坂道小路を抜けた先には [ビルバオ 2018 冬]
お〜♪
・・・となりそうな、何かしら好みに合った、インパクトのある場所を、と、
道案内係としては、考えるわけで。
道案内係としては、考えるわけで。
12月中旬に行ったスペイン北部の街、Bilbaoビルバオでの話、3日目の続き。
ビルバオ郊外、Getxo ゲチョ側からPuente de Vizcaya ビスカヤ橋をゴンドラに乗って、
Portugalete ポルトゥガレテへ渡り、広場で市庁舎の建物を眺めた後。
Portugalete ポルトゥガレテへ渡り、広場で市庁舎の建物を眺めた後。
右が市庁舎。 正面に見える建物の角は、とんがり屋根のある小塔仕立てになってる。
こんな感じで壁から張り出したような小さな塔を建築用語ではタレットと言うらしい。
こんな感じで壁から張り出したような小さな塔を建築用語ではタレットと言うらしい。
その建物と、写真左端にちらっと見えてる建物の間に道がある。
そのちらっと見えてる左端の建物には・・・
・・・角に石のレリーフがあった。
これもポルトゥガレテの街の紋章らしく、2頭のライオンが両側から支えてるのだけれど、
おや、なんだか様子が違うと思ったら・・・帆が折り畳まれてる。
おや、なんだか様子が違うと思ったら・・・帆が折り畳まれてる。
順風満帆で進んでばかりじゃなく、休みも有りなんだな。 いろんなパターンがあるのも面白い。
こんな坂道を上っていく。
Calle de Santa María カジェ・デ・サンタ・マリア。 意味は、聖母マリア通り。
Calle de Santa María カジェ・デ・サンタ・マリア。 意味は、聖母マリア通り。
普段、平坦な道しか歩いてないので、坂道で、ふーふー。
坂道を上った先で振り返ると、細い通りの隙間、狭い空にビスカヤ橋の橋塔が見えた。
で、出てきたところには、ちょっとした広場があって・・・
・・・教会があった。 ルネサンスの影響を受けたゴシック建築。
Basílica de Santa María バシリカ・デ・サンタ・マリア。
サンタ・マリア教会。 聖母マリア教会。 1492〜1580年にかけてできた建物。
サンタ・マリア教会。 聖母マリア教会。 1492〜1580年にかけてできた建物。
教会と訳してるけれど、バシリカは大聖堂に次ぐ位置で、一般の教会より格上なんだそう。
小聖堂って感じなのかな。
小聖堂って感じなのかな。
その教会のすぐそばに展望台があって・・・
・・・ビスカヤ橋のある風景を眺めることができるのだった。
見学した橋の通路、あんなに高いところだったんだな。 さっきいた、大きな像のある広場も見える。
空がすっかり曇ってしまったのが残念・・・。
空がすっかり曇ってしまったのが残念・・・。
写真の右部分には、広場にあったガゼボ(西洋東屋)。 その近くのアーチが市庁舎の建物。
中央手前のオレンジ色と赤茶色の建物、窓が目や口に見えて、顔みたい。
サンタ・マリア教会の塔。
鐘の上の壁に顔に羽がついた天使のレリーフがあった。 階級が高い天使かな。
鐘の上の壁に顔に羽がついた天使のレリーフがあった。 階級が高い天使かな。
凝った装飾のメイン・エントランス。 扉は閉まってて中には入れず・・・残念。
来るときに通ってきた教会の前の広場。 そこに面した建物は、カラフル。
上ってきた坂道を戻ることなく、この後、左側に進む。
時間は13:30過ぎ。 そろそろスペインでのお昼の時間。
時間は13:30過ぎ。 そろそろスペインでのお昼の時間。
どこか入りやすそうな良さげな店・・・と探し歩き、地下鉄の駅近くの通りに、
地元のおじさまたち3〜4人が中で飲んでたバルがあったので、そこへ。
地元のおじさまたち3〜4人が中で飲んでたバルがあったので、そこへ。
☆ ☆ ☆(カメラを出して撮るのもためらわれて写真ないけど。)☆ ☆ ☆
カウンターの前に立って、挨拶すると、ジャガイモのアリオリが出てきた。 これは無料サービスらしい。
飲んだのは、私はTxakoli チャコリ(バスク州あたりの微発泡ワイン)。 語尾のリにアクセントがくる。
KamoさんはMosto モスト(葡萄ジュース)。
KamoさんはMosto モスト(葡萄ジュース)。
カウンターに並んだタパス料理から我が家ふたりが選んだのは、生ハムとオムレツのボカディージョ、
カットしたバゲットの上にのったゆでたタコ。
カットしたバゲットの上にのったゆでたタコ。
気づけば店は満員。 周りにいっぱいおじさまたちでカウンターもぎゅうぎゅう。 でも回転は早い。
ちょこっとつまんで、飲んで、雑談して、カウンターにお金を置いて去って行くのだけれど、
小銭で1ユーロ(約123円)もない。
小銭で1ユーロ(約123円)もない。
見てると白い陶器のお椀、浅めな小ぶりのカフェオレボウルのような器に入ったのを飲んでる。
お店の人に尋ねてみると、ガリシア(スペイン北西部)の白ワインだというからリベイロかな。
お店の人に尋ねてみると、ガリシア(スペイン北西部)の白ワインだというからリベイロかな。
飲んでみる?と、ピッチャーに入ってるワインを、高いところから陶器のお椀に注いでくれた。
1杯55セント(約68円)らしいが、代金はいいよと笑っておまけしてくれた。
1杯55セント(約68円)らしいが、代金はいいよと笑っておまけしてくれた。
二人で飲んで食べても、ビルバオ市内よりはるかに安く。
たわいもないおじさまたちの話に囲まれて食べた、これも楽しい旅の思い出。
たわいもないおじさまたちの話に囲まれて食べた、これも楽しい旅の思い出。
単語の後ろの方にアクセントが来るのが多いスペイン語、
なんとなく関西弁に共通する感じがして心地いい^^。
なんとなく関西弁に共通する感じがして心地いい^^。
スペイン語は全く判らないです!
関西弁に似ているのですね(^^)
by ma2ma2 (2019-06-11 18:20)
こんにちは。
展望台からの眺めが良いですね。結構歩いた感じです。
坂ありで大変そう?お疲れ様です。
バル!!良さそうですね。庶民的?下町風の感じです。
グラスワイン?ガリシアも手頃なプライス!!魅力的です!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-06-11 19:53)
街歩きが楽しそうですね。
路地からチラチラ見えるビスカヤ橋の風景もステキ!
スペインのお昼、遅いんですよね~。
いつも12時に食べている身にはツライです(笑)
by kuwachan (2019-06-11 22:01)
西洋芝が綺麗ですね。
そこに目が行きました^^;
以前、庭に西洋芝を植えていました。
手入れが大変で、今は日本芝に替えました^^
by riverwalk (2019-06-11 22:03)
場所によって街の雰囲気がずいぶんと変わるのですね。
カウンターのバル、楽しそう♪
観光客ではなくて、地元に溶け込めた感じがします。
by みち (2019-06-11 22:10)
カラフルな建物、可愛いでやすね。
カラフルな中にも調和がありやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-06-11 22:18)
ちょこっと つまんで飲んで
安いですねー
毎日 雑談しに行っちゃいそう(笑)
by まいやん (2019-06-11 23:54)
スペイン語、へぇ~そやねん!(笑)
窓の形や大きさも色々なパターンがあるねんなぁ。
歩いていて飽きへんわーww
by よしころん (2019-06-12 06:59)
俺も羽が生えてるから
そこそこ階級が高いはずなんですけどねぇ
by (。・_・。)2k (2019-06-12 16:06)
坂道、小路、カラフルな建物どれもこれもいいですね。ネガの感度間違えて真っ黒にした市場の光景、もう一度撮ってみたいな。
by JUNKO (2019-06-12 16:56)
地元の人しかいないお店、いいですね~
なんか旅人ではなく馴染んだ感があって。
by sheri (2019-06-12 17:20)
スペイン人のにぎやかさも関西に通じる気がしますよね。
ポルトガルに行ったとき、スペイン人とポルトガル人はすぐに見分け(聞き分け)ができましたもの。
バルいいな~スペインに行きたくなりました。
by めぎ (2019-06-13 00:52)
歩くのが楽しそうな街ですね~
太陽の光があったらもっと綺麗なんだろうな~
スペイン人と関西人の共通点は初対面の人とも古くからの友達みたいに仲良くなれるって事かしら。
by miffy (2019-06-13 11:42)
写真がなくても、とても楽しそうで、
生ハムとオムレツのボカディージョ食べて
葡萄ジュースや白ワインが飲みたくなりました♪
橋が見える風景もステキ。
by ふにゃいの (2019-06-13 22:11)
スペインのバル、いいですね。また、行きたいです。
by テリー (2019-06-13 23:31)
→皆さま「坂道小路を抜けた先には」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。起伏のある街って新鮮で楽しく^^。今更ながら、よくこんな坂道の途中の斜めのところにまっすぐ家が建ってるもんだなぁ・・・と不思議で。
→ma2ma2さま
スペイン語は、ほぼローマ字読みでOKなので英語よりわかりやすいです^^。関西弁のイントネーションに近い感じ。
→Boss365さま
運動不足だけど、散歩好きなのでいくらでも歩ける方です^^。3軒ほど店が並んでる中、一番庶民的なバルに入りました。カウンターにおじさまたちが置いていく小銭の少なさに最初ビックリでしたよ。
→kuwachanさま
知らない街を気ままに歩くのは探検気分が盛り上がりすごく楽しく♪ スペインって2時間ほど食事時間ずれてますよね、朝、昼、晩とも。私も普段昼は11時半ごろに食べてるので^^;。
→riverwalkさま
西洋芝・・・なるほど^^。スペインは冬でも緑の葉っぱの木が多く残ってて、それでまた南の方の国に来たんだって感じられました。オランダの冬は木々の葉っぱはすっかりなくなりますが、芝は氷点下の日が続いても緑のままです♪
→みちさま
街並み、建物がいろいろでたくさん撮ってしまします。語学が苦手な私、一番マシなのがスペイン語なので、今回の旅はまた違った楽しさがありました^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
一見、すごく派手な色が塗ってあっても、なぜかどこかしらバランスが良くて不思議ですよね^^。
→まいやんさま
バルでちょこっとつまんで喋って飲んで・・・なんだか、日本でいう銭湯のコミュニケーションを思い出しました^^。
→よしころんさま
関西弁の言葉に一番近いのはフランス語かな。exactement えぐざくとぅもん(そのとおり)とか「もん」がよくつくのは、粉もん、ばったもん、いちゃもんとかに通ずる感じ^^。スペイン語はアクセントが単語の後ろの方にくるので、耳に馴染むんですよね。
→(。・_・。)2kさま
位が高い天使は体がなくて顔からいきなり羽が生えてるみたいに見えるようですよ^^。2枚じゃなく、4枚とか6枚の翼で隠してるとかという話も。
→JUNKOさま
私もフィルムカメラの時は撮りたいところいっぱいあったのに我慢したところがたくさん。また訪れて撮ってみたいです^^。
→sheriさま
地元のおじさまばかりのバルでした^^。お客さんのピークが超えるまでゆっくりして、人がまばらになった時におじさまたちが何飲んでたのか尋ねてみたという。
→めぎさま
スペイン人の賑やかさ、そうかも、関西人のノリかもしれない^^。ポルトガルはスペインにいた頃バスで2回ほど行ったことが。ポルトガル人のおじさまは、素朴でお茶目な感じがするなぁ。
→miffyさま
ずっと晴れてたらもっときれいな風景だったんでしょうけれど、このタイミングの悪さも我が家ならではかもしれません^^;。スペイン語と関西弁のアクセントが馴染みやすいって感じです。発音しやすいっていうのか。
→ふにゃいのさま
今思うと、陶器のお椀とピッチャーの写真くらい、お願いして撮らせてもらえばよかったな・・・なんて思ったり^^;。独特なんですよ。
→テリーさま
スペインのバル、いいですよね。ちょこっと珈琲飲んで、つまんで^^。
by Inatimy (2019-06-18 18:35)