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ウソのように晴れた [モンシャウ 2015 夏]

渋滞を避けて真夜中に走った冬の北陸自動車道、

運転する父の横で、

高速道路の料金を手渡したり、ガムや飴をあげる係が私だった。

・・・冬休みは信州で過ごしていた子供の頃。
母は眠気に勝てず後部座席。

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久々に、2015年8月、夏休みに出かけたドイツMonschau モンシャウ旅の続き。 

2泊3日だった旅程の2日目のお話。

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朝、ホテルの窓から外を見ると、真っ白。 山の方が霞んで見えない。 

目の前にあるのは、Evangelische Kirche 福音教会

幻想的と言えばそうだけど、一日中こんな空模様だったら嫌だな・・・と思いつつ朝食へ。

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部屋に戻ってきた頃には、すっかり晴れていた。 青空の広がるいい天気。

いそいそと用意をして、9:30頃に外へと出かけた。 マルクト広場へ続く道を歩いて・・・

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・・・再び、Rur ルーア川沿いに並ぶ家並みを見る。 

向こうが東だから、ちょいと逆光気味。 眩しくって白く見えるね。

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木骨造の家、木の組み方も様々。 斜めや交差してる筋交い部分が作る模様も美しい。

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から裏道へ入る。 昔ここに来た時は雨に濡れた石畳がツヤツヤしててキレイだったのを思い出した。

まっすぐ行くと、すぐにプランター代わりになってた黄色い自転車のあったところ。

正面に見えてる白い壁の脇にある階段から、また上っていく。
途中、ブラックベリーがたわわに実ってた道。 

前日も来たのだけれど、太陽のほうにあり、逆光気味で街が白く見えていたから再度。

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展望台から見ると、思った通り、朝日を浴びた時間帯の方がキレイに見えた。

中央左寄りにあるのが、ルーア川を挟んでホテルの向かいにあった福音教会。 
右の高いところにあるのが、Burg Monschau モンシャウ城
その下に見えてる木組みが美しい建物が、旧市庁舎だったよう。

さらに山道を上り・・・

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・・・Haller ハラー という名のあの廃れた塔の前にある展望台。 

ベンチに座りたいのだけれど、この日、すでに気温が高く、半袖でも暑いくらい。 
ゆえ、日陰で立ったまま、汗を拭きつつ休憩。

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そして、またゆっくりと下りていく。 途中で何度か立ち止まり、眺めを楽しみながら。

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マルクト広場の方も見下ろせた。 左端に見えるのは、Aukirche アウキルヒェという教会

普段は、どこまでも平坦な地に住んでいるので、
こういう、ぎゅっと圧縮されたような凹凸のある風景がとても新鮮。

オランダでも背の高い建物の上から、風景を眺めることはできるけれど、
目にするのは、やっぱり真っ平らな大地なのだ。

この眺めだけでも、今いつもと違う場所にいる、と満足。

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から下りて、さっき通った石畳裏道を歩く。

今度は、マルクト広場へと曲がらず、まっすぐに突き進む。

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そして振り返ると、こんな感じ。 とても静か。

たまにすれ違う犬の散歩の人と挨拶を交わすくらいで、ほとんど誰もいない。

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さらに歩いてきた。 一部工事中だった石橋の上から、歩いてきた方を見る。 

左にあるのは、Aukirche アウキルヒェ教会と、隣接した修道院の一部。
中央に見えるのは、ルーア川を挟んでマルクト広場に面してた木骨造の家並み。

その斜め右上の方に、さっきいた展望台のある、Haller ハラー という名の廃塔が。 

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石橋を渡りきって回ってくると、メインの通りに教会アウキルヒェ。 

最初に載っけた写真は、この片隅に咲いてたフクシアの花。

この道をまっすぐ行くと、マルクト広場に出る。

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昔、泊まったのはここ。 あの時は予約なしで直接来て、部屋空いてますか、と。

この日も裏道側の扉の横には、Zimmer Frei(空室あり)とあった。

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当時は、また今の地とは別の国に住んでいた。

飛行機に乗ってドイツへ旅へ。 フランクフルトの空港でレンタカーを借りた。

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まだまだカーナビなんてなかった時代。 Kamoさんが運転して、助手席で私が地図を見つつナビ係

ドイツ地名の読みにも慣れてなくて、動く車の中から道路標識の街の名を把握するのは大変だった。
読もうとするとタイミング悪くスピードが上がったりして・・・。 動体視力、養われたかも。

なぜかカーナビのある今でも、私に、どっち?と道を聞いてくるので、今回もしっかり地図持参。
そして、ポッケには、ミントタブレット。 

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石橋の左にあるのは、チェーン店のパン屋さん Bäckerei Oebel。 

たどたどしいドイツ語パンを買ったことが思い出される。
お店は今も変わらずそこにあり、私の語学能力も変わらないまま・・・。 

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一緒に暮らして歩んできた中で、自然とでのふたりの役割が見えてきた。

運転係かナビ係か、
飛行機やミュージアムなどのチケットやホテルの手配か、見たい所のルートを組んで現地での道案内か。

日常生活でも、同じ。
それぞれが<できること・できそうなこと>をして、
それらの範囲からもれた<できないこと>は、ふたりでなんとかする。



ぽこぽこ雲が出てきたけれど、一日中いい天気が続きそう。

この日の最高気温は32℃
20℃くらいだろうな、と、避暑を目当てにやって来たのに、
まさか、こんなにも暑くなるなんてね・・・。


モンシャウ散歩は続く。

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コメント 19

母ちゃん

ジオラマのような可愛い街。霞んでいるのもミステリアスな雰囲気ですよね~♫
by 母ちゃん (2015-10-27 20:40) 

TaekoLovesParis

いつのまにか夏が遠くなりにけり、ですね。
一枚目のフクシアの花の写真が素敵。背景の建物に似合ってますね。
この前の記事の時も、木組みの家がかわいいと思ったけど、山に近い傾斜地にあるので、独特の雰囲気ですね。メルヘンっぽくて。
by TaekoLovesParis (2015-10-27 22:44) 

けん

山に溶け込んだ素敵な街ですね(^^
散歩は朝が一番!
それとinamityさんってヨーロッパを転々としているのですか?
何者なんでしょうか?
うらやましすぎます♪
by けん (2015-10-27 22:55) 

めぎ

そうですねえ、うちも、一緒に暮らしているうちに、そして何年も一緒に旅をしているうちに、いつのまにかどちらが何を担当するかだいたい決まってきた感じがします。
動く車の中から知らない言語の標識の町の名前を読むのって、機敏さが必要ですよね~うちのドイツ人の耳も鍛えられたようで、私のたどたどしい読み方でもすぐに分かるようになりましたよ。
by めぎ (2015-10-28 04:51) 

mitu

石畳  展望台のベンチ  凹凸のある風景  出窓に飾られた花・・・♪
川沿いの建物や教会、なんだか心安らぐ場所ですね~
最後の写真、ステキ!
 たどたどしくても、ドイツ語話せるの尊敬です
日本語もたどたどしい者ですから^^ 
by mitu (2015-10-28 05:50) 

ハリネズミ

役割分担、いつしか固定してきますよね^^。
行きたい場所を決めるのはだいたい私かもしれない・・・・。
そしてルートも?^^;
フランクフルトからスイスへの旅を計画したとき、
ダンナさんの出したプランは2泊3日、しかもさくっとイタリアに抜けるもの。
しかもハイジの聖地、マイエンフェルトが入ってなくて。
スイスなんて人生でそう何度も行ける場所じゃないのに・・・・ってことで、
私が出したプランはたしか10泊近いものw。
でも鉄道もホテルも予約するのはダンナさんの役割。
私はといえば、ダンナさんの待つフランクフルトに向かう前に日本で
スイスパスを購入したことぐらい^^;。
by ハリネズミ (2015-10-28 08:51) 

(。・_・。)2k

カッチョイイ街並みですねぇ
でも 電動チャリンコ必須そう(笑)


by (。・_・。)2k (2015-10-28 10:37) 

engrid

山腹にギュッ建ち並ぶ三角屋根の建物
どんな暮らしがあるのかしら、、石畳よね、、、
役割分担、、自然とできてますね
スムーズに物事が決まり動くようになっていくからかな
by engrid (2015-10-28 18:05) 

kiki

ヨーロッパはどこを切り取っても『おとぎの国』ですね。
by kiki (2015-10-28 20:28) 

akko

異国だけど落ち着ける雰囲気♪
役割分担・・・
家は私は細々したこと、だんなさんは困ったときの処理係かな(笑)
by akko (2015-10-29 08:59) 

アールグレイ

懐かしい家族との思い出、ある部分が鮮明に残っていたりしますよね。
展望台からの眺め、ドイツらしい素敵な家々ので景色ですね。
窓辺のお花も統一されていて、美しい建物ですね^^
by アールグレイ (2015-10-29 19:52) 

miffy

同じ景色も時間帯やお天気で全然違うものに見えますよね。
のんびり滞在型の旅だと気になった所を何度でも見に行けるし
見逃しも少ないかな~
ショーウインドーの中の猫ちゃんものんびりしてますね(笑)
by miffy (2015-10-29 21:59) 

Inatimy

→皆さま「ウソのように晴れた」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。ここしばらくオランダも割と晴れてる日が続いてます。一気に落ち葉が増量で、木々は寂しげな姿に・・・。ハロウィーンを祝う習慣もなく、穏やかな秋の日・・・。

→母ちゃんさま
オランダで調べていった予報によると、二日目は曇りになっていたので、到着した日にがんばって見て回ったんですが、二日目の朝の霞んだ風景に、やっぱり、となったものの、その後はすっかり晴れて得した気分でした^^。

→TaekoLovesParisさま
気がつくと11月が目の前まで来てて、あっという間に夏が遠くへ^^;。この淡いピンクのフクシア、とてもいい色で、今度フクシアを買うならこれがいいなと♪谷間にあるので圧縮された感じがまた好きなところ。小さな街は、短な滞在にちょうどよく、かなりの高低差を歩いたにもかかわらず、不思議とのんびりした気分になれました^^。

→けんさま
何者?というご質問へのお答えは、ただの主婦です、となります^^;。仕事で欧州転々となるKamoさんについて回ってるだけなので、私は心地よく過ごせるよう美味しいもの探しなど裏方。優雅でもなんでもなく、英会話もサバイバルなレベルなので、引っ越すたびにドタバタ、あたふた・・・^^;。

→めぎさま
ドイツ語の発音となるとさらに難易度が高いです・・・。文字だけならアウトバーンでなら、まだマシなんですが、街の中に入ったあと、どこを走っているのかを把握するのが大変・・・街角のプレートにある通りの名前とかね^^;。小さいし一瞬だしで。実は、昔、デュッセルドルフの街から目当てのアウトバーンにたどり着くまで、かなりぐるぐるしたことも・・・いろんな番号のがあるし。

→mituさま
ドイツ語は、挨拶程度に毛が生えたくらいで。初級から3ヶ月ほど習いましたが、ほかの地へ引っ越すと次の新しい言葉に消されていきました〜。日本語、特に漢字や言い回しが私かなり危なく・・・一時帰国した時、あまりに早いバラエティ番組の会話のテンポについていけず、下に出てくるテロップに助けられたという^^;。流行語も多くて。

→ハリネズミさま
スイスへ2泊3日は、あっという間すぎますよね。マイエンフェルトだけで終わりそう^^;。この頃もう歳を感じて1都市一泊はキツくって・・・。スイス10泊だとすごく充実した旅だったでしょうね〜。トロリととろけるチーズのお料理とか、フォンデュとか、食べ物も楽しめそう^^。昔は私もホテル予約してましたが、なんせネットのなかった時代・・・手紙でした^^;。Kamoさんは旅に出てから当日飛び込みで尋ねてたなぁ。

→(。・_・。)2kさま
チャリンコで走るのも大変かも・・・石畳でガタガタしてるし、階段が多いし、山道もあるし^^;。

→engridさま
昼間の観光客が帰っていっていなくなると、ひっそり静かな村の顔が。家の前のベンチに座って夕涼みしたり、犬の散歩だったり^^。役割分担、ありますよね、自然と。できることをお互いがしていくと、家の中のこともスムーズ♪

→kikiさま
欧州も国や地方によって、さまざまな特色があったりして、何通りものおとぎの国が存在するのも楽しいですね^^。

→akkoさま
緑の山に囲まれ、川が流れ・・・そんなところがどことなく日本にも似てて^^。だだっ広い平坦な地で普段暮らしてると妙に恋しい地形だったりします♪ 細々としたこと・・・細かい作業は好きだけど、私はよく大雑把とか動作がでかいってKamoさんに言われます^^:。

→アールグレイさま
家族と過ごした思い出は、何かと日々の暮らしを楽しくしてくれますね^^。面白かったこと、今となっては笑い話に出来ること、役立つヒントになったりする両親の言葉とか。モンシャウの街、窓辺のお花、ゼラニウムも綺麗に咲いてました。花のある街はいいですよね♪

→miffyさま
1都市1泊はキツくなり、この頃は街のサイズに合わせて2泊以上が楽チンに^^。あらかじめ調べていった情報によると二日目は曇りの予報だったので、着いた日にがんばって歩いて見て回ったんですが、二日目も晴れたので得した気分でした♪ かなりハードに歩き回った割には気分はのんびり。リフレッシュできたいい旅に^^。
by Inatimy (2015-10-30 20:05) 

kaname

石畳もいいなぁ~!!
建物もやっぱりいいなぁ~!!!
実物を感じたいなぁ~♪
ヨーロッパは絶対添乗員つきのツアーじゃないと無理って夫が言うけど
自由に歩き回る旅にも憧れが尽きませぬ・・・
ツマ。
by kaname (2015-10-31 04:14) 

Inatimy

→kanameさまのツマさま
我が家はツアーが苦手で^^;。移動も多いし、すごくテンポが早いんですもの。ゆっくりと撮りたいものを撮って、見たいものを見て、食べたいものを食べるのが楽ちん。ただ、安全に旅できるよう、かなり気をつけてます^^。
by Inatimy (2015-10-31 07:05) 

MIKUKO.

そう。
「この眺めだけでも、今いつもと違う場所にいる」
そう感じることができる、そこが大切なのですよね ^^
もしそれが珍しい風景じゃなかったとしても。
by MIKUKO. (2015-11-01 15:55) 

Inatimy

→MIKUKO.さま
普段の何気ない暮らしの中でも、いつもと違う発見はハッとしますよね。花が咲いたり、虹が見えたり、散歩途中の犬に懐かれたり^^。一つとして全く同じ日がないと思うと、どれもが貴重な出会いに感じますね。
by Inatimy (2015-11-03 19:39) 

カエル

可愛い街並み。驚いた。
アニメかと思った。
癒されてないなぁ、、、自分。
いいね、こういう景色に会いたいです。
by カエル (2015-12-23 12:25) 

Inatimy

→カエルさま
小さい街が好きな我が家にはぴったりなところです^^。ただただ、散歩する2泊3日。いつもと違う街は刺激的♪
by Inatimy (2015-12-29 01:05) 

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