下に落ちていく色 [森・野]
水路際に立つ。
なんとなく・・・秋が終わっていくんだなと感じた。
なんとなく・・・秋が終わっていくんだなと感じた。
左側部分は、冬への準備に入った風景のよう。 葉っぱが落ちて、地面が秋色。
11月下旬、休日に散歩に出かけた話の続き、4話目、最終回。
場所は森林公園のAmsterdamse Bos アムステルダムの森。 最低気温6℃、最高気温8℃の日。
場所は森林公園のAmsterdamse Bos アムステルダムの森。 最低気温6℃、最高気温8℃の日。
※ 前回の、ハナウド、メタセコイアの葉、枯葉色の中の緑を見た3話目は、こちら。
遊歩道を歩いて・・・
・・・赤茶色の葉っぱの木々と緑の地面がいい感じになったところで、ズームして撮る。
あの木々もたぶん、メタセコイアだと思う。
モミジのような真っ赤な紅葉はないけど、緑、黄色、オレンジ色の混在もカラフルで、悪くない。
赤い実だけが残った木の枝。 でもよく見ると先っぽに、冬芽。
橋の上から。 左の奥がいつもの大きな水路。
ずっと沿って歩いてきた水路は、いつもの大きな水路へと繋がってたようだ。
ずっと沿って歩いてきた水路は、いつもの大きな水路へと繋がってたようだ。
まだ木々には茶色い葉っぱが残っているのに、
水面に映った木々は、その色がわからないほど黒っぽく。
水面に映った木々は、その色がわからないほど黒っぽく。
シルエットになった木々の枝に、水面に落ちた葉っぱが彩りを添えているかのような。
ブナの木の茶色い葉っぱの中に、別の木の黄色い葉。 風で飛んできたのかな。
葉っぱの形からすると、これはカバノキ属の木の葉。
葉っぱの形からすると、これはカバノキ属の木の葉。
学名:Betula pendula ベトゥラ・ペンドゥラ。
オランダ語:Ruwe berk リューエ・ベルク。
オランダ語:Ruwe berk リューエ・ベルク。
図鑑で見ると西欧の白樺って感じの木だった。
※ 私が持ってる図鑑4冊の写真がある記事は、こちら。
※ 私が持ってる図鑑4冊の写真がある記事は、こちら。
頭上、高いところに残っていたブナの木の葉っぱ。 明るめで撮ってみた。
コブカエデ(瘤楓)・・・だと思う。 木の根元にもたくさん葉を落として。
学名:Acer campestreb アケル・カンペストレ(エイサー・カンペストレ)。
オランダ語:Spaanse aak スパーンセ・アーク。 直訳:スペインのカエデ。
オランダ語:Spaanse aak スパーンセ・アーク。 直訳:スペインのカエデ。
スペインに生えてる唯一のカエデ種からつけられた名前のよう。
いつもの大きな水路まで戻ってきた。 黄葉が残ってる枝の下で。
足元に落ちたものはすっかり茶色になって。
足元に落ちたものはすっかり茶色になって。
そろそろ、帰ろう。
別の小さな水路に見た、落ち葉筏。 水面に映った葦(アシ・ヨシ)の姿もキレイだったので。
湖につながる水路にかかる橋の上から。
段々とくすんだ色が多くなってくるんだなぁ・・・と季節が冬に向かってる感がひしひし。
寂しげな風景になるけれど、氷が張るかなとワクワクもあり。
寂しげな風景になるけれど、氷が張るかなとワクワクもあり。
1時間半ほどの森の散歩、これにて終了。
☆ ☆ ☆
木曜、窓の外は濃い霧で真っ白。 それがほぼ丸一日続いた。 薄暗い・・・。
冬、我が家のベランダ小庭には花はなく・・・。
でも、古い球根を植え付けたプランターからは、緑の芽がいくつも出始めて。
でも、古い球根を植え付けたプランターからは、緑の芽がいくつも出始めて。
新しい球根を植え付けた植木鉢も、なんだか土の表面が凸凹してきたと思ったら、
よく見ると芽がチラ見え。 春へと動き出してる。
よく見ると芽がチラ見え。 春へと動き出してる。
他の植物も元気そう。 紅葉するはずのヒューケラはなぜか緑の葉っぱのまま。
地上部が消滅すると聞いてたハナショウブは、葉っぱが残ったので短くカットした。
地上部が消滅すると聞いてたハナショウブは、葉っぱが残ったので短くカットした。
こぼれ種から芽が出たカモミールは、ミニサイズがあっちこっちの鉢に点在・・・。
たくさん大きく育っていくといいな。
たくさん大きく育っていくといいな。
鳥が置いていったのか、ベランダの手すりに何かある。
パッっと見は、小さな球根みたいに見える形。
う◯ちだったらヤダな・・・と、まだよく確認してない^^;。
う◯ちだったらヤダな・・・と、まだよく確認してない^^;。
タグ:植物
落ち葉が秋の終わりを知らせてくれる感じですね。
ベランダの手すり鳥の糞だと嫌ですね。
by ma2ma2 (2022-01-16 18:17)
こちらのメタセコイヤは葉を落とし、魚の三枚おろしの中骨に
なっています。わたしのお気に入りの樹形です。
by 斗夢 (2022-01-16 18:35)
日本だと、関西は赤い紅葉が多くて、関東は黄色い紅葉が多いイメージです。この、たくさん積もった葉っぱが次の栄養になるのかな^^プランターの春の気配!わくわくします。
by おと (2022-01-17 01:38)
すっかり秋が終わった色ですね。
こういう色の景色は、ちょっと寂しさを感じます。
by YAP (2022-01-17 07:11)
紅葉の落葉は時節柄、
一年の終わりを連想させる侘しさを覚えますが、、
水路の水面に浮かぶ落ち葉には、
アート作品のような風情が感じられますね(・∀・)
河畔を埋め尽くす落ち葉の絨毯も晩秋らしくて
いい雰囲気☆
by あおたけ (2022-01-17 07:14)
秋の終わりの森も素敵ですね^^
良い音がしそうだなって、お散歩してみたいです。
鳥のフン!見つけると憂鬱になります^^;
by y* (2022-01-17 10:38)
ラストのお写真、如何にも冬の風景!という感じでいいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-01-17 12:47)
水路に落ちた葉っぱ、綺麗ですね。
この葉っぱたちはどこまで流れていくのかな~
こちらは寒いですが、水仙も咲いたし、梅や桃にも春の兆しが見られます。
by miffy (2022-01-17 15:31)
紅葉が落葉して水面や地面を弱々しく彩る様になると真冬が近いなって感じますよね。
冬枯れの景色も好きなのですが・・・
北海道はその後に一面の銀世界になる楽しみがあったのですが
大阪は冬枯れのまま(^▽^;)
冬枯れも長いとちょっと飽きますw
inatimyさん地方はこれから雪と氷の景色とロシアの熊さんですね!
赤い三輪車をキコキコ漕ぎながらオランダに向かっている図を想像してます(≧艸≦)
こんなに寒いのに植物は確実に春に向かってますよね^^
我が家のベランダでもじわじわと植物たちが春の姿になろうとしております。
by ちぃ (2022-01-17 15:46)
霧ですか 困りますねぇ
こちらは蝋梅が咲き出して春を感じます
by (。・_・。)2k (2022-01-17 15:46)
最後の写真好きです。
水面に映った葦の姿、明るい時にはまた別の風景ですね。
by ヤッペママ (2022-01-17 19:48)
落ち葉の茶色い葉っぱも、こうやって注目してみると綺麗です。
ブナの木の葉っぱって桜の葉っぱに似てますね。
夜暗くなるのが少しづつ遅くなって、季節は穏やかに移っているのだと
実感します。
by みち (2022-01-17 22:40)
木々の葉っぱが少なくなっていく様子に秋の終わりを感じます。
ふかふかの落ち葉からかさかさと音が聞こえてきそうです。
今ではすっかり葉を落としてしまっているでしょうね。
冬の真っただ中でチラ見えした芽、着実に春へ動いていますね^^
by kuwachan (2022-01-17 23:01)
紅葉じゃない山の落葉もこれだけ色んな種類があると
とてもとても楽しめます(^^)/
どの写真も素敵で迷ってしまいますね
by snow (2022-01-18 00:04)
こんにちは。
赤茶色の葉っぱ、メタセコイアみたいですが、きれいに色彩に変化です。
小生宅前のメタセコイアは、赤茶色ではなく茶色が強い感じです。
モミジの紅葉、色バリエーション変化あり、心地良い紅葉色ですね。
足元に積もってゆく落ち葉・・・
写真を見て「下に落ちていく色」のタイトルに頷くばかりです。
球根の芽がチラ見えは、嬉しい・楽しみな光景です。
鳥さんの置き土産?「小さな球根・・・」を願ってます!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-01-18 09:39)
水に落ちた落葉が時間差で川底から川の表面までいろいろな層になるのが楽しみです。どの写真も秋色が美しいですね。
by JUNKO (2022-01-18 16:17)
こちらもラインタワーが見えない日が多くて、暗くてどんよりしています。
黄葉と落ち葉の季節、なんだか懐かしいですね。
by めぎ (2022-01-19 22:00)
→皆さま「下に落ちていく色」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。ここしばらく太陽を見てなくて・・・。日々、天気予報の雲に半分隠れる太陽のマークに舞い上がっては、外れてガッカリ・・・。天気が良くないので年が明けてからまだ散歩にも出掛けられずです・・・。
→ma2ma2さま
ベランダの手すりにあったもの、あれ、鳥のフンでした・・・でもいつの間にか無くなってたのでラッキー^^。
→斗夢さま
魚の三枚おろしの中骨の樹形とは、なかなか面白いですね^^。春にはそこからじわじわと葉っぱが見え始めるのかしら。
→おとさま
こちらでは、紅葉が見られるのは街の中。煉瓦の壁を這う蔦の葉っぱが赤くなり^^。積もった落ち葉、腐葉土になって栄養たくさんありそうですよね。プランターや植木鉢、何かしら変化が見られるのは嬉しく♪
→YAPさま
秋の憂いですよね^^。だんだんと冬に向かっていくんだなぁ・・・としみじみ感じられる時期でした。でも世の中はクリスマスの準備ににぎわってたので、気持ちの切り替えは早く・
→あおたけさま
落葉が始まると、年末に向かう速度が一層早まる気がします。慌ただしさ、侘しさ、入り混じりますよね。忙しくなる中で、森の様子は何かといい気分転換に^^。
→y*さま
秋色になった森の中、足元の落ち葉のカサカサやしっとりふかふかの感触、いろんなものに出会えて楽しさ倍増です^^。ベランダの手すりにあったもの、鳥のフンでした・・・放置してたらいつの間にか無くなってました♪
→ぼんぼちぼちぼちさま
冬の風景、色が寂しいけれど、その分、春になった時、溢れんばかりの色に心躍るんですよね^^。
→miffyさま
水路に落ちた葉っぱ、そのまま朽ちて沈んでいきます。オランダ、平らな地なので流れはなく^^;。こちらはまずスノードロップかな。それから水仙やクロッカス。
→ちぃさま
こちらも冬枯れの景色が続きますよ。雪雲がぶつかる山がないのと、近くに暖流が流れているので、滅多に雪が降ったりせず、積もりもしなくて^^;。近年は気温が高めの冬が多いので、氷が張るのもめずらしくなりました。今年はロシアの熊、来てくれるかしらねぇ・・・三輪車で^^。ベランダでは、クロッカスやムスカリの球根の芽も出始めましたよ♪
→(。・_・。)2kさま
あまりにも濃い霧で、窓の外真っ白だし、かなり閉鎖的な感じでしたよ^^;。蝋梅の花が咲き始めたとは、冬でも季節の動きが見られていいですよね♪
→ヤッペママさま
段々と冬の寂しげな風景になっていくけれど、その姿もまた美しく^^。葦は、春になる前に刈り取られてしまうんだったかな。
→みちさま
ブナの木の葉っぱ、この森で一番よく見かける葉っぱかも。桜の葉っぱみたいにふちにギザギザはないかな。桜の葉っぱで、一気に桜餅を思い出し・・・あの香り好きなんです^^。
→kuwachanさま
落葉の時期からもうすでに次の春に向けて芽の用意をしてあるという・・・植物って用意周到ですよね^^。冬の森へ散歩に出かけたいのに、ちっとも休日に天気が良くならなくって・・・運動不足に拍車がかかってます。
→snowさま
紅葉、日本人には馴染みのあるモミジがないので、黄葉ばかりだと物足りなく感じますが、森の中を歩いてるといろんな光景に出会えるので、次々気を引かれます^^。どんどん奥まで歩いていきそうになるので、早めに帰るように気をつけないと。
→Boss365さま
メタセコイア、案外いい色になるんだなと今回気づきました^^。次の秋もチェックしに行かないと。天気が良くなる休日を待っていたらすっかり見頃を逃してしまったので、次回はタイミングが合うといいけれど。下に落ちていく色、足元に色が溜まっていくのを見ると面白く。もともと頭上にあったものですもんね。ベランダの手すりの鳥さんの置き土産は、しっかりとフンでした・・・でもいつの間にか無くなってたのでよかった♪
→JUNKOさま
黄葉の見頃には間に合わなかったけれど、端端に残る秋の色、堪能できました^^。水路があちこちあるので、落っこちないよう、気をつけながらの散歩です・・・。
→めぎさま
霧の日、多いです・・・窓の外、真っ白で何も見えなくて閉塞感・・・。あっという間に季節は流れていきますよね。記事がすっかり間に合わなくって^^;。
by Inatimy (2022-01-26 00:23)