なるほど、これが、あの・・・ [ベルゲン 2019 夏]
砂底・・・そこにいたのは、カレイやヒラメなどの平たい魚。
水槽の中に、ある環境を設定して、そこに暮らす魚などが展示されてた。 解説はノルウェー語と英語。
北極の方の海の環境を設定した水槽には、Red king crab タラバガニとかね。
北極の方の海の環境を設定した水槽には、Red king crab タラバガニとかね。
7月中旬、夏休みに行ったノルウェーの街、Bergen ベルゲンでの話、4日目の続き。
※ 前回、新教会に入った話は、こちら。
※ 前回、新教会に入った話は、こちら。
新教会を出たあと、ぶらぶらとやって来たのは、半島の先にあるAkvariet i Bergen ベルゲン水族館。
水族館、動物園、植物園は好きで、旅先でもよく訪れる。
水族館、動物園、植物園は好きで、旅先でもよく訪れる。
この水槽の設定は桟橋の下。 橋桁にへばりつくカニたち。
水槽のガラスがかなり古くて傷だらけだった。 1960年のオープン当時のものだったりして。
そして・・・
・・・いきなりお目当の魚に遭遇。 我が家ふたり、これが見たかった。
英語で Northern Wolffish。 学名:Anarhichas denticulatus アナリカス・デンティクラタス。
日本語ではクロオオカミウオ。 オオカミウオ科 オオカミウオ属。
日本語ではクロオオカミウオ。 オオカミウオ科 オオカミウオ属。
2〜5℃の冷たい水を好み、水深400〜1000mの大陸棚にいるんだそうな。
黒っぽい青いボディ。 かなり怖い顔に、鋭い歯。 でも、美味しいのだ。
その後も、水槽を渡り歩いて、気になる魚を眺める。
英語で Yarrell's blenny。 学名:Chirolophis ascanii キロロフィス・アスカニー。
日本語名は見つからなかったけど、タウエガジ科 フサギンポ属。
日本語名は見つからなかったけど、タウエガジ科 フサギンポ属。
目の上にある2本の枝状の触角がサンゴっぽくって可愛い。
名前はわからないけど、顔がマスっぽいし、これもなんか美味しそうな感じ。 ムニエルとかね。
英語で Squat lobster。 学名:Galathea strigosa ガラテア・ストリゴサ。
日本語名は不明。 コシオリエビ科とだけしか分からず。
日本語名は不明。 コシオリエビ科とだけしか分からず。
ひび割れたようなブルーの模様が美しく。 割と動き回る・・・。
青いロブスターがいたのも珍しく。
英語名は Northern pike。 学名:Esox lucius エソックス・ルシウス。
日本では、そのままノーザン・パイクと呼ばれてるみたい。 カワカマス科 カワカマス属。
日本では、そのままノーザン・パイクと呼ばれてるみたい。 カワカマス科 カワカマス属。
70〜150cmにも成長して、世界で最も長いものは34kgあったらしい。
ちなみに、この魚も食べられるんだそう。
ちなみに、この魚も食べられるんだそう。
じっとして動かなかった魚。 フグの仲間っぽい形。
シマシマ、おでこが出てる。 アフリカのマラウィ湖に住む魚のコーナーだったかな。
多分、学名:Cyphotilapia frontosa キフォティラピア・フロントーサ。
スズキ目 カワスズメ科。
スズキ目 カワスズメ科。
いろんな魚がたくさんいるのだけれど、魚の解説があまりなくって・・・。
すばしっこく泳ぐから、なかなか撮りたい魚とタイミングが合わないな。
すばしっこく泳ぐから、なかなか撮りたい魚とタイミングが合わないな。
ピラニア。 これはほとんど動かなかったけど。
阪神タイガースを思わせる色を発見。
英語では Indian Ocean oriental sweetlips。 直訳は、インド洋東洋コショウダイ。
学名:Plectorhinchus vittatus プレクトリンクス・ビタトゥス。
学名:Plectorhinchus vittatus プレクトリンクス・ビタトゥス。
正確な日本語名はわからないけど、イサキ科 コショウダイ亜科 コショウダイ属。
あ・・・と思った瞬間に、横入り。
英語名 Palette surgeonfish。
学名:Paracanthurus hepatus パラカントゥルス・ヘパトゥス。
学名:Paracanthurus hepatus パラカントゥルス・ヘパトゥス。
日本語名は、ナンヨウハギ。 スズキ目 ニザダイ科 ナンヨウハギ属。
鮮やかな青がキレイなんだけど・・・
・・・本当のお目当は、こちらだったのだ。 カクレクマノミと似てるけどまた違う。
英語名は Clown anemonefish。 学名:Amphiprion percula アンフィプリオン・ペルクラ。
日本語では、クラウン・アネモネフィッシュ。
日本語では、クラウン・アネモネフィッシュ。
生まれた時は全部オスで、一番大きく強い個体がオスからメスになるんだそう。
これも、美味しい魚だ。 アゴにちょろっと生えてるヒゲが可愛い。
英語名は Atlantic cod。 学名:Gadus morhua ガドゥス・モルア。
日本語だとタイセイヨウダラ。 タラ科 タラ亜科 マダラ属。
日本語だとタイセイヨウダラ。 タラ科 タラ亜科 マダラ属。
ノルウェーにとっては重要な魚。 大きいものだと200cm、60kgにもなるのだとか。
塩漬けして干して保存食にし、1000年以上も前から輸出品となってたそう。
塩漬けして干して保存食にし、1000年以上も前から輸出品となってたそう。
国が違えば見られる魚も微妙に異なって、楽しい水族館。
そこでの話はあと1回続く・・・。
そこでの話はあと1回続く・・・。
泳いでる魚を撮るのは難しいね^^;。
水族館は好きなのでお出かけ先であると入っちゃいます。
オーストラリアとかでも入りましたが、日本の水族館が一番工夫されています(^^)
by ma2ma2 (2020-01-24 19:50)
オオカミウオを釣る記事を見たことがあります。
どうしても、釣りに結びつけてしまいます。
by riverwalk (2020-01-24 20:00)
やはり日本の水族館とは魚が違うようです。
by 斗夢 (2020-01-24 20:28)
目の上の枝状触角を見たらチョウチンアンコウを思い出しました。
(似てないけど)
知ってる魚とどこか微妙に違ってるかな。
by ヤッペママ (2020-01-24 20:51)
こんにちは。
オオカミウオの白身フライは美味しそうですが・・・
魚体を見ると食欲が低下しそうです。
「ガドゥス・モルア」タラの中でも大型な感じですね。
ノルウェーにとっての国民食みたいですが・・・
英国のフィッシュ・アンド・チップスのタラもこれかな?!(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-01-24 21:12)
クロオオカミウオ、確かにグロテスク。しかも色が青。レストランでのお料理写真を見たけど、フライにってたら、単なる白身で、この姿は想像もつかないわね。調べたら、スズキ科目なので、白身で美味しいわけね。日本でも、魚釣りで釣れることがあるんですって。
by TaekoLovesParis (2020-01-24 22:12)
あ、ドイツ語のSeewolfですね。美味しいと聞きます。
でも、どこかで見かけたら高くって…
いつか食べてみようって思って忘れてました。
私もそういえばザルツブルクで水族館に入ったことがあるんですが、写真はすっかりお蔵入りしてしまいました。
by めぎ (2020-01-25 07:22)
お目当てのオオカミ魚を見ることができて何より(^^
橋桁にしがみつくカニも可愛い。
阪神タイガースのお魚も面白いw
ファインディングニモでお馴染みのクマノミかと思ったら、クラウンアネモネフィッシュというのですね!
これはスキューバダイビングで潜ったサイパンの海にたくさんいました。サンゴと共生みたいです。
by marimo (2020-01-25 10:02)
マス ニジマスっぽいけど
顔がちょっと違うような
オオカミウオ 料理は美味しそうだけど
顔見ると 食べるの躊躇いますね
by (。・_・。)2k (2020-01-25 12:00)
お魚の説明に美味しいかどうかまで書いてあるところが良いな~
オオカミウオもそうだけど見た目がグロテスクな魚の方が味はいいと言いますよね。
水族館や動物園も国によって展示の仕方とかが違っているから面白いですよね。
by miffy (2020-01-25 17:27)
水族館は全体的に暗いのでシャッタースピードが遅くなりがちだし、撮影には難しいですね。
オオカミウオは、網走に出張に行ったときに食べたような記憶が。
現地の食材を使った鍋料理で、あまり味の記憶がないということは、淡白な感じだったのではないかと。
by YAP (2020-01-25 18:04)
オオカミウオが美味しいとはとても想像がつきません。めずらしい魚が一杯ですね。
by JUNKO (2020-01-25 20:14)
これは熱中してしまいそうです。
水族館は各地にあるので、近くに行ったら寄ってみますね。
以前加茂水族館というところに行ったら、クラゲに特化したところでした。
とても面白いところでしたっけ。
by ナツパパ (2020-01-26 09:20)
クロオオカミウオ、色といい、形といい、置物かと思ってしまいましたが
本物なんですね。こんなお魚がいるとは驚きました。
by kuwachan (2020-01-27 12:45)
→皆さま「なるほど、これが、あの・・・」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。お店で並んでいると切り身になってたりすることが多いから、ちゃんと全体像を見られるのって大事ですよね^^。いただきます、と肉でも魚でも野菜でも、食事の際にいただいた命に感謝です。
→ma2ma2さま
国によって見られる魚の種類が異なるので、楽しいところです、水族館^^。私の今のところのお気に入りはコペンハーゲンの水族館かな。あとバルセロナ。
→riverwalkさま
オオカミウオを釣る記事、私も見たことありますよ^^。見た目がこってりな割には、味わいさっぱりでそのギャップがまた面白かったです。
→斗夢さま
日本の水族館には日本独特の魚がいるので、それもまた興味深いですよね。パリにもエッフェル塔の近くに水族館があって、セーヌ川に暮らす魚が展示されてて興味深かったです^^。
→ヤッペママさま
枝状の触角、私もチョウチンアンコウを思い出してたんですよ。頭の上についてるものでも魚によって違うんだなぁと^^。
→Boss365さま
見た目のグロさでは牡蠣もそうですよね。カキフライは好きだけど、生牡蠣は食べられない私です^^;。欧州ではタラって貴重な魚。オランダもキベリングとかタラのフライがありますから^^。
→TaekoLovesParisさま
見た目は怖いけど食べると美味しい魚って多いですよね。アンコウもそうだし。そう思うと最初に食べた人って勇気ありますよね^^;。釣りしててこれが引っかかって上がってきたら、仰天しそう・・・食べられるとわかってる今でも、海に返してしまうかも・・・自分では怖くてさばけない^^;。
→めぎさま
オランダ語だとZeewolf^^。流石にこれは市場の魚屋さんにも並ばなくって。旅先では普段と違うもの、自分で料理しないもの食べるのが楽しみ。ザルツブルクの水族館・・・海に面してない国の水族館だと川の魚の展示もあって面白そう。お蔵入り、もったいないです、是非いつか紹介を♪
→marimoさま
スキューバダイビングされるんですね、すごいなぁ。私は泳ぎも下手だから足がつかないところに潜るのは怖くて^^;。実際に海に泳いです魚を間近に見るの、迫力ありそう。カクレクマノミとクラウン・アネモネフィッシュ 、微妙に模様が異なるんですよね。
→ (。・_・。)2kさま
マスっぽいの、あれこれ探したんですけど、名前がわからなくて^^;。狼ウオ、すごく迫力ある顔ですよね。でも、油っこくなくさっぱりとしてて味は美味しいのでした。最初に食べた人、すごい。
→miffyさま
やっぱり魚食べるのが好きだから、食べられるかどうか、チェックしたくなるというのか^^;。見た目がグロテスクな牡蠣も美味ですよね。私は生牡蠣は怖くて苦手なんですが、見えないカキフライは大好き♪ 国によって、力を入れてる展示が違うのが面白く。あちこちの水族館、動物園、植物園、機会があれば入ってます^^。
→YAPさま
私のコンデジSONYくんは普通に撮っても明るめに撮れるのでありがたく。ここの水族館、写真で見るよりもはるかに照明が薄暗いんですよ。古く、こぢんまりした懐かしい感じの水族館でした^^。そうそう、オオカミウオの味、見た目は脂っこそうな外観ですが身はさっぱりしててすごく食べやすかったです♪ そのギャップも面白く。
→JUNKOさま
滅多に見られない魚も、普段口にしてる魚も一体どんな姿をして生きているのか、見ておくことは私にとっては大事で^^。オオカミウオ、Kamoさんに少しもらっただけですが、食べるのも見るのも貴重な体験でした。
→ナツパパさま
水族館は行くたびに新しい出会いがあるので面白く^^。今までの旅先の水族館で見た魚の食事風景、サメの卵、デンキウナギの電力、巨大なナポレオンフィッシュ・・・などなど刺激も多いです。クラゲに力を入れてる水族館もすごく楽しそうですね。いいなぁ。
→kuwachanさま
水族館、動物園、植物園・・・楽しい新しい出会いが多い場所です^^。最近はネットで事前にチケット予約できるのもありがたく。便利な世の中となりました。
by Inatimy (2020-02-03 17:12)