花があるから

オランダで、初めて友人の家に遊びに行く日、
途中で花屋さんに寄って、ガーベラを買ったのを思い出す。

花屋さんのおじさまに拙い言葉でやりとりし、水は底1cmほどでね、と長持ちの秘訣まで教わった。
オランダで知った花。　長い茎のガーベラは、好きな花の一つ。

4月下旬、2年ぶりに行ったKeukenhof キューケンホフの園内での写真。
最低気温6℃、最高気温17℃くらいの日。

春はまだ肌寒いこともあり、外だけでなく、いくつかある展示館の屋内でも楽しめるようになっていた。
今いるところは、Oranje Nassau Paviljoen オラニエ＝ナッサウ館。

落ち着いた淡いピンク色のバラ。　同じ色味の紫陽花もその下に。
こんな風に色々アレンジできたらなぁ・・・なんて、今思う。

子供の頃は親に遠慮して、したい習い事は言えなかった。
社会人になってからは仕事が忙しくてそれどころじゃなかった・・・。

デルフト焼きを思わせる白地にブルーの中に、オレンジ色の花。　たぶんカランコエだと思う。
オランダ王家のオラニエ＝ナッサウ家、そのオラニエの意味はオレンジ色。　なるほどと頷く色合い。

タイルを模したクロスステッチも見事で。　こういうキットがあったら、思わず買ってしまいそう。
手仕事ものは好き。

異国な感じのするテーブルにディスプレイされた植物たち。

オレンジ色に緑の入ったパーロット咲きや、白やピンクのチューリップ。
赤紫から白のグラデーションの八重咲きのユリが印象的。

アジアな感じのコーナー。　全部、アルストロメリア（ユリズイセン）。
花の色のバリエーションが豊富。

暗いところに飾られていた黄色のアルストロメリア（ユリズイセン）に光が差して。

この花もオランダに来てから知った。
日本では、長野県、愛知県、山形県、北海道などが生産地ランキングの上位らしい。

噴水の前、天井から吊り下げられた花瓶にさまざまなアマリリス。

オランダの現国王の名がついた、Willem-Alexander paviljoen ウィレム＝アレクサンダー館にて。
キューケンホフのほぼ中央に位置する、巨大な温室っぽい建物。

そこで見て気になったのが、ゾウのお尻に描かれた緑の野。　かわいいなぁ。
カウパレードならぬエレファントパレード。

黄色いガーベラの鉢植えがあった。　葉っぱのあるガーベラ、なんだか不思議な感じ。
花屋さんで見る切花は、茎だけで葉っぱがないものだから。

花に興味を持ったのはオランダに来てから。
Kamoさんにキューケンホフに行こうと誘われたのがきっかけ。

まさか、足の踏み場もないほどベランダにプランターが並んだり、
室内の窓際を多肉植物がめいっぱい場所を取るほどになるなんて、思いもしなかった＾＾；。

暮らしの中に花がちょこっとあると、
気分が上がる気がする。

タグ：植物 2022年キューケンホフ Keukenhof

コメント 25

ガーベラの花は良い色ですね。
その他色々なお花を楽しめましたね。
by ma2ma2 (2022-10-09 18:04) 

うちのかみさんは庭仕事が好きですが、私はあまり興味がありません。
けど、何かきっかけがあれば私も変わるかなあ？
それでも暮らしの中に花があるといいのは同感です。
by YAP (2022-10-09 18:06) 

いろんな花のアレンジ、素敵ですね＾＾こういう展示を見ると、自分が花を飾るときのヒントにもなって良いなぁ。私の祖父母（父方）は農家で、父も母も植物が好きなので、私は、その影響を受けていると思います。植物や花がある暮らしって豊かに思います。
by おと (2022-10-09 18:45) 

確かに。ガーベラの葉っぱは
見たことがありません(;^_^A
by あとりえＳＡＫＡＮＡ (2022-10-09 19:36) 

落ち着いた淡いピンク色のバラと同色系の紫陽花のアレンジいいな
わたしだったら、シルバー系の葉物（ユーカリやシロタエギク等）カモミールなどを加えたいな＾＾
by mitu (2022-10-09 19:38) 

花のある街っていいですよね。
日本の街もどんどん増えてほしい。
by 響 (2022-10-09 19:49) 

お花いっぱいの街は気持ちも明るく心も弾む♪
展示の仕方も・お写真も素敵♪
by ヤッペママ (2022-10-09 20:07) 

確かに売られているガーベラには葉っぱがないですね。
うちの庭にガーベラが植えてあるのですが、
宿根草なのかそのままにしておいても必ず咲いてくれます。
根元のところから葉っぱが出ていて、茎には葉っぱがないです。
Inatimyさんがお花に興味を持ったのがオランダにいらしてからということに驚きです。
ずーっと前からお好きだったに違いないと思っていました。
by kuwachan (2022-10-09 21:38) 

キューケンホフの季節が懐かしいですね～
今頃そこでは球根の準備万端かな…
お花は昔から好きでしたが、日本にいた頃は全く時間がなかったです。
ベランダって物を置いてはいけないところでしたし。
ヨーロッパは花の値段そのものもずいぶん安く、花を買う人の数も多く、いろいろ揃えるのに敷居が低いですよね。
by めぎ (2022-10-09 23:44) 

耳に入る音楽は気持ちいいです。目に入る花々も心を浮き浮きさせます。
by 斗夢 (2022-10-10 06:17) 

キューケンホフは今の花のある生活の
第一歩な場所だったんですね♪
ゾウさんのお尻・・・つやつやで牛が描かれているのが楽しいです♪
お部屋に植物があると気持ちが豊かになりますよね。
by marimo (2022-10-10 07:55) 

チューリップで有名なキューケンホフ公園、
その屋内展示館もまた、たくさん飾られたお花と
壁の絵や装飾などが華やかで
楽しげですね(*´▽｀*)
ガーベラや薔薇がきれい♪
ラストの一枚はドーム型のアートかと思ったら、
象さんのお尻でしたか(*´艸`*)
by あおたけ (2022-10-10 08:12) 

様々な花がそれぞれに特徴があって素敵です。
身のまわりのこういう花があると暮らしが豊かになるのだろうなあ。
．．．と言いつつ、自室にはガジュマル君がいるだけなんですよねえ。
by ナツパパ (2022-10-10 10:07) 

花は中々高くて庶民が気軽に行ける事が叶わなくなってきておりますからね、でも近ア風に無理なく花を楽しめる文化が有るのはいい事ですよね。
by kousaku (2022-10-10 11:06) 

アストロメリアを見て今みたいにお花が海外から自由に入ってくる前にフロリアードで見た色とりどりのお花を思い出しました。
天井から吊り下げられたアマリリスも素敵ですね～
そういうディスプレイの仕方もあるんだって勉強になりました。
by miffy (2022-10-10 13:13) 

チョコッとどころかたっぷりの花に囲まれた生活羨ましい限りです。
暮らしの中の花はまだ少ないこちらです。
by JUNKO (2022-10-10 14:14) 

こんにちは。
花屋さんの「水は底1cmほどでね」の長持ちの秘訣、なる程です。
これから実践してみます。
黄色のアルストロメリア、素敵ですね。
時々色々な所で見かけますが、香りが強そうで購入出来ない花です（涙）。
「ゾウのお尻に描かれた緑の野」ゾウのお尻は意外性ありですが・・・
メルヘンチックで楽しいオブジェです。
「暮らしの中に花がちょこっとあると・・・」仰る通りですね。
小生宅は花は少ないですが・・・
１年中緑の観葉植物を育てています！？(=^･ｪ･^=)
by Boss365 (2022-10-10 14:55) 

キューケンホフ、庭園が広くて素晴らしいだけじゃなく
屋内の展示も素晴らしいのですね！
色とりどりのお花が本当に素晴らしいです^^
オラニエがオレンジの意味とはとても勉強になります。
青に白にオレンジに。
ディスプレイに吊るされているオーナメントも木靴や陶磁器のようなものがあってそこは小オランダのような感じ？
シンプルながらも品が感じられて好ましいです^^
暮らしに植物があるとホッとしますよねー^ｍ^
うちは悪戯されちゃうので（笑）植物はベランダのみですが
窓から緑が見えると気分が違います。
by ちぃ (2022-10-10 15:04) 

アルストロメリアの切り花は、春に出回ります。産地から送ってもらったの切り花を分けてもらったら、3月でしたが、3～４週間もちました。私の家での切り花の最長記録です。逆にガーベラはすぐ首が垂れて長持ちしないんですけど。
by TaekoLovesParis (2022-10-10 15:44) 

オランダのお花の飾り方がとても素敵ですね。アマリリスがきれいで、面白いな。
by ふにゃいの (2022-10-10 17:54) 

素敵な展示の仕方だな
主役を引き立てる脇役大切ですね(^^♪
自分もこんな風に花を飾りたいな
あぁ　でも花瓶から違うな
ホームセンターの一番安いのじゃダメやね
アルストロメリア（ユリズイセン）家の近くの川の花壇にあったなぁ
ランキングに愛知は行ってるとなんとなくうれしいな

by snow (2022-10-10 20:34) 

あれ コメ入ってない、、、
花がある生活 良いですよね
うちは何故かちゃんと育ってくれなくて悩んでますけど

by (。・_・。)２ｋ (2022-10-11 12:59) 

ガーベラの切り花の話で始まったから、なんとなくそのイメージで最後まで見ちゃったけど、今回の写真の花たちは鉢植えなのかな？。今、ウチでは咲いている花が少なくてちょっとばかり寂しい景色なので、殊更春のキューケンホフは華やかで眩しいですね。なんか秋の花、買いに行こうかなぁ～。
by yk2 (2022-10-12 08:17) 

ガーベラは好きな花です。最近、生花を飾ることがないので憧れますね。
そういえば先日ネットで、金木犀の花を塩漬けにして長く香りを楽しむという記事に釘付けに。
絵が描いてあるのはぞうのお尻なんですね。
by kyon (2022-10-13 21:39) 

→皆さま「花があるから」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。今年はまだ強風の日が少なくて、我が家のベランダで珍しく林檎の木が黄葉してるのが見られてます＾＾。種から育ててる林檎も12年。実がなって欲しいなぁ。

→ma2ma2さま
ガーベラは花の色のバリエーションも豊富だし、八重咲き種もまた可愛いのがあるんですよ＾＾。

→YAPさま
我が家もKamoさんは園芸には興味がなさそうで、ガーデニングセンターには一緒に来てあれこれ見てたり、一緒に選んでくれたり、これがいいよと勧めてくれたりするんですが、お世話はしないんですよ。花が咲いてるのを見るのがいいみたい＾＾。

→おとさま
展示、アレンジ、見てて楽しくなってきます。こんなふうにできたらいいなぁ・・・と＾＾。私の両親も何かしら庭で育ててたけど、日当たりが良くなかったから、私はそれほど夢中にはならなくて、サボテン１鉢とか、プミラとか少しだけ。ベランダにあれこれ欲しくなったのはオランダに来てからなのでした。

→あとりえＳＡＫＡＮＡさま
彼岸花のように、ガーベラには花が咲く時期は葉っぱがない、と最初は思ってたくらいです＾＾；。すごい勘違いですよね。

→mituさま
お花のアレンジとかリースとか、以前ブログの写真で拝見したことがあるけれど、mituさんの素敵でした＾＾。淡いピンクにシルバーケーの葉物、いいかも♪

→響さま
街に花があるというのもいいですよね。花があって、ゴミの少ない街は、犯罪も少なくなるっていう説を聞いたことがあります＾＾。

→ヤッペママさま
花や緑がいっぱいの街っていいですよね。日本でも一本路地裏に入ったら、家の前の植木鉢にさまざまな植物が育っていたりして、楽しく＾＾。

→kuwachanさま
ガーベラもお庭にあるなんて、いいなぁ・・・素敵な庭をお持ちですね＾＾。ガーベラ、最初、彼岸花のように花の時期には葉っぱがないのかもと思ってたくらいです。子供の頃は学校の理科の授業で、各自、朝顔や向日葵、鳳仙花など育ててましたが、夏休みに家に持ち帰ると日当たりが良くなかったのでヒョロヒョロ・・・そんなことが繰り返されてるうちに植物から遠ざかってしまいました＾＾；。オランダに来てからです、ほんと。でも、最初は引っ越しで転々としていたので、かなり抑え気味で数少なかったんですよ。

→めぎさま
私も日本で仕事してた時は忙しくって、室内の窓辺にサボテンと観葉植物を各1鉢でした＾＾；。欧州は花屋さんの数も多いし、買う人の数も多いし、ドイツで住んでた街では日曜でも花屋さんだけは開いてたような。キューケンホフは、私に花の面白さを教えてくれました♪

→斗夢さま
花、見ると気分が和みますよね＾＾。香りがいいものは、特に。

→marimoさま
キューケンホフに行ったら、何かしら欲しくなって、でも引っ越しの多い暮らしだったので、数は抑えて。最初に買ったのはラベンダーです＾＾。

→あおたけさま
雨の日でも十分楽しめるように、展示館にはあれこれ花の展示がたくさんでした。他にランやアンスリウム専門の展示館もあったり。ゾウさん、ボディにいろんな模様が描かれてて＾＾。お尻の風景にガーベラがピッタリでした。

→ナツパパさま
ガジュマル、幹が愛らしくて魅力的ですよね＾＾。ほのぼの系。我が家のリビングの窓辺も多肉が並んで緑一色です。

→kousakuさま
日本は花も高いですものね。オランダは割とお手頃価格です＾＾。ありがたい。

→miffyさま
フロリアード、今年が開催の年でしたが、盛り上がりに欠け、いつの間にか終わってました・・・日本の展示も日本庭園とはいえないほどの出来で・・・。

→JUNKOさま
花屋さんにも劣らないほどスーパーの一画にはアレンジされた花や花束が売られていて、暮らしに当たり前のようにあるんだなぁと案じます。金曜日に花を買って帰る人も多く。

→Boss365さま
ガーベラは水が多いと茎が腐りやすいみたいです。なので、水を少なめにして、茎の先を少しずつ切り詰めていくのだとか＾＾。大きな象の置物で、ボディ全体にペイントされてます。たまたまお尻にあった風景が、近くのガーベラに似合うなぁと＾＾；。Boss365さんは室内ではアンスリウムを育ててらっしゃいましたよね。アンスリウムもキューケンホフでたくさん見ました。色のバリエーションも豊富だから、淡いオレンジ色のを育ててみたいなぁ。

→ちぃさま
キューケンホフのオラニエ＝ナッサウ館、行く時期によって主役の花が変わるんですよ。我が家が入った時期はアルストロメリア。他に、チューリップ、水仙や球根アイリス、バラなど色々。さらにラン＆アンスリウム専門の展示館もあります＾＾。室内の植物は、我が家も猫を飼ってる時は気をつけてて、種から育てた林檎が苗になるまでとか、水栽培のアボカド、水栽培のミントくらいだったかな。狙われないように、工夫でした・・・。ちぃさんところは食べられるものも育てておられて、いつも楽しく拝見してます♪

→TaekoLovesParisさま
アルストロメリア、春にお花屋さんでたまに見かけます。でもそこで眺めるだけ＾＾；。春ってついつい水仙やヒヤシンス、チューリップなど求婚ものに目がいってしまうんですよね。ガーベラは3週間持ったことがあります。水少なめで、徐々に茎の先をカットして、最後には短くなってしまいましたけど・・・＾＾；。

→ふにゃいのさま
アマリリスの飾り方も斬新ですよね、上からぶら下げてしまうなんて＾＾。

→snowさま
我が家の花瓶も、以前球根が植えられてたガラスのものとか、プラスチックの水差しとか、頂いた花束が大きかったときには、IKEAのゴミ箱だったことも＾＾；。アルストロメリアの生産地に愛知って賢明を見て、あ、snowさんとkameさんのところだ、って浮かびましたよ＾＾。

→ (。・_・。)２ｋさま
植物や花、我が家でもうまく育たないものがありましたよ。どんどん増えると聞いていたポリゴナム（ヒメツルソバ）、消滅でした・・・。他にも木苺もダメになったし。

→yk2さま
鉢植えで土から出てたのは、4枚目のカランコエと、最後の黄色のガーベラで、あとは切花です＾＾。秋冬って、どんどん色が少なくなってくる時期だから、春の写真、残しておいてよかった。我が家で咲いてるのも、向日葵と蛇目草くらいですよ・・・あと葉っぱの紅葉が楽しめるヒューケラ、黄葉の林檎の木くらいかな。あとは緑。クレマチスも終わってしまった・・・。秋の花私も欲しいなぁ・・・。

→kyonさま
金木犀、いい香りですよね。オランダにはないので、すごく懐かしい＾＾。最後の一枚、体全体にペイントされて風景が描かれてる象の置物なんですが、ちょうどお尻の部分の風景とガーベラがいいなと思って＾＾；。
by Inatimy (2022-10-14 23:11)