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ドイツのバラ 中篇<ロザリウム2018> [花図鑑]

ちゃぷちゃぷと漂う気分。

バラの海原。

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Airbrush エアブラッシュ。 オレンジ色とピンク色の入り混じった感じ。 
同じバラでも、いろんな色合いのがある。


6月下旬、Den Haag デン・ハーグで見たバラ
Westbroekpark ウェストブルック公園の一画にあるRosarium ロザリウム(バラ園)にて。

今回もドイツの育種社 Kordes コルデスバラの続き。


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Rose der Einheit ローズ・デア・アインハイト。 ドイツ語で意味は、統一のバラ

微妙な赤と白の入り方。


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統一で思い浮かぶのは、Tag der Deutschen Einheit ドイツ統一の日。 10月3日。
1990年10月3日に西ドイツ東ドイツが編入されたのは、正式にはドイツ再統一というらしい。

以前愛用していたFissler フィスラーの鍋の裏に、Made in W.-Germany とあった。
かなり劣化してきて捨てることになった時、なんかしみじみ裏の文字を見た覚えがある。


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Beverly ビバリー。 甘いピンク色。

検索したら、同名の女性シンガーがヒットした。 フィリピン出身で日本で活躍してるよう。
「LOVE THERAPY」って曲は、爽健美茶のCMにも使われたそうな。 綺麗な声。


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Mémoire メモワール。 フランス語で意味は、記憶、思い出、回想録とか。

スピッツの曲に「君が思い出になる前に」というのがある。
もう25年前の歌になるなんて・・・。 でもその後もいろんな人にカバーされてるいい曲。


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Limona リモナ。 名前の由来はなんだろう・・・。

関係ないけれど、オランダ語でライム Limoen リムーンと言う。
じゃ、レモンはと言うと Citroen シトルーン。 ・・・たまに混乱する。

このバラにちょっぴり似てるようだけど・・・

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・・・微妙に花びらの雰囲気が異なるLemon Fizz レモン・フィズ

フィズって炭酸水で割るカクテルやソフトドリンクのこと。

日本のマクドナルドではマックフィズなるものを販売してると、さっき知った・・・。
透明なソーダの入ったグラスの底に色が沈んでる、見た目涼しげ。


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Flaming Star フレミング・スター。 直訳したら燃えてる星。 

検索してみたら、エルヴィス・プレスリー主演の同名の映画があった。
邦題は「燃える平原児」だって・・・。

映画の邦題って、どうしてこうなるの?って思うものがたまにある。
先日TVで再び見たマット・デイモン主演の映画だってそうだった。 

原題は"We Bought a Zoo"・・・私たちは動物園を買いました、とすごくワクワク感がある。
数年前にこのタイトルに惹かれ見て、面白かったので、今回もまた見たという。

なのに、邦題が「幸せへのキセキ」となってて、あまりにもぼんやりしすぎで、残念でならない。


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バラフレミング・スターは、黄色いバラの縁に濃いピンク色が入る。

チューリップの名前にもFlamimg フレミングとつくのは多く、人気な単語。


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Phoenix フェニックス。 不死鳥、火の鳥

"By The Time I get to phoenix"と言う曲があり、多くの人にカバーされてきた。
(日本語のタイトルでは「恋はフェニックス」となってる。)

その中で、Carol Welsman キャロル・ウェルスマン(1960- )がピアノを弾きながら歌うこの曲は
しっとりしてていい感じだった。 カナダのジャスボーカリスト。


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Gräfin Diana グレーフィン・ディアナ。 ドイツ語で意味は、伯爵夫人ディアナ

おそらく、Diana Bernadotte af Wisborg(1982- )で、婦人用帽子をデザインして製作してる方。
      ↑ ディアナ・ベルナドッテ・アーフ・ヴィースボアク と読むらしい。 めぎさん、ありがとう^^。

ドイツ南部のボーデン湖に浮かぶマイナウ島。 そこにアトリエブティックがあるよう。

youtubeで見たインタビュー番組で帽子を収める箱が映っていて、
それにGräfin Diana と大きな文字で入っていた。

父親は結婚によりスウェーデン王室から離れた貴族で、
マイナウ島を花の楽園になるよう整備して一般に公開した功績のある方だそうな。


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グレーフィン・ディアナ、こんなバラの色も、すごくいいな。

一番好きなのはブラウン系なのだけれどね。


コルデス社バラはこれで終わり。
その他のドイツバラは、また今度。


☆ ☆ ☆


最近ラジオでよく耳にする曲が頭の中をぐるぐる。
オーストラリアのポップ・ロックバンドの曲。

5 Seconds of Summer ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー
"Youngblood"「ヤングブラッド」

このPV(Official Video)日本が舞台で、ロカビリーなカルチャーが。 なかなか興味深い。
海外の人は日本のこういうところにも目を向けるんだなぁって。



朝起きると、頭の中で音楽がぐるぐるしてることってあるよね^^;。

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KOME

最後のバラは印象に残ります。
和むのは、甘いピンクかなあ。

by KOME (2018-09-11 22:04) 

riverwalk

Youngblood、観ました。
ダンスがカッコいい。
曲にピッタリマッチしています。
日本人には作れない映像の様か気がします。
好きですこういうの(^^)

by riverwalk (2018-09-11 23:06) 

(。・_・。)2k

バラの名前って面白いですよねぇ
つける人のセンスが凄く表れてて

by (。・_・。)2k (2018-09-11 23:13) 

ネム

確かに邦題はねぇ・・・。
ドラマなんかでも原題を見ると「え~、せっかく良いタイトルなのに」って残念なことが。簡単な英語なら、今時そのままでいいじゃないか、とも思うのですが。
私はメモワールが懐かしい感じです。祖父が育ててたバラが、こんな形のが多かったです。(時代かな?)
by ネム (2018-09-12 00:16) 

engrid

名前にまつわるお話、そうなのねと、そこから発展するお話も
楽しい、、
リモナ、爽やか、ライムよりレモンイエローかなって
エアブラッシュ、花束になったら美しいかなとか
グラデーションみたいな感じで、一色のゴージャスな感じよりもね
by engrid (2018-09-12 00:30) 

めぎ

Youngblood、見てみました~いやあ、懐かしい雰囲気に満ち溢れてましたねえ!
Gräfinの発音はグレーフィンで、af Wisborgはアーフ・ヴィースボアクに近いです。

by めぎ (2018-09-12 05:48) 

そら

やはりバラは優雅ですねぇ(^^)
by そら (2018-09-12 05:58) 

oko

朝から華やかな画像を拝見させていただき
楽しい気持になりました。
ありがとうございますっっ
by oko (2018-09-12 06:13) 

mitu

レモン・フィズ、艶のある葉とのバランスも好いですね
蕾もイッパイ
赤みをおびた新芽は柔らかくて・・・美味しいかも('_')
by mitu (2018-09-12 07:40) 

miffy

西ドイツ製の物、統一前に何度か訪れていたので記念品がたくさんあります。
この中で好きなのはエアブラッシュとリモナ、フェニックスかな~
グレフィン・ディアナの色合いも素敵ですね♪
by miffy (2018-09-13 11:36) 

ぴーすけ君

バラの海原、ステキな表現だわぁ。
by ぴーすけ君 (2018-09-13 12:12) 

kyon

フレミングスターってのが好みですねぇ。
バラ、撮りにいったことないんですよね。
お花、いいもんですね。
最近(いや、元から)女子力のない写真ばかりの私。
by kyon (2018-09-13 13:35) 

DON

伯爵夫人って凄い名前
不死鳥もだけど(^_^;)

by DON (2018-09-14 12:57) 

Inatimy

→皆さま「ドイツのバラ 中篇<ロザリウム2018>」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。バラの茂みの周りをぐるっと一回りしてどの花が綺麗に咲いてるかチェックして、香りも堪能して、また次の品種へと渡り歩き^^。撮るのに前かがみになったりしゃがみこんだり、いい運動になりました。

→KOMEさま
グレーフィン・ディアナのバラの色、際立ってますね^^。確かに、ほんわかと和むのは甘いピンクかも。まだまだバラの写真あるので、その中にお気に入りが見つかるかしら。

→riverwalkさま
youngblood見てくださったんですね^^。ラジオでもよくかかるし、TVの音楽専門チャンネルでも映像が流れて、すっかりインプットされて、この夏、頭のなかでぐるぐるです。

→(。・_・。)2kさま
バラの名前もチューリップの名前もすごく面白く、図鑑のように集めては何だろうと調べてしまいます^^;。どこかしらにつける人のこだわりがあるんでしょうね。いろんな世界への扉があって楽しめます。

→ネムさま
映画やドラマのタイトル、最近はそのまま英語をカタカナに直してるのも多いですもんね。妙に盛りすぎな日本語のサブタイトルにも違和感あったり。メモワール、白いバラ、これすごく品があって美しくって写真に残しておきたくなった品種です^^。

→engridさま
名前の意味はなんなのか、関係があるかないかは分からないけど自分なりに調べたり想像したり思い出したりするのが楽しく^^。私には絶対に上手く育てられないので、バラ園ではついつい撮ってしまいますね、すごく花びらの色や形にバリエーションがあるんですもの。

→めぎさま
Youngblood、懐かしい感じがしますよね〜。昭和な若者たち。リーゼントのお兄さんがちゃんと手水舎で手を洗ってるギャップがまた良かったり。いつも発音の日本語表記教えてくださってありがとうございます。とっても助かります^^。

→そらさま
バラの名前にも面白さがたっぷり^^。バラとひとくくりにできないそれぞれの個性がありますね。

→okoさま
たくさん撮ってしまったので、皆さんに飽きられやしないかとドキドキ^^;。まだあるので、どうしようかと・・・。でも楽しんでいただけたとわかって嬉しいです。

→mituさま
レモン・フィズのバラ、花びらも縁の形が不揃いでひらひらしてるのが、またいいですよね、ぱっと見、バラじゃない感じもして^^。あれからたくさん咲いたんだろうなぁ。

→miffyさま
国が統一されてドイツの製品もいろんな変化があったでしょうね^^。オレンジやイエロー系のバラ、私も好きなので、結構撮っちゃうんですよね。グレーフィン・ディアナ、この色はこの時バラ園で他に見かけなかったこともあってか、すごく印象的でした。

→ぴーすけ君さま
花がたくさん咲いた茂みの前にしゃがみこんで撮ってると、バラの海に浸かってるような感覚になってくるんですよね^^。海原で溺れそうでした・・・。

→kyonさま
いや、私もKamoさんに誘われてからバラ園に一緒に行くようになったので^^;。毎年大量に撮ってるチューリップもきっかけはKamoさんにキューケンホフに行こうと誘われてからです・・・実は。

→DONさま
今でもそういう称号が普通にあるんですよね^^。お父様がスウェーデン王室ご出身で。バラのゴージャス感にぴったりかも。子供の名前と同様に、バラの名前には願いも込められてるんでしょうね〜、不死鳥。
by Inatimy (2018-09-20 17:47) 

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