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むは、むちゃ [ミュージアム]

建設途中のエッフェル塔

1887年着工、1889年完成。

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6月下旬、再び行ったDen Haag デン・ハーグで、
Kunstmuseum Den Haag デン・ハーグ市美術館を訪れていた日の続き、3話目

最低10℃、最高22℃くらいの日。
 ※ 前回の、企画展"Cubic 3 Design"を観た2話目は、こちら

今回は、館内で開催されていた別の展示について。
エッフェル塔が建設中だった頃、ちょうどパリ美術学校に通っていたのが・・・

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・・・こちらの画家。  迫力あるな、の敷物。

チェコ出身(生まれた当時はオーストリア帝国だった)フランスで活躍した
Alfons Muchaアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。

ミュシャはフランス語の発音で、チェコ語だとムハ
オランダ語でもムハ。 スペイン語だとムチャになる。


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この美術館に来たのは、この展覧会 "Alphonse Mucha  Art Nouveau in Paris"
「アルフォンス・ミュシャ パリのアール・ヌーヴォー」を観るため。 会期は7月3日までだった。

右から1番目:"Lorenzaccio"「ロレンザッチオ」 1896 カラーリトグラフ
 16世紀のフィレンツェが舞台の戯曲で、1896年にサラ・ベルナールのために舞台化されたもの。
 サラ・ベルナール演ずるのはロレンツィーノ・デ・メディチで、男役。

右から2番目:"La Dame aux Camélias"「椿姫」 1896 カラーリトグラフ
 アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)作の小説・戯曲による劇。
 サラ・ベルナールが主役のマルグリットを演じた。

左:"Poster for Médée"「メディアのためのポスター」1898 カラーリトグラフ
 サラ・ベルナールが演じるメディアは、ギリシア神話に登場するコルキスの王女らしい。

展示室の中央には、イブニングドレス
手前左:1901年ごろのシルクのイブニングドレスで、手にあるダチョウの羽で作られたもの。
奥右:1984年頃のシルクのイブニングドレスで、扇はフランスのDuvelleroy デュヴェルロワのもの。


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"Sarah Bernhardt as La Princesse Lointaine" 1987 カラーリトグラフ
「ロワンテーヌ姫に扮するサラ・ベルナール」

ロワンテーヌ姫は、フランスの劇作家 Edmond Rostand エドモン・ロスタン(1868-1918)が
サラ・ベルナールのために書いた「遠い国の姫君」という話に出てくるらしい。

と、ここまで書いたように、ミュシャといえば、
フランスの舞台女優 Sarah Bernhardt サラ・ベルナール(1844-1923)。


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"La Samaritaine"「サマリアの女」 1897 カラーリトグラフ

これも描かれているのは、サラ・ベルナール。 聖書の中の話の劇のよう。
下の部分に、先に話した劇作家Edmond Rostand エドモン・ロスタンの名前が見える。

劇のポスター以外にも作品はあって・・・

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・・・"Bieres de la Meuse"「ムーズのビール」 1897

ムーズはフランス北東部にある県で、その県にあるバル=ル=デュックは、
ビール醸造所のムーズ社の本拠地であり、そのビール宣伝ポスター

観ているうちに、ちょっと「バッカス」を思い出した、カラヴァッジョの・・・。


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" 'Byzantine' Plate 46 from Album de la décoration" 1900 カラーリトグラフ
「<ビザンチン> 装飾アルバムからのプレート 46」

いろんな種類の花の房と茎の曲線、色使いがとても気に入って。


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"Package Labelling for Biscuits Boudoir Lefèvre-Utile" 1901
「ルフェーヴル=ユティルのビスケットBoudoirのためのパッケージ印刷」

ルフェーヴル=ユティルは、LUの略称で今でもスーパーで見かけるビスケットのブランド。
フランス発祥だけど、現在は米国の食品・飲料会社に買収されてるよう・・・。


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"Boxes for Lefèvre-Utile Biscuits: madère & muscadet" 1901
「ルフェーヴル=ユティルのビスケットMadèreとMuscadetの箱」

こんなオシャレなデザインの箱に入ってたら、食べた後でも、もったいなくって捨てられないな・・・。
パッケージ買いもしてしまう。


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"Study for Lance Parfum 'Rodo'"「ランスの香水<ロド>の習作」1896

この作品の実際のラベルが貼られた香水木箱も展示されていた。


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右:Lance Parfum 'Rodo'「ランスの香水<ロド>」 1896頃
  香水の入ってるガラス小瓶6本入りのラベル付き合板の木箱。

左:Coeur de Jeannette「ジャネットのハート」1899
  Houbigant ウビガンの香水ボトルとケース。これもミュシャのデザイン。


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大きな展示室の壁にあったモノクロ写真は、パリのデパートであるプランタンの中央階段。
Grands Magagins du Printemps Paris L'escalier Central

曲線のあるデザインっていいな。

プランタンで私が思い浮かべるのは、展望テラスで食べたハンバーガー。 焼き加減まで聞いてくれた。
眺めよく、エッフェル塔、オペラ座(ガルニエ宮)、エトワール凱旋門も見えたという。


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その展示室の中央には、ミュシャと同じ頃に活躍したフランスのガラス工芸家
Émile Gallé エミール・ガレ(1846-1904)やDaum Frères ドーム兄弟の作品が並んでた。

その中で気になったのが・・・

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・・・オダマキ属の植物装飾の入った花器。 Daum Frères ドーム兄弟の作品で、高さ52cm。


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そして、スミレの装飾の入った花器。 たぶん、これもドーム兄弟だと思う。

壁には「四季」「1日の時間帯」プリムローズ&フェザー」など、ミュシャ連作も並んでいた。


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"Le Pater(The Lord's Prayer)"「父よ(主の祈り)」 1899

主の祈り7つのパートに分けて、各パート3ページで構成。
 1ページ目は、カラフルに装飾されたラテン語フランス語での一節
 2ページ目は、中世の手書き文字でのミュシャ解説
 3ページ目は、そのミュシャの解説を表したモノクロの挿絵

写真は解説のページ。 周りの装飾も綺麗だけれど、中世の文字にも惹かれる。


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"Princezna Hyacinta(Princess Hyacinth)"「ヒヤシンス姫」 1911

バレエとパントマイムのおとぎ話「ヒヤシンス姫」宣伝ポスター
自分の娘が妖術師に誘拐されたお姫様だったというを見た鍛冶屋さんの話らしい。

深緑の組み合わせがいいなと思って。 顔の左側あたりに鍛冶屋さんの道具も描かれてる。


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"Song of Bohemia"「ボヘミアの歌」 1918 油絵

額縁の形が独特。 上の方、内側が緩やかなアーチ。 下の部分、両方の外側に、くるくる渦巻き


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中央の女性をトリミング。 
優しい色使い。 ひだ、広がる布の上にいくつもの花輪。


ミュシャ以外の関連のある作品も展示されていた。

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フランスの画家 Jules Chéret ジュール・シェレ(1836-1932)の
"Bal au Moulin Rouge"「ムーラン・ルージュの舞踏会」 1889

リトグラフ、イラストの作品も多く、宣伝ポスターといえば、ジュール・シェレ


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Claude Monet クロード・モネ(1840-1926)の
"Quai du Louvre"「ルーヴル通り」 1867頃

ルーヴル通りは、パリ1区にある。 ポン・ヌフ(ヌフ橋)のそば。

絵の左側、街路樹に少し隠れるようににポン・ヌフ(ヌフ橋がある。 丸屋根の建物はパンテオン
その左下あたりに白っぽくアンリ4世騎馬像が見える。


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Ludwig Moser und Söhne, Karlsbad のガラス製品。 1900年代の初めのものだったと思う。
直訳すれば、ルートヴィヒ・モーザーと息子たち。 カールスバートにあるガラス工場。

カールスバート生まれのLudwig Moser ルートヴィヒ・モーザー(1833-1916)が設立者。
現在はMoser a.s.という名の高級ガラスメーカーらしい。

ちなみにカールスバートはドイツ語名で、チェコ西部にあるKarlovy Vary カルロヴィ・ヴァリのこと。
温泉のある都市で、ルートヴィヒ・モーザーが生まれた当時は、オーストリア帝国だった。


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ミュシャ展の出口の壁に貼ってあった"L'Automatique"「夢想」 1900頃 の一部。
もちろん、このオリジナルの作品も、展示されていた。

Kamoさんに「観たい展覧会があって・・・」と誘われて来てみたミュシャ展
 "Alphonse Mucha  Art Nouveau in Paris"
「アルフォンス・ミュシャ パリのアール・ヌーヴォー」

植物装飾や、チェコの民族衣装っぽい服のデザイン、色使いなど、十分楽しめた。


この日の話、あと何回か続く。



観終わった後、ショップで買ったのはポストカード図録
私が気に入るって、なぜかポストカードになってないのが多い・・・。

展覧会グッズは、日本の方が断然、物欲をそそるものが多いと思う^^;。

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コメント 27

ぼんぼちぼちぼち

アールヌーボー好きなので、ミュシャもガレもドームも大好きでやす!
ミュシャ展は、東京に来た時、3回くらい観に行きやした。
あの計算され尽くした曲線がなんとも言えやせん!
by ぼんぼちぼちぼち (2022-09-02 17:31) 

kuwachan

パリのアール・ヌーヴォー展、見応えのある展覧会でしたね。
ミュシャはサラ・ベルナールのポスターを手掛けて一躍有名になったんですよね
「ボヘミアの歌」の柔らかな雰囲気もいいですね。
東京の展覧会で観たスラブ叙事詩を思い出しました。
ドーム兄弟の花瓶も素敵です。
モネの「ルーヴル通り」、今もほとんど変わらない風景が見えそう。
日本だとすっかり変わっていますけどね(笑)
by kuwachan (2022-09-02 17:34) 

ma2ma2

時代で画風とか色々変わりますね。
僕は時代というより画家で絵の好きが決まります。
by ma2ma2 (2022-09-02 17:58) 

tomi_tomi

日本の美術館はほぼ写真禁止ですが・・・やはり海外は違いますね!羨ましいですしこんな素晴らしい作品は日本でも撮影OKにしてほしいです
by tomi_tomi (2022-09-02 18:36) 

mitu

アール・ヌーボー好いですねぇ
デザイン化されたアカンサスモリスなどの植物の描写
曲線をいかした家具や建造物も好いなぁ
エミール・ガレのガラス工芸品も大好き!・・・見るだけですけど^^
by mitu (2022-09-02 19:08) 

斗夢

リトグラフというもの、好きです。滅多に見ることはないですが。
by 斗夢 (2022-09-02 20:47) 

ゆうみ

この美しいイヴニングドレスの下は
ギューギューのコルセットなのかな?
by ゆうみ (2022-09-02 23:18) 

おと

東京のミュシャ展、私も行きました!その時に買った布バック、今も毎日使うほど愛用しています。ミュシャの描く女性って力強くて好きです。今回の旅で、ちょっとだけパリに寄ったのですが、カルナヴァレ美術館のミュシャの部屋とアールヌーボーを見てきました^^
by おと (2022-09-03 04:29) 

(。・_・。)2k

1887年だったんだぁ
凄いなぁ そんな昔にこんな物作れちゃうんですねぇ

by (。・_・。)2k (2022-09-03 06:28) 

YAP

特徴的な絵ですね。
皆さんのコメント見ると、けっこう有名な方なのですね。
教養の浅い私は知りませんでした。
エッフェル塔は、パリ万博に向けて建てられたんですよね。
by YAP (2022-09-03 06:47) 

yk2

最初に今回のエントリのタイトル読んだ時は、なんのこっちゃ???って思いましたわ(笑)。

いなちゃんが今回ミュシャを取り上げたので思い出したんだけど、随分昔に、オルセーの祝典の間に展示されている美しい女性の大理石像の作品名と作者名が分からない~!ってブログに書いたら、それはアントニン・メルシエ(Antonin Mercié)作のシャルル・フェリー夫人の墓のための大理石像って調査してくれた事があったよね。覚えてる?(^^。あの女性像と、ミュシャの『ボヘミアの歌』の女性のポーズがすっごく似ているなぁ~って、以前からずっと思ってました。

ルートヴィヒ・モーザーは初めて目にする(?)、あまり馴染みの無い名前、作品です、フツーにこの時代でモーザーと云えば、まずコロマンの方しか浮かばないでしょ^^;。間違いなくガレの作風の影響下にはあるのだろうけど、表現がまた少し独特ですね。面白いな。
by yk2 (2022-09-03 08:34) 

marimo

ミュシャの作品はよく目にしますね♪
リトグラフなんですね。
ガレのガラス細工にもとても心惹かれます♡

by marimo (2022-09-03 08:35) 

moz

ミュシャ展、数年前に日本でも大きな展覧会があったので見に行きました。それまで綺麗な装飾の多い絵描きさん、と思っていたミュシャでしたが、展覧会に行って印象がすごく変わりました。
大きなタペストリー? だったっけ? チェコの歴史を描いたもの(戦い等)を見て、単に装飾が多い綺麗な作品を描くアーティストというものではないんだなぁと。^^;
そうですね、日本の展覧会だと、絵を見た後に関連のグッズを物色するのも楽しみの一つですものね。少し、あり過ぎとも思いますけど ^^; 笑
オダマキの描かれた花瓶も素敵だなぁ。 ^^
by moz (2022-09-03 11:45) 

sheri

ミュシャ展、何年か前に行ったのを思い出しました(もちろんコロナ前)
2回ほど行きましたが、グッズがその回ごとに違うので面白いです。
2回とも絵はがきやらシールやら買いまくりました。あれ、どこ行ったかな?
by sheri (2022-09-03 15:43) 

ちぃ

むは、むちゃって???でしたがそういうことだったのですね^^
ベル・エポックとサラ・ベルナールは絶対に切り離せませんものねぇ。
舞台芸術ならなおさら。
3枚目のお写真の3枚のリトグラフの舞台、
どんな舞台だったのかなぁと想像してます。
ミュシャデザインのクッキーのパッケージや香水、素敵!
今でいう商業デザイナーのようなこともしていたのですね。
油絵は初めてみたのですが"Song of Bohemia"「ボヘミアの歌」が
額も含めてとっても気に入りました。
白い布のひだに心惹かれます!
額のくるくる渦巻きは絵の中の幾つもの花輪のイメージなのかしらね。
続きの記事も楽しみです♪
by ちぃ (2022-09-03 16:36) 

ヤッペママ

ミュシャ財団の許可を得て作品を作っている彫金作家さんを
知っています。
好きな作品を何点か持っています。
by ヤッペママ (2022-09-03 20:28) 

みち

ミュシャの色合いは穏やかな感じがしていいなぁと思います。
クッキーの箱素敵です、これは保存したくなります。
下から二番目の、ガラスの器もとっても綺麗ですね。
by みち (2022-09-04 09:23) 

ナツパパ

世紀末のパリのイメージそのものに感じられました。
世紀末...と言っても、2世紀前なんですよねえ。
ずいぶん昔に感じ入られますが、パリの街は今でもその頃の雰囲気が
残っているように感じられます。
by ナツパパ (2022-09-04 11:08) 

tommy88

ミュシャの絵はよく見ました。
でも、ミュシャらしき人を見たのは初めてです。
絵との雰囲気には大きな落差があります。
特に足元の熊なんぞ、趣味が違うなと思うのでした。

by tommy88 (2022-09-04 11:41) 

nachic

ミュシャ好きです♡
何度か展覧会にも行ったけど、ヒヤシンス姫見たことがない気がします。クッキー缶とかあったら、保存しちゃいますね。何入れようかな。
ルドヴィヒモーザーの立体的なガラス製品、素敵ですね。
by nachic (2022-09-04 11:51) 

miffy

ミュシャ、ガレ、ドームなどのアールヌーヴォーの作品は日本人好きですよね。
昔よくデパートでも頒布会があっていいな~と思った作品は何千万単位で手に入れるのは無理だと思いました。
ミュシャのリトグラフはちょっと無理して買っちゃいました。
by miffy (2022-09-04 16:12) 

めぎ

そう言えばこの夏も、コンサートホールには入ったけど、美術館には入らず仕舞いでした。
ミュシャの絵、25年ぐらい前に日本で見たのが最後かな…
by めぎ (2022-09-05 06:49) 

engrid

素晴らしいな、、ビスケットの箱、間違いなくお取り置きなりますよ、気に入ったポストカードがない時の、がっかりした気持ち、どうして。。。って思います、感性の違いなのかなとかも
by engrid (2022-09-05 20:53) 

TaekoLovesParis

上から3番め、展示室の写真を見て、「優雅な時代、すてき」って思ってます。広告の写真といえど、パリのプランタンの中央階段の写真にいる人たちのドレス・帽子も素晴らしいですね。フランスはモードの歴史の国であることを改めて思います。
by TaekoLovesParis (2022-09-07 11:07) 

kyon

ミュシャの絵は好きです。パッケージデザインやポスターにぴったりで、よく目にしますよね。
あと好きなのはクリムト。
by kyon (2022-09-08 00:03) 

暁烏 英(あけがらす ひで)

いいものを見てきましたね。
スミレの装飾の入った花器が気に入りました。絵画のようです。
エミール・ガレ(1846-1904)やDaum Frères ドーム兄弟の作品は、何度か見ましたがいいですねえ
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2022-09-09 22:55) 

Inatimy

→皆さま「むは、むちゃ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。コロナ禍でロックダウンになったり、美術館が閉鎖になったりで、2年半ぶりに行った美術館、そして展覧会、とても楽しめました、いい刺激^^。この時も時間枠で予約制の入館だったけど平日だったので空いてたし。

→ぼんぼちぼちぼちさま
アール・ヌーヴォーの植物装飾、たまらなく素敵ですよね^^。日本ではいい展覧会が開催されることが多いですよね、とても羨ましいです。

→kuwachanさま
見応えのある展覧会でした。前回このミュージアムに来た時も確かアール・ヌーヴォー関連の展覧会だったなぁ。「ボヘミアの歌」雰囲気が柔らかくっていいですよね。スラブ民族を意識した作品も印象的でした。ルーヴル通り、きっと今も同じような風景が広がってるんだろうなと思います^^。

→ma2ma2さま
私は同じ画家でも好きなもの、そうでないものが分かれるタイプ^^。

→tomi_tomiさま
オランダの美術館でも撮影不可な展覧会もありますが、多くはフラッシュ・三脚など無しならOKが多く、ありがたいです。その分、ショップで販売されてるポストカードやグッズも少ないですけどね・・・^^;。

→mituさま
アール・ヌーヴォーのデザイン、曲線が多くて好きです。植物装飾も楽しめますよね^^。現代のデザインは直線が多くて私には物足りない・・・。

→斗夢さま
リトグラフの作品、こういうのも面白いですよね。印刷、時代によってその技術も変わっていって^^。

→ゆうみさま
ドレスを着るのも一苦労ありそうですよね。コルセット、それがないとかなり大変そうな・・・。ダチョウの羽根の扇を持ってるドレスは、オランダのウィルヘルミナ女王の女官が着ていてものらしいです。

→おとさま
ミュシャ展、日本で開催されてるの、いいですね。グッズがいっぱい売ってそうな^^。カルナヴァレ博物館、面白いですよね、一日中いられるところで。そこのミュシャの部屋の記事を書いてて途中で保存押したらエラーが出て記事が保存できず、涙ものでした。・・・^^;。

→(。・_・。)2kさま
エッフェル塔、当時の最先端の技術の塊だったんですよね^^。パリ万博という大舞台に皆が一丸となって進んでいたのがよくわかります。

→YAPさま
私も最初はうっすら作風と名前を知っていただけで、10年余りかけて、じわじわとどんな人か知ったという。この展覧会だって、Kamoさんに誘われて来たものだし^^;。作りかけのエッフェル塔の右隣にもパリ万博の建物が建てられてるの、興味深いですよね。あのってものも残ってればなぁ・・・と思うんですが、その後の1900年のパリ万博ではまた新たに別の美しい建物が。

→yk2さま
言語によって、人の名前の発音が変わるの、面白いですよね^^。ミケランジェロもスペインだとミゲル・アンヘル。一瞬誰?って思いました。アントニン・メルシエ(Antonin Mercié)作のシャルル・フェリー夫人の墓のための大理石像、覚えてますよ。女性の姿、それぞれの角度がとても美しくて、すごく気になって知りたくて検索したものだから^^;。向いてる方向は違うけど、反転したみたいに、確かに「ボヘミアの歌」の女性とポーズが似てる〜。この絵のポストカードが欲しかったんですが、残念ながら売ってなくって、で、図録を買ったんですが、この展覧会だけの図録では無く、共通で使えそうな本みたいなものだった・・・で、この絵が掲載されてなくて、少しがっかり。ルートヴィヒ・モーザーのガラス製品、今見たら、チェコの旅行ガイドブックでは、モーゼルと紹介されてました。ブログに上げた作品の他に15点ほど展示されてましたが、私が一番気に入ったのがこれ^^。

→marimoさま
ガラス作品の中で私が気に入ったのは、後で調べたらガレではなくてドーム兄弟の方だったんですけどね。たくさん並んでる写真の中にがれのがあるはずなんだけど、どれがガレだか^^;。

→mozさま
ミュシャも時代によって作風が変わりますよね^^。民族色が強いものも撮っても力強くって好きです。日本ではとてもいい展覧会が数多く開催されるので羨ましいです。しかもグッズが充実。オダマキ足の描かれたドーム兄弟の作品、素敵ですよね〜。

→sheriさま
日本の、購買欲をくすぐる品作りって、本当に素晴らしく。見たら欲しくなるものが多いです^^。オランダで展覧会があっても、そこまで欲しくなるグッズないですもの・・・気に入った絵画のポストカードも作られてなかったりで。

→ちぃさま
サラ・ベルナールなしでのミュシャの展覧会はあり得ないほどですよね^^。男役のサラ・ベルナール、かっこよかったでしょうね。ミュシャのデザインしたパッケージのものだったら、ついつい手が伸びますよね。箱も捨てられない。「ボヘミアの歌」気に入ったから、ポストカードがあったら・・・とショップを覗いたのだけれど、作ってなかった・・・。ここの美術館、すごく大きくて、他にもいろんな展示してます。常設展も今回半分も見てないかも・・・。

→ヤッペママさま
ミュシャ財団の許可を得て作品を作っている彫金作家さん・・・どんな作品を作ってらっしゃるのか、気になります^^。

→みちさま
ミュシャの作品、穏やかなものから、力強いものまで色々あって、見応えありますね。クッキーの箱は、絶対食べた後にも残しておいて、宝物入れにしたい^^。ガラスの器、今でもボヘミアンガラスの老舗として、残ってるそうです。

→ナツパパさま
パリも昔のままのいいところもあれば、近代的なビル街もあって、うまく共存してると思います^^。エッフェル塔も当時はすごく斬新なデザインと存在感だったけど、今ではパリの観光の目玉ですものね。

→tommy88さま
私もミュシャらしき人を見たのは今回が初めてだったかもしれません^^。びっくりしますよね、熊の敷物。当時は普通だったのかしらね。

→nachicさま
ヒアシンス姫、可愛らしさも残った女性の雰囲気がとっても素敵で^^。ミュシャのクッキーの箱も色使い、文字の配置も見事なデザイン。モーザー、今では高級ボヘミアんガラスの老舗として残ってるそうです。

→miffyさま
日本人だけでなく、アール・ヌーヴォーの作品はどこでも人気がありますね^^。何千万円のものが家にあったら、うっかり当たって壊したりしないか、心配で落ち着かないから、ミュージアムで見るのが一番かな^^;。

→めぎさま
私は逆にミュージアムには入ったけど、コンサートホールへは入ってなくて。コンセルトヘボウで演奏聴いたのって、もう15年くらい前だ・・・。

→engridさま
がっかりしますよね・・・気に入った絵のポストカードが見つからなかった時って。私が欲しかったのは「ボヘミアの歌」。図録なら、と買ってみたら、それにも載ってなかったという・・・^^;。

→TaekoLovesParisさま
上から三枚目の写真、この展示室、どうしても撮っておきたくって、人がいない間にささっと撮影^^。ダチョウの羽根の扇を持ってる方は、オランダのウィルヘルミナ女王の女官が着ていたものだそうです。当時のオランダのドレスも雰囲気がいいですよね。壁にあったプランタンの中央階段のも、映画の中のようなシーンで。ドレスと帽子の合わせ方、見事なおしゃれ。

→kyonさま
クリムト、金色のイメージがある画家さんですね^^。ウィーンの美術史博物館で観たことがあります。階段の横にある壁画でしたが。

→ 暁烏 英(あけがらす ひで)さま
いい展覧会でした^^。スミレの装飾の花器、色合いがとても綺麗で。ガレ、ドーム兄弟、ラリックあたりのガラスの作品は飽きることなく眺めてられますね。
by Inatimy (2022-09-10 22:55) 

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