牛とともに [森・野]
水路の向こう、緑の野に横たわる牛。
動物がのんびりしてる姿は、見てて和む。
眠ってる姿、食べてる様子、あくび・・・そんなのを見てると、ほんわかとしてきて緩む心。
9月中旬、いつものように南の野へ。
南へと続く農道近くの野に、牛の群れがいた。
南へと続く農道近くの野に、牛の群れがいた。
ズームすると・・・
・・・茶白の牛がこっちを見ていた。
そばには、アオサギも一緒にいたり。 奥には家畜用飼料のトウモロコシ畑。
この日は農道へとは曲がらず、並木道をまっすぐに東へと自転車を走らせる。
この日は農道へとは曲がらず、並木道をまっすぐに東へと自転車を走らせる。
左手には、住宅街の端っこが見えたり。
更に進むと、また別の牛の放牧があったり。 草を食む様子をしばし眺めて。
再び東へと進み、アムステル川に出る手前で、右へと進路をとると・・・
・・・だだっ広い緑の野に、またもや牛の放牧。 右側に続く濃いめの緑が、走ってきた並木道。
柵のあたりをズームすると・・・
・・・茶白の牛の集まり。 顔白耳茶がこっちを見てた。 白い顔だと、目がより小さく見える感じ。
これを撮ってる背後では・・・
・・・水路の向こうの野に、またまた別の牛の群れ。 ここでも茶白の牛がこっちを見てた。
あっちにもこっちにも、牛の放牧。
自転車で走っているのは、こんな道。 左側に水路があり、なだらかな斜面で右に野が広がる。
見えてる建物は、おそらく昔は風車だった建物かもしれない。
羽根も、向きを変える頭部分もなくなってるけどね。
羽根も、向きを変える頭部分もなくなってるけどね。
遠くの野に見えるのは、干し草ロールではなく、放牧の羊さんたち。
野にポツンとひとり穏やかに過ごす、グレーと白の牛さんも。 柵の影が好き。
かと思えば、牛だらけ。 密というほどではないけど、人込みならぬ、牛込み。
ズームせず、普通に撮ると・・・
・・・こんなにも離れているのだけれどね。 スカスカ。
何やから毛色が違うと思ったら、ロバもいた。 左と中央のは、小型の馬かも。
一番右にいたのが、ロバ。
そういえば思い出したけど、最近見たニュースによると、オランダの一部の農家さんは、
オオカミから羊を守るためにロバを飼っているのだとか。(我が家が来てるこの野にはオオカミはいない。)
オオカミから羊を守るためにロバを飼っているのだとか。(我が家が来てるこの野にはオオカミはいない。)
そのニュースで流れていた参考の映像を見ていたら(どこの国か分からないけど)、
ロバが自分の縄張りに入ってきたコヨーテの首に噛み付いたり蹴ったりして、かなり激しかった。
ロバが自分の縄張りに入ってきたコヨーテの首に噛み付いたり蹴ったりして、かなり激しかった。
オオカミやコヨーテなどイヌ科の動物に対しては攻撃的らしい。
(牧羊犬以外のペットの犬が襲われる危険もあるみたいで注意が必要とか。)
(牧羊犬以外のペットの犬が襲われる危険もあるみたいで注意が必要とか。)
ロバとオオカミだと、オオカミが勝つと思っていた・・・ロバって意外に強いんだな。
しかも、ロバは古く、紀元前からいるらしい。
※ ロバを使って脱穀してる紀元前の出土品がある過去記事は、こちら。
※ ロバを使って脱穀してる紀元前の出土品がある過去記事は、こちら。
この日の話、あと3回ほど続く。
ちなみにオランダ語でロバは、Ezel エーゼル(エーゾルに近い音)。
似てる単語がナミハリネズミで、Egel エーヘル(エーホルに近い音)。
似てる単語がナミハリネズミで、Egel エーヘル(エーホルに近い音)。
・・・^^;。
タグ:自転車散歩
牛が沢山いますね!
結構住宅街の側に牧場があるのですね。
by ma2ma2 (2021-11-07 18:17)
こんにちは。
ズームで牛の視線やアオサギも発見。便利な機能です。
放牧地に小規模の牛の群れ、点在してますが・・・
ズームの「牛込み」写真は、蜜集感あり面白いですね。
羊を守るためにロバ「蹴ったり」は、ありそうですが・・・
「噛み付く」は、意外性あり?凶暴です!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-11-07 21:00)
ホント、羊さんたち干し草ロールみたい♪
Egelというとドイツ語ではヒルのことで、ハリネズミさんの方はIgelです。
ロバさんはEsel(エーゼル)です。うふふ、ややこしいですね~
それにしても。ロバってそんなに強いんだ…狼ってどれよりも強そうに思ってました。
by めぎ (2021-11-08 01:15)
なんとも良い感じですね
こんなところチャリンコでのんびり走ってみたいなぁ
by (。・_・。)2k (2021-11-08 07:38)
長閑ですね。
ロバがそんなに強いだなんて、知らなかった...
by YAP (2021-11-08 07:58)
あ、最初の方の写真はズームで各代だったのですね。
それでも広々としていいところ、と思いました。
それが普通に戻るとなお一層魅力的です。
by ナツパパ (2021-11-08 09:06)
牛の群れって何か絵になるよね
僕も高原で牛撮ろうとした『牛込み』でさ(笑)
「形わからんじゃん もうちょっと離れてなんて言いながら」
粘り強さに欠ける僕は『牛込み』の写真で我慢したのでした(^^ゞ
by snow (2021-11-08 09:51)
ロバを怒らせると怖いですよ。
びっくりドンキーです。
牛が好きです。
最初の赴任校、いきなり道北の町でした。
人間より何倍も牛の多い街でした。
春先のハエの大量発生は異常で、しかし、生命力の乏しいハエばかりでした。
授業を終えて職員室で飲み残した珈琲を飲めば、ゴックン。
しばらく体内のハエを消化するのに苦労しました。
牛とハエ、遠い思い出です。
by tommy88 (2021-11-08 10:50)
牛さん達・・・ほんとに過密状態ですね ^^; 笑
まわりは広々としているのに、この場所が好きなのかな?
それとも、オオカミとかもと言うことなので、自衛のために? 密集する癖がついているのでしょうか? 謎です ^^;
えーっ、ロバってそんなにすごい動物なんですね。
オオカミとかと闘うなんて、そんなに根性があるとは思いませんでした。ロバ、見直しちゃいました。 ^^
by moz (2021-11-08 12:13)
のどかな気分になりますね。近くの北大農場にも牛が放牧されていますが,こんなに数が多くありません。
by JUNKO (2021-11-08 13:15)
オランダは小さい国狭い国という印象なのに、このような
平坦な広々とした土地を見ると違うんじゃないと思ってしまいます。
山がないから実際は広いのかな?
by 斗夢 (2021-11-08 14:18)
長閑な田園風景にのんびりと思い思いに草を食む牛さんたち・・・
ってこっちを見ている牛さんが!
見ているつもりでこちらも見られていることに気づくと
急に気恥ずかしくなったりしますよね^^
牛は好奇心旺盛なので人間の動きにも興味津々なのかな^^
ロバ、犬科の動物に対しては強気なのですね!
紀元前まで遡る歴史の中で一体何があったのでしょう(≧艸≦)
アメリカ民主党のシンボルがロバですよねぇ。
愚直で強情というイメージらしいですが実は攻撃的!?
ちょっと意味深ですね!
by ちぃ (2021-11-08 14:27)
いつ見ても長閑だね~。
ロバが攻撃的に?初耳でした。
by ヤッペママ (2021-11-08 19:40)
のどかな風景だな〜と思っていたら、、、。
なんと、ロバが強い?それで一頭混じって飼われているのですね。
ロバ!愛らしいですね♡可愛くて力持ちなんだね。
by nachic (2021-11-08 22:29)
こんなにもあちこちに牧場があるのでやすね。
おっしゃるとおり、動物が和んでる様子を見ると、癒やされやすね。
ロバ、意外と強いのでやすね。
肉食獣に勝つなんて、すごいでやす!
by ぼんぼちぼちぼち (2021-11-09 10:16)
長閑な風景ですね。
見ているだけでの~んびりとゆったり過ごせる感じがします。
ロバって強いのですか?強いイメージがないです。
モロッコへ行った時、スーク(市場)の中を
荷物を持たされたロバがのそのそと歩いてた光景からは
全く想像が付きません。
by kuwachan (2021-11-09 22:07)
東京には牛込(うしごめ)の他にも馬の飼育に因んで馬込(まごめ)、駒込(こまごめ)って地名が残ってるけど、オランダにもいなちゃん命名で”牛込”の地が誕生した?(笑)。構図のせいかなぁ。この写真見てたら、なんだかスーラの『グランド・ジャット島の日曜日』を思い出してしまって(^^;。
by yk2 (2021-11-09 22:28)
こんばんは。
ロバって、そんなに強いとは知りませんでした。従順でおとなしい動物と思っていましたが。だからこそ、紀元前から生き残っているのかもしれませんね。
by coco030705 (2021-11-10 22:24)
→皆さま「牛とともに」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。牛、本当にあちこちにいます。丑年だから、今年は余計に目が行くかも^^。そろそろ寒くなってきたので放牧も終わりかな・・・。
→ma2ma2さま
住宅街のそばに牧場があるのではなく、牧草地だったところが住宅街になっていった、と言った方が正しいかも^^。
→Boss365さま
ポケットに入るサイズのコンデジSONYくん、ズームも効くし双眼鏡の代わりにもなるので便利です^^。遠くの羊や牛も楽しめて。ロバが噛み付くの、すごい映像でしたよ。おっとりとした雰囲気があったけど、オスはイヌ科の動物に対しては縄張り意識が強いようで。
→めぎさま
乾草ロールかと思ったら、羊さんでした^^。ドイツ語、ヒルはEgelなんですね。なんてややこしい。オランダ語でヒルは、Bloedzuigersと、血を吸うもの、とそのまんま。Stofzuiger 掃除機に似てるな、ホコリ吸うもの、と。
→(。・_・。)2kさま
自転車でのんびり走るにはもってこいの場所ですよ^^。ほとんど平らなので、どんどん走れます。いろんな自転車ルートがあって。
→YAPさま
のどかな風景に気分リセットです^^。ロバ、集団飼いになれてるオスは不向きだそうですが、一般的に縄張り式が強い動物だそうです。
→ナツパパさま
ズームすると密に見えますが、本当はすごく広いところのほんの一画なのでした^^。双眼鏡がわりにカメラのズームを使って牛を観察。
→snowさま
牛って群れますよね^^;。団子状になってるの、よく見かけます。猿団子や猫団子ならぬ牛団子。そしてつい撮ってしまう愛らしさ♪
→tommy88さま
ハエが多い・・・で思い出すのがバジル。オランダに来て間もない頃、バジルを育てたんですが、なぜかものすごくハエがたかって・・・食べる気が失せました^^;。牛などの家畜の匂いや発酵した干し草の匂い、風向きによってたまに漂ってきます♪
→mozさま
牛は集団で行動する動物ですね。スペインの牛追い祭りでも闘牛の群れは、先頭を走る闘牛についていきます^^。縄張り意識の強いオスに限るみたいですが、ロバ、案外、激しいですね。コヨーテ撃退にはびっくりでした。
→JUNKOさま
もういたるところ牛の放牧だらけですが、いろんな種類の牛が見られて楽しく^^。写真をって後から検索して品種特定するのも面白いし。
→斗夢さま
オランダは九州ほどのサイズの国土です。小さいけどほぼ平らな感じだから、広く見えるのかも^^。これでも、人口密度の点からみると、日本よりも多いんですよ。
→ちぃさま
また変な日本人が来た・・・って牛さんがこっちを見てるかもしれません^^;。手を振ったら、よってきたりもするし好奇心旺盛。アメリカ民主党のシンボルはロバ・・・へ〜。共和党は?と気になって調べたら、ゾウでした・・・なんかすごいな、どっちも。穏やかそうに見えても強さもあって。
→ヤッペママさま
こののどかさが日々の忙しさを忘れさせてくれます^^。ロバ、思ってたより強そうです。狼撃退、ロバt採用で羊を守ってくれるといいなぁ。
→nachicさま
ここのも家畜を守るために飼われてるのかどうかは分かりませんが、意外な面で役に立つロバの話にはびっくりでした^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
牧場というのか、酪農家さんが点在してます^^。見せてもらえるだけでもう気分転換できますね。ロバの歯って案外強いのかも。
→kuwachanさま
この長閑さが、日常の慌ただしさを消してくれますね。ロバは力持ちで忍耐強く・・・ってイメージだったんですが、それに強さも加わりました^^。穏やかな面も、激しい面も。のろまではなかったんですね。
→yk2さま
この写真の場所で「牛込」だとオランダ各地に同じ地名が大量に発生することに^^;。『グランド・ジャット島の日曜日』・・・あの絵画の人が全部牛に置き換わったらと想像して思わず爆笑でした^^。牛いっぱい・・・吉田博の「沼崎牧場のひる」も野ではないけど、牛だらけですよね。
→coco030705さま
ロバ、のろまだとか言われてますが、オスはイヌ科に対してすごく攻撃的みたいです。縄張り意識かしらね。忍耐強いイメージがあったけど、強さも持ち合わせてたんだなぁと再認識^^。
by Inatimy (2021-11-16 19:32)