煉瓦色より赤っぽく [ヘルシンキ 2018 夏]
ムーミンとその仲間がいっぱい。
老舗のテキスタイルメーカーの看板。
7月初旬、夏休みに行ったフィンランドの街、Helsinki ヘルシンキでの話、6日目の始まり。
朝食を済ませ、9時過ぎに出かける。
通り道だし、天気がいいので、またTuomiokirkko ヘルシンキ大聖堂を眺めたり。
階段の手前を西へ向かって歩いて、右へ、左へと曲がると・・・
・・・Ateneum アテネウム美術館の前に出る。
エントランス上の胸像は左から;
イタリアの画家Raffaello Santi ラファエロ・サンティ(1483-1520)、
古代ギリシア彫刻家Pheidias ペイディアスまたはフェイディアス(紀元前400年頃-紀元前430年頃)、
イタリアの建築家Donato Bramante ドナト・ブラマンテ(1444頃-1514)。
古代ギリシア彫刻家Pheidias ペイディアスまたはフェイディアス(紀元前400年頃-紀元前430年頃)、
イタリアの建築家Donato Bramante ドナト・ブラマンテ(1444頃-1514)。
でも、この日のお目当ては、ここではなく、さらに進んで・・・
・・・Helsingin rautatieasema ヘルシンキ中央駅の方へ。
駅舎の設計はフィンランドの建築家 Eliel Saarinen エリエル・サーリネン(1873-1950)。
エントランスの両側にはランプを持った像が2体ずつ。
当初の予定では、国立博物館のように、彫刻のテーマはクマだったらしい。
当初の予定では、国立博物館のように、彫刻のテーマはクマだったらしい。
像を作ったのはフィンランドの彫刻家 Emil Wikström エミル・ヴィクストロム(1864-1943)。
他にHouse of the Estatesのペディメントの彫刻や、フィンランド銀行前のブロンズ像も。
他にHouse of the Estatesのペディメントの彫刻や、フィンランド銀行前のブロンズ像も。
石像が持ってる球体がランプだなんて、オシャレだよね。
暗くなって明かりが灯ったところ、どんな風だろう。 ・・・夏で、遅くまで明るくて見られなかった。
暗くなって明かりが灯ったところ、どんな風だろう。 ・・・夏で、遅くまで明るくて見られなかった。
で、中央駅の前も通り過ぎ、その先の地下にある中央バスターミナルで
早めに並んで11時発の長距離バスに乗った。 チケットはその2日前ほどに事前に買ってある。
早めに並んで11時発の長距離バスに乗った。 チケットはその2日前ほどに事前に買ってある。
高速道路を東の方へ走って1時間ほど。 やってきたのは、Porvoo ポルヴォー。
フィンランドで2番目に古い町・・・とガイドブックに。
木造住宅の並ぶ小さな村・・・を想像していたのだけれど、
それは一部で、街全体としてはかなり拓けていた。
それは一部で、街全体としてはかなり拓けていた。
着いたのは12:00過ぎ。 予約した帰りのバスは15:30。 3時間あまりの滞在時間。
帰りのバス停の位置も運転手さんに聞いて確認済み。
下車したマーケット広場から、見どころのある旧市街までかかる時間を計りつつ、散歩。
下車したマーケット広場から、見どころのある旧市街までかかる時間を計りつつ、散歩。
アンティークなお店。 欲しくなるから、これ以上近づかず・・・。
バスを降りた人たちがショップの並ぶ通りに向かう中、我が家は川の方へ。
車の行き来が激しい、大きな橋の横に煉瓦の建物があった。
車の行き来が激しい、大きな橋の横に煉瓦の建物があった。
ところどころ欠けた煉瓦。 不揃いに積まれた感たっぷり。
黒い石のプレートには、Oskar Simolin 1902と彫られていた。
黒い石のプレートには、Oskar Simolin 1902と彫られていた。
オスカー・シモリンは起業家で、この建物は昔は商店だったよう。 今はカフェ&バー。
橋を渡る途中で見えるのは・・・
・・・河岸に並ぶ赤い建物。 これが見たくて、ポルヴォーに来た。 右端が先の煉瓦の建物。
赤い木造の倉庫群、築300年くらいだそうな。 しかし、あいにくの曇り空・・・。
対岸に赤い倉庫群を眺めながら、川に沿って土手を北上していく。
川をクルーズする観光船もあるみたい。 乗船時間50分ほどだとか。
雲で白く覆われていたのが、徐々に青空が見えてきた。
土手に生えてたピンクの花は、ヤナギラン(柳蘭)。 アカバナ科 ヤナギラン属。
対岸の大きな切妻屋根は、Porvoon tuomiokirkko ポルヴォー大聖堂。
土手際の切れ込みの入った葉っぱは、スイレン科のコウホネ・・・だと思う。
水面から顔を出した黄色い花も見えていたし。
水面から顔を出した黄色い花も見えていたし。
クリーム色&黄色の花。 あとで調べてみたけど、ホソバウンラン(細葉海蘭)かな。
ゴマノハグサ科 ウンラン属。
ゴマノハグサ科 ウンラン属。
赤い倉庫群の向こうには、カラフルな色の壁の木造家屋。 ピンク色の塔は旧市庁舎。
そろそろ次の橋のあたり。 橋を渡って、旧市街を見てみよう。
この時、また、たくさん歩きそうな予感がしてた・・・^^;。
子供の頃から ムーミン 大好き~(^^ゞ
by DON (2019-01-29 20:17)
ムーミンは世界中で人気ですね!
スナフキンが好きです(^^)
by ma2ma2 (2019-01-29 20:22)
いいなぁ、こういう風景!
なんかこう生活感を感じますよねぇ(^^)
by そら (2019-01-29 20:48)
こんばんは。
ムーミンの看板、すごくきれいですね。いいなぁ!
赤いレンガ倉庫群も素敵です。ホソバウンランのお写真、いいですね。美しいです。
by coco030705 (2019-01-29 20:56)
ランプの巨人!?
ちょっとなでなでしてみたいかも(笑)
by よしころん (2019-01-29 21:15)
水辺の赤い煉瓦の建物の感じが良いですね。
花の背景として最高の景色です^^
by riverwalk (2019-01-29 22:55)
可愛いところですね~
ここに住むってどんな日常なのかな~想像が広がります。
6日目・・・今回は結構長く旅行なさってたのですね♪
by めぎ (2019-01-29 23:31)
球体のランプを持っている石像、
ホント、ランプがつくとどんな感じなんでしょうね~^^
川沿いにレンガの建物、とてもいい雰囲気ですね♡
by 初夏(はつか) (2019-01-30 06:39)
水のある風景 良いっすねぇ
inatimyさんの写真は どれも個性的で好きです
by (。・_・。)2k (2019-01-30 14:00)
この川で釣りをしたら何が釣れるんでしょう?
by 斗夢 (2019-01-30 14:36)
像が持ってる球体が電灯なんて、すごいユニークでしゃれたアイデアでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-01-30 16:07)
川沿いの赤い倉庫群、緑と対比して素敵ですね。
ムーミンの看板、私の部屋着の模様とそっくりかも(^^;
by ネム (2019-01-30 16:41)
ムーミンの看板いいですね。
by テリー (2019-01-30 17:58)
赤いレンガの建物いいですね。川のある景色はとてもいいです。
by JUNKO (2019-01-30 18:57)
今回は小旅行にも出かけられたんですね。
赤い倉庫群が素敵です~
フィンランドで2番目に古い街並みも楽しみです。
by miffy (2019-01-30 19:46)
赤い倉庫群は木造なんですね。
後ろのカラフルな色のお家も素敵。
倉庫は何を入れる為に造られたのかしら?
by kuwachan (2019-01-30 22:42)
赤い木造の倉庫、いいかんじですね。
小樽を思い出しました。
レンガの建物、ほんと、なんだか不揃いですね。そこがおもしろい。
by kyon (2019-01-31 00:18)
ヘルシンキ大聖堂・・・青空に白い建物が
素敵ですっっ
by oko (2019-01-31 05:59)
赤い木造の倉庫群、遠くからだとおもちゃの家みたいですね。
可愛いなぁ~!! でも、300歳なんですね。色んなものを見てきたんですね、きっと ^^
ムーミン、大好きなスナフキンはと探したら…、
いたいた、ムーミン向って右下にちゃんとスナフキンもいました ^^v
たくさん歩かれたんですね、どのくらい? ^^;;
by moz (2019-01-31 18:38)
筋肉質の腕が持つランプ
灯ったところみたかったですね。
(私もみたかった^^)
by ふにゃいの (2019-01-31 22:28)
フィレンソンのポスターが!
フィレンソンは見たいなぁ。
by nicolas (2019-02-01 14:59)
→皆さま「煉瓦色より赤っぽく」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。ムーミン、アニメが好きでした。本も読んだなぁ^^。一番好きなのは、「ムーミン谷の彗星」。
→DONさま
ムーミン、面白いですよね。キャラクターもそれぞれ個性的で^^。
→ma2ma2さま
ムーミン、フィンランドの作家さんですもんね。本場でも愛されてます^^。スナフキン、クールですよね。
→そらさま
昔ながらの風景があるのはいいですよね。保存されて、大事にされてるのがよくわかりました^^。
→coco30705さま
ムーミンの図柄のお店の宣伝、すごくいいですよね^^。思わず立ち止まって撮りました。ホソバウンラン 、後で名前探すの大変でしたが、わかってスッキリ。
→よしころんさま
ランプの巨人、長髪サラサラ、腕もマッチョ^^。町の中、何かしら面白い彫刻がいろいろでしたよ。
→riverwalkさま
川べりの赤い木造倉庫の並びが見たくて、この街へ^^。これだけ見られたら満足って感じでした。夏だったので土手にいろんな植物があったのも面白く。冬は川も凍っちゃうのかな。
→めぎさま
そうなんです、珍しく長めに休みが取れました^^。この次の日にはオランダに帰ってしまうんですけどね。Kamoさんが忙しい時にはオランダ国内1泊だったり、直前に旅がキャンセルになったことも。
→初夏(はつか)さま
川沿いに立ってるのは煉瓦の建物が一つだけで、後は全部赤っぽく塗られた木造の倉庫なんですよ^^。
→(。・_・。)2kさま
私も水のある風景が好きです^^。オランダは水路や運河が多いから、旅先でも川とか見るとホッとして。撮ってきた写真、個性的で好きって言ってくださって、すごく嬉しいです。ありがとうございます。
→斗夢さま
この川、何がいるんでしょうね、お魚^^。オランダだったら、水路にいるのは鯉が一番多いのだけれど、フィンランドですもんね。なんかすごいのいそう。
→ ぼんぼちぼちぼちさま
ランプを持った巨人さん、すごくいいデザインですよね^^。発想が見事♪ ついたところ、見てみたい。
→ネムさま
赤い色の木造倉庫、これ見ただけでもう満足でした^^。直線距離で歩けばすぐのところ、撮りながら、眺めながらで45分ほど堪能でしたもの。ムーミンの看板の図柄に似た部屋着・・・素敵^^。
→テリーさま
ムーミンの人気、すごいですね^^。皆さんにいろいろコメントいただいて、撮ってきてよかったです。
→JUNKOさま
赤い煉瓦の建物は端っこにあるカフェ・バーだけで、あとは全部赤っぽく塗られた木造倉庫です^^。昔ながらの風景、残ってて雰囲気良かったです。
→miffyさま
近いから行ってみようということで、週間の天気予報とにらめっこして、滞在最後の日にバスで^^。もっと晴れてたら良かったんですけどね。赤い倉庫群、ガイドブックで見たこの風景が気に入って、実際見られて満足でした。
→kuwachanさま
赤い倉庫は木造です。どうやら輸入された香辛料など保管してたみたいですよ。300年前だと東インド会社の時代ですもんね^^。
→kyonさま
赤い木造の倉庫、雰囲気よくて大満足でした。端っこの煉瓦作りの元商店も不揃いな積み方が味わい深く。小樽はレンガの倉庫でしたっけ。街灯の灯がついた風景、雑誌か何かで見て、いつか行ってみたいと思ってる地です^^。
→okoさま
ヘルシンキ大聖堂、宿から移動するときに必ず前を通るんですよね^^。青空に白が美しく、たくさん写真撮ってしまった。
→mozさま
青い空だとまた赤い木造倉庫群のある風景、感じが違ってたかも知れないんですが、なかなか晴れなくて^^;。ムーミン、いいですよね。スナフキンがお好きですか。私もです^^。お父さんのヨクサルも。この日もたくさん歩きましたよ。ヘルシンキ戻ってからも夕飯調達したりと^^;。
→ふにゃいのさま
マッチョですよね、ランプ持ちの巨人^^。冬、どんな風なんだろうなぁ・・・早く日が沈む上に、朝遅くまで暗いだろうなぁ。
→nicolasさま
フィンレイソン、行ってきましたよ・・・って、そんなに有名どころなメーカーだとは知らず、ただ、布が欲しかっただけで寄ってみた、っていう^^;。
by Inatimy (2019-02-04 22:41)