ぐるぐる、バリバリ [植物]
細い遊歩道を進んで、何度もぐるぐる。
黄色い八重咲きの水仙が咲いていた。
4月中旬、Kamoさんと植物園に行った日の話、後篇。 最低6℃、最高13℃くらいの日。
植物園の名前は、Botanische tuin Zuidas ボタニスェ・タウン・ザウダス。
植物園の名前は、Botanische tuin Zuidas ボタニスェ・タウン・ザウダス。
※ 前回の、いろんな植物の花いろいろと、タケノコ、桜などを見た中篇は、こちら。
狭い遊歩道の日陰で見つけたのは・・・
・・・シダ植物のぐるぐる渦巻き。 毛深い、この姿が特に好き。
山菜を思い出して、なんだか美味しそうな感じがしてくる。
こっちのは、ぐるぐる部分が白いうぶ毛。 歩くたびに、あっちにも、こっちにも渦巻き発見。
こっちのは、ぐるぐる部分が白いうぶ毛。 歩くたびに、あっちにも、こっちにも渦巻き発見。
うつむいて咲いて、そりかえった花びら・・・ユリ科 カタクリ属の植物だと思う。
カタクリ属で黄色の花をつけるのも、いくつかあって特定できず。
カタクリ属で黄色の花をつけるのも、いくつかあって特定できず。
カフェ兼ショップの建物の裏に、壁を這ってアケビの花が咲いていた。
アケビ科 アケビ属。
アケビ科 アケビ属。
学名: Akebia quinata アケビア・キナタ。
オランダ語:Klimaugurk クリマウフルク。
オランダ語:Klimaugurk クリマウフルク。
Klim クリムは、登る。 Augurk アウフルクは、ピクルスなどに使われる小型のキュウリのこと。
上へと這って育つ蔓性植物だし、実の形が小型のキュウリっぽいからかなぁ・・・。
上へと這って育つ蔓性植物だし、実の形が小型のキュウリっぽいからかなぁ・・・。
先の写真をトリミング。 アケビには、雄花と雌花がある。
大きめで、3つの花びらのようにに見える苞(ほう)がある花が雌花。
その下に見えてる淡めな色で、花が集まって房になってるのが雄花。
その下に見えてる淡めな色で、花が集まって房になってるのが雄花。
何度か上空をバリバリと音を立てて、ヘリコプターが飛んできた。
隣のVUmc(アムステルダム自由大学医療センター)の屋上に着陸。
隣のVUmc(アムステルダム自由大学医療センター)の屋上に着陸。
日本でいうドクターヘリみたいなのだと思う。
集まって咲いていたスミレ。 スミレ科 スミレ属。
検索して、花や葉っぱの形、写真をあれこれ見比べて、下記のものだと思う。
検索して、花や葉っぱの形、写真をあれこれ見比べて、下記のものだと思う。
学名:Viola riviniana ヴィオラ・リヴィニアナ。
オランダ語:Bosviooltje ボスフィオールチェ。 直訳、森スミレ。
オランダ語:Bosviooltje ボスフィオールチェ。 直訳、森スミレ。
中央の副花冠が淡いクリーム色の白い水仙も。
微妙な色の違いにドキッとする。 全部が真っ白ではないのだ。
微妙な色の違いにドキッとする。 全部が真っ白ではないのだ。
シダ植物の葉っぱのぐるぐる渦巻きが解けて伸びていく。 なんて愛おしいんだろう。
これは毛深くないやつ。
これは毛深くないやつ。
周りのブルーお花は、キクザキイチゲ(菊咲一華)だと思う。 キンポウゲ科 イチリンソウ属。
学名:Anemone pseudoaltaica アネモネ・プセウドアルタイカ。
学名:Anemone pseudoaltaica アネモネ・プセウドアルタイカ。
枯れて、透け透けになったの。 あまり近づけなくて、写真はトリミング。
春の植物園は、あちこちから花がいっぱいだった。 ここは入場無料なのがありがたい。
ネームプレートが無いものが多いのも、まぁ仕方ないかな。
ネームプレートが無いものが多いのも、まぁ仕方ないかな。
でも、その場で分からなくても、気になるものを撮って残して、
わずかなキーワードからあれこれ検索して、何者なのかを探し出していく作業は、とても楽しく。
わずかなキーワードからあれこれ検索して、何者なのかを探し出していく作業は、とても楽しく。
すぐに忘れてしまうから、こうしてブログに残しておくのだった^^;。
土曜日は暖かく、20℃くらいまで上がったようだ^^。
(今の時期は平年だと最高気温が16℃くらい。)
(今の時期は平年だと最高気温が16℃くらい。)
ゼンマイなら食べられるけど、チョット違う感じですね。
山菜は蕎麦で食べるのが好きです。
by ma2ma2 (2023-05-07 18:45)
シダ植物の毛深いグルグルや伸びていく様子、癒やされます。
私は、生まれも育ちも川崎、自然のない環境で育ったので、植物を育てることが好きになりましたが、知らないことが沢山あります。
自然が沢山ある無料公園がアムステルダムの中心地にあるというのは、素晴らしいですね。
by RANPO (2023-05-07 19:35)
グルグル巻きのシダを見ると私はこごみを連想します(笑)
山形で食べたのがすっごく美味しくてまた食べに行きたいです。
入場無料でこれだけのものが見られるって本当に有難いですし、素晴らしいですね^^
by kuwachan (2023-05-07 20:02)
こんにちは。
シダ植物の渦巻き、うぶ毛が多少日本モノと違いますが・・・
小生も山菜風に見え、美味しそうに見えました(爆)。
アケビの実は知っていましたが、アケビの花は初見です。
実と似たような色彩の花ですね。
ところで、雄花と雌花ある雌雄同株?形状や位置関係、大変興味深いです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-05-08 00:23)
細い遊歩道を進んで、何度もぐるぐる・・・わかるなぁ^^
植物園って、ほんとに楽しいですよね
そんなときKamoさんも同じように写真撮ったりしているのかな
わたしの場合は、二人の時は気のすむまでとはいかないので
一人で気ままに撮り歩きたいなぁと、しばしば思うのであります^^
by mitu (2023-05-08 05:57)
名前の分からない植物に出会うと、わたしはグーグルレンズというアプリを使って名前を調べるようになりました。便利なアプリなのですが、時々(...もう少しの頻度で)間違えるのが玉に瑕かな(笑)
by ナツパパ (2023-05-08 06:33)
「ぐるぐる、バリバリ」のタイトルを見て
なんだろう・・・と思ったら、
ぐるぐる巡った遊歩道と、
まさにぐるぐる渦巻きのゼンマイ、
そして“バリバリ”は植物でなく
バリバリと音を立てて飛ぶヘリでしたか(^^)
毛深いゼンマイをアップで撮ると、
面白味が増しますね(・∀・)
可憐に咲いたスミレも爽やかできれい♪
by あおたけ (2023-05-08 06:57)
シダ植物は太古からほぼこの形状ということで、これを見るとなんとなくすごいものを見た気になります。
メディカルヘリは黄色いのですね。
こういうのは目立つ色でなければと思います。
by YAP (2023-05-08 07:29)
たくさんの花がありますから、なかなか
進めなかったでしょう^^
アジサイのレースは去年見つけられませんでした。
今年こそと思っています。
by 斗夢 (2023-05-08 08:04)
2枚目の写真は不思議なものでした。
毛糸の編み物のような感じがします。
面白い写真です。
ネームプレート、必要物件です。
だって、名前を知らない草花が多すぎますから。
by tommy88 (2023-05-08 11:14)
こんあに透けたんですか。素敵ですね。アジサイの透けたの大好きです。此方まだ蕾ですね。
by JUNKO (2023-05-08 14:19)
今日はぐるぐるがいっぱいで嬉しいです(≧∇≦)
そうそう。毛深いのとそうでないのがあるんですよねー。
毛深いのを見るとショボっとした生え方と色でいつもオラウータンを思い出します(≧艸≦)
アケビの花は初めて見ました!美しい色!!
アケビはデパートで売っているのを見かけて数回自分で調理してみましたが今ひとつw
東北でよく食べられている様なので一度現地で美味しく調理されたものを食べてみたいです。
ヨーロッパでも召し上がるのかな?食べるんだったらジャムかなぁ。
透け透けになったのはガクアジサイの立ち枯れかしら。
この葉脈だけが残った立ち枯れの姿がとても好きー。
ドライフラワーとして家に飾りたいです!
by ちぃ (2023-05-08 14:46)
こんにちは^^
ぐるぐるを見るとコゴミを連想します(春の山菜)^^
キバナカタクリは最近日本で売られるようになりました。
アケビは雄雌が別々に咲くのが不思議です。
透けて見える紫陽花、素敵ですね♪
まだ一度も出会ったことがないのです^^
by いろは (2023-05-08 16:33)
紫陽花の透けたの美しいですね
なかなか そこまでならないんだよなぁ
by (。・_・。)2k (2023-05-08 17:19)
好きなシダ系のオイシイあたり。^^
紫陽花の枯れた後もこのスケスケなのは綺麗なのになかなか出会えないんですよね。
by kame (2023-05-08 20:00)
副花冠がこの色の水仙は初見かな…素敵ですね。
グルグル巻きのシダその姿に惹かれます…成長の過程も分かり易く。
by ヤッペママ (2023-05-08 20:41)
無料の植物園があるとは、いいですね。
スイセンも種類が多いですね。
by テリー (2023-05-08 23:20)
ぐるぐるのぜんまいを近所で見つけることはできないけど
お散歩に行く場所でこんなに沢山の植物に出会えたら
季節ごとの観察散歩が楽しくなりますね♪
by marimo (2023-05-09 08:15)
シダのくるくるっとしたやつ、可愛いです~。
「こうしてブログに残しておくのだった」って、同感です!
何年後かに見直してもちゃんと記録残ってるのは、重要かと~。
by よーちゃん (2023-05-09 10:53)
アケビの花ってそんな色だったのですね。
真っ白な水仙、綺麗ですね~
無料でいろいろな花を見て回れるのって素敵ですね^^
by miffy (2023-05-09 17:50)
シダ植物のぐるぐる巻き、私も気になります♪
4月終わりに行ったガーデンに、同じような、ぐるぐる巻きがありました。写真を確かめると、もっと毛がなくてツルツルなので、また違う種類かな。八重咲きの水仙、なかなか見かけません。透けたのは紫陽花なのか、なんでしょう。綺麗だなぁ。
by おと (2023-05-10 18:04)
めちゃくちゃ興味深い見た目の植物がいっぱいですね。しかも、みんな元気で。毛深いシダは、ほんとに編み途中の毛糸みたいです。面白い〜。
by ふにゃいの (2023-05-10 20:28)
→皆さま「ぐるぐる、バリバリ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。ぐるぐるだったシダも、今はもうすっかり葉っぱを広げて、葉の裏側には胞子嚢が規則正しく並んでるんだろうなぁ^^。
→ma2ma2さま
ゼンマイなら食べられるけれど、ここは植物園だから採取はダメです^^;。山菜蕎麦、美味しいですよね。大根おろしも合うし。
→RANPOさま
私も知らないことばかりです。こんなに植物に興味を持ったのは、欧州に来てからなので^^;。それまでは、育てたことがあるのは、ほとんど水やりが必要のないサボテンくらいでした。
→kuwachanさま
山菜、子供の頃に冬休みを過ごした信州でよく買って食べてました^^。そんなに広くない植物園ですが、無料でこれだけのものが見られるのはお得感たっぷりです♪
→Boss365さま
植物園で見るものも食を連想するし、水族館に行っても食につながる、美味しそうなものって多いですよね^^。アケビ、私も山で身がなってるところしか見たことがなかったので、オランダで花を見てびっくりでした。実ができたら食べるのかなぁ・・・?
→mituさま
どこに行っても、Kamoさんも同じように写真を撮ってますよ。2人で気の済むまで。多少離れても、お互いにどこにいるのか存在だけ確認して、撮りたいものを撮りたいだけ撮ってます^^。
→ナツパパさま
Googleレンズ、あまり当てにならないので、自力でできるところまで検索です^^。
→あおたけさま
バリバリ・・・ヘリの音がものすごいんですよ^^;。すぐ隣が大学病院で。この植物園は、昔、大学附属の植物園だったようです。アムステルダム、上空をスキポール空港の離着陸の飛行機が飛ぶので、それも凄い音と様子です。
→YAPさま
オランダの救急車は、メディカルヘリと同じく、黄色です^^。黄色に一部、赤と青の車線が入ってます。暗いところだと車体の輪郭がわかるように光るんですよ。
→斗夢さま
紫陽花のレース、オランダではかなりの確率で見つかります。花が咲いた後、多くの人が春まで放置なので。蕾が見えてきてから枝を切る人も^^。
→tommy88さま
ほんと、毛糸で編んだかのような感じになってますね^^。ネームプレートはあると助かりますよね。似たような植物も多いから。植物の解説も、最近はスマホで翻訳してくれる機能もあるから、便利な世の中になりました。
→JUNKOさま
オランダでは花が終わった後も春まで放置されてるところがほとんどです。なのでこのスケスケも昨年咲いたもの。まだ緑の葉っぱも蕾すらもなかったです^^;。
→ちぃさま
ぐるぐる、いいですよね。毛深いものは、そうか、オランウータン^^。アケビは山でなってるところは何度か日本で見たことがあったんですが、花を見たのは、私もオランダに来てから。最初はチューリップを見に行ったキューケンホフで。まさかこれが、あの・・・って感じでびっくりでした。実、オランダでも食べるのかなぁ・・・・。紫陽花の透け透けレースになったの、オランダではあちこちで見かけますよ。花の後、皆、春までずーっと放置してるみたいで^^。
→いろはさま
ぐるぐるの渦巻きのシダを見ると、山菜ですよね^^。黄色いカタクリっぽい花、キバナカタクリとは断定できず・・・葉っぱがなんとなく違う感じ。黄色い花を咲かせるカタクリ属の花って案外多くて。オランダでは、花の後、紫陽花は春まで放置なので、透け透けのレースの紫陽花、たくさん見かけます。
→(。・_・。)2kさま
紫陽花の透けたの、よく見かけますよ、オランダでは^^。皆、花の後すぐに剪定せずに放置です、春まで。
→kameさま
ぐるぐる巻きのシダ、あちこちにあって、ついついたくさん撮ってしまいました^^。いいですよね、この姿。たまらない。透け透けの紫陽花、多いですよ。こっちではそのまま剪定もせずに春になるまで放置するのが多くて。蕾が見えてから切るご近所さんも^^。
→ヤッペママさま
水仙も種類が多くて、副花冠の色のバリエーションも豊富なオランダです^^。淡い色合いのも優しげでいいですよね。
→テリーさま
無料の植物園、ありがたいです^^。こぢんまりとした広さですが、見るものが多くて。
→marimoさま
この植物園のすぐ近くにアムステルダムの森があるので、緑いっぱい楽しめます^^。今はどんな夏の花が咲いてるのかも楽しみ。
→よーちゃんさま
すぐに忘れてしまうので、ブログは私のメモがわりです^^;。確かあそこに行った時に・・・と自分のブログで調べること多々あります。
→miffyさま
キューケンホフでも何度か撮ってるんですが、見ると撮りたくなるアケビの花^^。こぢんまりしてても、無料で花が見られるところはありがたいですね。夏時間の間だけ土日も開いてるので楽しみたいと思います。
→おとさま
しだのぐるぐる巻きも種類が多いですよね。以前、パリの植物園で、人の顔ほどありそうな大きさのぐるぐる巻きを見ました^^。Cyathea robusta サイアゼア・ロブスタって名前。透け透けのガク紫陽花、いいですよね。いい状態のものに出会うと撮ってしまいます。
→ふにゃいのさま
何があるのかよく知らずに出かけましたが、見どころの多い植物園でした。これで無料というのは本当にありがたく^^。
by Inatimy (2023-06-08 23:44)