赤・・・小さすぎる [森・野]
頬に当たる日差しが、ほんのり暖かい気がする。
桜の花の公園には寄らず、その先で左に曲がってやってきたのは、犬連れも自転車も入れない遊歩道。
左側が湖で、右側には水路。 南に向かって歩いていく。
左側が湖で、右側には水路。 南に向かって歩いていく。
10月下旬の休日、朝から天気が良かったので、湖に出かけた日の話の続き、3話目、最終回。
※ 前回の、干された作業着、地衣類とキノコ、ヨーロッパコマドリの2話目は、こちら。
※ 前回の、干された作業着、地衣類とキノコ、ヨーロッパコマドリの2話目は、こちら。
光に透けた葉っぱが綺麗で。 気になるので何の植物か調べてみた。
おそらく、レガリスゼンマイ。 シダ植物門 ゼンマイ科 ゼンマイ属。
おそらく、レガリスゼンマイ。 シダ植物門 ゼンマイ科 ゼンマイ属。
学名:Osmunda regalis オスムンダ・レガリス。
オランダ語:Koningsvaren コーニングスファーレン。 直訳は、王のシダ。
オランダ語:Koningsvaren コーニングスファーレン。 直訳は、王のシダ。
トリミングしてみた。 薄っすらと見える葉脈にワクワクする。
この感じ、何かに似てるような・・・と記憶の糸を手繰り寄せると、雪駄(せった)だ。
・・・って、伝わるかなぁ^^?
この感じ、何かに似てるような・・・と記憶の糸を手繰り寄せると、雪駄(せった)だ。
・・・って、伝わるかなぁ^^?
名前にゼンマイとあるから、あの芽吹き始めの渦巻きも見られるのかな・・・と、
ちょこっと春が楽しみ。 忘れないように、来ないとね。
ちょこっと春が楽しみ。 忘れないように、来ないとね。
黄色とオレンジ色の組み合わせもいいんだけれど、もっと秋らしい色を見つけたい。
特に赤。 紅葉が恋しく。
特に赤。 紅葉が恋しく。
しかし、この辺りの木々は枝だけの姿。 地面に落ちる木の影、長く。
遊歩道脇は、枯れたのか、冬準備で刈られたのか、スッキリしていた。
遊歩道脇は、枯れたのか、冬準備で刈られたのか、スッキリしていた。
でも、よく見ると、木の右側あたり・・・
・・・赤い葉っぱが出てる。 ズームして撮ったけど、なんの植物かはさっぱり不明。
やがて左手の方にひらけた場所が。 空を映した水路が青く。
対岸、中央にある葉っぱのない木も、レガリスゼンマイに囲まれているよう。
水路では、オオバンが泳いでた。 顔に白が入ってて、クチバシは淡いピンク色。
ここも刈られたようだ。 奥の木々の集まりの向こう側に、いつも黄葉を見てる大きな水路がある。
目の前の水路に赤を発見。 でも、周りを見ても、紅葉の木はなく・・・なぜ?
ひょっとしたら、さっき地面から出てた赤い葉っぱかな。 風で飛ばされて来たとかね。
ひょっとしたら、さっき地面から出てた赤い葉っぱかな。 風で飛ばされて来たとかね。
さらに遊歩道を進んでいくも、すっかり刈られた場所が多くて・・・
・・・水路に映った対岸の植物を見る。
いつもの大きな水路に寄り道。 10月下旬、黄葉の進みもゆっくりで、まだまだだった。
足元には茶色くなったブナの落ち葉と実。
皆一斉に揃って黄葉することはなく、次々と散って、枯葉色になっていく。
対岸の木々の色を実際に見た色に近づけたくて、少し暗めで撮ってみる。
黄葉のタイミングは難しいな。 基本、天気の良い日しか散歩しないから・・・。
散歩日和を待ってるうちに、強風で飛ばされて一気になくなったりすることもあるし。
散歩日和を待ってるうちに、強風で飛ばされて一気になくなったりすることもあるし。
森林公園から出る時、いつもの小さな水路をのぞくと、倒木の上でアオサギが一休み。
首を縮めて。
首を縮めて。
Bovenkerk ボーフェンケルクにある教会、
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルクの前で。
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルクの前で。
湖一周の散歩、終了。 2時間半ほど歩いたかな。
すっかり空腹。 帰宅後、ピザを焼いてランチした。
すっかり空腹。 帰宅後、ピザを焼いてランチした。
この日は、行きも帰りも外猫さんに出会えたラッキーな日。
その写真は、またいずれ^^。
その写真は、またいずれ^^。
11月下旬に再びアムステルダムの森に行って秋の風景を撮ったのだけれど、
ブログに登場するのは年明けになってしまうかもしれない・・・^^;。
ブログに登場するのは年明けになってしまうかもしれない・・・^^;。
タグ:植物
10月だと日本はまだ紅葉が始まっていないですね。
東京は普通に外猫さん、います。
神社には神社に住み着いている猫も多いです。
by ma2ma2 (2021-12-14 19:16)
水に映った木々がきれいですね。
確かに赤い葉、欲しくなりますね。
ヨーロッパに多いコロンとした茶色い葉っぱも
大好きです。
昔旅行に行ったとき拾った葉っぱ、
今でもとってあります。
by ふにゃいの (2021-12-14 22:28)
こんにちは。
光に透けたレガリスゼンマ、心地良い色彩です。
雪駄を持ってますが、竹皮の編み込んだイメージに似てますね。
オオバン、上野の不忍池で見かけますが・・・
オランダのオオバンは首が長い印象です?
水面に空の色が映り込み、より深いブルー色に変化、綺麗です。
「外猫さんに出会えた・・・」アムスの外猫さんに興味ありです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-12-14 23:12)
ゼンマイも春先鹿意識しないから秋になってこんなに
綺麗に色づくのですね(^^)/
モミジ地はすごくいいけど他にももっと目を向けようと(^^ゞ
by snow (2021-12-15 01:08)
6,7,8枚目の水路を見ると、洪水にならないのかなと
気になります。
by 斗夢 (2021-12-15 06:14)
ゼンマイの葉っぱがいい感じに色づいていますね。
風の散歩道にも結構色があるものですね。
アオサギは結構人のいる場所に飛んでいますね。
近所の河原にも飛来していてその大きさにちょっとドキッとします。
by marimo (2021-12-15 07:56)
ヨーロッパの秋は、紅葉というよりも黄葉という感じで、黄色いですね。
日本の方がカラーバリエーションが豊かできれいかもしれません。
by YAP (2021-12-15 08:19)
緑が生い茂るのも良いけど
これくらいの時の方が外をウロウロしてると
楽しいですよねぇ 暮れ生まれだからかなぁ
by (。・_・。)2k (2021-12-15 15:09)
王の死だ、ゼンマイ!?
葉っぱの感じが私の思う日本のシダとは全然違う。
その辺りが「王」なのかしらね^^
葉脈が雪駄な感じ、わかります!!
足を乗せる部分(呼び方が分からず恥ずかしい・・・)の
編み方がこういう模様に仕上がりますよね。
外猫さんの写真も楽しみにしています^^
by ちぃ (2021-12-15 16:02)
ゼンマイの葉が色付くなんて知らなかった。
空を映した青い水路の広がる風景良いですね。
by ヤッペママ (2021-12-15 17:34)
サギ類は、いつも孤高な感じがしやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-12-15 19:14)
水路のある風景はいいですね。水のあるところドラマありで楽しい発見が多いです。青空がいつも気持ちがいいですね。
by JUNKO (2021-12-15 20:01)
雪駄、わかりますよ〜!ちょっと細長い雪駄ですね。
水面に映る木々のリフレクションが美しいですね。
by kyon (2021-12-16 00:15)
うふふ、雪駄、そうですね~たしかに!
うちの中では私、年中雪駄をはいているのですが、今見ても確かに似てますよ~
こういう日差しが恋しいですね。でも、あともう一息ですね!
…って、この後また日差しがそこそこもどってくるまでが長いですよね…
by めぎ (2021-12-16 07:33)
黄色と茶色等々も秋の色ですが、やはり紅色も欲しくなりますよね。
紅色求めて…、小さな可愛らしい色たちに出会えてよかったです。 ^^
雪駄ねなるほど ^^v トリミングして大きくしたら、そうですね、雪駄の網目見たいです。艶もそのままかも b^^
お散歩してから、手作りのピザでお食事。熱々で美味しかったでしょうね。ピザ、食べたい ^^;; 笑
by moz (2021-12-16 11:42)
赤く色づいた葉っぱ何でしょうね?
低木や葉っぱで赤く色づくものもあるけど京都のもみじのように一面が真っ赤っていうのはなかなかないですよね。
遮るものがないので空の青さが際立ちますね。
by miffy (2021-12-16 11:47)
雪駄・・・確かにそうかもしれないです^^
そう思ってみるとだんだん雪駄に見えてきました(笑)
えっ、水路で「オバハン」が!?「オオバン」でした(^^ゞ
アオサギ、いい休憩場所を見つけましたね。
by kuwachan (2021-12-17 01:15)
私葉脈フェチなの。
いいよね。
これを見てると 手のひらに太陽をの唄を歌っちゃうんだよ
by ゆうみ (2021-12-17 16:33)
→皆さま「赤・・・小さすぎる」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。11月下旬に再び森に行って黄葉・紅葉を見てきたけれど、その時の話は年明けに・・・季節感ずれてしまうけど^^;。
→ma2ma2さま
東京は12月に入っても紅葉が見られるみたいですね^^。こちらは外飼いの猫さん多いかも。窓辺に室内飼いの猫さんも見られたり。
→ふにゃいのさま
日本の紅葉の真っ赤な紅葉で育ってきた身には、赤くなる葉が恋しく^^。紅葉だけでは物足りないんですよね。茶色い葉っぱ、我が家にも一枚あり。古本の図鑑を買ったら、前の持ち主さんが挟んでて。
→Boss365さま
レガリスゼンマイ、もっと近くで撮れたらよかったんですが、遊歩道から離れたところに生えてて^^。雪駄の編み込んだところに似てますよね。オオバン、あちこちの水路で見かけます、案外気が強くて、マガモを追い回したりも。外猫さんの写真、年明けにアップしますね♪
→snowさま
普通のゼンマイとはまた葉っぱの形が違ってるので、それも面白く。春、気をつけて渦巻き探そうと思います^^。モミジの色づきは圧巻ですよね〜。
→斗夢さま
洪水というのか、すでにこの辺り、湿地帯なんですよ。なので浮島状になってる部分もあります^^。
→marimoさま
アオサギ、至る所で見かけます^^。というのか、水路があちこちにあるので、スーパーの前にコブハクチョウがいたりすることも。
→YAPさま
もっと赤く色づく葉っぱの木を植樹してくれないかしらね^^;。この森は、昔、オランダ人が作った森なんですよ。年数が経って、かなりナチュラルに見えますけどね。
→ (。・_・。)2kさま
私も秋から冬にかけて、そして真冬も好きです^^。街の中だと街路樹の落葉で、建物の並びがよく見えるんですよ。生まれたのは全然違う時期なんですけどね・・・。
→ちぃさま
「王の死だ」に思わず笑っちゃいました^^。我が家のPCも同じ誤変換してくれるので親近感。レガリスゼンマイ、普通のゼンマイとは葉っぱが違ってて、面白いですよね。雪駄の足を乗せる部分、あれなんていうんだろう・・・私もわからなくて、記事書くときに表現に困りました・・・。外猫さん、年明けくらいに登場予定♪
→ヤッペママさま
レガリスゼンマイ、私もこれで初めてゼンマイの色づきを知りました。他のゼンマイも黄葉するのかしらね^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
いつも一話でポツンといますね。ペアでいるところも見たことがないし・・・孤高だな^^。
→JUNKOさま
いたるところに水路があります^^。街の中には運河だし。天気の良い日でよかったです。この秋は滅多にスカッと晴れる日が少なかったので。
→kyonさま
形ではなく、あの編み込んだ部分に葉脈が似てるなと^^;。風があまりない日だったので、水面が穏やかでした。
→めぎさま
雪駄、似てますよね、レガリスゼンマイの葉脈の感じに^^。家の中で年中雪駄・・・和風な暮らし♪足袋シューズも確かお持ちでしたよね。この秋は、一日中綺麗に晴れる日がほとんどなくて、貴重な晴れでした。まだまだ日の出は8時50分と朝は暗いけど、日没が少し遅くなり♪
→mozさま
モミジの紅葉で育ってきたので、やっぱり秋は赤い色が恋しくなります^^;。紅葉は街の中くらいかな・・・煉瓦の壁を這う蔦の紅葉。雪駄に似てますよね、あの編んだ地模様に。ピザ、冷凍物も常備してます♪
→miffyさま
あの低いところにある赤い葉っぱ、気になりますよね^^。なんだろうな。モミジも植物園でしか見たことがないし、この時期、赤い葉っぱに囲まれるってほどの紅葉には出会えず、物足りなさが残ります・・・。茶色の葉っぱは多いんですけどねぇ。
→kuwachanさま
慣れというのは恐ろしいもので、「オバハン」と書いてあっても「オオバン」って読んでしまう脳・・・一瞬気づきませんでした^^;。ここ、お気に入りの場所なのか、よくアオサギ見かけます♪
→ゆうみさま
葉脈、いいですよね。植物によってその模様が全く異なるし、季節によっては色も違うしで^^。「手のひらを太陽に」・・・懐かしい歌だなぁ。作詞者、アンパンマンのやなせたかしさんだったんだ♪
by Inatimy (2021-12-28 19:33)