一重と八重 Keukenhof チューリップ 2014 [花図鑑]
どこかで会ったことがあるような・・・より、
はじめまして・・・を重視して
撮らせてもらうチューリップ。
分類No.1 Single Early 一重早咲き Apricot Beauty アプリコット・ビューティー。
これを撮ったのは、すでに18時前だったので、夕陽を浴びて。
バラでもチューリップでも、この色は好き。
食べ物でもアプリコットは好物。 特にドライ・アプリコット。
☆ ☆ ☆
分類No.2 Double Early 八重早咲き Dior ディオール。
ディールで思い出すのはスズランの香り、Diorissimo ディオリッシモ。 初めてもらった香水。
お土産に香水・・・大人・・・と、当時それで二十歳を超えた年齢を実感。
しかし、その次に仕事場のお土産で、イメージで選んだともらったのが、
Givenchy ジバンシーのオードトワレでプチ・サンボンだった。 ← ベビー用フレグランス。
ちなみに現在使っているのは、HUGO BOSS ヒューゴ・ボスや、Ralph Lauren ラルフ・ローレン。
Kamoさんが選んでいろいろ贈ってくれる。
分類No.2 Double Early 八重早咲き Rembrandt レンブラント。
一番近くにあるのを撮ったら、すでに開き気味。 右奥あたりのがいい感じなのにな。
レンブラントと言えば、画家Rembrandt van Rijn レンブラント・ファン・ライン(16060-1669)。
アムステルダム国立ミュージアムでは特別展"Late Rembrandt"（晩年のレンブラント展）を開催。
期間は、2015年2月12日〜5月17日。 チケットは時間指定の予約制のよう。
分類No.2 Double Early 八重早咲き René Menard ルネ・メナール。
エミール＝ルネ・メナール(1862-1930)はフランスの象徴主義の画家。
絵画を所蔵してるという美術館の中で、
手元にあるパリのオルセー美術館や、ベルギー王立美術館の図録を見たけれど、掲載されてなかった。
日本では国立西洋美術館が７枚ほど持っているみたい。
所蔵作品検索をしてみたけれど「現在は展示していません」って出てきた。
☆ ☆ ☆
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Big Smile ビッグ・スマイル。
どことなく名前に覚えがあると思えば、2009年に撮ったことがあった。
でも、キレイに咲いてたから。
ビッグと名前がつくなら、やっぱりこれ。 巨大チューリップを下から見上げてる風に撮ってみたりね。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Wallflower ウォールフラワー。
壁の花・・・女性のことだけをさすのかと思っていたら、そうでもなかった。
『ウォールフラワー』、日本でも2013年に公開された映画の中では、壁際にいるのは少年。
他にハリーポッター・シリーズでハーマイオニー役だったエマ・ワトソンも出演している。
私は映画は見てなくて、あらすじしか読んでないけど。
公式サイトを見ると、
『ライ麦畑でつかまえて』の再来と絶賛、社会現象となった青春小説の金字塔が映画化！・・・とあった。
チューリップのウォールフラワーは、房咲き。
１つの茎に１つの花ではなく、複数の花をつけるのでゴージャスな見栄えになる。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Atlantis アトランティス。
アトランティスで思い出すのは、パリで見てたTVドラマ『スターゲイト アトランティス』。
『スターゲイト SG-1』のスピンオフ。 こっちはチェコにいた時に見ていた。
チェコ語やフランス語に吹き替えられてるので、台詞の詳細はサッパリ分からないけど、
映像を見てストーリーを追うだけでも楽しめたSFだった。
キューケンホフの温室で見たアトランティスは少々開き気味。
色合いのせいなのか、なんとなく朝顔っぽいイメージ。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Queen of Night クイーン・オブ・ナイト。
夜の女王、何度も撮ってる品種だけれど、やっぱり、このシブい色がたまらない。
奥に写ってるオレンジ色の花は、Fritillaria imperialis フリティラリア・インペリアリス。
ユリ科 バイモ属。
分類No.5 Single Late 一重遅咲き Angels Wish エンジェルス・ウィッシュ。
天使たちが願いをかける・・・それとも 's で、天使の願いかな。
白い色がそんなイメージなのかも。
ほんのり黄色も入ってて、星にもつながる感じ。
☆ ☆ ☆
分類No.11 Double Late 八重遅咲き Wow ワウ。
これもまた前年にも撮った品種。 でも、あの時のネームプレートではトライアンフ系の分類になっていた。
今にもあふれんばかり。 ここまで咲き進んでるのを見ると、やっぱり分類は八重咲き。
ツボミの頃が美味しそうなんだな。
分類No.11 Double Late 八重遅咲き Britt ブリット。
ブリット・・・何だろう、人名かしら。
Britt Ekland ブリット・エクランドというスウェーデンの女優がいた。
ロジャー・ムーアが主役だった『007 黄金銃を持つ男』のボンドガールだったそう。
分類No.11 Double Late 八重遅咲き Miranda ミランダ。
これも人名かしら。
パッと思いつくのは、ファッションモデルのMiranda Kerr ミランダ・カー。
あと、映画『ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還』で、エオウィンという姫を演じたのは、
オーストラリアの女優 Miranda Otto ミランダ・オットー。
エオウィンは、アラゴルンに思いを寄せる、ローハン王の姪だった。
分類No.11 Double Late 八重遅咲き Uncle Tom アンクル・トム。
アンクル・トム、アンクル・サム、親指トム・・・このあたり、私の中では混乱。
アンクル・トムは、小説『アンクル・トムの小屋』の主人公だったよう。
分類No.11 Double Late 八重遅咲き Dream Touch ドリーム・タッチ。
夢のようなさわり心地、ふわふわ・・・ということで私の頭に浮かぶのは、猫のお腹の毛。
・・・と、こんな感じで、また、チューリップの名前に関することなど少し添えながら
分類したチューリップを紹介していきますね。
気になるチューリップ、ありました？
＜ご参考＞ 色を変えたのが今回登場したもの。
オランダ王立球根生産者協会の15の分類
早生：分類No.1 Single Early 一重早咲き
分類No.2 Double Early 八重早咲き
中生：分類No.3 Triumph トライアンフ
分類No.4 Darwin Hybrids ダーウィン・ハイブリッド
晩生：分類No.5 Single Late 一重遅咲き
分類No.6 Lily-flowerd ユリ咲き
分類No.7 Fringed フリンジ咲き
分類No.8 Viridiflora ビリディフローラ
分類No.9 Rembrandt レンブラント
分類No.10 Parrot パーロット咲き
分類No.11 Double Late 八重遅咲き
野生種と野生種優勢なハイブリッド：
分類No.12 Kaufmanniana カウフマニアナ種
分類No.13 Fosteriana フォステリアナ種
分類No.14 Greigii グレイギー種
分類No.15 Other Species その他の野生種
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2013年2月15日 トラチ 永眠
アトランティスの色、好きですぅ♪
ちょっと大人っぽくってでもかわいい。
by ぴーすけ君 (2015-03-06 20:35)
１枚目のピーチ色が、一番美味しそうでした(^_^)
by mitu (2015-03-07 06:31)
アップリコットビューティ、一時期ハマってました＾＾。
何十個もこのチューリップばかり植えた春も。
この色は私も大好き♪。
アトランティスが一番気に入りました。
ブルー系の花色とすっきりしたシングル咲きなのがいいな。
by ハリネズミ (2015-03-07 09:04)
もうチューリップの季節なんですね。
またたくさん見られるのが楽しみです。
by luces (2015-03-07 11:13)
私もアトランティスが気になりました。
上からの撮影は ネモフィラの花畑のようです。
ビッグスマイルは 文字通り大きな花なのでしょうか
美味しそうな黄色が マンゴーのように見えちゃった(^o^)
やっぱり私は食いしん坊ですね。
by ami (2015-03-07 13:56)
「オランダ王立球根生産者協会の15の分類」だなんてのが、さらっと書かれるようになって、ますますチューリップの魔力にはまり込んじゃってるねぇ。その内に専門書としてまとめられるんじゃない？（笑）。
エミール＝ルネ・メナールって画家は全く知らないので検索してみたけど、画像が見られる３作とも、西洋美術館の常設では一度も見た事ないな～。２枚は風景画であんまり象徴主義っぽくもないし。ただ『水辺の乙女』って作品はナビ派のルーセルに似たイメージも感じるので、象徴主義って云ってもシャヴァンヌ的な世界観なのかもしれないね。そう云う目でこの赤い八重咲きのチューリップを見直してみると・・・・・・やっぱり、ぜんぜん分かんないや（＾＾ゞ。
by yk2 (2015-03-07 16:49)
エンジェルス・ウィッシュ美しい
多分、多彩なチューリップを見せていただいたから
シンプルなこの花に惹かれるのね
ほんと多彩ね、、すばらしい見飽きないわね
by engrid (2015-03-07 17:31)
色々なチューリップが咲きだしましたね。
我が家の近くの花の美術館でも、少し前から、チューリップが咲いています。
チューリップの種類が多くなったのには、びっくりしますね。
by テリー (2015-03-07 18:09)
其々に上手いこと考えてるネーミングのよう（*^_^*）
夜の女王って・・ほんとそれっぽい^^
下からのアングルも花びらが透けてきれい・・✿
最初のアプリコットビューティーのアンティークな色合いと、最後のドリームタッチの色も八重咲きなフォルムが好きです❦
by あげぱん (2015-03-07 21:08)
うちはまた2代目のチューリップの苗を買ってきて、テーブルの上で楽しんでいるところです。
他所のうちの花壇などを見ると、外のが咲くのはまだまだですねえ。水仙はそろそろですが、チューリップはまだ芽も出ていないという感じです。
by めぎ (2015-03-07 21:37)
わー綺麗、って思いながら、見ました、読みました。
ディオールは、とってもディオールのイメージな気がするわ。
エレガントで自由で時代をリードするような。
レンブラントは、なんで？って思うけど。
アトランティスとかワウ、日本でお目にかからないタイプ。面白いわねー。
いろんなチューリップがあって、キューケンホフは魅力的ですね。
by TaekoLovesParis (2015-03-08 00:23)
アプリコットビューティー、きれいな色ですね♪
私の行っている美容院で出してくれるお茶、
この前はアプリコットティーでした。
しかも、ドライアプリコット入り♪
ギフト用にも売ってるみたいです。
クイーン・オブ・ナイト、私も大好き＾＾
しびれますね！
by akko (2015-03-08 07:20)
Inatimyさんのところで毎年見ているチューリップ♪
その年によって、気になるお花も違いますね～。
今年はアトランティスが気になる♡
あ、ドリーム・タッチもいいなぁ。
by hatsu (2015-03-08 20:50)
クイーンオブナイトとドリームタッチが好き♪
by shino* (2015-03-09 00:42)
この中で一番気になるのはアトランティスかな～
その次はディオールとルネ・メナール。
今年はどんなチューリップに出会えるのかな～
楽しみに待ってます♪
by miffy (2015-03-09 21:57)
→皆さま「一重と八重 Keukenhof チューリップ 2014」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。写真をたくさん撮ってても、いまだに分類はよく分からず、ネームプレート頼り＾＾。一重と八重の違いは分かっても、一重とトライアンフやダーウィン・ハイブリッド、レンブラント系の他のチューリップとの違いは難題だな・・・。
→ぴーすけ君さま
アトランティス、ちょっと開き気味になってしまってますが、その分、花の底の色がキレイにみえてました♪
→mituさま
アプリコットというより、ピーチですよね、確かに＾＾。 美味しそうだ♪
→ハリネズミさま
この色はそそられますよね〜。優しい色合いで、茎にもほんのりその色が入って。これをたくさん植えられるお庭もうらやましい限り。アトランティス、温室の中で、花の終わりに近く開き気味でしたが、色はとってもいい感じでした＾＾。
→lucesさま
いえいえ、実際はまだまだチューリップの季節ではなく・・・もうすぐキューケンホフ開園ですがネギ状態かも＾＾；。
→amiさま
そういわれれば、アトランティス、開き気味の花を上から見ると、ネモフィラのよう♪ ビッグスマイルは大きめの花でした、マンゴーサイズかも＾＾。我が家、今日、朝食にマンゴーも添えました。甘くて大好き。
→yk2さま
名前が知りたくて、せっかくネームプレートまで撮ってるからとそれに書かれてある分類先まで＾＾。専門書までは無理ですよ〜果てしなくある品種、カバーできません〜。さっさと記事アップしないとウィーンのお話もたまってて・・・＾＾；。私もこの画家は全く知らず、チューリップに名がついてなかったら交差することなかったはず。Émile-René Ménardでネットで画像検索したら、また違ったのがみられるかもしれません。でも、やっぱりどうしてこのチューリップなのか、サッパリ（笑）。
→engridさま
いつも胸いっぱい、お腹いっぱいになるほど撮ってきて、後の分類整理が大変・・・でもやめられず、チューリップの魅力にどっぷりです＾＾。まだまだ写真たくさんありますが、どうか温かい目で見守ってくださいね・・・。
→テリーさま
こちらはまだまだ芽が３cmほど顔を出したくらいで・・・日本は早いですね〜。しかもいろんな品種のチューリップが市場に出回ってきて、楽しみの幅が増えますね＾＾。
→あげぱんさま
ネーミングってきっと頭を悩ます仕事なんでしょうね＾＾。重なっちゃだめだし。上から、横から、斜めから、下から、いろんな角度で楽しめるチューリップです♪アプリコットビューティー、ソフトな色合いいいですよね。ドリーム・タッチの縁取りあるのも♪
→めぎさま
我が家のチューリップもやっと３cmほど芽が出たところで。原種系のが少し成長が早いかな。ぼちぼち咲き始めたのが、ヒヤシンスです。芽出し球根買ってきて植えたものですが＾＾；。花芽が伸びてやっと開花までこぎつけました。
→TaekoLovesParisさま
パッとみて、キレイだな〜って撮って、ネームプレートの名前を見てなぜ？って思うの、多いです。レンブラントも、色のイメージが合わなくて＾＾；。オランダでも花屋さんに出回るチューリップは、一般的なのが多いので、キューケンホフでしか見られないチューリップもたくさん。またこの春も時期を見て行ってきたいと思います♪
→akkoさま
アプリコットビューティー、いい色ですよね〜。バラでもこの手の色合いが好きで。あと茶系とか。アプリコットの生のフルーツは短い期間しか見かけないので、ドライフルーツで食べてることが大半＾＾。でも味が濃縮されてておいしくて。 クイーン・オブ・ナイト、色がカッコいいですよね〜。他の色と寄せ植えしても引き締まるし♪
→hatsuさま
その年に植えられる種類にもよるし、行く時期にもよるし、毎年微妙に出会える花が違ってます＾＾。でも、全部名前覚えられなくて、撮ってないと思ってても過去に撮ってたり・・・。似てる名前も多いんですよ。ドリーム・タッチも、ほかにセンシュアル・タッチとかね。こっちは八重なんだけどフリンジもありなオレンジ色の花♪
→shino*さま
クイーン・オブ・ナイト、オランダでも人気高いです。色がいいですものね〜。ドリーム・タッチも縁取りしたような花びらが愛らしく＾＾。まだまだチューリップ登場します。
→miffyさま
アトランティス、みなさんに評判いいみたいですね〜。開き気味なのでどうしようかと思ったんですが色がキレイだったので。撮ってきてよかったです＾＾。今年ももうすぐ開園。いつ行こうかしら・・・と天気や気温が気になる春。
by Inatimy (2015-03-09 22:06)
春がきた〜の代表作。
inatimyさんのところで沢山お花見させてもらってますね。
まだちょっと寒いんだなぁ、、、東京。
by カエル (2015-03-14 14:33)
→カエルさま
これからまだまだ、どんどんチューリップ写真が登場予定。食傷気味になるかも＾＾；。こちらも昼はたま〜に15℃くらいまで上がる日もあるけど、朝が０℃だったり・・・。平均最高気温は９℃くらいかな。
by Inatimy (2015-03-16 17:47)