12月と5月 [ストックホルム 2019 冬]
緑色の麺、納豆をかぶったゆで卵・・・ではなくて、
サラダに添えられた、たらこペースト&ディルをつけたゆで卵・・・らしく。
サラダに添えられた、たらこペースト&ディルをつけたゆで卵・・・らしく。
奥で踏ん張って立ってるソーセージもいい味出してると思う。
IKEAでもよく見かけるKALLESは、
青いチューブに赤いキャップのたらこのクリーム状のペースト。
青いチューブに赤いキャップのたらこのクリーム状のペースト。
ゆで卵につけて食べるんだ、と気づいたのは、宿の朝食ルームでゆで卵のそばに置いてあったから。
この食器、模様からするとスウェーデンの陶器メーカーのRÖRSTRAND ロールストランドの
Mon Amie モナミのシリーズっぽい。 ※ 以前ショーウィンドーで眺めた時の写真は、こちら。
Mon Amie モナミのシリーズっぽい。 ※ 以前ショーウィンドーで眺めた時の写真は、こちら。
12月中旬、冬に行ったスウェーデンの首都ストックホルムの旅、4日目の始まり。
※ 前回の、イルミネーションやツリー、調達した夕飯の話は、こちら。
※ 前回の、イルミネーションやツリー、調達した夕飯の話は、こちら。
朝は10時頃出かけた。 王立ドラマ劇場を越えたところで北西に伸びる大きな通りへ。
翌日はもうオランダに戻るので、この日の午前中はお店めぐり。
翌日はもうオランダに戻るので、この日の午前中はお店めぐり。
途中左手に見えた脇道に、面白そうな外観を発見し、寄り道。
ここは、Konstnärshuset アーティストハウスと呼ばれる建物。
ここは、Konstnärshuset アーティストハウスと呼ばれる建物。
1898年に完成し、翌年オープン。 スウェーデン芸術家協会とアーティストクラブが所有。
アートギャラリーで、下の階はレストラン Konstnärsbaren(アーティストバーという意味)。
アートギャラリーで、下の階はレストラン Konstnärsbaren(アーティストバーという意味)。
建物正面に使われている石は、英国南部の陸続きの島、ポートランド島で採掘された石灰岩らしい。
はるばる遠くから運ばれてきたんだなぁ・・・。
はるばる遠くから運ばれてきたんだなぁ・・・。
建物は、スウェーデンの建築家 Ludwig Peterson(1853-1931)による設計。
装飾は16世紀のイタリアとスペインの影響を受けているとか・・・云々wikipediaに。
装飾は16世紀のイタリアとスペインの影響を受けているとか・・・云々wikipediaに。
元の大きな通りに戻って、少し歩くと左手に・・・
・・・パッサージュを見つけた。 発音は分からないけど、Birger Jarlspassagenという名。
ベルギーやパリ、その他の旅先などでもたくさんパッサージュを見てきたので、
こういうのは素通りできず、また寄り道。
こういうのは素通りできず、また寄り道。
中に入ってみると・・・
・・・壁にランプはあるものの、天井からの自然光で、案外明るく。 しかもデザインが、モダン。
こういう桟の取り方をしたガラス戸や障子が欲しい。
少し歩いて振り返って見たエントランスの方。
ストックホルムで最小(長さ約40m)、かつ最古(1897年オープン)のパッサージュらしい。
ストックホルムで最小(長さ約40m)、かつ最古(1897年オープン)のパッサージュらしい。
このパッサージュの設計も先の建築家Ludwig Petersonが携わっていて、
スウェーデンの建築家 Ture Stenberg(1863-1917)とのコラボ。
スウェーデンの建築家 Ture Stenberg(1863-1917)とのコラボ。
さらに奥へと進むと・・・
・・・なぜか天井から赤い小さな鯉のぼりがたくさん吊り下げられていた。
12月に鯉のぼり・・・季節はずれだな・・・なんだか干物みたいに見えてきた・・・。
どんつきには、日本なのかアジアなのかそれとも全く関係がないのか、よくわからない料理店があった。
雰囲気が合わなさ過ぎて奇妙な空間・・・で、サクッと見た後、大きな通りへ引き返す。
雰囲気が合わなさ過ぎて奇妙な空間・・・で、サクッと見た後、大きな通りへ引き返す。
* ひょっとして「どんつき」って方言? 「突き当たり」と言いたかったのでした。
言い換えようとした時、とっさに「突き当たり」が浮かばず、類語、調べてしまった・・・。
言い換えようとした時、とっさに「突き当たり」が浮かばず、類語、調べてしまった・・・。
しばらく歩いた後、左へ2回曲がって、本来のお目当のSvensk Hemslöjdへ。
スウェーデンのハンドクラフトの店で、キャンドルホルダーと、キャンドルを入手。
スウェーデンのハンドクラフトの店で、キャンドルホルダーと、キャンドルを入手。
店を出て通りを南下すると・・・
・・・デパートNKの横に出る。
人が集まるショーウィンドーは、凝ったディスプレイ。 冒頭の写真も、そこで撮った。
あ、ロボット、真ん中の一体、倒れてる。
あ、ロボット、真ん中の一体、倒れてる。
ここからは、通りを西へと向かい・・・
・・・前日にもやってきたSergels torg セルゲル広場へ。
夕方に撮ったトナカイのイルミネーションは、明るい時に見るとこんなの。
背後の建物は工事中なのか、上の階はひっそりだった。
背後の建物は工事中なのか、上の階はひっそりだった。
お目当ては、この左のほうに入口があったショップ、Designtorget デザイントーリエット。
洗練されたデザインの雑貨いろいろ。 しばし目の保養。
洗練されたデザインの雑貨いろいろ。 しばし目の保養。
今、思うと、クリスマスの時期でいろんなものがあったのに、
買って帰ったものは、かなり少なかったな・・・。
買って帰ったものは、かなり少なかったな・・・。
ふたり並んで歩いて、自分で作らずに美味しい料理を日々食べられて、それで満足だった^^。
4日目、まだまだ続く。
つくづく障子っていいなと思う。 窓に障子が欲しい。
閉めててもほどほどに明るいし、外側からの冷気を防いでくれるし。
組子だと桟のシルエットも美しく^^。
組子だと桟のシルエットも美しく^^。
卵が可愛いですね!
もったいなくて食べられないです(^^)
by ma2ma2 (2020-06-09 18:50)
天上のデザインいいですね。王族になった気分で歩きます。
by JUNKO (2020-06-09 19:32)
天井の採光 素晴らしいデザインです。
どうして赤い鯉のぼりがあるんだろう?
不思議だね
by ゆうみ (2020-06-09 20:05)
パッサージュ、日本のホテル内にある店舗フロアに雰囲気が似てますね。
by ぴーすけ君 (2020-06-09 20:45)
こんにちは。
「パッサージュ」パリ・ロンドンにも多いですが・・・
ストックホルム・パッサージュも格調ある雰囲気ですね。
「鯉のぼり」は不可解な雰囲気?「なんだか干物」は良い表現(爆)です。
「障子」は機能も素晴らしいですが、エコな要素あり、美観も良いですね。
特に「雪見障子」は海外でも通用すると感じています!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-06-09 23:18)
障子っていいなと思う。
そうですね 僕の生まれた家には確かにあったし
障子の張替えも手伝ったことある
暴れてて障子破ってしまって叱られた思い出も
by snow (2020-06-09 23:35)
そういえばこちらにも数年前、鯉のぼりが飾ってあるところがありました…
今はどうかなあ。
端午の節句というような意味は知らないで飾っているんですよね。
障子、今ぐらいの季節にはよさそうですね~
窓から入る光も今は眩しすぎますものね。
by めぎ (2020-06-10 04:37)
一枚目、まず目で楽しませてくれますね。
ソーセージの横の皿を積み上げたようなものは
なんでしょう、気になります^^。
by 斗夢 (2020-06-10 05:30)
障子風のkamoさんに作って貰えば良いじゃないですか
和紙が手に入らないかなぁ?
by (。・_・。)2k (2020-06-10 08:02)
アーケードというと庶民的ですがパッサージュというと途端にお洒落な空間に感じますね♪
障子ってカーテンよりも温かいみたいですね。
以前住んでいたマンションには和室があって障子戸もありました。
やはり冬でも暖かかったと思います。
by marimo (2020-06-10 09:17)
スウェーデン語って英語とよく似た字なので分かりやすいですね。
先日訪れたフィンランドは、フィンランド語とスウェーデン語が公用語で、
両方併記されているのですけれど、フィンランド語はまるで分らないのに、
スウェーデン語を見ると英語を連想出来て楽でした。
by ナツパパ (2020-06-10 09:35)
ドンツキ、神奈川はいいますよー。クレイジーケンバンドの歌にもあるし…(笑)方言?なのかなぁ。
田舎では「行き当たり」でした。
赤だけの鯉のぼり、謎ですね~?なんとなく、アジア=赤のイメージ?なのかな。
by momo (2020-06-10 10:13)
パッサージュ、大好きです。
以前パリに泊まった時、ホテルの近くに2か所パッサージュがあったので、写真撮りまくりました。
お写真のパッサージュは趣があっていいですね。
by sheri (2020-06-10 15:03)
パッサージュはいい雰囲気ですね。
日本のアーケード商店街が同じような位置づけになるのかもしれませんが、はるかに野暮ったいですもんね。
天窓というのか、天井の桟のデザインもおしゃれです。
by YAP (2020-06-10 17:42)
赤い鯉のぼり、可愛いけど12月だったのでやすね。
ちなみに、どんつき、あっしも普通に使ってやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-06-10 21:36)
パッサージュの天井の桟の取り方本当に素敵です!!
我が家は下町に立地しており古い住宅がたくさん残っているのですが
昭和初期ごろに建てられたと思われる(当時は)モダンなお家の
窓にまさにこういう意匠がいくつかあるのです。
住民の方もお年を召しているのか素敵な窓を生かしきれていなく
放置状態でとてももったいない。
窓枠譲ってください・・・というわけにもいかないしw
これまでに解体されたお家も数軒あったのですが
あの窓枠はどうなったんだろうと気になっています。
どこかで生かされているといいな^^
旅行に行って買って帰るものが少ない・・・
我が家もそれです!!買い物にかける時間が惜しいというか
あちこちみている時間が長くて時間が取れないというか(⌒-⌒;
by ちぃ (2020-06-11 11:25)
ヨーロッパのパッサージュ、雰囲気があるところが多くて好きです。
お天気を気にしなくていいのもいいですよね。
ただ、ここに鯉のぼりには興醒めしてしまいますね。
by kuwachan (2020-06-11 12:11)
鯉のぼりにびっくりです。
なんでここに唐突に~(^▽^;)
「どんつき」私は普通に使います(関西出身)
by よーちゃん (2020-06-11 12:46)
北欧に行った時、KALLESを卵だけでなくパンにも塗っている人多かったですね。
パッサージュのガラス天井素敵ですね~
床の模様も好きです♪
どんつき、元々は近江弁みたいですがテレビでも使われているので意味わかります。
by miffy (2020-06-11 19:28)
コロナ休暇になってから、NHKTVで火曜日のひるどきに 国際放送の人気番組「BENTO」を見てます。世界の弁当が紹介され、作り方も丁寧に教えてくれます。かわいいのが多いんですよー。ここのロールストランドのお皿のゆで卵のような、アイディアいっぱいのが出て来て楽しいです。
by TaekoLovesParis (2020-06-13 16:06)
パッサージュが美しいですね。ほんとに素敵。こういうレトロな所が、日本にもほしいです。都会は新しいものばかりなので。
by coco030705 (2020-06-14 17:31)
→皆さま「12月と5月」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。6月も半分を過ぎて・・・1と2週間で1年の半分が終わるのかと思うと、コロナのせいでできないことがたくさんあったな・・・と、後の半年で頑張らないとなぁ・・・なんて気になります^^;。
→ma2ma2さま
卵、可愛いです。こういうデザインっていいですよね^^。見てて楽しい。
→JUNKOさま
パッサージュの天井、とっても凝った装飾で^^。こういうの好きです。
→ゆうみさま
天井の採光、いい案ですよね。出来るだけ明るい方がいいもの。鯉のぼり、ほんと、不思議な感じです。雰囲気が全く合わずで^^;。
→ぴーすけ君さま
へ〜日本のホテル内には、こんな店舗フロアがあるんですか?ゴージャスなホテルだな。それもいいなぁ^^。
→Boss365さま
ここのパッサージュは、ドイツのパッサージュをお手本に作ってあったんだったかな^^。なかなかオシャレです。雪見障子、いいですよね。憧れです^^。外の景色も見えるしね。日本の家屋って、縁側とか魅力的なものが多いです。
→snowさま
障子に襖、懐かしいなぁ^^。引き戸っていうのが好きなんですよ。ドアだとどうも邪魔で。開けると廊下とか室内に出っ張ってきちゃう。破れた障子、そこの部分だけ花の模様ので修復したりしてね^^。
→めぎさま
近所では鯉のぼりは見かけないけれど、気になるのが庭に置かれた仏像の頭・・・頭だけなんですよね・・・なんか生首のようで気味が悪く^^;。障子はぴったりと窓を塞いでくれるからいいですよね。夏の猛暑の日は、窓もカーテンも締め切るけどそれでも熱気が・・・。障子、欲しい。冬は冷気をシャットして暖かいし。
→斗夢さま
ソーセージの横、そのままのようですよ、積み上げたお皿・・・間に紙ナプキンが挟まれてて、一番上に伏せたカップが^^;。
→(。・_・。)2kさま
そんなプレッシャーを・・・^^;。今までもパリの家にお手製の網戸を作ったりしてたのは私だったので。障子が欲しいのはリビングの窓。1辺が1.5mはゆうにあったかな。かなりでかいんですよ、オランダの窓って。太陽の光が重要な国だから。材料費もバカにならずで。
→marimoさま
言葉のイメージってありますよね、アーケードとパッサージュ、かなり違いが^^;。障子、暖かいですよ^^。窓の冷気をぴったりと塞いでくれるし。カーテンだと下から漏れてくるもの・・・。しかも今住んでるところ、カーテンは備品なんですが、丈が短くて・・・。
→ナツパパさま
フィンランド語って、全くわからないですよね・・・私もヘルシンキに行った時はスウェーデン語で意味を想像でした、オランダ語にも似てるから^^。それでも、フィンランドで本を買ってしまったんですけどね^^;。
→momoさま
よかった、どんつき、通じるんだ^^。我が家ふたり関西なんですが、それでも通じない言葉があったりして・・・それで、だんだん、私の方がKamoさんの言葉に影響を受けて変わってきたかも。鯉のぼりの赤、そうか、アジアのイメージって、そうなのかも。
→sheriさま
パッサージュ、我が家もパリに住んでた時にあちこちのパッサージュ巡りをして写真がわんさか^^;。それぞれこだわりの装飾があったりして楽しめますよね。
→YAPさま
パッサージュは統一感があっていいですよね^^。日本の商店街は店の正面のつくりがまちまちで雰囲気がバラバラだし。それぞれの個人のお店が並んだ後に屋根がついた感が大きいかな。
→ ぼんぼちぼちぼちさま
そうなんですよ、12月に赤い鯉のぼりが干物のように横にぶら下がってて^^;。どんつき、よかった、通じてた。
→ちぃさま
昭和初期ごろの当時のモダンなデザインって、ありますよね^^。窓の桟もそうだし、使われてるガラスも、模様ガラスで中が丸見えにならない上にオシャレなもの。細かなタイル張りの流しがあったり。そういうの大好き。旅行の買い物、いつもは旅先で毛糸を買って、あとでちまちまと楽しむんですが、この時は毛糸の在庫も家にたくさんあったので、気持ち満たされてました^^。でもスーパーではいくつか購入。旅の最後の話で買ったものを紹介しますね。
→kuwachanさま
パッサージュ、大きなところはかなりじっくりと見て回れますよね。雨の日も気にせずに。ストックホルムのここは、40mとすっごく短いパッサージュであっという間にどんつきでした^^;。鯉のぼりは、え?って感じでしたね・・・。
→よーちゃんさま
どんつき、通じてよかったです。我が家ふたりも関西^^。それでもたまにお互いに通じない言葉もあるんですよ・・・。
→miffyさま
KALLES、我が家も最初っから普通にパンに塗って食べてしたよ^^。なのでこの旅で本場では卵にもぬるんだと知って驚き。どんつき、全国的に通じるようなのでよかったです。もう一体どれが方言でそうでないのか、あやふやになってきちゃって。日に日に日本語の語彙力が低下・・・。
→TaekoLovesParisさま
BENTOはすっかり定着しつつありますね^^。パリでも弁当箱が売ってたり、お弁当の可愛いおかずの作り方の本が出てたりしてました。私が子供の頃は、母は夕食の残りをどさっと入れてたりで茶色一色だった覚えが・・・。だからかもしれない、カラフルに盛り付けたくなるの^^;。春になると「花見弁当」とか画像検索していいなぁ・・・と眺めてます♪
→coco030705さま
ストックホルムも首都で都会だけれど、それでも古いものが残ってて、いいなぁと思う場所が多かったです^^。装飾があまりない、カクカク、つるっとしたのが現代風なのかしらね・・・。
by Inatimy (2020-06-16 21:49)