SSブログ

真ん中を突き抜けた・・・ [ホールン 2022年 夏]

煉瓦の色にがいいアクセントになっていて。

hrn22mb2d95.jpeg
1613年に建てられたもの。 昔は地域の水管理の責任を負う地方政府機関の建物だったよう。
駅前からのメインストリートの両側には、カフェ、レストラン他、いろんなお店が並んでいた。


7月中旬、Hoorn ホールンの旅、2日目の続き。 17話目
ホールンはアムステルダムの約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日夏休み

この日は、ホールンから蒸気トラムに乗って、Medemblik メーデンブリックを訪れていた。
メーデンブリックは、ホールンの15kmくらいのところにある街。

 ※ 前回の、市庁舎の外観とパン博物館を見た話は、こちら


あっという間にその店も途切れ・・・

hrn22mb2d96.jpeghrn22mb2d97.jpeg

・・・紅白縞々のポールに足を止める。 跳ね橋が上がるようだ。


hrn22mb2d98.jpeghrn22mb2d99.jpeg

完全に上がるのを見計らったように、帆柱のあるが通り抜けて、内側のへ入って行った。
跳ね橋が元の状態へと戻り、紅白縞々のポールが上がって、通行再開。


hrn22mb2d100.jpeg

少し進んで途中で左へ曲がる。 並んだ家の間の壁、向こう側は庭になってるよう。
半円の窓がついていたり、葡萄色のタチアオイが咲いていたり、いい感じ。


hrn22mb2d101.jpeg

今歩いているところは、Pekelharinghaven ペーケルハーリングハーフェンという港の周り。 
目的の場所へ向かうには、ぐるりと回り道する必要がある。 というのもがないから。

ちなみにPekelharing ペーケルハーリングの意味は、簡単にいうとニシンの塩漬けで、
haven ハーフェン。 なので、この港の名前は、ニシンの塩漬け港

元々湿った泥地で農地として使われていたところを、スポーツグラウンドに整地され、
その後、1989年にウォータースポーツなどのためにになった場所らしい。

オランダオランダ人が作った・・・って言葉をふと思い出した。


hrn22mb2d102.jpeg

長閑だなぁ。 人混みが苦手だから、歩いてる人が少ないというのも快適。

やがて見えてきたのが・・・

hrn22mb2d103.jpeg

・・・水路に囲まれた、煉瓦造りのラドバウト城。 Kasteel Radboud カステール・ラドバウト

日本のお城は、お堀があって、石垣があって、その上に城があるって感じだけど、
このお城は、水の中に城が建ってる、って感じ。 こぢんまり。


hrn22mb2d104.jpeg

水路にかかる唯一の煉瓦造り。 

あれこれのんびり撮っている内にKamoさんがを渡って、どんどん先へと進んでいく。
の前の広場には、集まってる人。 鷹匠のショーか何かしてるよう。

あっ・・・と思った瞬間にKamoさんがそのイベントの中央へ歩み寄り、あれよあれよという間に、
鷹匠皮の手袋をつけてもらい、腕に猛禽を乗せてもらっていた。 なんという大胆な、勇気ある行動。


hrn22mb2d105.jpeg

後で話をよく聞くと、Kamoさんは単にお城のエントランスへ向かおうとしてたらしい。

タイミングよく鷹匠「誰か腕に乗せたい人〜?」って募っていたのか、
それを知らずに歩み寄ってきたKamoさんの腕に・・・という顛末だったよう。 可笑しい。

本当は、もう少し先にあるミュージアムを見るつもりだったけど、
せっかくなので、予定変更してこのお城を見学することにした。


この日の話、まだまだ続く。




曇天の日が多い。

そして、ここ4日間、50km/h(約15m/s)前後の強い風がずっと吹いている。
たまにかなりの突風で荒れたりもして、窓の外がゴーゴーとうるさい。

そのせいで、ベランダの植物の葉っぱがでヨレヨレになってきた・・・。
せっかく綺麗に咲きそろってきたパステルカラーのヒヤシンスも斜めに。

いつもがいいところでダメージを受ける・・・ヤダな。

nice!(49)  コメント(19) 
共通テーマ:地域

nice! 49

コメント 19

ma2ma2

運河に船が通るので、跳ね橋が上がるのですね。
オランダはこう言うのが結構ありそうですね。
by ma2ma2 (2023-03-26 18:13) 

Boss365

こんにちは。
跳ね橋、現代的で新しい立派な跳ね橋ですが、構造は変わらない感じです。
ペーケルハーリング・ハーフェン「ニシンの塩漬け港」成る程です。
また、港になるまで色々な用途で使われ、面白い経緯ありですね。
ところで、鷹匠のショーで・・・
知らずに歩み寄ったKamoさん、ナイスな体験です(爆)。
ところで、強い風が吹いているみたいですが・・・
茎が長い植物や咲いたヒヤシンスは危険、暴風対策したいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-03-27 00:05) 

おと

絶妙なタイミングで、猛禽を腕に^^。
旅の楽しい思い出になりましたね~。
猛禽ショー、何度か近くで見たことがあります。猛禽類って精悍ですが、けっこう怖いですよね。皮の手袋に食い込むし、重そう。
強風がおさまって、花たちが快適に咲き続けますように。
by おと (2023-03-27 00:19) 

めぎ

おめめパッチリおめめいっぱい!という感じの建物ですね~
この週末は風が強かったですね。こちらでもひゅ~ぴゅぅ~と言ってました。雨も多かったし。
うちはまだたいしてなにも咲いていないので特に被害も無かったですが、終わりかけだったWinterlingaがどこかに飛んで行き、葉っぱだけが元気に残ってます。
by めぎ (2023-03-27 05:58) 

marimo

「ニシンの塩漬け港」この直球うなネーミングが面白いですね。
住宅地の中に船が並ぶ風景は、オランダならでは?なのでしょうか。
鷹匠体験は貴重ですね♪ Kamoさんナイス(笑)
by marimo (2023-03-27 06:00) 

mitu

Kamoさんたら・・・おもしろいなぁ^^
オランダはオランダ人が作った・・・深いです。
by mitu (2023-03-27 06:01) 

あおたけ

信号や踏切で足止めを食うのは
少し煩わしいと感じるけど、
目の前で跳ね橋が上下する様子を眺められたら、
足止めされてもちょっと楽しいかも(・∀・)
水路に囲まれて水の中に建っているような
こじんまりとしたお城、
丸みのある煉瓦造りに可愛らしさを覚えます♪
by あおたけ (2023-03-27 06:14) 

斗夢

米国では竜巻ですごい被害が出ていますね。
植物の葉っぱがヨレヨレになる程度の風は
可愛いものですよ^^。
by 斗夢 (2023-03-27 13:16) 

ちぃ

のどかで良い街ですね^^
のんびりお散歩をしたくなるのがわかります。
Kamoさんの鷹匠体験のお話には笑っちゃいました(笑)(笑)
やってみたい人は結構多いと思うのですがなんというタイミングと偶然!
Kamoさん持ってる人ですね(≧∇≦)
お写真は撮れたのかな?良い思い出になりますよね^^
お城の窓も上には丸窓、真ん中は長めの四角、一番下は開け閉めしやすいように小さめに。
窓って楽しいですよね♪
今年もやっぱり強風続きなのですね><
ゴーゴーという音もストレスになりそう。
早く風の時期が終わりますように。
by ちぃ (2023-03-27 15:28) 

(。・_・。)2k

昨日 俺も水路に行ってきました
娘が潮来の水路でやる 船に乗っての嫁入りをすることになり
それの説明会に行ってきました 伝統行事で市の全面協力で行われ
凄く大勢の観客やTVや新聞も取材にくるらしいんですよね
全国から何千もの応募がありオーデションで選ばれるらしいんですが
船の嫁入りに選ばれるのは 28組だけで その中でも
菖蒲が壱番綺麗な時期の夜の嫁入り 6月10日なんですが
壱番人気の大役に選ばれたらしく 昨日も早速新聞社に寫眞を
撮られたりしてました 普通の式場で結婚式をやると嫁側の家族も
参加する事になるので 俺が参加できないから
こう言う形を選んでくれたようです 嫁の両親 90超えてるので
流石に潮来まで来れないですからね 夜の式だし
昨日の1日デート疲れたけど 楽しかったです

by (。・_・。)2k (2023-03-27 16:00) 

ヤッペママ

Kamoさんのエピソード笑えますね。
でもいい体験をなさいました。
桜開花のこちら天候はいま一つです。
by ヤッペママ (2023-03-27 17:38) 

YAP

日本の城は守りも考えて周りに堀をはりめぐらせたりしていますし、ヨーロッパでも例えばドイツとかは山の上で下を見晴らせるところに造ったりするのですが、オランダのお城は守りはどうなのでしょう?
いちおう水路はあるのかな?
Kamoさんのお話、なかなかおもしろいです。
積極的なアジア人が歩いてきたぞ!!ってな感じですかね。
by YAP (2023-03-27 18:03) 

kuwachan

まだまだ跳ね橋が現役なのがオランダらしいですね。
東京にも勝鬨橋があるけれどももうずーっと開いていないようです。
Kamoさん、貴重な体験をされましたね(^_-)-☆
大体日本人はそういうことがあると避けてしまう人の方が多いように思います。
うちの最後に咲いた紫色のヒヤシンスも連日の雨で倒れてしまい
カットして花瓶に入れて飾っています。
by kuwachan (2023-03-27 23:42) 

テリー

跳ね橋が現役とは、うれしいですね。
オランダのお城の中が、どうなっているのか、興味があります。
日本とは、武器、大砲などが違うでしょうから、おのずと、中も違うのでしょうね。

by テリー (2023-03-28 10:12) 

よーちゃん

kamoさん、意識せずに主役になってしまうなんて~(^▽^;)
これはなかなかできない体験となりましたねっ!!
by よーちゃん (2023-03-28 10:25) 

いろは

こんにちは^^
半窓が楽しいです。こういうのは日本で見られないですから...^^
レンガ造りのお城、ドイツでもこのようなのを見たような気がします。
by いろは (2023-03-28 17:01) 

miffy

kamoさん知らず知らずのうちに主役になっちゃってたんですね^^
意識してたらきっと尻込みしちゃうだろうから、貴重な体験が出来て良かったですね。
by miffy (2023-04-02 16:54) 

kyon

御伽噺のようなお城!日本とは違って夢がありますね^^
by kyon (2023-04-07 12:51) 

Inatimy

→皆さま「真ん中を突き抜けた・・・」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。堂々と真ん中を突き進んでいくKamoさん、見てる側がドキドキでした^^;。腕に猛禽を乗せた姿、しっかりと記念に撮影。夏のいい思い出に^^。

→ma2ma2さま
帆柱がある船や大型の船は、橋が上がらないと通れないので^^。跳ね橋はいろんなタイプのがあちこちあります。

→Boss365さま
現代的なものもあれば昔ながらの木造のもあって、大小様々、オランダ各地にあります^^。スポーツグラウンドにしたり、港にしたり、オランダ人はうまく土地を活用ですね。森も作るし。強風の日、オランダ、多いんですよ。それでもベランダで何か植物を育てたくて、端っこに寄せたり、できるだけ丈の低い植物を選んだり。


→おとさま
まさか、腕に猛禽を載せることになるとは・・・と私の方がびっくりです^^;。数枚撮って、夏のいい思い出になりました。怖くて近寄れなかったので、ズームして^^;。

→めぎさま
冒頭の建物、顔に見えますよね^^。まつ毛ぱっちり。強風、本当に多く。まだクレマチスが芽が出たばかりで伸びてなかったのが幸い。風向きをチェックして、風がマシになる壁側に寄せて防御・・・。

→marimoさま
通りの名前の付け方や地名、本当に面白いです^^。住宅地の中に船、ごく普通です。家の裏に水路が流れていて、裏庭にマイボートを横付けって家もたくさんあります。鷹匠体験、貴重なシーンが撮れました♪

→mituさま
Kamoさん、ほんと、面白いことをしてくれます^^。一緒にいてて楽しく。オランダはオランダ人が作った・・・干拓して大地を作ったり、森を作ったり、水路を作ったり、自在ですね。

→あおたけさま
跳ね橋、本当にあちこちにあるんですよ。高速道路にもあるので、前方の信号には要注意で^^。水路に囲まれたお城、昔はこのすぐそばが海だったので、攻めてくるものから守るための砦の役割だったようです。それでも可愛いですよね、丸みが。

→斗夢さま
竜巻であれ、強風であれ、植物が傷つくのは嫌です・・・。

→ちぃさま
鷹匠体験、いい思い出になりました。ちゃんとそのシーンもカメラに収めて^^。お城の窓もいいですよね。壁も分厚いから、夏は涼し目。ゴーゴーという風の音もうるさい上、あまりに風が強いと、窓のサッシがミシミシいうのも怖く・・・。窓ガラスがたわむのも分かるほど強い時もあります・・・。

→ (。・_・。)2kさま
潮来の水路を船でお嫁入りする娘さん、鼻高々ですね^^。菖蒲の花が一番綺麗な時期、夜というのも雰囲気が良さげで。6月10日の夜、お天気に恵まれますように。

→ヤッペママさま
ものすごいタイミングで猛禽を腕に乗せてもらえ、そのシーンを私がカメラで撮ることができました^^。夏のいい思い出です。

→YAPさま
オランダのお城は、この写真のお城のように周りを水路で囲まれたものが多いかもしれません。ドイツでも私が住んでいたミュンスターの街の近くは、こんな周りを水路に囲まれたお城でした^^。Kamoさん、いい運を持ってるみたいです。なかなか体験できないことですよね。

→kuwachanさま
まだまだ跳ね橋が現役です。高速道路にも羽橋があったりするので、前方の信号に要注意・・・。ヒヤシンス、我が家もよくカットして花瓶に入れて室内へ。ものすごく香りが充満です^^。

→テリーさま
そんなに大きくないこぢんまりしたお城でしたが、なかなか楽しめました。大砲も外にいくつかあったかな。

→よーちゃんさま
Kamoさんいい運を持ってますね^^。あれよあれよと、流れるように、腕に猛禽を乗せてもらってました。いい夏の思い出に。

→いろはさま
煉瓦造りで周りを水路に囲まれたお城、ドイツに住んでいた頃に近くの街にありました^^。お隣の国だから地理的に平らなところに立つお城ってそう大差ないのかも。

→miffyさま
Kamoさん、いいタイミングで前に進んだようです^^。腕に猛禽を乗せてもらって、おかげでいい思い出の一枚が撮れました。

→kyonさま
日本のお城も夢がありますよ^^。美しい石垣造り、上からの見事な眺め、良さもいっぱいです。
by Inatimy (2023-04-10 22:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。