夏の終わり頃 [野・並木道]
ツタの明るい緑の葉っぱ。
先の方から濃厚秋色。
8月下旬のとある休日、南の並木道へ向かった。 気温は最低8℃、最高19℃の日。
並木道から見えたのは、猫団子ならぬ牛団子。 まったり過ごす昼下がり。
一時期は雨が降らず、水不足で、色褪せた野だったのが、緑復活。
途中で曲がって、南へと続く農道では、風に揺れる野生のチコリーの花。 キク科 キクニガナ属。
学名: Cichorium intybus チコリウム インティバス。
オランダ語: Wilde cichorei ヴィルデ・シホライ。
オランダ語: Wilde cichorei ヴィルデ・シホライ。
隣のピンク色の花は・・・
・・・マルバアオイ。 アオイ科 ゼニアオイ属。 風で左右に揺れる、揺れる。
学名: Malva alcea マルバ・アルセア。
オランダ語: Vijfdelig kaasjeskruid ファイフデーラハ・カーシェスクラウト。
(直訳:5ピースのちっちゃなチーズ香草。)
オランダ語: Vijfdelig kaasjeskruid ファイフデーラハ・カーシェスクラウト。
(直訳:5ピースのちっちゃなチーズ香草。)
左奥にチラッと見えてるとおり・・・
・・・野では、馬の放牧。 あっちにも、こっちにも。
そんな中に混じって、白い鳥を何羽か見かけ気になる。 はて、何の鳥だろう。
トリミングしてみたら、ヘラサギだった。 ペリカン目 トキ科 ヘラサギ属。
学名:Platalea leucorodia プラタレア・レウコロディア。
オランダ語では Lepelaar レーペラール。
オランダ語では Lepelaar レーペラール。
こんな風に歩いてるの、この野では初めて見た。 数が増えたのかもしれない。
ズラーッとトウモロコシ畑。 その向こう側は並木道。 一番右端に農家さんの家が見える。
トウモロコシはたぶん家畜の餌になるもの。
トウモロコシはたぶん家畜の餌になるもの。
読解力や聴解力には自信がないけど、先日のニュースによると:
牛を飼ってるとある農家さんは、近隣農家さんの牛の食料のために、
自分の土地の一画で作物を育てて、その代わりにそれらの牛から肥料を得ているらしい。
自分の土地の一画で作物を育てて、その代わりにそれらの牛から肥料を得ているらしい。
また、その近隣農家さんの土地に作物を植えることで肥沃な地にしたり。
他にも農作業車を貸し借りしたりしてコスト削減し、そんな風にお互いに協力しあっているみたい。
他にも農作業車を貸し借りしたりしてコスト削減し、そんな風にお互いに協力しあっているみたい。
農道脇に咲くタンジー。 ヨモギギク(蓬菊)。 花の外側からじわじわと咲いていく。
学名: Tanacetum vulgare タナセタム・ヴルガレ。
オランダ語: Boerenwormkruid ブーレンヴォルムクラウト。 直訳:農場経営者芋虫薬草。
オランダ語: Boerenwormkruid ブーレンヴォルムクラウト。 直訳:農場経営者芋虫薬草。
群生してるところ。 アリはこの植物が苦手なんだそう。
いつもの目印の木のところまでやってきた。 タンポポの綿毛も半分、風で飛んで行った後。
目印の木の、農道挟んで向かいの野っ原は、いつも牛が放牧されてたのに、
今年はここもトウモロコシ畑になっていた。
今年はここもトウモロコシ畑になっていた。
目印の木の南側の野には、牛と羊と、そして点々と色の黒っぽい鳥が。
何かの拍子にバッと飛び立って群れた様子は、ヒッチコックの映画さながらだった。
何かの拍子にバッと飛び立って群れた様子は、ヒッチコックの映画さながらだった。
我が家ふたりは、ベンチに座って日向ぼっこしつつ、持参の水筒の麦茶を飲む。
枯れた植物。 たぶん、ハナウドの一種。 セリ科 ハナウド属。 見頃の時の花の色は白。
学名:Heracleum sphondylium ヘラクレウム・スフォンディリウム。
オランダ語:Gewone berenklauw ヘヴォーネ・ベーレンクラウ。 直訳:普通の熊のかぎ爪。
オランダ語:Gewone berenklauw ヘヴォーネ・ベーレンクラウ。 直訳:普通の熊のかぎ爪。
※ 花が咲いてる時の写真がある記事は、こちら。
枯れた植物のシルエットも面白い。
引き返す道すがら、やっぱり撮っておこうと、来る途中で気になってた花を。
セイヨウノコギリソウ。 キク科 ノコギリソウ属。 葉っぱがギザギザ。
学名: Achillea millefolium アキレア・ミレフォリウム。
オランダ語: Duizendblad ダウゼントブラット。 直訳:千の葉。
オランダ語: Duizendblad ダウゼントブラット。 直訳:千の葉。
↑ そのまま英語にするとThousand leaf サウザンド・リーフ・・・県名の千葉って英語にするとカッコイイ。
クシュっと縮まった、花の咲いた後のノラニンジン。 セリ科 ニンジン属。 見頃の花は左の白いの。
学名:Daucus carota ダウクス・カロタ。
オランダ語:Wilde peen ヴィルデ・ペーン。
オランダ語:Wilde peen ヴィルデ・ペーン。
群生してるところを上から撮ってみた。 しゅわしゅわな感じが好き。
帰りに野の間の水路で再びヘラサギに会う。
クチバシを水面で小刻みに開け閉めして、せわしなくパシャパシャと音を立ててた。
何かいたのかな。
クチバシを水面で小刻みに開け閉めして、せわしなくパシャパシャと音を立ててた。
何かいたのかな。
9月の野は、どんな風だろう。
また行ってみないとなぁ^^。
また行ってみないとなぁ^^。
タグ:植物
なんとなく秋の日差しですねぇ!
少し優しくなりました(^^)
by そら (2018-09-09 18:07)
最低8度って結構寒いですねぇ
こちらは 気持ちいい季節になってきました
by (。・_・。)2k (2018-09-09 20:45)
アップされている花をこちらで見ることは少ないですが
きょうはありました、セイヨウノコギリソウです。
by 斗夢 (2018-09-09 20:46)
ノラニンジンの花、花火みたいで可愛らしいですね。
トウモロコシ畑の写真の雲、ふわふわでいい感じです^ ^
by みち (2018-09-09 21:35)
遠くまで見渡す限りの野原で、高い山が見えないですね。
とても気持ちよさそうです。
なかなかこんな場所は近くにありません(^^)
by riverwalk (2018-09-09 22:28)
朝は涼しくなったけど、日中はコート着てると暑かったりして、結構まだ暖かいですよね。
オランダの広々とした風景、いいな~
by めぎ (2018-09-10 06:19)
葉先からだんだん色づいて来ていますね〜
朝晩の寒暖の差が大きくなって来たのでしょうか・・・
by oko (2018-09-10 09:08)
8度で19度なんですね。先週清里高原に行ってきましたが、ちょうどそのくらいの気温でした。
イメージして、なるほどって 笑
過ごしやすいけれど、朝晩はすこし肌寒いですよね。
タンジー、アリの嫌いな花なんですね。ぼうろがたくさんついているみたいで可愛いですね。 ^^
by moz (2018-09-10 09:31)
猫団子、牛団子、馬団子は無いのかな^^
ノラニンジンは、レースフラワーと似ていますね
人参として食べられるのかな?
by mitu (2018-09-10 13:06)
もうそちら秋を感じるのでしょうね〜。
by ぴーすけ君 (2018-09-10 16:39)
最高気温19度は、寒く感じるでしょうね。こちらは、いまだに、冷房を夜も入れています。
by テリー (2018-09-10 17:01)
今こちらは少し涼しくなって最低気温が22℃くらいです。
まだまだ秋は遠いかな~と思っていたら色づいている木もあります。
暑すぎるので木が早く葉っぱを落として自分を守ろうとしているのだそうです。
野の花を見ながらのお散歩気持ちよさそうですね~
by miffy (2018-09-10 20:59)
オランダ語名を直訳すると面白いですね。タンジーが農業経営者芋虫薬草だなんて!
そういえば最近、各都道府県を英語で直訳してある表を見たのですが、神奈川県はGod Apple Riverでした。
by ネム (2018-09-10 23:32)
牛さん達は団子になって
何をしてるんだろうか(^^ゞ
by DON (2018-09-11 19:28)
のどか。。。
by engrid (2018-09-12 00:19)
お互い協力し合ってコストを減らす。
知恵と優しさですね^^
そう思うと、
肉も魚も野菜も飲み物も、よりおいしく感じられそう♡
by 初夏(はつか) (2018-09-14 06:51)
→皆さま「夏の終わり頃」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。あの35℃まで上がった日々は一体なんだったのかというほど、涼しくなりました。でも、来週はまた27℃まで上がる日もあるらしく、着るものは天気予報と相談しないと・・・。
→そらさま
太陽の上がる高さがかなり変わってきました。窓辺だけを照らしていたのに、ちょっと部屋の中まで光が。沈む位置も北西から西へ戻ってきましたよ^^。
→(。・_・。)2kさま
朝晩は肌寒くなってきました。部屋の中でも夜はフリースを羽織ったり^^。今年はかなり暑かったので、もうひと咲きするかなとクレマチスを切り戻したのに、急に涼しくなって成長が今ひとつ・・・。
→斗夢さま
日本でも見かけるシロツメクサや紫詰草が水不足で今年はあまり咲いてないんですよ^^;。あとタイミング悪く、草刈りのあとだったり・・・。セイヨウノコギリソウ、花が真っ白で綺麗でした♪
→みちさま
こんな形で白い花をつけるのがすごく多い中、一番最初に見分けられるようになったのがノラニンジン^^。トウモロコシ畑、もっと近くで大きく撮れたらいいんですが、なんか奥まで入るのが申し訳なく^^;。
→riverwalkさま
そうなんです、山がないんですよオランダ。やっと丘らしい風景があるのが南部のリンブルフ州くらい。我が家の活動範囲は、どこまでも平らです^^。そして、このあたりは海抜マイナス5mの低い地です。
→めぎさま
風もあるので、上着がないと冷えますね^^;。こちら、20℃切る日が増えてきました。先週の休日は22℃あって晴れていたので快適で。こののんびりした風景があるから、気分リセットできます♪
→okoさま
いつもはこのツタ、もっとオレンジっぽい赤だったはずが、緑からいきなり濃い赤になってて・・・そのうち、薄まっていくんだろうか^^;。オランダ夏でも寒暖差が激しく、朝13℃で昼間30℃っていう日もざらだったりするので、暑さに関してはまだ救いがありますね^^。
→mozさま
清里高原・・・なんていい響き^^。そうそう、朝晩は肌寒くって、フリース出しましたよ。タンジーはありが嫌いな植物らしく、昔はキッチンの扉付近に植えられたりもしたそうです。ノラニンジンやノコギリソウにはハエなんかも多いのに、タンジーの花には止まってなかったなぁ・・・そんな虫さんも苦手なのかしら。
→mituさま
馬団子は3頭ぐらいが寄り添ってるくらいだったかな。仔馬にお乳をあげてる母馬も^^。レースフラワーってオルレアでしたっけ。同じセリ科ですね。ノラニンジン・・・食べられそうですけど、あまり食べたくはないかな。ここ、犬の散歩道でもあるし^^;。
→ぴーすけ君さま
暦上では秋分から秋なんですけど、気温も下がり、太陽の高さも夏ほどじゃないし、じわじわ秋^^。街路樹も紅葉してきました。
→テリーさま
最高気温19℃は上着がないと肌寒く^^;。風もあると冷えてきます。日本は10月いっぱい暑さが残りそうですよね。体調崩されませんように。
→miffyさま
夏の間、刈られたままだった低木がやっと伸びてきました。雨が降らず水不足の間、じっと耐えてたようです。自分を守るためなだったんですよね、伸びずにいたのも^^。野の花や動物を見ながらの散歩、相変わらず楽しい発見がいっぱいです。
→ネムさま
言語って本当に奥が深いというか^^。神奈川県も英語にするとかっこいいなぁ。青森ひょっとして・・・ブルーフォレスト? 北海道はノースシーロード・・・いいかも♪
→DONさま
牛さんたちは団子になって何をしてるのかというと、お昼寝です^^。のんびり、たむろってましたよ。
→engridさま
のどかです。おだやかで、季節を感じられるところ^^。
→初夏(はつか)さま
農家さんも続けていくには何かと工夫が必要なようで、政府も、使えるものは何でも利用するリサイクル農家を推進してるようです^^。できるだけ無駄なく暮らすのってどこの国でも大事ですよね。
by Inatimy (2018-09-15 00:11)