゃんさま
ふふ、逃げまどうフィギュアの人たちを想像しました(笑)。 昔の特撮のセットも、良くできてましたね。 いろんな建物に電線まであって。
→めぎさま
ピア、閉鎖になってしまいました~。 先端のレストランらしき部分も廃墟で、板張りもあちこち痛んでても修理もされてなかったから。 キレイに改修されるといいんですけど。 いよいよ夏時間も日曜で終わりですね。 すっかり暗いので、食事時はキャンドル灯して食べてます♪
→ハリネズミさま
写真撮ってるうちに、あれ?この人、どこかで見たような・・・と感じて(笑)。 服や帽子の色が違うだけで、顔は同じでした~。 人体テーマのミュージアム、膝から入って順に内臓めぐりして脳まで・・・工夫を凝らした体験型で、子供には人気があるみたいですよ。 でも、私も怖いなぁ・・・。 お肉も、モツ系は苦手で。
→アールグレイさま
エフテリングにある吸い込まれるゴミ箱は、ゴミ捨てが楽しくて。 最初は何だろう?って分からなくて、覗いてたりしてたんですが(笑)。 遊園地の落下する乗り物ですら怖いのに、綱ひとつのバンジージャンプは恐ろしいですよねぇ・・・私は絶対無理です・・・塔の上ですらクラクラしそう。
→miffyさま
えーっ、miffyさん、ミニチュア世界を踏んじゃうんですか~(笑)。 新しくなったマドゥーロダムには、船の火事を、狙いを定めて水を飛ばして消すなど、体験できるコーナーも出来てました。 また是非、行ってみてくださいね。 あ、でも、踏んじゃダメですよ~。 スヘーフェニンゲン、確かに建物、増えましたねぇ。 初めて私が行ったのは15年以上前ですが、その時はすごく静かなビーチでした。 ほとんど誰もいなかったなぁ・・・寒い夏だったし(笑)。
→TaekoLovesParisさま
ホントだ、CORPUS コルプス、そういえばスフィンクスみたいに石を積んでつくったような感じがしますね~。 ピラミッドの中に入るのもドキドキですが、体内見学も怖いような。 我が家はふたりとも雑貨好きなので、こまごましたもの、多いんですよぉ。 動物のもたくさん。 引っ越しの度に片付けが大変で(笑)。
→lucesさま
バイクや自転車に乗ってたり、植木に水やりしてたり、暮らしの中の様子をそのまま再現したミニチュアいろいろです。 どこを見ても面白くって♪ 日本でもこの体内体験型ミュージアムが紹介されてたとは。 中は見てのお楽しみなんでしょうねぇ。 気になるけど、怖いような・・・。
→テリーさま
旧ブログの記事までご覧下さってありがとうございます。 円とユーロの換算、すごく変動ありましたねぇ。 私の中の感覚では1ユーロ100円くらいがちょうどいい感じなんですが。 人体ミュージアム、いつか機会があれば、ぜひどうぞ・・・って、ちょっと怖いような気もするので私には行けないかも・・・へへ。
by Inatimy (2013-10-26 07:19)
ミニチュアの世界、堪能してしまいましたよ。
ビーチで寝そべったら気持ち良さそうだけとなぁ。
温かいかっこうしておやつもって。
by カエル (2013-10-26 11:11)
→カエルさま
オランダのビーチって、夏で陽射しが強そうに見えても風が冷たい時があって鳥肌だったり(笑)。 大きめのバスタオル必須。 秋冬の風の強い日もビーチを散歩する人が多いよ~。 でも強風で砂が足元にバチバチあたる・・・。 カエルさんの持参するおやつはなんだろうな~♪
by Inatimy (2013-10-31 08:18)