橋の上の小さな世界 [森・野]
気がつかないところでも、植物は生きている。
地道に育っていくものがあるんだな。
地道に育っていくものがあるんだな。
10月上旬に出かけた、湖への散歩の話の続き。
※ 前回の、湖畔の三色の葉っぱ、黄色い花、キノコ、エジプトガン、赤い実を見た話は、こちら。
セイヨウカンボク(西洋肝木)の赤い実は、空の青によく似合う。
ほんの小さな青空だけどね。
ほんの小さな青空だけどね。
更に先へと進むと、橋が架かっていて・・・
・・・橋の上から南の方をズームして撮ってみた。
尖塔は、Bovenkerk ボーフェンケルクにある
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルクの教会。
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルクの教会。
橋の手すりには・・・
・・・緑の苔がいっぱい。 生き生きとした鮮やかな緑。
10月上旬は、というか10月まるまる、1日のうちにころころ天気が変わって雨もよく降っていたので、
地面も木々も、どこもかしこも、しっとり。
地面も木々も、どこもかしこも、しっとり。
苔を眺めていて、ふと気がついた・・・。
あれは何だろう・・・苔の中からひょろっと出てる、小さな緑色のもの。
「変なもんがある。」と、Kamoさんにも教えてあげる。
ピントが合わなくなるので、これ以上近づけないのがもどかしい・・・。
ピントが合わなくなるので、これ以上近づけないのがもどかしい・・・。
と言うことで・・・
・・・トリミングしてみた。 苔なのか、キノコなのか、さっぱり分からず。
いったい何やろうね、と、ふたりで話をしていた。 シュレックの耳みたい。
こう言う形、苦手な人、いるかしら・・・いたら、この後に続く写真に要注意。
こう言う形、苦手な人、いるかしら・・・いたら、この後に続く写真に要注意。
で、しばらくしてKamoさんに呼ばれて行ってみると・・・
・・・橋のもう一方の欄干に、びっしりと似たようなものが。
高さ1cmくらいだったと思う。 シュレックの耳だらけ。
小さいのに、さらにミニチュア機能で撮ってみる。
散歩の人たちが何人も通り過ぎる橋の上。
我が家ふたりで、何枚もこんな写真を撮ってる姿は、きっと奇妙に映っていただろうな・・・。
我が家ふたりで、何枚もこんな写真を撮ってる姿は、きっと奇妙に映っていただろうな・・・。
でも、こういう何気ないものを一緒に楽しめるというのが、私にはうれしく、ありがたく。
小さな世界に、ふたりして、どっぷりと浸かった。
何かフィギュアを置いて、撮ってみたくなるね。
知らない世界が、まだまだありそう。
☆ ☆ ☆
ネットであれこれ調べてみると、このシュレックの耳のようなのは、地衣類で苔類とはまた別。
地衣類は、菌類の内で藻類を共生させることで自活できるようになったもの(Wikipedia)らしい。
地衣類は、菌類の内で藻類を共生させることで自活できるようになったもの(Wikipedia)らしい。
今のところ、シュレックの耳は、ハナゴケ科のヤグラゴケが一番近そう。
最後から2枚目の写真にある、一緒に写ってるツノみたいなのは、同じ科のヤリノホゴケっぽいかも。
最後から2枚目の写真にある、一緒に写ってるツノみたいなのは、同じ科のヤリノホゴケっぽいかも。
なんとなくでも、正体が分かって、ちょっとスッキリ。
前記事で、ブログへのYoutube動画のつけ方について
いろいろと教えてくださってありがとうございました。
いろいろと教えてくださってありがとうございました。
なんとか、できそうな感じです^^。
タグ:植物
色々な植物があるのですね!
観察しないと判らないですね。
by ma2ma2 (2020-11-03 19:22)
こんにちは。
橋の手すりの苔、生命力のある色彩しています。
何か?ひょっこり出てますね。「シュレックの耳」に(爆)です。
面白い植物?「地衣類」みたいですね。
「ハナゴケ科のヤグラゴケ」でググったら似た画像あり。
「地衣類」興味深く勉強になりました!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-11-03 20:50)
にょきにょきと可愛らしいシュレックの耳ですね^^
地衣類っていうのですね、覚えておきます^^;
by みち (2020-11-03 21:28)
いっぱい耳を伸ばして色々聞いているみたいですね~
本当に、世界は知らないものばっかりで、見えていないものばっかりですね。
by めぎ (2020-11-04 05:26)
苔からもやしのようなモノがひょろひょろ伸びている写真を
見たことがあります。あれはなんだったのか。
苔の共生は面白いですね。
by 斗夢 (2020-11-04 06:20)
ミクロの世界を観察するとおもしろいですね!手すりのモスグリーンが美しい。
by もりぞう (2020-11-04 06:51)
苔は、時々見ますが、シュレックの耳のような植物は、見たことがありません。
こういう変わった植物を見つけると、興味が湧きますね。
by テリー (2020-11-04 07:04)
いちおう菌類の仲間なんですね。
緑色だけど、光合成とかするのかな?
by YAP (2020-11-04 07:06)
本当にシュレックの耳みたいですね!
確かに、ミニチュアのフィギュアを置いたら面白い絵になりそうですね。
by KittyKai (2020-11-04 11:44)
かわいらしい生き物ですね。足元よく見でつぶさないように歩かなくては。思わぬ発見は楽しいです。
by JUNKO (2020-11-04 14:27)
ほほう。確かにシュレックの耳っぽい~(^▽^;)
フィギュア置いて撮りたくなる気持ちもわかりますっ!!
by よーちゃん (2020-11-04 16:28)
何でしょうね、コレ?
ホント、シュレックの耳みたいだわ(^^;
by そら (2020-11-04 17:34)
シュレックの耳面白い!!
地衣類?
菌類の内で藻類を共生させることで自活できるようになったもの??
その様なものがあるのを初めて知りました^^
小さな不思議な世界、ご一緒に楽しめるのは何よりですよね♡
これ、おっとに見せたら育てたって言いそうですw
苔がね、好きなのですよ・・・・・
我が家には苔盆栽がたくさんあります。
高温多湿ゆえ、管理するのが難しいのですけれど。
(そしてダメにしたものも多数です(^▽^;)
苔盆栽に小さなフィギュアを置く一派(笑)があって一時それにハマっていたので
我が家にプライザー社のフィギュアがたくさんあります(≧▽≦)
by ちぃ (2020-11-04 17:35)
苔も花みたいなの咲きますよね
なんだろう
by (。・_・。)2k (2020-11-04 18:44)
シュレックの耳みたいなの、ほんとにユニークなかたちでやすね。
仰るとおり、フィギュアを置いて撮りたくなる感じでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-11-04 19:45)
苔の世界でみたシュレックの耳…妙に言えてますね。
最後の写真でムーミンに登場するニョロニョロを思い出しました。
by ヤッペママ (2020-11-04 21:35)
むむ、むー。
法事で12月に妻とふたり、関西襲撃です。GoToトラベルキャンペーンを使うので普段の半額以下で、さらに1泊出来て、その上に9000円分の商品券が付きます。かつては日帰りをしていたのその料金からは、クーポン券も入れたら三分の一の値段で泊れる無茶振りです。3万円ほどの支払いだから驚きました。で、西芳寺(苔寺)の参観予約を取り、苔寺で修業してきます。前振りが長くなりましたが、持って行くカメラをマクロに変えなくてはと、このブログを見て思うのでした。苔を撮るというのは、ある種の魅力があるということです。
by tommy88 (2020-11-05 06:23)
わぁ、なんかシュールな映像ですね @@;
ほんと、シュレックの耳がのびーーて? そんな感じです。
それとも、昔の(ものすごく古いです)特撮番組のバンデル星人みたいです ^^; お二人での観察は楽しいですね。
youtubeできそうなんですね。良かったです。
by moz (2020-11-05 14:40)
シュレックの耳、面白いですね。
植物の細かい部分をじっくり見てみると新しい発見が出来ますね。
by miffy (2020-11-05 16:26)
真夏とは違いより元気な緑で苔がキラキラ☆
by ぴーすけ君 (2020-11-05 17:48)
キモイけど面白ーい!♪
日本にもシュレック耳の仲間っているのかしら?
苔がもふもふで可愛いですね(*^▽^*)
by momo (2020-11-05 18:27)
シュレックの耳はナイスな例えですね♪
うちのテラリウムの仲間に入れたいです(^^
苔でもない地衣類というカテゴリがある事すら知りませんでした。
こんな小さな世界の生き物を同じ目線で興味を示してくれるって
嬉しいですね。多分うちの相方君だったらへぇってひと言で終わりそうだな。
by marimo (2020-11-06 09:07)
こんな苔があるんですか?!衝撃!
これマクロレンズで撮ってみたいなぁ^^
by kyon (2020-11-07 18:45)
おもしろ~い!
不思議な形していますね^^
お二人の様子が微笑ましいです。
by kuwachan (2020-11-08 23:54)
→皆さま「橋の上の小さな世界」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。何気ない散歩の中でも惹きつけられるものがたくさん潜んでるので、見逃せないですね^^。何か面白そうなものがないか、キョロキョロ。
→ma2ma2さま
まだまだ知らない植物がたくさんありそうで、楽しみです^^。小さな世界、面白いものがいろいろ。
→Boss365さま
なんだろう?って思うものが世の中にはいっぱい^^。見た瞬間に、シュレックの耳が浮かびましたよ。色も形もそのまま。桜や梅の樹皮によく見かけるウメノキゴケも地衣類という分類なんですって。
→みちさま
名前にコケってついても、コケ類じゃないんですって。地衣類^^。面白いですよね、こんな世界があったなんて。
→めぎさま
たくさんの耳、いろんな音が聞こえそうです^^。なんなんだろう?と気になるのに検索してもなかなか出てこず、この正体を調べるの、大変でした^^;。
→斗夢さま
苔からモヤシのようなもの・・・それは多分、蒴(サク)というものかも。胞子嚢です。私も以前写真を撮ったことがあって、気になって調べたんですよ^^。
→もりぞうさま
見えてないだけで、世の中には知らない世界がまだまだあるんだなぁと^^。オランダ、案外じっとりとしてるので、苔もいっぱいです。
→テリーさま
コケ類とはまた別の分類になるみたいです。地衣類ですって。梅の木や桜の木の樹皮に着くウメノキゴケも同じ地衣類なんだそうです^^。不思議な世界です。
→YAPさま
緑色だから光合成もするんでしょうね^^。菌類が藻類に水分などを与える代わりに、藻類が光合成で作った栄養を利用して生きてるみたいです。共生関係。
→KittyKaiさま
シュレックの耳みたいですよね。その側にシュレックのフィギュアなんか置いたら、さらに妙な関係^^。
→JUNKOさま
小さな小さな生き物ですね^^。こういう世界に気づけたのがとても貴重でした。大地も迂闊にガンガン踏んで進めなくなりますよね。
→よーちゃんさま
フィギュアが似合いそうなシュールな世界ですよね^^。楽しいものを知りました♪
→そらさま
これ、地衣類です^^。菌類と藻類が共生した形のようです。不思議ですよね。
→ちぃさま
菌類が藻類に水分など適した住環境を提供する代わりに、藻類が光合成で作った栄養を菌類が利用して生きる、みたいなことをネットで読みました^^。苔盆栽、育ててらっしゃるんですね。そういえば鉢がいくつか写真に写ってましたね。プライザー社のフィギュアを置いて・・・いい世界ができそう♪
→ (。・_・。)2kさま
ゼニゴケも雄株と雌株があって、雌株には、ヤシの木みたいなのが出てたりしますよね^^。子供の頃、それ見るのが楽しく。スギゴケも、蒴(サク)って胞子嚢が出てくるし♪
→ぼんぼちぼちぼちさま
シュレックの耳みたいですよね、色も形も。この横に、シュレックのフィギュアを・・・と妙な案も思い浮かんだり^^;。
→ヤッペママさま
ムーミンのニョロニョロ・・・懐かしいなぁ^^。ムーミン好きで、本も日本語、英語、スペイン語と持ってたり。
→tommy88さま
GoToトラベルキャンペーン、そんなにもお得なんですね。12月の京都の西芳寺・・・まだ紅葉も残ってて苔の色との対比が綺麗でしょうね^^。よく見たら、もう蒴(胞子嚢)が伸びてきてるかも。マクロレンズも必要ですね。日本も少しコロナの感染者が増えてきたとのこと、ネットのニュースで読みました。どうぞ万全の対策でお気をつけて。
→mozさま
シュールな世界ですよね、この地衣類。バンデル星人・・・画像検索しましたよ、これにも似てるかも^^。面白い。Youtubeもなんとかできましたよ。<>のところを押してそこに貼り付けるのというのがわからなかったのでした・・・。みなさんのアドバイス、助かります♪
→miffyさま
シュレックの耳がいっぱいという妙な世界でした^^。しかし、これがいったい何なのか、調べるのが大変でした・・・。
→ぴーすけ君さま
こちら、日本ほど暑くないので、雨さえ降ってれば夏でも苔が元気^^。でも雨続きは嫌ですよね・・・。秋になってから雨や曇天が多くて。
→momoさま
このシュレックの耳、日本にもあると思いますよ^^。正体を調べてる時にネットの日本語の画像で見かけました。地衣類、面白い世界です♪
→marimoさま
苔類ではなく、地衣類という菌類と藻類の共生の形というのも、不思議な感じ、植物のギブアンドテイクの関係って^^。お互いが相手の見てるものを知るって世界が広がっていいですよね。写真撮ってても、後でKamoさんが撮ったのを見たら、私とは別のものを撮ってるからすごく楽しめます♪
→kyonさま
シュレックの耳みたいなの、これ、名前には苔って入るんですが、苔類ではないんですよ^^。地衣類といって、菌類と藻類の共生の形だそうです。kyonさんだっったら、マクロレンズですごい世界が撮れそう♪
→kuwachanさま
面白い形ですよね、いったい何が出てるんだろう?って、一枚撮って再生してズームで見たらシュレックの耳^^。些細なことでも2人で大笑いできるのでありがたいです。
by Inatimy (2020-11-13 19:44)